人生は競馬と共に

中央競馬の新馬戦・重賞を中心に、競馬について気ままに書いていきます。

【新馬戦回顧】7/29、7/30の新馬戦 レイエンダ、兄弟ダービー馬に向け好発進。

おはようございます。

さて、昨日もちょっと書きましたが「福永騎手2週間新馬乗れない問題」。

重賞レースについては、まあどうでも良いんです。

札幌記念がセーフとかアウトとか、もちろん興味が全く無いわけではではないですが、福永騎手の存在が無くてはならなくないのは、やはり新馬戦なんです。

今週末、日曜日の札幌芝1800mで騎乗予定だったマーナガルムも痛いですが、まあこれは良いでしょう。

このレースはなかなか良い馬が揃いそうで、福永騎手が乗ったとしても他の馬で勝負していた可能性が高いです(未来の話を仮定形で話すと、なんか訳が分からないですね。笑)。

問題はその翌週。

8月13日、日曜日の札幌芝1800m、順調ならリシュブールに乗る予定だったかと思います。

同レースにはこれも超評判馬の1頭、フラットレーも始動戦とする予定で、先日のワグネリアンとヘンリーバローズのような好レースを期待されている向きも多いと思いますし、個人的にはあのレースのように2番人気のリシュブールの単勝で勝負、なんて勝手に妄想していたのですが。。。

やはりできれば福永騎手に乗ってほしかったなぁというのが本音です。

まあ起きてしまった事は仕方ないですし、あと2週間は「困った時の福永騎手頼み」はできないという逆境の中、頑張らねばなりませんね。

こうしてウダウダと書いているのも、ついに不調の波が来てしまった新馬戦予想の振り返りをするのが嫌だからだったりもするのですが(笑)、本題に入りますね。

先週末は土曜日3鞍、日曜日6鞍の計9レース。

特に日曜日は6戦全敗と散々でしたが、一気に振り返ります。

※土曜日の予想記事はこちら

※日曜日の予想記事はこちら

◆ 7/29(土) 札幌5R新馬戦 芝1500m

ロードカナロア産駒3頭と⑧タワーオブロンドン、人気を集めていた4頭が順当に1~4着したこのレース。勝ったのはタワーオブロンドンでした。

外枠だったものの、特に競ることなく楽にハナに立つと後続を引きつけながらレースを進め、4コーナーで外から1番人気の、そして私が買っていた②メジェールスーが並びかけるとそこから突き放すようにもう一伸び。

メジェールスーは、スタート直後④マイウェイアムールとタワーオブロンドンが前に入ってきた時にやや折り合いを欠くシーン。

結果的には内から逃げてしまった方が良かったのかもしれません。最後は苦しくなって、①キルロードにも交わされて3着でした。

そのキルロードは、逆にやや立ち遅れ気味のスタートで、この中では最も次走変わり身がありそうな内容でした。

ダーレージャパンの生産馬は、このタワーオブロンドンが今年の新馬戦初勝利でしょうか。

(データ関係は、これで7月が終わったので出来れば今週、まとめますね。)

いつもマイネル軍団と入れ替わりで、かつダート中心に活躍馬を出してくる(というか夏競馬には殆ど出して来ない)印象が強いですが、これから注目していかなければなりませんね。

◆ 7/29(土) 小倉5R新馬戦 芝1200m

続いて小倉5R、この週末唯一の的中レースです。

新馬戦らしくバラバラっとしたスタートで、スタートした瞬間に②、④、⑦、⑪の4頭に絞られてしまった感のあるこのレース。

これらがしっかり1~4番人気で、そのまま1~4着してしまうのですから、面白いものです。

その中で、勝ったのは逃げたシトリカ。

スピードを活かして先頭に立つと、2番手で⑦セイウンデルレイにぴったりマークされますが、がっちり手綱を抑えて脚を溜め、直線後続を突き放して楽々先頭ゴール。

1番人気に支持されていた⑪エイシンテースティは、3番手追走から直線脚を伸ばし、4コーナーでセイウンデルレイが外に膨らんだ影響を受け、インを掬った②ロンスに迫られましたが、これを抑えてしっかり2着を確保。

しっかり勝ちに拘るレースを見せたデムーロ騎手に、無理をさせない競馬をした武豊騎手ということで、ここは想定通りの結果になりました。

レースレベル的にどうかなとは思いますが、一度叩かれたエイシンテースティの次走は型どおり、期待できるでしょう。

◆ 7/29(土) 新潟5R新馬戦 芝1400m

土曜日最後のレースです。

ここは単勝1.8倍の⑤ルッジェーロが、期待に応えて強い競馬を見せましたね。

私が期待していた、ノットオンリーと同じ馬主の⑥バットオールソーともども、あまりスタートは良くありませんでしたが、すぐに行き脚がついて3番手の外、好位を追走。

一方バットオールソーはこれをマークするように追い上げますが、序盤ちょっとこちらの方が脚を使ってしまいましたか。

これも人気の②セイウンクールガイが600m36.9秒に800m49.6秒とスローに持ち込んで直線突き放しにかかりますが、これをラスト100mほどでしっかり捉えると最後1 1/2馬身交わし去ってゴール。

良い瞬発力を見せて快勝でした。

レースセンスも良く、距離もマイルまでなら問題無さそうですので、当然オープンクラスに入っても期待できる1頭でしょう。

バットオールソーもこれを良く追って伸びてきましたが、勝負どころの反応ともに勝ち馬には劣る感じで、勝ち馬には完敗でしたね。

こちらも、距離はもう少し伸びても大丈夫そうです。

覚えやすい名前ですし(笑)、次走改めて期待したいと思います。

スローの1400mでやや立ち遅れながら力のある逃げ馬を差し切った上位2頭は当然強いですが、3着のセイウンクールガイも3着には2馬身半差をつけており、この3頭が抜けていましたね。

◆ 7/30(日) 札幌5R新馬戦 芝1800m

日曜日、最初の新馬戦にして、この週末のクライマックスでしたね。

札幌芝1800mという条件は昨年もソウルスターリングがデビューしたように毎年素質馬が揃う印象ですが、開幕週からいきなりレイデオロの弟、レイエンダが登場。

前日夜から終始単勝1.1から1.2倍で推移していて、私もとらじろさんも嫌っていきましたが、いやはや強かったですね・・・。

1番人気の⑦レイエンダ、2番人気で私が単勝勝負していた②ラソワドールの2頭が立ち遅れ、逆に①ハルキスターが好スタートからレースを引っ張る展開。

ラソワドールの方はすぐに福永騎手が内ラチ沿いに馬を誘導し、誰もポケットの位置を取りに来なかったことから1~2コーナーではハルキスターの直後の位置に。

一方、レイエンダはスタート直後やや行きたがる素振りを見せますが、初戦は後ろから競馬をさせると決めていたのでしょう。

ルメール騎手が必死になだめながら最後方に。

向こう正面で超スローを察知したかティータン騎手の⑥カヴァロディーオが捲くっていくと一瞬付いていきそうになるなど、やや幼さも見せますが、何とか最後方で脚を溜めながら進めます。

カヴァロディーオの捲りがあってもなお、前半800m50.4秒、1000m1.03.1、さらにこの後残り600mまでの1ハロンが13.0秒と超スローなのに全くペースが上がらない展開になりますが、ルメール騎手は慌てず騒がず。

一方、ラソワドールも3~4番手のインで脚を溜めながら直線に向かいます。

3コーナーでは最後方にいたレイエンダですが、ちょっと促されると4コーナー手前では大外から先頭に並びかけるような勢いで進出。

それまでギリギリで抑えていたというのもあるのでしょうが、ここの反応の良さとコーナーでの加速力はさすがでしたね。

あとは直線、トゥザフロンティアではないですが、真っ直ぐ走らせるように気を付けながら、ノーステッキで楽勝。

非常に大物感溢れる、とても強い内容でした。

私が期待していたラソワドールですが、まさか7頭立てで捌くのに苦労するとは・・・

直線に入ってすぐにレイエンダが先頭に立ってしまうというのも誤算だったと思いますが、内でなかなか追い出せずにハルキスターを交わして2着に上がるのが精一杯。

外から勢いに乗ったレイエンダが伸びてくるところで追い出したのでは、勝てる訳がありません。

期待していたとおり芝での走りは全く問題ありませんでしたが、それでもレイエンダに瞬発力勝負で勝つのは厳しく、個人的にはロングスパートを掛けて早めにレイエンダを引き離して欲しかったですね。

直線のルメール騎手の追い方を見ていても、レイエンダは仮にステッキを入れていてもしっかり追えていたかどうか疑問で、このレースだけを考えれば付け入る隙はあったように思うのですが。

レイエンダのあの強さを見てなおそう感じるほど、この馬も本当に良い馬だと思うんです。

494キロと馬格のある牝馬ですし、これからも注目して見ていきたいと思っています。

3着のハルキスターも、好スタートからまんまとスローに落として上手く行ったように思えましたが、カヴァロディーオの動きが誤算だったのと、上位の2頭が強すぎたということ。

ここまではすぐに問題なく勝ち上がれるレベルにあると思います。

レイエンダは上記の通り、気性的なことを考えればまだまだ伸びしろ、奥深さがありそうですね。

いったん放牧に出されるとのことで、次走は秋の東京開催あたりでしょうか。

心身ともに成長した姿を見るのが楽しみですが、それにしても昨年以来、藤沢厩舎の2歳馬の質がヤバいですね。

冒頭に触れたフラットレーもこの札幌開催で出てくる予定ですし、まだまだ藤澤厩舎×ルメール×単勝1倍台との戦いは続きそうです。。。

◆ 7/30(日) 小倉5R新馬戦 芝1200m

さて、九州産馬限定の新馬戦、フルゲートでカオスな感じでしたが、結局人気2頭の決着となりました。

予想記事の中で書いた3択の中では「ストラヴィンスキーBOX」が正解でしたね。

ただ、⑰コウエイユキチャンは大外からダッシュ良く先行すると、やや掛かったのか3コーナー手前から追い上げながら長く脚を使って勝ち切る、非常に強い競馬でした。

今後限定戦じゃなくても、そこそこ期待できるかもしれません。

私は中穴狙いで③、⑥、⑦の3頭を小額買っていましたが、全然ダメでしたね。

◆ 7/30(日) 新潟5R新馬戦 芝1600m

ここはどの馬も一長一短と見ていましたが、結局勝ったのは単勝1.7倍に支持されていた①オーデットエール。

スタート一息で行き脚もつかず、序盤は最後方からレースを進めましたが、残り1000m辺りからかなり早めに進出を開始して、4コーナーでは早くも先頭を射程に入れてしまいます。

確かに前半800m49.0秒、1000m1.01.3とスローの流れではありましたが、スパッと切れるというよりは長く脚を使えるタイプだと判断した戸崎騎手の好判断でしたね。

ここからラスト600m、長い直線での追い比べを制し、4番手から抜け出して粘る⑥ディアサルファーをきっちり抑え込んでゴール。

このレースも中穴狙いで、ディアサルファーの単勝は買っていたのですが完敗でしたね。

4着の⑤サンドラフラッシュに関しては、予想記事で書いたように仕上がり不足だと思います。

やや詰まりながらも切れ味の一端は見せてくれましたので、叩いて良くなるようなら、新潟・東京コースならすぐチャンスが来ると思います。

◆ 7/30(日) 札幌6R新馬戦 ダ1700m

出ましたね、「大差」勝ち。

5Rのレイエンダに続いて、インパクトの大きな勝利でした。

というか、これが2.3倍付くんだったら買わなきゃダメじゃないかと怒られそうな(誰にか分かりませんが。笑)、そんなレースでしたね。

いやぁ、強かった。

ハヤブサマカオーは最内枠からある程度気合を付けながらハナに立つと、極端な話あとはずっと持ったまま。

3コーナーで私が単勝を買っていた⑩コパノステラートが迫ってきた時は一瞬「お?」と思いましたが、4コーナーにかけてやや加速したのか、持ったままのハヤブサに対してコパノは激しく手が動いているのに差が全く縮まらず。

この時点でああ、やっぱ①強いんだな、と観念しました。

ルメール騎手は結局ステッキを使わずに2レース勝ってしまいましたね。

このレースに関してはハヤブサマカオーの強さだけが印象に残りました。

ただ、ラップや勝ち時計だけを見るとどの部分に強さがあるのかが分かりにくいところもあり、2着以下に関しては相手が悪かっただけなのか、普通に弱かったのか、何とも判断が難しいところです。

さすがにハヤブサマカオーの強さを疑う余地はないと思いますが、他の馬に関してはしばらく様子見で行きたいところです。

◆ 7/30(日) 小倉6R新馬戦 芝1200m

ここはとっても反省しているレースです。

勝ったのは九州産馬の⑦レグルドール。

好スタートから先行集団の外に付け、一瞬3コーナー手前で付いていけないのかな?と思わせるような動きを見せますが、気合を付けられると徐々に先団に取り付き、直線外から素晴らしい切れを見せて快勝。

結果的に5Rよりも小頭数でペースも落ち着いたのもプラスだったでしょうし、それでいて勝ち時計は5Rよりも約1秒上。

九州産馬とか一般馬とか関係なく、間違いなく強い競馬でした。

反省しているのは、馬券の買い方。予想記事でも書いたように、5Rの限定戦に出ていれば1.1とか1.2倍だったであろうレグルドール。

除外でこの一般戦に回ってきたわけですが、このレースも決してレベルが高いわけではなく、仕上がりとしてはこの馬と武豊騎手の⑨クーファエランが頭ひとつ抜けた存在。

それでこのオッズなら迷わず狙うべきでした。

全部で6レースあって、札幌と新潟が面白そうだったのもありますが、それにしても「まあ武豊騎手の1番人気でいいんじゃないんでしょうか」とは何とテキトーな予想なのか。

命の次に大切なお金を賭ける姿勢ではありませんし、こんなブログでも参考にしてくださっている方もいるかもしれないのに・・・猛省致します、はい。

そのクーファエラン、兄弟成績からオルフェ産駒でも1200m問題ないのでは、と見ていましたが明らかにレース振りを見ると距離不足でしたね。。。

一叩き×距離延長×武豊騎手継続騎乗ならば、次改めて狙いたいところです。

◆ 7/30(日) 新潟6R新馬戦 芝1400m

最後は芝1400m戦。

馬券だけで考えるとこのレースが一番面白そうだと思っていましたが、果たして荒れましたね。

ただ・・・馬券が全然当たってない(T_T)。。。

何と言えば良いのでしょう、勝った⑥ルリハリ、2着に入った⑮ドリームジャンボとも全く引っかかるところが無い2頭だったんですよね。

3着⑫ベリンダと4着⑩レユシットは記事でも触れたとおり、本命候補でしたので違和感は無いのですが。

当然競馬ですからこんなレースもあるのでしょうが、何だか変な荒れ方したなぁ、気持ち悪いなぁ、というのが率直な感想です。

(とらじろさんの見解もお聞きしたかったのですが、まさかのこのレースのみ「パス」でしたね。笑)

私の馬券の話が先に来てしまい申し訳ございませんでしたが、買ったルリハリは文句なしの快勝でしたね。

好スタートから前に⑦フジノビューティーと⑨シーズラックを見るように余裕を持って追走すると、3~4コーナーで何頭かが動いていってもポケットの位置でじっと我慢。

直線で先行各馬の外に持ち出すと、そこから追い出して先に抜け出していた⑮ドリームジャンボをきっちり交わして1 1/2馬身差でゴール。

内回りの1400mにしてはスローな流れで脚がしっかり溜まって、直線もしっかり捌けたのが勝因だと思いますが、スピード、切れ味ともなかなかの物がありますね。

驚いたのはドリームジャンボで、さすがは西田騎手、外枠の馬に乗った時は・・・って、千直じゃなかったですね(笑)。

この馬も普通なら勝ちパターンの競馬でしたし、この内容なら1200mでも、それこそ西田騎手継続で1000mでも(千直の未勝利戦は来週、8/27の2鞍組まれています)。

すぐにチャンスは来ると思います。

良く見たら、このレースも最終的に1番人気のヤエノグラフは1.8倍だったのですね。

もう少し前半から行くスピードがあるのかと思っていましたが、この展開で5着まで来るのですから、やはりこの馬も力はあります。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

ということで、しつこいようですが馬券が全然あたらなかったこの2日間。

トータルの収支はこんな感じになっています。

レース数     65

的中数      23

購入額  181,000円

払戻し  211,000円

的中率    35.4%

回収率    116.6%

これで3週連続負け、しかもどんどん調子が落ちているということで、本格的にヤバくなって参りました。。。

外した(大体は人気馬に挑戦して跳ね返された)レースでも2着馬の単勝は買っていたりするので、狙い自体はそう悪くないと信じたいですが・・・。

最終的に「逃げバテ」にならないように、もう一度頑張って上げていきたいと思います。

具体的に内容を見てみると、やはり9戦中1番人気が4勝、2番人気が3勝しているように、ある程度1番人気が勝つことを想定した組み立てにした方が良さそうですね。

参考までに、先週準備しかけて出せなかったデータのひとつで、昨年この時期の札幌新馬戦、人気別の成績です。

実はその前年は16.7%しか勝てていなかったので今年はどちらのパターンだろう、と思っていたのですが、3レース中2レースで1番人気が勝利と、今年も札幌は堅い傾向になりそうな予感です。

さて、途中愚痴も混じりつつということで(汗)、いつも以上に長くなってしまいました。

土日それぞれ、1日ずつ記事にしていった方が良いかもしれませんが・・・。

今週は少し仕事も落ち着き加減なので、7月までのデータまとめ等も(今度こそ!)していきたいと思います。

本日も最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。