人生は競馬と共に

中央競馬の新馬戦・重賞を中心に、競馬について気ままに書いていきます。

【回顧】第24回函館SS、第22回ユニコーンS、土日の新馬戦

こんにちは。

 

先週に続き、週末の回顧記事を月曜日にアップすることが出来ました。

これだと書く側も、そして(きっと)読まれる側も記憶がフレッシュだと思いますので、このリズムを続けたいところです。

 

日曜日に開催されたGⅢ2レースと、土日の新馬戦7レースを一気に回顧していきたいと思います。

数も多いので、さらっと振り返る形になってしまいますが、ご了承ください。

 

 

函館SS、ユニコーンS 回顧

 

◆ 6/18(日)函館11R 函館スプリントS GⅢ 芝1200m

 

 

 

 

 

まずは、函館SSから。

昨年のソルヴェイグに続いて、3歳牝馬のジューヌエコールが50kgの斤量も味方に快勝しましたね。

シュウジが刻んだ600m32.2秒の超ハイペースの流れも向いたのだと思いますが、鮮やかな勝利でした。

 

恐らく伏線はこのレースの3つ前、第8レースの500万下、同じ芝1200m戦。

武豊騎手はエリシヴァで3ハロン32.7秒とクラスを考えれば超ハイペースと言える逃げを打ち、逃げ切り勝ちを収めました。

 

このレースと同じイメージを持っていたのか、武豊騎手と⑩シュウジは好スタートからダッシュ良く飛び出すと、ハイペースで飛ばします。

そして、他のジョッキーにも第8レースの残像が残っていたか、1番人気の⑫セイウンコウセイがこれをぴったりマーク。

残り600m地点から早めに前を捕まえにかかる積極的なレースを展開します。

 

これだけレースが前傾になってしまうと前に行っている馬は苦しくなるのですが、そんな中5~6番手辺りを手応え十分で追走していたのが⑧ジューヌエコール。

4コーナー出口で3番点に上がると、あとは前の2頭を交わすだけの完璧なレース運び。

初めてのスプリント戦でそれなりのメンバーが相手ということで、私は少し狙いを下げてしまったのですが、これは秋が非常に楽しみになりました。

 

③キングハートに函館巧者の④エポワスも、勝負どころからスムーズに仕掛けていって、セイウンコウセイが止まったところをきっちり捉えて2、3着。

 

シュウジを始め、4角で前にいた⑬ブランボヌールや⑥クリスマスが軒並み苦しくなる中、セイウンコウセイも力は示せたと思います。

ただ、こうやって馬券圏外に敗れてしまうと、何のためにこのレース使ったのだろう、と疑問に感じざるを得ないんですよね。。。

 

シュウジはペースそのものもあるんでしょうが、やはりレースを途中でやめる所があるという陣営のコメント通り、まだ光は見えて来ないようです。

このレースに関しては、全くかすりもしない予想でした。。。

 

 

◆ 6/18(日)東京11R ユニコーンS GⅢ ダ1600m

 

 

 

続いて、ユニコーンSです。

午後に入って、時間帯によっては強い雨が降っていた東京競馬場でしたが、馬場状態は良馬場の発表。

 

終わってみれば、「テソーロ」「サンライズ」4頭のうち、3頭で決着するという面白い結果となりましたが、勝ったサンライズノヴァは強かったですね。

雨の影響もあったか、前半800mが46.4秒、1000mが59.2秒とかなりのハイペースの中、中団でじっくり脚を溜めて、直線は外目から追われるとエンジン全開。

 

一気に突き抜けて、最後は余裕たっぷりに4馬身差の圧勝。

こちらの予想記事でも触れましたが、前走の鬱憤を晴らす気持ちの良い勝利でした。

 

そして、2着に入った②ハルクンノテソーロは、田辺騎手非常に上手かったですね。

前半は後ろから3~4番手を追走していたと思ったら、3~4コーナーでインから進出を開始すると、いつの間にか先頭を射程に。

直線では⑮サンライズソアを競り落として2着を確保しました。

 

この2、3着は青竜Sの1、2着が入れ替わった形で、逆転の要因は展開もありますが田辺騎手の好騎乗が大きかったと思います。

そして、もう1頭の「テソーロ」、1番人気に指示されていたリエノテソーロは果敢に先行するも7着(同着)。

ダート路線での実力が未知数な中、ちょっと過剰人気だったきらいもあったかもしれませんね。

 

また、500万下を勝ち上がってきた⑤サヴィ、⑦アンティノウスなどにとっては壁を感じるレースとなってしまいましたね。

終わってみればオープンで活躍してきた組が一枚上手だったということ。

 

青梅特別では私が期待したアディラートが惜しくも2着に敗れてしまいましたが、あの感じだとユニコーンSに出てても勝てなかったと思います。

その意味では、除外されてくれて、私の馬券的には結果オーライでした(笑)。

 

世代のダート路線を担う馬が誕生する印象が強いユニコーンSですが、サンライズノヴァはこれから先が非常に楽しみです。

 

 

新馬戦 回顧

 

続いて、新馬戦の回顧です。

上位馬のみの結果を、基本出走順に振り返っていきます。

(さすがに掲示板に載った馬くらい確認したほうが良いかな、ということで上位3頭⇒5頭に増やしました。)

 

◆ 6/17(土)函館5R 新馬戦 芝1000m

 

 

 

今年最初の函館競馬場での新馬戦。

私は⑤、⑥、①の単勝を小額ずつ買って様子見な感じのレースでしたが、勝ったのはアルデバラン2産駒の⑧ベイビーキャズ。

 

前に行った2頭が粘りこみを図るところを力強く差し切っての勝利で、なかなか味がある内容。

時計が早くても、やはり函館ではダートもこなせそうなパワータイプが良く来ますね。

 

 

◆ 6/17(土)阪神5R 新馬戦 ダ1200m

 

 

 

続いて、土曜日の阪神5R。

こちらはこの世代最初の、ダートの新馬戦となりました。

冬場がダートだらけなのとバランスを取っているのか、この時期は芝の新馬戦が中心で、数少ないダート戦には砂巧者の血統がズラリと揃う印象です。

 

そんな中、私は4番人気のパイロ産駒、⑬タラニスの単勝を買っていましたが、これは3~4コーナーでずるずる後退・・・。

勝ったのは、6番人気の伏兵、⑥ゴールドクイーン。

ただ、内容は素晴らしく、ハイペースを2番手で追走すると、直線も最後までしっかり伸びて快勝。

 

個人的に気になったのは、3着に入ったヘニーヒューズ産駒の⑩マッスルマサムネ。

仕上がりは一息に見えましたが、2着とハナ差の好走で、次もダートを使えるようなら確勝級かもしれません。

 

 

◆ 6/17(土)東京5R 新馬戦 ダ1400m

 

 

 

土曜日の最後は、東京のダート1400m戦。

このレースは、勝った⑭マイネルユキツバキの単勝を買っていたのですが、何と人気を集めていた⑮パーラミターがゲートに入らず競争除外・・・

オッズも大きく下がってしまいました。

 

ただ、レース内容はお見事。

マイネル軍団らしい、仕上がりの良さを生かした快勝でした。

 

人気の一角、⑩ミスティカルは勝ち馬と同じ位置から追い出されるもジリジリとしか伸びず、こちらは叩いての狙いでしょうか。

 

 

◆ 6/18(日)函館5R 新馬戦 芝1200m

 

 

 

さて、日曜日に移ります。

函館はこの日も芝の短距離戦。

 

⑤ペプチドプラムの単勝をメインに買っていましたが、前日のリプレイを見るかのように、直線に入ってずるずると後退。。。

勝ったのは、⑦ナンヨープランタン、この日も差し切り勝ちでしたね。

他の上位馬が前に行った組だっただけに、これは価値があると思います。

 

ちょっと気が早いですが、スピード自慢が集まる函館2歳Sでは、このナンヨープランタンや土曜日に勝ったベイビーキャズのようなタイプを狙ってみたいところです。

 

 

◆ 6/18(日)阪神5R 新馬戦 芝1600m

 

 

 

どんどん行きます。

阪神芝のマイル戦ということで、なかなかのメンバーが揃ったように思えるこのレース、勝ったのは単勝を買っていた⑨コスモインザハート。

マイネル軍団の主戦騎手である柴田大知騎手の弟、未崎騎手が見事バースデー勝利を飾りました。

 

惜しかったのが⑤ラテュロスで、直線いったん前が壁になり、外に持ち出してから追うロスがありましたが、溜めが出来たのもあるのか、最後はディープ産駒らしい素晴らしい伸び。

 

単勝どちらにするか迷った1頭だったので、一瞬肝を冷やしましたが・・・。

 

新馬戦としてはレースがそれなりに流れたこともあり、素質馬の⑫サナコと③ミーティアトレイルもしっかり上位に入って力はあるところを示す、次につながる好レースだったのではないでしょうか。

 

 

◆ 6/18(日)東京5R 新馬戦 芝1600m

 

 

 

続いて、日曜東京の芝マイル戦です。

 

このレースは、いかにも新馬戦らしいスローの瞬発力比べ。

私が期待した③ニシノベースマンはスタートで立ち遅れてしまったのが非常に痛かったですね。

 

インから上手く捌いて直線も一瞬先頭に並びかけるところまで行ったのですが、1番人気の⑥テンクウには及びませんでした。

そのテンクウは、スタートを決めて2番手から危なげなく抜け出す快勝で、レースセンスが抜群ですね。

勝ちっぷりにも、まだ余裕があるように見えました。

 

 

◆ 6/18(日)東京6R 新馬戦 芝1400m

 

 

 

最後に、東京芝1400m。

このレース、私が半信半疑ながら単勝を買っていた⑦ムスコローソが圧勝したのですが、その前に1番人気に推されていた⑥ミヤビフィオーラですよね。

 

発走前に暴れて、ジョッキーが顔を怪我して載り替わりなんて話も聞いたことが無いですが、急遽1番人気の騎乗チャンスが巡って来た騎手が直線で落馬するというのも何とも可哀想な話で・・・このインパクトが大きすぎました。

 

ただ、ムスコローソは非常に強かったですね。メンバーに恵まれたところもあるのでしょうが、芝でも全く問題なく、強いの一言でした。

 

今のところ、ヘニーヒューズ産駒は芝でも走っていますし、早熟傾向にあることは間違いないですが、もの凄い勝ち上がり率ですね。

(来週終わったところで、新馬戦のデータはまとめる予定です。)

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

ということで、先週末は7レース中3レース的中で、3週間の成績はこんな感じです。

 

レース数   16

的中数     7

購入額 46,000円

払戻し 64,350円

的中率   43.8%

回収率  139.9%

 

今のところ、5%上乗せの恩恵を活かせている感じですね。

このペースで頑張りたいと思います。

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

さて、これだけのレースを簡単にでも振り返ると、お腹いっぱいですが・・・

今週末はいよいよ上半期GⅠの総決算、宝塚記念です!

 

あいにく少頭数の競馬になりそうですが、GⅠはGⅠ。

1週間頑張って予想していって、しっかり当てたいところですね。

木曜日辺りに展望記事も上げる予定です。

 

 

それでは、今日からまた、良い1週間を。

 

最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。