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中央競馬の新馬戦・重賞を中心に、競馬について気ままに書いていきます。

【予想】 第58回宝塚記念、新馬戦 結局キタサンブラックで。

こんにちは。

天気予報どおり、あいにくの空模様となってしまった阪神競馬場

ただ、雨自体は降ったり止んだりで、午後からは曇りの予報。

1R時点で芝はやや重と、想像していたよりは悪化していないため、本番でもやや重か重で、極悪馬場は避けられそうですかね。

ここでは、昨年(重馬場寄りのやや重)とほぼ同じような馬場状態を想定したいと思います。

今日は、上半期を締めくくるグランプリ、宝塚記念と、新馬戦の予想をしていきます。

宝塚記念 予想

こちらの展望記事でも触れましたが、とにかくこのレースはキタサンブラックから行って相手を絞るか、他の馬から行って波乱も期待するか、そこに尽きると思います。

驚異的なレコード決戦となった天皇賞(春)の上位3頭は、掛け値なしに強い。

今年の宝塚記念に駒を進めてきたメンバーの中では、キタサンブラックシュヴァルグランは、能力的に頭1つ2つ、抜けた存在であることは間違いないでしょう。

ただ、問題はその能力をフルに発揮できるだけの状態にあるか、高いレベルで能力比べになるようなレースになるかどうか、です。

有馬記念の時にも触れましたが、このグランプリレースというのは、春と秋のGⅠシリーズの掉尾を飾ると同時に、ここを最大目標にするケースはほとんどありません。

特に天皇賞(春)を使った組に関しては、取り捨てに注意を払う必要があります。

◆ 現時点での単勝オッズ

朝10時頃に取った単勝の人気順です。

1番人気 キタサンブラック  1.6倍

2番人気 サトノクラウン   8.4倍

3番人気 ミッキークイーン  9.0倍

4番人気 シャケトラ     9.1倍

5番人気 ゴールドアクター 10.9倍

6番人気 シュヴァルグラン 11.6倍

7番人気 レインボーライン 20.5倍

8番人気 ミッキーロケット 25.9倍

ディープインパクトの時程ではないですが、やはりキタサンブラックが1倍台、後は8倍以上ということで、圧倒的な支持を集めていますね。

ここ2戦のパフォーマンスが圧倒的だったこと。

11頭立てと小頭数のレースになったこと。

1歳年下のライバル、サトノダイヤモンドが不在であること。

これらから仕方が無い面はありますが、ハードなGⅠ3戦目で道悪競馬であり、事実昨年は3着に敗れた舞台であるにもかかわらずこの3戦で最も単勝オッズが安くなってしまうというのは、何となく不思議な気がします。

シュヴァルグランが6番人気というのはちょっと驚きましたが、馬連三連単のオッズを見てみると、シュヴァルグラン→シャケトラ→ミッキークイーンサトノクラウンの順で売れているようですね。

◆ 展開予想

この頭数ですし、他に行く馬がいなければ、外目の枠からでもキタサンブラックがハナに立つでしょう。

ただ、1点だけ気になるのが②ゴールドアクターの出方。

天皇賞(春)では立ち遅れ気味のスタートでしたが、そもそも始めから前に行く気はなかったようにも見受けられました。

今回、他にあまり逃げ・先行馬もいないこと、枠の並びに道悪競馬であることを考えると、横山典騎手のことですから、思い切った逃げの手に出る可能性も考えておきたいところです。

もし逃げられなくても、キタサンブラックの直後につける、昨年の有馬記念と同じような形で追走。

外からは⑪サトノクラウンキタサンブラックをマークするように先行していって、⑥シャケトラもルメール騎手ですから、キタサンブラックを見る位置でレースを進める可能性が高いと思います。

あとは、人気の無い③スピリッツミノルと④クラリティシチー、内から①ミッキーロケット辺りが3列目で、この距離で道悪だと⑤シュヴァルグランはその後ろ辺り。

レインボーラインと、⑧ミッキークイーンと⑨ヒットザターゲットは折り合いに専念する形で、前の集団からは少し離れての追走になるかもしれません。

武豊騎手も注意しながら乗るとは思いますが、3コーナー辺りから先行各馬が早めに前を捕まえに行くような展開になると、さすがのキタサンブラックも厳しく、追い込むミッキークイーンレインボーラインに有利な展開になり、いつものとおり、キタサンブラックが3~4コーナー中間から自分のペースでロングスパートをかけるようなら、天皇賞大阪杯同様、キタサンブラックを中心に先行馬同士の争いとなるでしょう。

個人的には、ルメール騎手とデムーロ騎手がどの程度早いタイミングでキタサンブラックを突っつきに行くかが勝負の分かれ目になると踏んでいます。

◆ 最終予想・買い目

◎ ⑩キタサンブラック

○ ②ゴールドアクター

▲ ⑧ミッキークイーン

☆ ①ミッキーロケット

△ ③スピリッツミノル

  ⑦レインボーライン

色々考えたのですが、結局、キタサンブラック本命にしました。

この春、大阪杯天皇賞(春)とも本命にして応援してきた同馬を、もう一度素直に応援したいと思います。

この馬の強さについては説明不要と思いますが、心配なのは「見えない疲れ」がないか、その1点のみ。

やってみないと分からない部分も多いですが、調教等を見る限りはいつものキタサンブラックで、普通に強さを示せると判断しました。

そもそも、ここでへこたれているようでは、凱旋門云々言ってられないでしょう。

相手ですが、展開予想のところで書いたように、恐らく早め早めに仕掛けるデムーロルメール両騎手が苦しくなったところ、インで脚を溜めた②ゴールドアクター、①ミッキーロケットに大外から追い込む⑧ミッキークイーン辺りが2着争いに絡むのではないかとの読みです。

中でも、今回は日曜に坂路調教を取り入れるなど、自厩舎で必死の巻き返しを図ってきた②ゴールドアクター

正直、それでも非常に状態が良かった昨秋のレベルまで戻ったかどうか、そもそも年齢的な衰えがあるのではないか、不安もありますが、陣営の想いを応援したいと思います。

ミッキークイーンに関しては、安田記念は結果論ですが左回りと距離不足でしょう。

そもそもの能力が足りるかどうか分からないので単穴に留めましたが、キタサンブラックに勝てるのは案外こんなタイプかもしれません。

4番手は、やや人気の盲点になっている①ミッキーロケットを。

大阪杯のあと、ノーザンファームしがらきで調整してここを狙うローテーションに好感が持てますし、同じパターンで過去2戦2勝と、結構怖いと思っています。

以下、大穴で③スピリッツミノルに、ちょっと調教に不満は残りますが、展開と馬場が向きそうな⑦レインボーラインを押さえに。

シュヴァルグランは、天皇賞(春)から道悪含めて条件がことごとく悪化しており、人気面も考えて消し。

シャケトラはやはり本格化するのはこの秋以降、個人的に有馬記念あたりで狙いたく、ここは展開面も考えて消し。

サトノクラウンは、やはりどうしても状態面が不安で、これも消しとしました。

買い目は、三連単で。

◎ - ○▲☆ - ○▲☆ が勝負馬券、

◎ - ○▲☆ - △ を押さえに。

スケベ心で、

○▲☆ - ◎○▲☆ - 印 も小額だけ買いたいと思います。

新馬戦 予想

最後に、簡単に新馬戦の予想を。

今日は3レースですね。

◆ 函館5R 新馬戦 芝1200m 12:05発走

③ラスエモーショネス  6.6倍 2,000円

④タイセイアベニール 15.4倍  500円

①ヤマノグラップル  12.7倍  500円

ここは、ダイワメジャー産駒の②、スキャットダディ産駒の⑦、そして③の三択と思います。

中でも、思ったより人気していないファストネットロック産駒の③に期待しました。

他の2頭はさすがに買うとトリガミなので、穴っぽいところで①と④を少々押さえます。

◆ 東京5R 新馬戦 芝1800m 12:15発走

マイネルイノメ  5.8倍 3,000円

⑤ライトカラカゼ 10.9倍 1,000円

カーネーション 35.0倍  500円

ここは、⑤と⑩で迷った野ですが、⑤の人気が思いのほか低いので、両方とも抑えることにしました。

一応、本命はラフィアンの⑩を。

スタートがあまりよくなさそうなので、馬場状態的に頭までは不安な部分もありますが、昨日の結果を見ると、やはりラフィアンは押さえなければいけませんね。

一方、⑤ライトカラカゼは本当に想定外に人気が無く、なんでなんでしょう。

スピードもありそうですし、今日の馬場ならもっと人気して良さそうなのですが。

スワーヴエドワードは、仕上がり悪くなさそうですがエイシンフラッシュ産駒ということで、割り引いて考えました。

阪神5R 新馬戦 芝1800m 12:25発走

⑦ダノンプレミアム   4.5倍 2,000円

②シュバルツボンバー  10.0倍  500円

ここは、なかなかの好メンバーが揃いましたね。

単勝オッズも割れ加減ですが、難しそうで控えめに。

本命はディープ産駒の⑥と⑦で迷った末に⑦の方で。

馬場は走ってみなければ分からないですが、仕上がりは良いと思います。

押さえは、昨日も勝った「困った時の」福永騎手。

以上、長くなってしまいましたが、全馬無事で、好レースを!

本日も、最後までお読み頂き誠にありがとうございました。