人生は競馬と共に

中央競馬の新馬戦・重賞を中心に、競馬について気ままに書いていきます。

【回顧】東西金杯 「ぞろ目馬券」ではなく、東西「ユタカ」の勝利でした。

おはようございます。

 

今年は務め人にとって、本当にカレンダーが悪いですね。

年末年始が土日に丸被りで、正月気分が抜けない4日からダラダラ仕事。

お正月競馬っぽくない5日の東西金杯から1日空いて、3連休の前半土日で再び競馬です。

何となくリズムがつかめないというか何と言うか。。。

 

正月早々、いきなりぼやきから入ってしまい申し訳ございません。

要は回顧記事のアップが遅くなってしまった言い訳でございます・・・。

本日は重賞レースが無いのですが、最後にいつもの通り、新馬戦の印だけ予想も載せています。

 

※東西金杯の予想記事はこちら

 

 

 

第66回中山金杯 回顧

 

ということで、中山金杯の方から簡単に振り返ります。

まずはいつもの通り、全馬の着順からです。

 

 

 

「あまり荒れないハンデ重賞」と書いたのがフラグになってしまったのかどうか、勝ち馬こそ1番人気に応えた③ツクバアズマオーでしたが、その他は比較的人気薄が上位に来た印象ですね。

予想としては本命は来ない、対抗が勝ってしまう、2着馬抜けているという最悪に近い内容でした。

予想記事にも書いたとおり、あまり食指が動かないレースには手を出さない方が良いんだよ、と新年早々競馬の神様が教えてくれたのかもしれません(笑)。

 

 

レース内容も簡単に振り返ると、逃げたのは大方の予想通り⑥ダノンメジャー。外から⑬マイネグレヴィル、⑪トミケンスラーヴァの軽ハンデ勢も先行する構えを取りますが、枠の並びもあり、1コーナーではすんなりハナを奪います。

あまり溜め逃げするタイプではないということもあり、向こう正面に入った段階で、馬群は縦長になります。

 

トップハンデの②クラリティスカイは逃げ馬の直後、ラチ沿いのポケットの位置を確保、2番人気の⑩ストロングタイタンは5番手やや外目を追走。

①シャイニープリンスはちょうど中団のイン、③ツクバアズマオーは出遅れたわけではないのですが、ディセンバーS同様後方からじっくり進めます。

 

前半1000mは1分0秒4。昨年末に続き、やや時計のかかる馬場状態で、そこそこ流れたと考えて良いと思いますが、決してハイペースではありません。

スローでもないのに⑧マイネルフロストが向こう正面でまくって行ったりしてどよめきつつ、最後の直線へ。

 

クラリティスカイは3~4コーナーでもインぴったりを追走し、直線早めに逃げ馬に並びかけるという中山で勝つためのお手本の方な競馬。

勝てませんでしたが、田辺騎手が今回一番上手な競馬をしたのではないでしょうか。

 

ただ、③ツクバアズマオーは(私だけかもしれませんが)心配していた太目残りもなく、本当に状態が良かったのでしょう。

3コーナー辺りから早めに進出を開始すると、直線では外から一気の伸びで先頭に。

クラリティスカイも相当な粘りを見せて抵抗しますが、しっかり勝ちきりました。

 

3着は3馬身ほど離されて、内から伸びてきたシャイニープリンスとやや外目から追い込んだ⑫シャドウパーティーがハナ差の接戦。

私には判定写真を見ても同着にしか見えませんでしたが、3着はシャイニープリンスで、これは枠順の差が大きかったですね。

⑤着カムフィーも、最後追い込んで来る脚は目立っていました。

 

私の本命ダノンメジャーは、思ったより楽に逃げることも直線粘ることもできませんでしたね。

流れ的にも、前述したようにスローでもないのに早めに外からまくられて、3~4コーナーで息がつかない流れになったのも災いしました。

そういう意味でもやはり中山は合わないのか、あとはやはり距離も微妙に長いかもしれません。

 

単穴に期待したストロングタイタンも、直線うまく進路が確保できなかったのもありますが、4コーナーでは手応えが怪しかったように、ここではまだ力も経験も不足していましたか。

結果論になってしまいますが、ちょっと人気しすぎだったかもしれません。

 

ハンデ戦らしく3~11着までが0.4秒差にひしめき合う混戦でしたが、メンバー的にも上位2頭以外はあまり見どころが無かった印象です。

クラリティスカイは、本当に久々の重賞制覇のチャンスでしたが残念でしたね。

未だに適正がつかみにくい感じですが、今後も中距離路線を歩むようです。

(もうダートは使わないのかな?)

 

あとはツクバアズマオーの尾形調教師がもう定年まであと1年余りなんだ、というのを知って時代の流れを改めて感じた、そんな中山金杯でした。

 

 

 

第55回京都金杯 回顧

 

続いて、京都金杯の振り返りです。

同様に全馬の着順から。

 

 

 

全く気付いていなかったのですが、今年は東西ともゾロ目の開催数だったのですね。

気付いていたら枠連ゾロ目とか買いまくっていたかも、危ないところでした(笑)

あ、でもよく考えたら勝利騎手が東西「豊」騎手でしたね。

吉田豊騎手が出て来た頃、「東のユタカ」なんてよく言われたものでした。

 

そして、エアスピネルも結構危なかったですね。。。

その辺りも含め、スタートから振り返ります。

 

 

比較的キレイに揃ったスタートから、長い向こう正面での先行争いがやや長く続きましたが、ハナを奪ったのは⑧ペイシャフェリス。

外から⑮マイネルハニーが2番手、内から逃げたい素振りを見せた③アルマディヴァンが3番手。

①ブラックスピネルはちょうど中団のインで脚をためる形、それを見るように⑥エアスピネルは先行せずに中団外目でレースを進めます。

そしてさらに1馬身ほど後ろ、エアスピネルの内側には⑤フィエロ。

結果的には中団にいたこの3頭が1~3着します。

 

⑱ガリバルディ、⑭アストラエンブレムは後方2~3番手、しして横山典騎手の⑫ミッキージョイが、何と何とこの馬でポツンですか(笑)

先行争いが長く続いたこともあり、前半600mが33.9秒、800mが45.9秒と速いペースに。

 

そんな中、このペースでもエアスピネルは向こう正面から3コーナーにかけて、しきりに行きたがる素振りを見せます。

武豊騎手もこの距離ですから、あまり無理に押さえ込むことも無く、残り800メートル辺りから徐々に外目を上がって4コーナーでは早くも先頭を射程圏内に捉えます。

直線もなるべく追い出しを我慢しつつ、残り200m辺りで先頭に立ち、粘り込みを図ります。

 

先行勢が軒並み苦しくなる中、インコースでじっと脚を溜めていた①ブラックスピネルが直線もエアスピネルが通った進路を使いながら上手く捌いてゴール前急追。

さらにその外からは⑤フィエロも追い込んできます。

 

最後、エアスピネルも武豊騎手の鞭に応えてよく頑張りますが、正直、勢い的にブラックスピネルに差されるかと思いました。

ただその猛追をぎりぎりハナ差凌ぎきったところでゴール。

デイリー杯2歳S以来の嬉しい重賞2勝目となりました。

 

 

 

そして、私にとっても馬連の勝負馬券が的中、珍しく買っていた3連単もギリギリ万馬券となり、良いお年玉になりました。

 

ブラックスピネルは、前走増えていた馬体重が全てではないものの絞れ、好枠を活かした福永騎手らしい好騎乗で惜しい2着でしたね。

この馬も明け4歳でこの先楽しみな1頭です。

 

フィエロに関しては、トップハンデともしかしたらフォーリー騎手への乗り替わりが嫌われてのこの人気だったかと思うのですが、本当に元気ですね。

まだまだ短距離路線を盛り上げていって欲しいと思います。

 

上位3頭がやや抜けて、その後方4~10着までが0.4秒差でしたが、こうして結果を見ていてマイネルハニーが5着に粘っていたとは思わなかったのでちょっと驚いています。

前に取り付くまでに時間が掛かったことから分かるように、やはりマイルはちょっと忙しいように思いますが、よく頑張りました。

しつこいようですが、中山金杯に回ってきてくれていれば・・・

 

 

 

さて、この結果を受けてエアスピネルをどう評価すべきか、非常に難しいですね。

個人的には、ハイペースの中早めに外を回って進出し、直線も早め先頭から押し切る横綱競馬で、内容としては悪くなかったと思います。

道中これでもまだ掛かり気味だったこと、斤量差、特にフィエロ辺りを物差しに考えた時の立ち位置を考えれば、マイル路線で主役になり得ることは証明出来たのではないでしょうか。

 

ただ、「いかにもマイラー」みたいな切れ味は感じないので、気性面が落ち着けば中距離路線のほうが良いのかもしれません。

その意味では東京マイルがぴったりだと思うのですが、そこまでどう使いますか。

 

さすがに高松宮記念には出ないでしょうから、大阪杯から安田記念というイメージか。

武豊騎手にとってはキタサンブラックとの兼ね合いなどもあろうかと思いますが、非常に楽しみです。

 

武豊騎手も、これで31年連続重賞制覇ですか。

先日どこかの記事で触れたように、こうして毎週のようにユタカさんが有力馬に乗り、話題になると何となく嬉しくなりますね。

やはり日本の競馬界にとって特別な存在なんだなぁ、としみじみ感じる今日この頃です。

 

 

 

今日(土曜日)の新馬戦 予想

 

さて、最後に今日も印のみとなりますが、新馬戦の予想を載せておきたいと思います。

 

<中山4R 新馬戦 ダ1800m>

◎ ③レッドラトナ

○ ⑤サンマルスイート

▲ ⑭シャインサンデー

☆ ④モーリーファ

△ ②スイートミネルバ、⑥ニューフェイス、⑧サウンドベティ、⑪タガノアニード、⑫グローリアスイリス

 

<京都3R 新馬戦 ダ1800m>

◎ ⑥ダノンロッソ

○ ④スペシャルホース

▲ ⑭リセンティート

△ ⑤サザンブリーズ、⑩コンプリートベスト、⑪オモイサイフ、⑮マイフォルテ

 

<京都6R 新馬戦 芝1600m>

 

◎ ①タンタグローリア

○ ⑧ラーゴブルー

▲ ⑦ワールドフォーラブ

△ ②ワタガシ、④アオイサンライズ、⑤キャンディストーム、⑨メイショウミハル、⑪チャカレーラ、⑮エフヨンエフ

 

それぞれ、上位3(4)頭のBOXと◎から△各馬へ、馬連を。

今日の新馬戦の中では、京都6Rが勝負レースです!

 

 

 

それでは、今日も全馬無事で、好レースを。

 

 

 

最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。