人生は競馬と共に

中央競馬の新馬戦・重賞を中心に、競馬について気ままに書いていきます。

【予想】第12回ヴィクトリアマイル 昨年に続いて7歳馬の制覇、なるか。

こんばんは。

約1週間ぶりの投稿になります。

先週は出張前の成田空港で、そして今日は帰りのトランジット中にこの記事を書いているわけですが、今週は通信環境の問題と仕事の忙しさで、回顧記事も展望記事もアップできませんでした。

今さらになってしまうので単独の記事としては上げないと思いますが、先週のNHKマイルCでは2番人気の◎アエロリットが好時計で完勝。

VTRで見る限り、1頭だけ1650mくらい走ってたんじゃないかと思うようなコース取りで、早め先頭から堂々の押し切り。

菊沢厩舎の初GⅠというのもあって、横山典騎手もずいぶん嬉しそうにしていたようですね。

秋は秋華賞が目標ということで、楽しみです。

朝日杯FS以来久し振りにハナを取りきって3着に粘った6番人気の△ボンセルヴィーソ、中団から鋭く追い込んで2着に入った13番人気の外国産馬△リエノテソーロ、さらにもう1列後ろから4、5着まで追い上げた7番人気の○レッドアンシェル、16番人気(無印)オールザゴーなど、どの脚質でも上位争いできる、見応えのあるレースでした。

3連単29万円とかって聞いてしまうと「これ買えたんじゃないかなぁ」なんて思ったりもしますが・・・、記事でも「確勝というよりは確実に3着以内に入るタイプ」と書いたように、ここまで鮮やかに勝つまでは想定していませんでしたので、仕方ないですね。

GⅠレースで馬連万馬券を押さえられた幸運を素直に喜びたいと思います。

ということで、本題。VMの予想です。

今年はストレイトガールのいないヴィクトリアマイル、ということでミッキークイーンが断然の人気を集めていますね。

私も正直、ここは逆らっても仕方ないかなぁと考えていたのですが、枠順と天候状態、追い切り内容等を見て、こんな予想にしました。

◎ ②スマートレイアー

○ ⑪ミッキークイーン

▲ ⑧クイーンズリング

☆ ④ソルヴェイグ

△ ③ジュールポレール

  ⑭レッツゴードンキ

  ⑯クリノラホール

  ⑰リーサルウェポン

ミッキークイーンスマートレイアー、どちらを本命にするかかなり迷いましたが、スマートレイアーを選びました。

ポイントとして、まずは馬場状態。

土曜日はかなり雨が降っていたようで、東京競馬場は最終的に芝が重、ダートが水の浮いた不良馬場で行われました。

ただ、既に雨は止み、明日は晴れ間も出る予報となっていて、メインレースの頃にはやや時計のかかる良馬場か、少なくともやや重には回復しているでしょう。

今週からBコースでしたが、土曜日1日である程度内側の馬場は掘れているでしょうし、先に乾いた内が伸びる馬場状態になっているいつものパターンが予想されます。

次に、展開面。

今年は極端に逃げ・先行馬が少ないヴィクトリアマイル

個人的にはレッツゴードンキが逃げたりなんかしたら面白いと思うのですが、さすがにそれは考えにくいですし、そもそも確実に先行しそうなのが、内から②スマートレイアー、③ジュールポレール、④ソルヴェイグ、⑧クイーンズリングくらい。

「このメンバーならスタート次第でハナを奪ってやれ」と考える騎手が複数出てこない限り、ハイペースは考えにくいですし、好枠を利して武豊騎手のスマートレイアーが逃げるような展開になれば、まず間違いなくスローが見込まれます。

さらに、追い切り内容。

もともと久々は苦にしないタイプですが、6Fから一番外を回って4F51.5、1F11.8の1週前追い切り、坂路で終い重点ながらラスト1F12.1は素晴らしい伸びだった最終追い切りとも、惚れ惚れするような走りでした。

東京コースが苦手なわけでもないのに何故かVMには縁が無い同馬で、武豊騎手の完璧に近い騎乗にも関わらずミッキークイーンには完敗だった昨年を思い起こしても厳しい狙いかもしれませんが、上記の通り条件は揃っており、この馬も前走京都記念ではサトノクラウンの2着に入るなど7歳馬とは思えない好調度合い。

早め先頭から「グリーンベルト」をスイスイと逃げ粘る姿に期待します。

対抗は当然、⑪ミッキークイーン

昨年は順調さを欠きながらもヴィクトリアマイル2着、休み明けのエリザベス女王杯3着、あの有馬記念でも5着と、底力を見せてきました。

今年は初戦の阪神牝馬Sで圧勝と、万全の体制でここに臨んでおり、普通に考えれば逆らう余地は無さそうにも思えます。

不安があるとすれば、やはりこの距離。阪神牝馬Sは重馬場でしたが、馬場が回復して時計が速くなったら、マイルは本質的にやや忙しい印象もあり、差し届かない恐れもあります。

当然浜中騎手もその辺は頭に入れて乗るのでしょうし、恐らく今回も中団から割と早めに仕掛けるとは思うのですが。

ただ、この人気でインから差してくる展開は想定しずらく、しつこいようですが外から伸びるも差し届かず、内の先行馬に粘り込みを許すシーンは考えておきたいです。

馬連はほぼこの2頭で良いと思っているのですが、先行力のある⑧クイーンズリングと④ソルヴェイグも、もしミッキークイーンがもたもたしているようならあっと言わせるシーンがあるかもしれません。

特にクイーンズリングは前走の敗因が道悪だったにしても負けすぎで、どんなレースを見せるのか注目したいと思います。

以下、やはり内から先行できる③ジュールポレール、馬場の回復が遅れたり、まさかの逃げの手に打って出た場合に備えて一応⑭レッツゴードンキ、穴で⑯クリノラホールと⑰リーサルウェポンまで。

逆に人気どころで消したのは、ルージュバックとアドマイヤリード。

ルージュバックは追い切りを見る限り、最高だった昨秋頃のうなる様な走りが影を潜めてしまっていて、時計がかかる馬場もマイナスと判断して消し。

アドマイヤリードはやはり輸送が不安ですね。東京マイルは内枠の差し馬に厳しい舞台設定ですし、これも消しで。

以上、簡単な予想になってしまいましたが、ちょうど帰国直後に発走する感じなので、楽しみに帰りたいと思います。

それでは、全馬無事で、好レースを。

最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。