人生は競馬と共に

中央競馬の新馬戦・重賞を中心に、競馬について気ままに書いていきます。

富士S 予想

おはようございます。

2日続けて菊花賞の展望記事を書いていたので気分はすっかり菊花賞モードですが、今日は東京競馬場で謎の国際競争、富士S(GⅢ)が行われます。

毎年このレースの時期になると、晴れた朝には東京競馬場のスタンドから富士山が見えるようになるんだよなぁ、なんて季節を感じてしまうレースです。

「謎の」国際競争なんて言ってしまいましたが、実はこのレース、かつてはジャパンカップのステップレースとして、芝1800mで開催されていたんですよね。過去の優勝馬を遡ってみると、GⅠを9勝したトリプティクなんて名前もあったりします。

まぁ私の記憶にある限り、少なくとも短距離になってからの過去18回、外国馬の出走はほとんど無いのではないかと思うので、あまり国際競争にしておく意味はないような・・・と思いながら今回色々調べていたら、何と2002年に外国馬の出走枠が4頭→8頭に、2003年にはさらに9頭に拡大されていました。いったい何でなんだJRA(笑)。

富士S(GⅢ)過去データ

さて、はじめに簡単にですが、過去データをおさらいしておきます。

まずは過去5年間の連対馬です。

やはり東京競馬場のマイル戦ということで、スローになった2013年以外4コーナー5番手以内の馬は苦戦しているイメージです。この表には載っていないのですが、個人的には2009年、大出遅れしたマルカシェンクが豪快に追い込んでハナ差2着に敗れたのが印象深いです。あそこまで行ったら差しきって欲しかった(笑)、という意味で。

年齢的には、ざっくり3歳馬vs4歳馬という感じでしょうか。この点でも2013年は異質ですが。

また、今年も良馬場でのレースとなるのは間違いないでしょうから、前半のペース次第ながら、1分33秒0前後の時計は欲しいところです。

なお参考までに、連対馬の前走・前々走のデータも載せておきます。

主流は秋に重賞を一叩きして掲示板近辺だった馬かなという印象ですが、昨年は休み明けの馬のワンツーで、結構バラバラですね。

今年のメンバーで見ると、京成杯を叩いたロードクエストダノンプラチナ、休み明けでも力のあるイスラボニータガリバルディ辺りでしょうか。意外と休み明けでも力があれば勝てるというのは覚えておいた方が良さそうです。

富士S 予想

それでは、富士Sの予想です。

◎ ⑪ロードクエスト

○ ③ヤングマンパワー

▲ ②ダノンプラチナ

☆ ⑧ガリバルディ

△ ①ブラックムーン、⑥マイネルアウラート、⑩ブラックスピネル

ちなみに、現時点(日本時間10時くらい)の人気順↓

1人気 ⑪ロードクエスト  2.8倍

2人気 ③ヤングマンパワー 5.0倍

3人気 ②ダノンプラチナ  5.1倍

4人気 ⑦フルーキー    6.7倍

5人気 ④イスラボニータ  7.3倍

本命は人気ですが、⑪ロードクエストにしました。

今回も出遅れ気味にスタートを切る可能性が高いですが、この枠であれば慌てずに追走して、直線大外から追い込んでくることが出来るでしょう。

春はNHKマイルCメジャーエンブレムに迫る2着、その後強行軍で出走したダービーでも1.0秒差の11着と頑張りました。今回、京成杯よりもメンバーは揃った印象ですが、東京マイルの方がレースはしやすく、1.32.9の持ち時計も決して見劣りしません。

今年は出走メンバーに逃げ馬が見当たらず展開が読みにくいですが、ペースに関係なく追い込んで来られるのも強みです。

その展開ですが、このメンバーなら柴田大知騎手の⑥マイネルアウラートが逃げるのではないでしょうか。

東京新聞杯の時はスマートレイアーが逃げ、番手を追走する形だったように、本来は逃げ馬を見ながら進めたいタイプですが、1400mでも先行できるスピードがあり、今回は逃げの一手かと思います。

ただ、こうゆう時に限って思い切って逃げたい馬が複数出てきたりするもので、⑤テイエムイナズマや⑨ミュゼエイリアンもスタート次第で逃げる可能性があり、それなりには流れると予想しています。

その後ろ、好位でレースを進めたいのが③ヤングマンパワーに④イスラボニータ、スタート次第ですが⑩ブラックスピネル辺り。

ダノンプラチナは昨年のこのレースや今年の東京新聞杯と同様、後方でじっくり脚をためる作戦を取ると思われます。

ガリバルディも行こうと思えば行けますが、追い込んで勝った前走の中京記念と同じイメージで、やはりこれも後ろからでしょうか。

以下、順番を付けるのに相当迷ったのですが、③ヤングマンパワー、②ダノンプラチナロードクエストの3頭を上位に、休み明けの⑧ガリバルディがどこまで迫れるか、という構図と見ています。

正直、もっとイスラボニータが人気を吸収してくれるかと思っていたのですが、割と人気通りのつまらない予想になってしまいましたね。。。

イスラボニータは、やはり毎日王冠の予定が調整遅れでここまでずれ込んだこと、今年に入ってからの成績が正直物足りないことから評価を落としました。

ルメール騎手への乗り替わりは勿論問題ないのですが、恐らく予定変更に伴って、ダノンプラチナに乗る蛯名騎手を確保できなかったという経緯かと思われます。

どうせ人気になるし、切ってしまおうという発想だったのですが、まさかGⅢでも5番人気ですか。冷静に考えて、3歳の秋以来2着すら無い馬ではあるのですが、ちょっと寂しい感じですね。

押さえは人気の無い組から、東京コースが合いそうな①ブラックムーンポートアイランドS組の中でこのコース得意な⑥マイネルアウラートと⑩ブラックスピネルを。

それでは本日も、全馬無事で、好レースを!