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中央競馬の新馬戦・重賞を中心に、競馬について気ままに書いていきます。

【予想】 第155回天皇賞(春) 「エリート」と「雑草」、 2頭の「ポテンシャル」と「成長曲線」。

こんにちは。

いよいよ、いよいよですね。天皇賞(春)の朝を迎えました。

昨日の青葉賞ではアドミラブルが2分23秒6という反動が心配になるような好時計で完勝。

スローペースでもハイペースでもOK、抜群の瞬発力に加えて長く脚を使うこともできるということで、インパクト的にはダービー1番人気になっても驚けない内容でしたね。

何となくサマーサスピションを思い出してしまいましたが、是非、無事に本番を迎えて欲しいと思います。

天皇賞(春) 予想

さて、本題です。

※展望記事①はこちら

※展望記事②はこちら

タイトルの通り、対照的な「2強」。

方やセレクトセールで2億3000万円で取引された期待馬で、生産牧場はノーザンファーム

方や購買価格こそ公表されていないものの、非社台系の中でもマイナーな部類に入るヤナガワ牧場の生産馬。恐らく取引価格はライバルの10分の1以下。

方や池江厩舎に里見オーナー。血統・馬体の良さからデビュー前から素質を期待され、デビュー以降、ダービー(2番人気)を除いて全てのレースで1番人気。

方や清水厩舎に馬主としてはこれといった実績が無い北島オーナー。地味な血統もあってかGⅠ4勝の実績にも関わらず、デビュー以来1番人気に支持されたのはたったの3回。

もちろん、前者がサトノダイヤモンド、後者がキタサンブラックです。

しかも、サトノダイヤモンドにはクリストフ・ルメールキタサンブラックには武豊という日本を代表する名手が完全に手の内に入れている。

武豊騎手のここ10年余りの紆余曲折を知る我々ファンにとっても、何とも言えない組み合わせですよね。

現時点で、この舞台で争った時、どちらが強いんだろう。もしくは、「第3の馬」が勝利をかっさらっていく事もありえるんだろうか。

頭の中で何回もシミュレーションしながら、ずっと考えて来ました。

厳密にはこの1週間だけではなく、大阪杯の後から、もっと言えば昨年の有馬記念の後から、考えてきたと言っても過言ではありません。

有馬記念の展望記事で、私はこんな風に書きました。

ただ、この結果でサトノダイヤモンドキタサンブラックを超えたのかと言われれば、答えは「ノー」でしょう。

記事でも触れたように、やはり古馬がJCにピーキングを持ってきた上で有馬記念でもベストパフォーマンスを見せるのは難しいということです。

サトノダイヤモンドが4歳の秋を迎え、本格化した時、さらに両馬が最高のコンディションでぶつかったときに本当の雌雄が決するのであって、その舞台が凱旋門賞であれば、夢のような話だなと思います。

(【回顧】 第61回有馬記念 堅かったけど、面白かった!)

いかにも「エリート」、「優等生」タイプでありながら底知れないポテンシャルを感じさせるサトノダイヤモンドと、典型的な「雑草」タイプながら先行力を活かしてレースを支配するレース運びから比類なき安定感を誇るキタサンブラック

そのポテンシャルの最高到達地点を比べたならば、もしかしてサトノダイヤモンドの方が上なのかもしれないと、私も思います。

問題は、1歳違いの両馬の「成長曲線」がいつ交わるのか。

その答えは、有馬記念の回顧をした時感じたとおり、今年の秋以降というのが私の結論です。

すなわち、現時点ではキタサンブラックが上と判断しました。

前置きが非常に長くなりましたが、私の予想です。

◎ ③キタサンブラック

○ ⑮サトノダイヤモンド

▲ ⑥シュヴァルグラン

△ ⑦アルバート

  ⑬トーセンバジル

  ⑯レインボーライン

  ⑧タマモベストプレイ

  ②ラブラドライト

  ④スピリッツミノル

  ⑤ファタモルガーナ

  ⑧タマモベストプレイ

  ⑭ワンアンドオンリー

1番人気 キタサンブラック  2.5倍

1番人気 サトノダイヤモンド 2.5倍

3番人気 シャケトラ     9.5倍

4番人気 シュヴァルグラン  11.5倍

5番人気 ゴールドアクター  17.7倍

6番人気 レインボーライン  21.5倍

7番人気 アルバート     21.8倍

こちらが人気順。

朝8時40分頃の時点で、ちょうど2強が並んでいます。

最終的にどちらが1番人気になるのかも注目ですね。

よく言われることですが、今のキタサンブラックはちょうど1年前に天皇賞春を制覇した時とは別馬と言っても良いほどに成長していると感じます。

私個人の見解では、彼が大きく成長した姿を見せたのは3着に敗れた昨年の宝塚記念

それまで勝った2つのGⅠは、もちろん強くなければ勝てないことは前提としながらも、展開面が向いたことでギリギリ勝てていた側面があったのは確かです。

しかし、宝塚記念

外から常に絡まれ、超ハイペースを刻まなければならない非常に厳しい展開の中、ラストの急坂でも必死に踏ん張ってクビ+ハナ差の3着に粘ったあのレースで、誰もがキタサンブラックの強さが「本物」であると認めたことでしょう。

その成長を雄弁にの物語っているのが馬体重。

510kgでデビューし、天皇賞春までは524kgほどで競馬をしていたキタサンブラックですが、宝塚記念の馬体重が536kg。

これが成長の証であったことは、秋のJC、有馬記念でも全く同じ536kgで走っていたことから明らかです。

JCでのあの完璧なレース振りから分かるように、この時点でほぼ完成系に近づいていたと思うのですが、この春、キタサンブラックはもう1段階の成長を見せます。

前走の大阪杯

休み明けではあるものの、ハードな調教を課されてビッシリ仕上げられた上での馬体重がなんと540kg。デビュー以来最高体重です。

その結果はご存知の通り。年明け初戦であるにも関わらず、JCの時と同等の強い内容で快勝しました。

感覚的には、彼の「ピーク」はまさに今、5歳春の地点なのではないでしょうか。

サトノダイヤモンド古馬になり成長しているとは思いますが、やはり「本格化」と言えるのは4歳の秋以降でしょうし、今この時点で、同斤量で戦ったのならば。

絶対に負けられない、負けてはならない、それ位の強い気持ちをキタサンブラック陣営は持っていると思います。特に武豊騎手の言葉の端々から、そのことを強く感じます。

サトノダイヤモンド有馬記念で敗れたことは事実であり、今日リベンジできずに返り討ちに合ったならば、それは成長曲線が交差したこの先、キタサンブラックは二度とサトノダイヤモンドに勝てないということを意味し得るからです。

一方、対抗としたサトノダイヤモンドも、当然のことながら主役の1頭です。。

前走の阪神大賞典、ラストの坂もまったくヨレずに真っ直ぐ駆け上がる姿を見れば、古馬となり、順調な成長曲線を描いていることは間違いありません。

不安要素があるとすれば、やはりこの枠順。

いったん下げて、徐々にキタサンブラックを射程に入れていくプランになるのか、積極的にポジションを取りに行った上で1週目から折り合いを付けていくプランになるのか。

流れによっては非常に厳しくなる可能性があり、とにかく1週目の入りに注目したいと思います。

そしてもう1頭。

シュヴァルグランも、年を越して大きく成長した1頭と評価しています。

これも馬体重を見ると明らかなように、「何か」が変わったのでしょう。積極的に動いて行きながら最後まで止まらずに2着を確保したレース振りを見ると、「京都ならもしかして」の期待が持てます。

今回、この枠順の並びであれば、サトノダイヤモンドを逆転することも十分可能と思います。

△は非常に多くなってしまいましたが、アルバート、トーセンバジル、レインボーラインまでが中心。

特にレインボーラインは、最後までインに拘った前走がここに活きれば面白いと思います。着順的に評価を下げている印象ですが、前半は前に壁を作れず、直線はスムーズに追えなかった内容は決して悲観する必要ないと思います。

土曜競馬のVTRを見る限り、今の京都競馬場芝コースは内三頭分くらいしか伸びない馬場状態で、先行馬も差し馬もインに拘った方が良さそうです。

枠順には恵まれませんでしたが、デムーロ騎手の手綱捌きには注目です。

あとは、過去の波乱を踏まえ、4角5番手以内に付けられそうな人気薄を何頭か押さえます。

馬券の方は、三連単で。

③ - ⑥⑮ - ⑥⑮⑦⑬⑯ (8点)が勝負馬券。

③ - ⑥⑮ - ②④⑤⑧⑭ (10点)を押さえます。

ワンアンドオンリーは引退まで買い続けます(笑)。

それでは、京都競馬場に行ってきます。

結果はさておき、2頭の真っ向勝負が見られますように。

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。