こんにちは。
※展望記事①はこちら
※展望記事②はこちら
オークス当日を迎えました。
真夏を思わせるような暑さの中、牡馬を凌駕するハイレベルの争いと騒がれた3歳牝馬世代、その樫の女王の座を18頭が争います。
「今年のオークスは予想が難しい。」
これが今の私の偽らざる心境です。
上手く言えないのですが、能力の序列をつけるのはそれほど難しくないと思っているんです。
同じようにハイレベル世代と謳われた昨年の3歳牡馬路線、皐月賞とダービーとで掲示板に載った5頭の顔ぶれが変わらなかったように、基本は阪神JFと桜花賞で1~3着した3頭。
そして既に2頭のG1ウィナーを出した、この世代屈指の出世レースとも言えるクイーンCを勝ったアドマイヤミヤビ。
現時点での完成度が抜けているのはこの4頭。
伏兵候補として、フローラS1~3着馬、忘れな草賞を勝ったハローユニコーン、一応トライアルスイートピーS勝ち馬ブラックスビーチ。
それらの中で、距離適正というか、オークス狙いという意味で魅力的なのはリスグラシューとアドマイヤミヤビ。
・・・なのですが、展望記事でも触れたように、そのリスグラシューとアドマイヤミヤビ、両馬とも調整過程や陣営のコメントから強くは推しにくい状況で、本当に困りました。
不安要素に目をつぶって本命にするのも、消去法的にソウルスターリング(もしくはレーヌミノル)を本命にするのもどちらも嫌で、結局上述した伏兵候補の中から本命を選び、穴狙いで遊ぶレースと割り切ることにしました。
前置きが長くなりましたが、私の予想です。
◎ ⑮ヤマカツグレース
○ ②ソウルスターリング
▲ ①モズカッチャン
☆ ⑥ハローユニコーン
△ ③フローレスマジック
⑤モーヴサファイア
⑦ディアドラ
⑩ブラックスビーチ
⑪レッドコルディス
ご参考までに、朝10:30頃のオッズです。
1番人気 ソウルスターリング 2.5倍
2番人気 リスグラシュー 5.5倍
3番人気 アドマイヤミヤビ 6.0倍
4番人気 レーヌミノル 11.3倍
5番人気 フローレスマジック 12.0倍
6番人気 モズカッチャン 13.9倍
7番人気 ホウオウパフューム 21.3倍
もうちょっと1、2番人気が近いオッズになるかと思ったのですが、結局「1強」とも言えるオッズになっていますね。
そして、やはりアドマイヤミヤビはそれほど人気が落ちませんでしたね。
さすがにレーヌミノルよりもフローレスマジックが上というのはおかしいんじゃないかと思うのですが。。。昨日はフローレスマジックが4番人気になる時間帯もありました。
さて、本命は⑮ヤマカツグレースとしました。
前走フローラSでも本命にして馬連3万馬券をプレゼントしてくれた同馬、そして「横山典騎手」×「先行馬」となるとNHKマイルCで本命にして、同じく馬連万馬券をプレゼントしてくれた横山典騎手(アエロリット騎乗)。
今日のタイトルの通り、2匹目、3匹目のドジョウ狙いの予想です。
この馬に関しては、展望記事でも触れたようにとにかく追いきりが抜群だったこと。
フローラSの回顧では、桜花賞組を脅かす存在ではないみたいなことを言っていたのに申し訳ないのですが、「牝馬は格より調子」という言葉もあるように、本当に調子が良さそうで、思わずもう一度本命にしてしまいました。
横山典騎手ということで大逃げも想定されますが、まあ普通に考えればどんなに流れても遅めのミドルペースが想定される今年のオークス。
スローでも差し・追込み馬が活躍するレースであることは承知の上で、人気薄も味方につけた逃げ残りに賭けたいと思います。
まずはこの馬の単複で勝負。
対抗は、やはり不安要素が少ない②ソウルスターリング。
桜花賞のレース内容も決して悲観するものではなく、跳びの大きな馬で内枠がアダになるリスクがあるため単勝は買いにくいですが、軸としては本当ならこっちかもしれませんね。
土曜競馬を見ている限り、先週とは違って各馬内ラチ沿いを回ってくる展開が予想されますので、ルメール騎手の手綱捌きがポイントでしょう。
果たして全てが上手くいった先週のように行きますかどうか。
単穴には、①モズカッチャン。
こちらもとにかく元気一杯で、何とフローラSの翌週には時計を出し始めています。
同レースの内容からもオークスで一発狙える素材であることは間違いなく、和田騎手も昨日から今日の1R含め、絶好調です。
ソウルスターリングと同様、内枠から上手く捌けるかどうか、そこがポイントでしょう。
4番手、穴候補☆として⑥ハローユニコーン。
頭数が少なかったからか、(当然ですが)桜花賞と同様やや重のレースだったからか、着差がアタマだったからか、驚くほど話題になっていない今年の忘れな草賞勝ち馬です。
展望記事でも「穴人気が予想される」なんて書いてしまいましたが、現時点で10番人気32倍と、単なる穴馬ですね(笑)。
いかにもスローの瞬発力比べに強そうで、枠も内目の偶数馬番。鞍上は田辺騎手。一発を期待せざるを得ません。
レーヌミノル、リスグラシューについては「来たら仕方ない」という感じで△、アドマイヤミヤビは、ヤマカツグレースから行っているので押さえても良いのでしょうが、自分の感覚を信じて消し。
レーヌミノルはこの単勝オッズを見るとちょっと迷いますが、やはり全てが完璧だった桜花賞の再現というのは厳しいのではないかという、これも直感に近い感覚で押さえに回しました。
よく言われているように、この時期の3歳牝馬同士の争いで距離適正云々言うのはナンセンスで、距離に不安がある実力馬がオークスでも好走する姿は過去にも繰り返し見てきました。
ただし、そのことが短距離馬を積極的に買うべき理由にはなりません。
この馬が台頭するとすれば、桜花賞のようなハイペースになった場合でしょう。
以下、このレースは手広く行きます。
今ひとつ決め手に欠けますが、安定感があり好枠も引いた③フローレスマジック、特に消す理由が見つからなかった⑤モーヴサファイア、ローテーションは厳しいですが桜花賞上がり最速の⑦ディアドラ、スローの瞬発力勝負に強そうなディープ産駒の⑩ブラックスビーチ、展望記事でも触れた⑪レッドコルディスまで。
どうでも良い話なのですが、「どぜう」料理、食べたくなってきました(笑)。
こんな日には競馬場の体感温度はかなり高くなると思います。
現地で観戦される方は熱中症などお気をつけ下さいませ。
それでは、全馬無事で、好レースを!
本日も、最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。