人生は競馬と共に

中央競馬の新馬戦・重賞を中心に、競馬について気ままに書いていきます。

【予想】第36回ジャパンカップ他 ムーアの腕に賭けます

おはようございます。

 

いよいよ第36回ジャパンカップの朝を迎えました。

現在のところ、天候はギリギリ曇り。

 

寒い朝ではありますが、ピンポイント天気予報なんかを見ても、どうにかメインレースの時間まではもってくれそうな雰囲気でしょうか。

こちらの展望記事を書いている段階ではかなりの悪化を覚悟していたので、それよりは大分良い馬場状態でレースを迎えられそうです。

 

今さら説明するまでもなく、1着賞金3億円の国内最高賞金をめぐる戦い。

昔、武豊騎手が「ダービーは子どもの頃からの夢、JCは騎手になってからの夢」というようなことをどこかで言われてましたが、せっかくの「晴れ舞台」ですから、少しでも良い馬場状態で迎えて欲しいと思います。

 

ちなみに朝一番の時点で、人気順はこんな感じです。

 

1番人気 キタサンブラック  3.9倍

2番人気 ゴールドアクター  4.6倍

3番人気 リアルスティール  5.0倍

4番人気 ディーマジェスティ 6.8倍

5番人気 サウンズオブアース 12.6倍

6番人気 ルージュバック   13.2倍

7番人気 シュヴァルグラン  14.3倍

8番人気 レインボーライン  17.2倍

 

この後ろがイラプトで31.0倍です。

上位人気はかなり割れ加減ながら、「4強」を形成、中穴候補として4頭が10倍台という構図。

もう少しキタサンに人気が集中するのかと思っていたのですが、やはりみなさん迷ってますね。

 

 

 

JC 予想

 

それでは、悩みに悩んだ私の予想です。

 

◎ ⑯リアルスティール

○ ⑰シュヴァルグラン

▲ ①キタサンブラック

△ ⑫サウンズオブアース、⑭レインボーライン、④ルージュバック、⑧イラプト、②ビッシュ、⑦ワンアンドオンリー

 

展望記事でも書いたように、中心はキタサンブラック、リアルスティール、シュヴァルグランの4歳3頭ということで、ここまではかなり早い段階で決まっていました。

悩んだのは、「どの順番にするのか」、もっと言うと「キタサンブラック以外を本命にするのか」、です。

 

かなり前、こちらの雑談記事でも書いたように、昨秋以降、私はキタサンブラックが出走する全てのレースで、彼を本命にしてきました。

本当に堅実に走る馬で、今年の宝塚記念を見てもあれだけのペースで飛ばして僅差の3着と「負けて強し」の内容で、正直今年のメンバーなら1枚も2枚も上だと思っています。

 

ただ、JCの傾向を見ていると、逃げ・先行馬にとってはとにかく厳しいレースであること、京都大賞典のあと秋天をスキップした馬の戦績が振るわないこと、今回ゴールドアクターの吉田隼人騎手が、徹底マークあるいは自らが先頭に立ってペースを作ることを匂わせる不穏な発言をしていること。

これらを総合的に加味して、今回は3番手の評価が妥当と判断しました。

 

本命は、⑯リアルスティール。

 

JCに関して言えば、一昨年のエピファネイアのように、安定性の高い馬よりも能力の上限値の高い馬の方が魅力的に映ります。

(テニスで言えば、バブリンカ選手のようなタイプでしょうか。)

さらに、鞍上にはライアン・ムーア騎手。その能力を最大限発揮させる腕はピカイチです。

 

外枠に入りましたが、今回①キタサンブラックが逃げ、③ゴールドアクター、田辺騎手の⑦ワンアンドオンリー、⑧イラプト辺りが追走する流れが予想され、それほど先行馬は多くありません。

ムーア騎手なら、それらの後ろ、普段よりは前目の好位に付けて、そこでぴったり折り合いをつけながら進めることが出来るのではないでしょうか。

内の各馬の出方を窺えるという意味でも、かえってこの枠は良い可能性もあります。

 

単穴には⑰シュヴァルグラン。

 

正直、今回この馬から入っても面白いのではないかとさえ思いました。

決め手は、言うまでもなく前走アルゼンチン共和国杯です。

 

58キロを背負って、本番に向けて余裕残しの状況で、正直あのレースだけ考えれば、頭からは狙えないと考えていました。

(後からコメントを聞くと、友道調教師でさえ、その認識だったみたいですね。)

しかし、そんな人間の思惑など関係なく、直線は余裕を持って抜け出し、最後はJCに向けて余力を残しながらゴールする圧巻の内容。

 

正直、天皇賞春や宝塚記念を見るとまだ1歩2歩足りない印象だったのですが、ここに来てハーツクライ産駒らしい成長力、急激な地力のアップを感じました。

メンバーや今の外差しがきく馬場状態を考えると、かなりやれるのではないでしょうか。

 

人気どころでは、ゴールドアクターの取捨にも悩みました。

ただ、正直なところ、私はこの馬の能力をそこまで高く評価していません。

ベストパフォーマンスだった昨年の有馬記念は、吉田隼人騎手の最高の騎乗と、入れ替わり立ち替わりキタサンブラックがいじめられる展開面の助けによってもたらされたもので、東京芝2400の底力比べでは分が悪いと見ています。前述のような先方を本当に取るのなら、それはさすがに能力を過信しすぎなような・・・。

 

その有馬記念も含め、戦績が示すように基本的にはゴールドアクターとサウンズオブアースとはほぼ同じ能力と思っていて、菊花賞ではゴールドに先着しているように、直線の長いコースではサウンズオブアースのほうが上となる可能性が高いのではないでしょうか。

人気的に妙味もないことから、思い切って消してしまいました。

 

その⑫サウンズオブアースは、秋初戦を無理のない良い形でスタート。

デムーロ騎手も今回はもう少し前につけるでしょうし、順番を付けるならばこの馬が4番手です。

 

あとは正直3着候補という感じですが、怖いのは昨年のジャングルクルーズのように思い切ってインから伸びてくるような伏兵。

昨日の東京競馬場の芝レースを見ていると、インも意外と展開次第で伸びてきていました。

斤量差を生かして②ビッシュ辺りが突っ込んできてくれると美味しいのですが。

 

あとは天皇賞秋では不完全燃焼だった④ルージュバック、昨年も好走した⑧イラプト、菊花賞よりは舞台が合うであろう⑭レインボーライン、最後に半分ネタですが前走ちょっと「光」が見えた気がする⑦ワンアンドオンリーも少々。

 

ディーマジェスティも、今回は消しで良いでしょう。

3歳馬に厳しいレースであることは歴史が示す通りで、本命馬として菊花賞にピークを合わせ、3000mを全力で走った馬にはこのローテーションは厳しい。追い切りの動きもあまり良くは見えず、出走の意図は良く分かりませんが、人気面を考えても買いたくは無いかなと思います。

 

 

 

今日の東京競馬場は11レース制で、最終RがこのJC。これも良いですね。

ダービーの日は目黒記念が、有馬のひはファイナル何ちゃらとかカウントダウン何ちゃらとかあるので、多分この日だけですよね。

特別感があって良いです。

 

 

 

第61回京阪杯(GⅢ)予想

 

京都の12Rには、短距離GⅢの京阪杯も組まれています。

ごくごく簡単に、こちらも予想したいと思います。

 

◎ ②ネロ

○ ⑦アースソニック

▲ ③セカンドテーブル

△ ⑤アンナミルト、⑥オウノミチ、⑧ホッコーサラスター、⑨クリスマス、⑪ラインスピリット、⑫ティーハーフ

 

本命はネロです。

スプリンターズS以来ということで、状態面さえ問題なさそうなら本命にと考えていましたが、追い切りを見る限り状態は非常に良さそう。

調教走る馬とは言え、馬なりで坂路49秒台ですから、前走と遜色ない状態と見て良さそうです。

さらに、絶好の2番枠。軸はこの馬で良いでしょう。

 

相手にも、枠順と京都コースとの相性、ある程度前に付けられる脚質を重視して、⑦アースソニックと③セカンドテーブルを上位に。

以下、印の通りですが、極端に外枠の成績が落ちる京都芝1200だけに、⑰メラグラーナと⑱エイシンスパルタンは思い切って消してしまいました。

枠さえ良ければメラグラーナ本命でも良いくらい、状態は良さそうなのですが。。。

 

東京・京都新馬戦 予想

 

最後に、今週も印だけになりますが、東西の新馬戦を予想します。

今日は東京・京都各1レースのみです。

 

<東京4R 新馬戦 芝1800m>

 

◎ ⑧コスモライジン

○ ⑤ナイルストーリー

▲ ⑩ロージア

△ ⑥ボムクレイジ、⑪オーロラエンブレム、⑫ゲンパチマサムネ、⑬フラワーシップ、⑭ヘヴントゥナイト

 

 

 

<京都5R 新馬戦 芝1800m>

 

◎ ⑦カワキタエンカ

○ ③チェスナットコート

▲ ⑥トーマス

△ ②アドマイヤアロー、④アルマレー、⑤スパークルメノウ、⑧リアリスティック

 

 

今週は京都のほうが小粒な感じですね。

 

 

 

それでは今週も、全馬無事で(後味の良い)好レースを!!