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中央競馬の新馬戦・重賞を中心に、競馬について気ままに書いていきます。

【新馬戦回顧】8/6(日)の新馬戦 ロックディスタウン、余裕の上がり32.5秒で完勝!

おはようございます。

先日から何回か触れてきている札幌芝1800m新馬戦情報。

リシュブールは今週末を回避して8/20に回るようですね。福永騎手の都合に合わせちゃいましたか。

この後回顧するマーナガルムのレースなんかを見ても、これが吉と出る可能性も高いとは思いますが、今度は20日の芝1800mがヤバいですね。

主だった評判馬だけでもルーカス、リシュブール、ミカリーニョにゴーフォザサミットですか。これは札幌に行かなくては(笑)。

ということで、どうにか日曜日の新馬戦も回顧することができました。

早速、札幌5Rから振り返っていきたいと思います。

※日曜日の新馬戦予想記事は→こちら

◆ 8/6(日) 札幌5R新馬戦 芝1800m

日曜日最初のレース、毎度好メンバーが揃う札幌芝1800mですね。

開幕週のレイエンダや今週末のフラットレーのようなビッグネームこそいませんでしたが、このレースもなかなか良いメンバーだったと思います。

その中でも最終的に1番人気に支持されていたペプチドオーキッドが人気に応えて見事快勝。

私個人的にも、久し振りにまともな的中だったような気がします。。。

この日の小倉1Rで、予想記事でも触れていたガゼボ単勝が膠着により的中というミラクルが起きまして、これが切欠になったのかこの日は5R中4R的中。

もし「WIN新馬」があればWIN4でしたが(笑)、ここ最近の負けをちょっとだけ取り戻せました。

この日は全くレースを見る余裕が無く、VTRで見たら③が外枠発走になってて驚いたのですが、もともとの枠順で大外の⑬アドマイヤテンプウが押していってハナを主張。

これはちょっと想定外でしたね。

①マーナガルムがスタートは速かったものの行き脚がつかず、⑫ペプチドオーキッドにとっても押し出されるようにハナに立たされるよりもアドマイヤが行ってくれて良かったのではないでしょうか。

外の2頭が先行した割には流れがすぐに落ち着いて、スタートから12.6 - 11.7 とさすがに2ハロン目は速かったものの、その後12.9秒が4つ続くスローペースで展開。

ラストから3ハロン目も12.2秒とさほど急激にはペースが上がらず、ペプチドオーキッドは4コーナー出口で逃げたアドマイヤテンプウに並びかけて直線へ。

切れる脚がないので早めに仕掛けたいと言っていた⑤レッドオールデンが最後方で何もできずに終わったのも良かったでしょうか。

予想記事でも有力馬に「切れる」タイプが少なそうと書きましたが、こうなると前に行った組の決着になりますよね。

そのまま危なげなく押し切ったペプチドオーキッドが快勝、2着も3番手で上手く立ち回った横山典騎手のトップヴォイス。

3着も逃げたアドマイヤ・・・かと思いきや②ネルが差してきて3着。

まさかネロに対する「アンサー馬名」ってことは無いと思いますが(笑)、良い脚でしたし印象的な名前なので、今後の活躍に期待したいところですね。

勝ったペプチドオーキッドは、今週末のコスモス賞に登録しているのですね。

「中5日」になりますが、状態次第では可能性あるんでしょうか。もし出てくれればステルヴィオ単勝が1.1倍から1.2倍になるくらいの影響はありそうですが。。。

5着のレッドオールデン、6着のマーナガルムは、この内容・結果を見ると完全に試走(調教)モードだったかも知れませんね。

恐らく前者はルメール騎手、後者は福永騎手に替わった時が勝負というイメージでしょうか。

この着順で人気を落とすようなら(まぁ落とさないでしょうが)次走狙い目かなとは思います。

◆ 8/6(日) 小倉5R新馬戦 芝1800m

こちらは小倉の芝1800m。

スローペースを中団6、7番手辺りで追走していた③キボウノダイチ、⑧テイエムリボーの2頭の接戦となったわけですが、2頭の差は勝負どころでのコース取りでしょう。

先に外から動いていった小牧騎手のテイエムリボーに対して、キボウノダイチと高倉騎手はインを選択。本当に綺麗に前が開いて、コーナーで無理しなかった分最後までしっかり伸びることができましたね。

テイエムリボーはそれでも最後また差し返していて、非常に惜しい2着でした。

単勝は買えませんでしたが、しっかり乗り込んで好仕上がりだった印象で、小牧騎手はよほど手応えが良かったのでしょうね。

小額でしたが、私はキボウノダイチの方の単勝を買っていたので、その意味でも大きなハナ差でした。

キボウノダイチ、予想していた時から素敵な名前だなと思っていたのですが、難波騎手が名付け親でアニメの主題歌から取ったとか。

2着のテイエムリボーの方が、近親にテイエムマッチョがいたりして障害向きっぽいのですが、将来的に彼が乗れる日が来るのでしょうか。

障害レース自体廃止の噂が絶えない昨今ですが、いつかコンビが実現したりしたら素敵ですね。

まあこのレースに関しては、レベル的にどうこうという話は良いでしょう。

1、2着馬の切れが際立ったレースでしたが、出遅れた金子真人HDのアンチェインなども含め、他はあまりレース内容に光るものが無かったように思います。

◆ 8/6(日) 新潟5R新馬戦 芝1800m

そして、もうひとつおまけに芝1800m。

個人的にはこの日の最注目レースでしたが、1番人気に応えたロックディスタウンが快勝。

注目していた理由は、同馬をnetkeiba.comさんでPOG登録しているから(笑)。

オルフェーヴル産駒に対する評価と言う意味でも、やはり走る馬は走るというか、アベレージヒッターではないものの当たれば結構飛びそうだなというのが再確認できただけでも良かったなぁと思っています。

①、②、③の3頭、人気馬の中では③ウォルビスベイが立ち遅れた他はほぼ一線のスタート。

ウォルビスベイは武豊騎手のコメントにもあったように、思っていた以上にまだ馬が緩いのでしょうね。

⑧マヤノフロスティが逃げ、⑥シャルドネゴールド、④タイムフライヤー、⑨ブリリアントデイズに⑤ロックディスタウン、さらに追い上げてきたウォルビスベイまで、有力馬が一団となってこれを追う展開で4コーナーに。

この中からまず最初に抜け出しを図ったのは岩田騎手のシャルドネゴールド。

残り400mから300mにかかった辺りで先頭に立ちます。

その外からはブリリアントデイズも競りかけて、これは早々に力尽きますが、残り200mあたりでは内からタイムフライヤー、外からロックディスタウンが伸びてきます。

結果、切れ味鋭く追い込んできたこの2頭がシャルドネゴールドを交わしたところがゴール。

前半楽をしていた分、力のあるシャルドネゴールド、タイムフライヤーも最後まで伸びていましたが、ロックディスタウンは本当に良く差しきってくれました。

着差こそ3/4馬身でしたが、追い出しもギリギリまで我慢していましたし、調教でも併せ馬で先着を許したことが無いということでルメール騎手も競り合いに絶対的な信頼があったのでしょう。

ゴール前はまだ余裕がありそうな感じで、11.2 - 10.5 - 11.1というレースラップをあっさり差し切るのですから、もの凄い切れですよね。

今日のタイトルの通りですが、推定上がりが32.5秒ですか。しかも余裕たっぷりで。

当面の目標は姉と同じクイーンCでしょうか?関東馬ですし、早く生で見てみたいものです。

ということで、最終的には1倍台になってしまいましたが、それでもこの馬の単勝がこのオッズ(1.9倍)で買えたのはラッキーでした。

もう1頭単勝を買っていたブリリアントデイズ(25.8倍もついていたのですね。)含め、このレースの上位5頭は先々まで楽しみです。

◆ 8/6(日) 小倉6R新馬戦 芝1200m

このレースは堅いだろう、ということで予想時点で2.9倍ついていた⑦ラガーデリゲートの単勝を買っていました。

最終的に1.8倍と(それでも感覚的には付くなあという感じですが)断然の1番人気に支持されていましたが、3着に敗れてしまいます。

いやぁ、1万円勝負とかしなくて本当に良かった。。。

勝ったのは⑤サイエンで、減量騎手の効果も最大限に生かした見事な逃げ切り勝ちでした。

予想記事では富田暁騎手が不安で単勝は勝負できないなんて大変失礼なことを書いてしまいましたが、問題なく強い競馬でしたね。

4コーナーでラガーデリゲートが並びかけたところではそのまま押し切られてしまうのかなと思いましたが、コーナーでうまく脚が溜まっていたのでしょう。

直線内から伸び返して4馬身差の圧勝、タイムも1分10秒を切る好タイム。

逆に、ラガーデリゲートは想像以上に追って味がありませんでしたね。

新馬でこそのタイプだけにどうでしょう、次以降も人気するようなら慎重になった方が良いかもしれません(何と言う手のひら返し。笑)。

また、勝ったサイエンにしても、予想記事で指摘したように410kgと小柄な牝馬でその分減量も効いたのだと思いますが、特別戦になってしまうとどうでしょう。

最後2着に差し込んできた⑧ピーナツの方が、仕上がり一息だと思っていただけに次走の狙いとしては立ちやすいような気がします。

◆ 8/6(日) 新潟6R新馬戦 芝1400m

このレースも小倉6Rと並んでこの日最も堅いと思っていただけに、アーモンドアイが負けたのにはちょっと驚きました。

(まあアーモンドアイ以外の単勝を買っていた私が言うのも何なのですが・・・。)

結果的に勝ったニシノウララ、4番人気で単勝1,400円というのは非常に美味しい馬券で、ここは単勝1倍台を外した馬券がうまく嵌まりましたね。

ただ、アーモンドアイのレース内容はやはり、「負けて強し」と言えるものだったと思います。

新馬戦としては頭数が揃った17頭立てで、⑫アーモンドアイはダッシュがつかず後方からの競馬に。

芝1600mとは違って内回りの1400mではこの展開になってしまうと厳しいです。

一方、勝った⑭ニシノウララは好スタートからすっと逃げた①カタナの番手に付けるセンスの良い競馬で、直線に入ると早め先頭から気持ちよく押し切って快勝。

その持てるスピード能力をフルに出し切った好レースで、小倉6R同様、減量の恩恵もフルに生かせました。

他頭数の割には600m36.6秒、800m48.7秒と落ち着いた流れになったのも味方しましたし、終いも確り伸びてラスト11.5秒でまとめられれば他の馬は太刀打ちできません。

そんな流れの中、ただ1頭後方から差を詰めてきて勝ち馬と2馬身差まで詰め寄ってきたアーモンドアイはやはり能力高いですね。

言うまでもないことかもしれませんが、次走は確勝級です。

あと、ちょっと後方になるのですがこれも単勝を買っていた10着⑩レップウも口向きが悪いところがあるのかなかなか騎手の指示に従わず、ちょっと不利もあってまともに競馬していません。

すぐに勝ち負けというのは難しいかもしれませんが、これも先々まで覚えておきたい馬です。

あとはこれを最後交わして9着の⑦ハッピーリフレインも、終いの脚には見どころがありました。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

さて、ということで日曜日の新馬戦、5鞍を振り返ってきました。

やはり土曜と日曜、分けた方が分量的には良いですね。

そして、夏の単勝馬券の成績ですが、こんな感じです。

レース数     73

的中数      28

購入額   200,500円

払戻し   238,350円

的中率     38.4%

回収率    118.9%

久し振りに回収率が(ちょびっとだけですが・・・)上がったので本当に安心しました。

日曜日、2レースあった1番人気の単勝を買えていたのが個人的には大きいですが、開幕週に比べると1番人気の信頼度が下がってきてしまいました。

今週末どのような戦略で行くか悩ましいところですね。

それでは、次はまた土曜日になってしまうと思いますが、本日も最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。