人生は競馬と共に

中央競馬の新馬戦・重賞を中心に、競馬について気ままに書いていきます。

【展望】第67回安田記念 ルメール騎手の4週連続GⅠ、なるか。

こんにちは。

今日は朝から雨模様の東京地方。

ただ、大した雨量ではありませんし、午前中には止むようで、この先しばらく雨マークも無いので、週末の競馬には影響なさそうですね。

怒とうの府中GⅠ5連戦も今週末の安田記念で一区切り。

春のGⅠシリーズも宝塚記念を残すのみとなってしまいますので、しっかり当てたいところ。

早速、展望していきたいと思います。

過去5年間連対馬データ

まずは、過去5年間の連対馬データからです。昨年は12頭立てと寂しい頭数の中、不良馬場だった2014年とほぼ同じという超スローペースを演出したロゴタイプがまんまと逃げ切り勝ち。直線でのコース取り含め、あれは田辺騎手の好騎乗でしたね。

2着もスローペースの中折り合いを欠いていた香港帰りのモーリスが何とか2着を確保。

府中のマイル戦では非常に珍しい(というか、GⅠでは過去20年ほど、無かったんじゃないかと思うのですが)「行った行った」の競馬となりました。

ただ、それ以外はイメージどおり。

基本は差し・追込み馬という理解で良いかと思います。

特に2012年、2013年はシルポートが例によってハイペースを演出し、典型的な差し・追い込みの競馬に。

2012年にストロングリターンがマークした1.31.3は今でも東京芝1600mのレコードタイムです。

福永騎手のガッツポーズが印象的だった同馬ですが、前年の2着馬だったように、リピーターも多いですね。

グランポリボス(2012年2着⇒2014年2着)、ショウナンマイティ(2013年2着⇒2014年3着)、モーリス(2015年1着⇒2016年2着)など。

過去にはウオッカが2008年、2009年と連覇してたりもしますね。

今年該当するのは昨年1着のロゴタイプ、一昨年3着のクラレントのみ。

おまけして昨年4着サトノアラジン、5着イスラボニータ、6着ディサイファまで、という感じでしょうか。

話が逸れましたが、展開的に、今年はダッシングブレイズとデンコウアンジュが回避(翌週のエプソムCへ)したことによってちょうどフルゲート18頭立てになりそうですが、これといった逃げ馬が見当たりませんね。

昨年逃げたロゴタイプ、あるいはクラレントサンライズメジャー、ブラックスピネル、ヤングマンパワー、ロジチャリス辺りが候補にはなりますが、今週も「超スロー」かもしれません。

枠順や土曜日の馬場傾向などにも注目する必要がありそうですね。

東京マイル自体そうですが、春シーズン後半の開催であること、1200mも走る馬にとっては高松宮記念からの間隔が微妙であることから、比較的荒れるイメージの強い安田記念

(私だけでしょうか・・・。)

ただ、過去5年を見る限りは1番人気が4連対と安定した走りを見せています。

(ちなみに2012年の1番人気サダムパテックは9着。)

恐らく今年は4週連続GⅠ制覇の偉業がかかるルメール騎手のイスラボニータが1番人気と予想されますが、どうなりますか。

性齢を見ると、5歳馬、6歳馬の活躍が目立ちますね。

意外と4歳馬は少ないですが、今年はエアスピネル、ブラックスピネルと2頭の有力馬が参戦します。

58kgへの対応というのも鍵になると思いますが、どうなりますか。

また、過去10年まで遡っても、牝馬の連対は2008年、2009年のウオッカのみです。

ただし、今年もデンコウアンジュの回避で結局牡馬だけになってしまいましたし、出走自体少ないんでしょうね。

枠順に関しても、これも府中芝マイルの傾向どおり、基本フラットと考えて良いと思います。

強いて言えば、(インコースの荒れ方にもよりますが)差し馬は外目の枠の方がスムーズな印象で、この表でも5枠、6枠がやや目立ちますかね。

また、ここ5年は関西馬vs堀厩舎、みたいな感じになっていますね。

10頭中、関東馬は堀厩舎の3頭(2012年ストロングリターン、2015年、2016年モーリス)と昨年のロゴタイプです。

堀厩舎は2011年にもリアルインパクトストロングリターンでワン・ツーフィニッシュしていますし、本当に相性が良いですね。

まあ今年は管理馬が出走しないので何の役にも立たない情報ですが(笑)。

対馬ステップレース

最後に、ステップレースについても簡単に見てみたいと思います。

いわゆる「マイラー」、主に国内のマイル重賞を中心にしてきた馬たちと、「中距離馬」との争いという印象ですね。

個人的な見解ですが、直線が長いこともあってペースが緩みがちであること、3~4コーナーのアップダウンと直線の坂で、後方から長い脚を使って差し込めるタフさが要求されること。

これらから、中距離で折り合える気性とスタミナを持った馬に展開が向くのではないかと考えています。

今年のメンバーで言うと、マイラーズC組と京王杯SC組が前者、アンビシャスやステファノスが典型的な後者ですね。

レッドファルクスなどは、主に短距離を使ってきて1400、1600がギリギリといういかにも安田記念に向かないタイプのように思えますが、どうなんでしょう。

過去2年間、ダービー卿CT組が連勝しているというのも面白いですね。

今年のロジチャリスも人気は無いと思いますが、前に行ける馬ですし、重賞初制覇の勢いがありますから、少なくとも押さえは必要ではないでしょうか。

前走の着順は、グランプリボス以外は概ね1、2着ですね。

一応、ギリギリ1桁着順まではセーフという感じでしょうか。

ということで、ざっと安田記念の過去5年間の傾向を見てみました。

グレーターロンドンが出れば、香港馬2頭を含むフルゲートが見込まれる今年の安田記念

イスラボニータ以外の人気がどうなるのかも読めない感じで、予想は直前までかなり迷うことになりそうです。。。

今のところ、ステファノスを本命に、相手本線をイスラボニータにする予定ですが、これから追い切りや枠順、そして何より土曜日の芝レース傾向を見てから最終決定したいと思います。

予想も当日朝にアップする予定ですので、またお立ち寄り頂けたら嬉しいです。

本日も、最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。