人生は競馬と共に

中央競馬の新馬戦・重賞を中心に、競馬について気ままに書いていきます。

【回顧】 第17回チャンピオンズC 今年も追い込みの競馬でした。

こんばんは。

 

空港であまりにも時間が余ってるので、チャンピオンズCの回顧記事書いてしまいます。

日付は変わりましたが、今日、中京競馬場には佐々木希さんが来ていたみたいですね。

(何でなんでしょう。来年のCMとか決まってるんでしたっけ?)

 

生でご覧になられた方が羨ましい限りですが、早速全馬の着順からです。

 

 

 

 

 

 

アウォーディーは2着に入りましたが、「6番人気→1番人気→10番人気」と、今年もやはり、波乱と呼んで差し支えない結果となりましたね。

 

まず、スタートは⑫ゴールドドリームただ一頭が出遅れ、⑩メイショウスミトモも躓き加減の他はほぼ揃ったスタート。

好スタートから先行体勢を取る④アスカノロマンの外から、逃げると見られていた⑥モンドクラッセが並ぶように1コーナーに入り、結局モンドクラッセがハナを奪ったのは2コーナーを回るころ。

⑪コパノリッキーも外からじわっと2番手に上がり、モンドクラッセをぴったりマークする形。

 

ようやく隊列落ち着いたかと思いきや、今度は③ブライトラインがこれらに絡んでいき、外から2番手まで押し上げます。

800m通過が48.8、1000m通過が1.00.6と数字上もやや速いペースになりますが、それ以上に、隊列が落ち着かないことで前にとっては厳しい展開になった印象です。

 

前の4頭から少し離れて、⑮モーニン、出遅れたあと追い上げた⑫ゴールドドリーム、②アウォーディー辺り。

ゴールドドリームは出遅れた上に掛かり気味に追い上げて脚を使ってしまう最悪の競馬。

一方アウォーディーは上手く先行争いに巻き込まれずに良いポジションをキープしたものの、向こう正面から武豊騎手が手を動かしながら追走していて、リアルタイムで見ていた方は「手応えヤバいんじゃないか」と思われたのではないでしょうか。

 

⑦ラニと⑨ノンコノユメは中団馬群の後方、⑧サウンドトゥルーと①カフジテイクは3コーナーを回る辺りでもかなり離れた最後方に待機します。

 

3~4コーナーにかけて外から先頭に並びかけようとしてきたブライトラインを振り切って、モンドクラッセが先頭で直線を迎えます。

最内からうまくコーナーを捌いたアスカノロマンがこれを追いかけ、その他の先行勢はずるずる後退。

 

代わってコパノリッキー、ゴールドドリーム、アウォーディーが上がってきますが、手応えが良さそうなのは②アウォーディー。

必死に粘っていたモンドクラッセが残り100mで一杯になったところでアウォーディーが先頭に立ち、内からアスカノロマンが2番手に。

大勢決したかなと思ったところで、後方から追い込んで来たサウンドトゥルーが素晴らしい脚で差し切り勝ち。

 

残り200mの地点でもかなり後ろだったかと思うのですが、最後は本当に信じられないような切れ味を発揮しました。

4着にも最後方から大外を回して追い込んできたカフジテイクが入り、あれだけ粘っていたモンドクラッセは10着と、ゴール前で一気に体勢が入れ替わる面白いレースになりましたね。

 

2ハロン目に10.7秒があるなど、最初の3ハロンが36.3と速い入りにもかかわらず、5ハロン目、6ハロン目に続けて11.8秒のラップが刻まれるなど息が入らない展開で、レースの上がり3ハロンが37.7秒。

典型的な前傾ラップになったことで、良馬場でも35秒台の上りが使えるサウンドトゥルーに向いた流れになりました。

こちらの予想記事でも、展開次第で浮上してくる存在と評価していましたが、4コーナーまでは最内を通り、直線でも昨年ほど大外に持ち出さなくても進路が取れ、全てがうまくいった感じでしたね。

 

この展開の中、4コーナー5番手から2着に上がったアウォーディーと、同じく2番手から3着に粘ったアスカノロマンは非常によく頑張ったと評価して良いでしょう。

アウォーディーに関しては、プラス体重の影響があったのかどうか、向こう正面で手応えが怪しくなったり、最後も武豊騎手のコメントでは抜け出してからソラを使うような場面があったようで、惜しい2着でした。

ただ、ハイペースに巻き込まれないギリギリの位置から4コーナーで速めに動いて勝ちに行った横綱競馬でこの着差は立派。

もはやこの馬の実力は疑いのないところで、暮れの大一番でも引き続き大本命として他馬を迎え撃つ立場と見て良いでしょう。

 

アスカノロマンは、逆にマイナス10キロで一変してきました。

みやこSのレース振りと中間の調教から、復活にはもっと時間がかかる(もしくはこのまま終了)と思っていただけに、これはもう私の見る目がなかったと認めざるを得ません。。。

 

今年のチャンピオンズC、結果的には先週に続いて上位4頭の馬連ボックスを何とか的中することができましたが、何ともスッキリしない予想となってしまいました。

先行馬が減ったことでもっと流れが落ち着くと思ったのですが、完全に読み違えましたね。

 

ただし、そんな展開面を差し引いても、本命に推したコパノリッキーは13着と考えられない惨敗。

これでこのレースは12着→7着→13着。ルメール騎手でもダメでした。

このレースは合わないという結論で良いのか、JBCに続いてちょっと状態が今一つなのか。

縁起が悪いので書くまいと思っていたのですが、「3度目の正直」ではなく、「2度あることは・・・」の方になってしまいました。

 

昨年もこのレースから東京大賞典、フェブラリーSとスランプに入っており、次もちょっと厳しいかもしれません。

でも人気が落ちてたら買いたくなっちゃうんだろうな(笑)。

 

ゴールドドリームは先述の通り、デムーロ騎手らしからぬチグハグな競馬が全て。

それ以外は4コーナーで後方にいた馬たちが最後まとめて流れ込んで来ただけで、10着モンドクラッセまでは、展開次第でどうにでも変わる着順だったのではないでしょうか。

特にモンドクラッセはハナに立つまでに脚を使い、その後も常にプレッシャーをかけられる厳しい展開ながらも見せ場たっぷりで、今後もメンバーと展開次第では常に注意していきたいところです。

 

 

さてさて、いつの間にか12月に入り、予想記事でも書いたように香港はすっかりクリスマスムードでした。

中山競馬場のツリーも、もう出てるんですかね。

来週香港で大きなイベントがありますが、いよいよ有馬記念までカウントダウンという感じで、師走の慌しさと相俟って、この時期はとにかく寂しいです。

「このままずっとGⅠシーズンが続いてくれればいいのに」みたいな感じで。

 

もちろん、実際に有馬記念までまだまだGⅠは続きますので、今度こそ気持ち良く的中すべく、頑張りたいと思います。

 

 

それでは、夜便で日本に戻ってそのまま仕事に向かいます。

本日も、最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。