人生は競馬と共に

中央競馬の新馬戦・重賞を中心に、競馬について気ままに書いていきます。

【回顧】先週末の新馬戦 帝王賞の予想も少々。

こんにちは。

 

昨日に続き、土日の新馬戦を簡単に振り返りたいと思います。

先週に続いて、上位5頭のみですが、結果と簡単なコメントを載せていきます。

 

 

◆ 6/24(土)函館5R 新馬戦 芝1200m

 

 

 

 

まずは土曜日の函館5Rから。

私はこのレース、1番人気のダンツクレイオーの単勝を中心に買っていました。

好スタートから見込んでいたとおりのスピードを見せてくれましたし、直線もいったんは後続を突き放して完全な勝ちパターンの競馬でしたが・・・ゴール寸前で交わされ惜しくも2着。池添騎手のコメントだと直線の反応が今イチだったとのことでしたので、叩いて良くなってくればというところでしょうか。

 

勝ったのは4番人気のアリア。

やはりダイワメジャー産駒は函館(・・・に限りませんが)の新馬戦、よく走りますね。母系からパワータイプなのもいかにも函館に合う感じです。

函館2歳Sに出てもあまり人気しないと思いますが、ここを叩いて勝負どころでの反応が良くなるようなら、ちょっと買ってみたいタイプではあります。

 

もう1頭、私はノーマークにしてしまった④ダウンタウンキラリ、そこまでの仕上がりではなかったと思うのですが、上がり最速で2頭に迫る好レース。

開催が進んで差しが決まるようになれば、次走では大いにチャンスがありそうです。

 

 

◆ 6/24(土)阪神5R 新馬戦 芝1200m

 

 

 

 

このレースは、最終的に1.5倍と圧倒的な1番人気になった福永騎手のイイコトズクシが快勝。

スタート良く、小頭数の割りには縦長の流れを難なく3番手で追走するスピード能力も見せ、直線も余裕を持って抜け出すとしっかり伸びて1馬身半差の快勝。

「テン良し、中良し、終い良し」でまさに良いこと尽くしなデビュー戦でしたね。

 

2着のメルティキャンディは、減量騎手ということでスタートダッシュを決めての粘りこみを想定していたのですが、真逆の展開で追い込んできました。

メンバー的に次走すぐにどうこうというのはコメントしずらいですが、よく頑張ったと思います。

単勝を買っていた2頭が2、3着と精一杯の抵抗は出来ましたが、このレースは仕方ないですね。

 

 

◆ 6/24(土)東京5R 新馬戦 芝1600m

 

 

 

 

まずこのレースに関しては、⑧クリノモリゾが素晴らしいスタートを切ったのが印象に残りました。

一般的に、全体としてスタートが悪い新馬戦ではめったに見ることが出来ないレベルのロケットスタートで、ご興味おありの方は是非ご覧ください。

結局10着に敗れているので、本当にスタートだけなのですが(笑)。

 

ただ、レース自体、上位5頭なかなか強いレースをしたと言えるのではないでしょうか。

個人的な感触として、東京の新馬戦の中では6/4のステルヴィオが勝ったレースに次ぐくらいのレースレベルという印象を持ちました。

 

勝ったマイネルサイルーンは、中団のインから手応えよく抜け出し、逃げ馬を交わすと最後までしっかり伸びて追い込んできた1番人気馬も抑える快勝。

逆に2着したミュージアムヒルは先を見据えた騎乗のようにも見えましたが、しっかりした末脚で、次走は確勝級でしょう(福島よりは新潟向きだと思いますが。)。

 

3着のスピリットワンベルも、コーナーで息が入らない厳しい展開でよく粘っていましたし、こちらは福島でも良さそうですね。

オルフェ産駒初陣ということで明らかな過剰人気だったモカチョウサンも4着と(私にとっては)意外な好走で、これも調子を上げて、広い新潟コースなら十分期待できると思います。

 

5着のシェーナも先行して粘るいい競馬で、この血統で芝を走られちゃうと予想の上ではお手上げはあるのですが、先述したようにここまでは結構強いように思います。

 

ここが土曜日の勝負レースだったのですが。。。個人的に、ラフィアンの人気薄を押さえられなかったのは痛恨の極みでした。

スピードウイングも単勝114倍の12番人気ながら6着と頑張ったのですが、マイネルサイルーンとどちらにしようか迷っただけに、悔しいです・・・。

何度か指摘しているように、「ラフィアン×他牧場」というのは意外と走るんですよね。

(私の印象だと、特にダート戦でその傾向が強いように思うのですが、このテーマは近いうちにちゃんとデータを取りたいと思います。)

 

 

◆ 6/24(土)函館6R 新馬戦 ダ1000m

 

 

 

 

このレースも、圧倒的な1番人気だったモルトアレグロの完勝でした。

以上。。。で締めたいくらいですね(笑)

最終的に1.4倍までオッズが下がったのならばこれ1点でも良かったのかもしれませんが、仕方ありませんね。

 

個人的には、ヘニーヒューズ産駒のコパノマーボーにちょっと期待していましたが、大出遅れで終了・・・。

ただ、それでももう1頭のヘニーヒューズ産駒、単勝50倍のキタノナシラが2着に。やはりダートは走るなぁと改めて印象付けられました。

3着のタガノアルタイルも追走に手間取りながらインから良く伸びて3着と、4着のクオーレカルドともども好内容でしたが、逆に5着のドッペルゲンガーは、スピードは見せたもののちょっと期待外れでした。

 

 

◆ 6/25(日)函館5R 新馬戦 芝1200m

 

 

 

 

続いて、日曜日の新馬戦。

1着から4着までもがそれぞれハナ差という大接戦を制したのは、1番人気のデルマキセキでした。

好位追走から、直線もしぶとく伸びて根性を見せましたね。

仕上がりも完璧ではなく、距離ももう少しあっても良さそうでしたので、ここは勝ったことに価値があったのではないでしょうか。

 

ゴールした瞬間は、押さえの単勝を買っていたタイセイアベニールが粘りきったかと思ったのですが・・・ただ、スピードと仕上がりの良さを生かした好レースでした。

4着だった私の本命馬、ラスエモーショネスも惜しいレース内容でしたが、スタートやや立ち遅れた3着馬、ティーカラットが、最も次走への上積みが大きそうです。

 

 

◆ 6/25(日)東京5R 新馬戦 芝1800m

 

 

 

 

この日はメインレースが阪神競馬場のGⅠ、宝塚記念だったため東京が先でしたね。

いかにも新馬戦らしい、前半1000m1.04.7の超スローペースから後半の瞬発力勝負となったこのレース、勝ったのはエイシンフラッシュ産駒の1番人気、スワーヴエドワードでした。

手前を替える時など、なんだか飛び上がるような何ともいえないダイナミックなフォームで力強く差し切り勝ち。

未勝利戦も含めて、エイシンフラッシュ産駒の勝ち上がり第1号となりました。

ちょっと見限ったとたんに勝たれてしまうという私の馬券センスの無さはさて置き、今後重賞戦線でも期待できそうな大物ですね。

 

私が押さえの単勝を買っていたライトカラカゼは、スタート一息でしたがすぐに行き脚がついて2番手を追走とレースセンスの良さを見せましたが、勝ち馬の決め手が一枚も二枚も上手でした。

3着のビレッジキングは、やや渋った馬場が良かったのか、意外とも言える好走で、叩き良化型に見えるだけに今後期待できます。

また、出遅れて5着に入ったモノドラマ、インで詰まる場面があった4着のロードイグニス、着順こそ8着ですが逃げて見せ場を作ったカーネーションなど、このレースは次走注目したい馬が多いですね。

 

私が本命にした2番人気、マイネルイノメは道中追走するのが精一杯な感じで、11着に大敗と良いところなし。

素質はあると思いますが、ちょっと長い目で見なければならなそうです。

 

 

◆ 6/25(日)阪神5R 新馬戦 芝1800m

 

 

 

 

最後に、阪神芝1800mの新馬戦。

予想記事でも好メンバーで楽しみな一戦と書きましたが、1番人気のディープ産駒、ダノンプレミアムが素晴らしいレース振りで快勝しました。

こちらも東京ほどではないもののスローペースからの瞬発力勝負になりましたが、好スタートからいったん2番手に控えると、外から捲ってきたルメール騎手のアドマイヤビクターと一緒に進出し、早め先頭からの完勝でした。

特にラスト200m、他馬が止まる地点からの伸びが素晴らしく、かなりの強さを感じるレースでした。

(それでもレースラップを見ると12.0秒かかっていて、ダノンプレミアムが凄いのはもちろん、他馬が止まりすぎな可能性もありますが。。。でも、阪神の新馬戦でこのラップは優秀だと思います。)

 

2着のスプリングスマイルは、内からスルスルと2番手に上がってきた印象で、勝ち馬を上回る上がりで技ありの2着。

上がりタイムはコース取りの差もあるので参考程度と思いますが、さすがは武豊騎手ですね。

 

前述のアドマイヤビクターは、切れ味勝負にはあまり向かないタイプだった感じですが、早めに絡まれて苦しい展開ながら長く脚を使って頑張った3着のウインルーカス共々、次走大いに期待できると思います。

一方、2番人気だったもう一頭のディープ産駒、イベリアは行き脚も勝負どころからの伸びもいまひとつでした。

馬場が合わなかったのか、ちょっと次戦で様子見でしょうか。

 

とにかく勝ったダノンプレミアム、いったん夏は休養に充てるとのことですが、秋以降非常に楽しみですね。

他のメンバーも良かったので半信半疑の本命でしたが、見事でした。

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

ということで、今週は惜しいレースも多かったのですが、7レース中的中は1レースのみと、厳しい結果に。

ここまで4週経過して、トータルの戦績はこんな感じです。

 

レース数    23

的中数      8

購入額  67,000円

払戻し  71,550円

的中率   34.8%

回収率  106.8%

 

秋も2歳単勝5%上乗せが発表されましたが、当面はこれで行きたいと思います。

また、新種牡馬を含めたここ1ヶ月の傾向等、できれば・・・今週中にまとめる予定でございます。

 

 

帝王賞予想

 

さて、最後にせっかくなので(?)本日夜に行われる帝王賞を簡単に予想したいと思います。

グレイトパールの骨折やかしわ記念で久々に快勝したコパノリッキーの回避は非常に残念ですが、それでも好メンバーが揃いました。

ただ、昨年の東京大賞典でも同じようなことを書きましたが、コパノリッキーもホッコータルマエもいないというのは何となく寂しいものです。

 

今年の帝王賞は有力馬にフェブラリーS明けや海外帰り等、久々の馬が多くて取捨に迷ってしまいますが、人気はどうなっているのでしょうか。

 

1番人気 ②アウォーディ    1.9倍

2番人気 ⑮サウンドトゥルー  6.2倍

3番人気 ⑥アポロケンタッキー 6.8倍

4番人気 ⑩クリソライト    8.4倍

5番人気 ⑪ゴールドドリーム  8.9倍

6番人気 ⑦オールブラッシュ  11.6倍

7番人気 ③ケイティブレイブ  12.2倍

 

まだ現時点でのオッズなのであくまで参考程度とは思いますが、この後はウマノジョー63.2倍ということで、

・JRA勢7頭の争い

・アウォーディーが断然の1番人気

という構図は変わらないでしょう。

 

武豊騎手で単勝1倍台という時点で何となく宝塚記念の「悪夢」がよぎってしまいますが・・・、実際アウォーディーも海外帰りで体調面がどうなのか、不安もあるのは事実。

頭からは狙いにくいと思っていて、これに勝ちうる馬を上位に取りました。

 

◎ ⑪ゴールドドリーム

○ ②アウォーディ

▲ ③ケイティブレイブ

△ ⑮サウンドトゥルー

  ⑥アポロケンタッキー

  ⑩クリソライト 

  ⑦オールブラッシュ

 

本命は今年のフェブラリーSを勝った4歳馬、ゴールドドリーム。

ドバイ帰りで状態面がどうかというのは走ってみなければ分からない部分も多く、単純にポテンシャルで選びました。

毎回能力を全て発揮できるタイプではないので、イチかバチか。

外目の枠から逃げ馬やアウォーディーの動きを見ながらレースできそうなのも好感で、断然人気の武豊騎手をデムーロ騎手が直線で抜き去る、日曜日の再現を期待したいと思います。

 

相手は当然アウォーディーが本線になりますが、順調に使われた組ではケイティブレイブを。

平安Sは、グレイトパールが早めに進出してきて苦しい流れの中、最後まで良く粘っての5着と好内容でした。

水分を含んだ馬場にすんなり先手を奪えそうなメンバー構成・枠順。

よく考えたら、福永騎手が逃げたら、そこも宝塚記念と同じですね・・・

 

以下、JRA勢は一応全て押さえます。

三連単で、

⑪ - ②③ - ②③⑥⑦⑩⑮ (10点)

割りと配当もつきそうなので、これで軽く遊んでみたいと思います!

 

 

以上、本日も最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。