人生は競馬と共に

中央競馬の新馬戦・重賞を中心に、競馬について気ままに書いていきます。

【新馬戦回顧】9/9(土)の新馬戦 注目の阪神5R、勝ったのはジャンダルムでした。

こんにちは。

ワグネリアンが出る野路菊Sまであと4日、なんてカウントダウンしてみたくなるほど楽しみな火曜日です。

一週前追い切りの動画が出ていたので今朝電車の中で見てみたのですが、全体時計6F79.8-64.9-50.8-38.2-12.4と新馬戦のときとほぼ同じ時計。

まずまず順調だな、ただ3頭併せの真ん中で内の馬にやや遅れていたし手応えも劣っていたので、ちょっと心配だな・・・

そう思って何と併せたのか調べたら、なんとアドマイヤミヤビでしたね。それなら仕方ない(笑)。

アドマイヤミヤビも今週末、ローズS出走を予定していて、牝馬ですし恐らく一週前追い切りでしっかり負荷をかける、非常に大切な併せ馬だったのだと思います。

(まぁ当たり前なのかもしれませんが)厩舎としても本当に期待している馬なのだろうなぁとつくづく思ってしまいます。

新馬勝ちの時のパターンだと、今週は坂路単走でサラッと流す感じでしょうか。

前走以上に素軽い動きを見せてくれると良いのですが。

さて、その前に先週末の新馬戦ですね。

今日は土曜日の2レース分のみ、回顧していきたいと思います。

特に阪神5R、なかなかの好メンバーでしたが、早速振り返って参りましょう。

◆ 9/9(土) 阪神5R新馬戦 芝1600m

秋競馬に入り、新馬戦も印を打つ普通の予想スタイルに戻しましたので、予想の印も併記しています。

私個人的にはスターリーステージに注目しすぎてしまったこのレース。

勝ったのは武豊騎手騎乗の2番人気馬、ジャンダルムでしたね。

スターリーステージ1着のジャンダルム3着以下、というのを期待していたのですが、真逆になってしまいました・・・

新馬戦としてはなかなか揃ったスタートでしたが、大外の⑪クリノユナチャンと人気の一角⑨サンライズカナロアが出遅れて後方から。

内からダッシュ良く先手を奪った①ストリ、③ナムラルビー、②アスタービアンコに勝った⑥ジャンダルム辺りが先行して行きます。

ジャンダルムの直後にやや抑えながら⑧ロードラナキラ。そのさらに後ろ、馬群の中に入る形で⑦スターリーステージ。

前半600mが38.0秒、800mが50.9秒、1000mが63.5秒と超スローペースで、ラスト600mから一気にペースが上がる典型的な上がりだけの競馬に。

その残り600m地点から4コーナー出口にかけて、3番手からじわっと前に取り付いていこうとしたジャンダルムがやや口を割って外に逃げようとしかけましたが、何とか立て直して最後の直線に。

ジャンダルムがもたもたしている間に、外からロードラナキア、内からスターリーステージも追いついてきてその後ろにはサンライズナイト、出遅れた後インを通って最後大外に持ち出したサンライズカナロアがさらにその後ろ。

上位人気5頭のこの時の位置取りのまま、結局ゴールすることとなります。

あれだけ楽に逃げていた①と③が掲示板にも載れないのですから、まぁその2頭が弱いというのもあるでしょうが、上位5頭が素晴らしかった、という評価で良いでしょう。

ジャンダルムは4コーナーで膨れた以外はほぼ完璧な競馬で、残り200m手前で楽に先頭に立つとそのまましっかり伸びて、ラストは流すようにしてゴール。

私が期待していたスターリーステージは、レースを見ていた時は直線入り口でややジャンダルムにフタをされた感じかなと思ったのですが、パトロールビデオで見直すと、そんなことは関係なく外に逃げるようにして追いづらそうでしたね。

最後に一瞬良い脚を見せて2着にあがるかな?という局面はありましたが、結局3着で単勝1.4倍の断然人気に応えることは出来ませんでした。

福永騎手も能力を全く出せなかった、とコメントしていたようですので、2戦目の変わり身に期待しながら次走を待ちたいと思います。

出遅れてメンバー最速の上がり33.5秒で5着に食い込んだサンライズカナロア以外、上位4頭の推定上がりが全て仲良く33.7秒だったように、極端な上がりの競馬で4コーナーでの位置取りで差が出てしまった印象でした。

スターリーステージだけではなく、このレースの上位勢はなかなか強いと思いますので、次走も注目したいと思います。

馬券的には、スターリーステージ1着固定しか買っていなかったので大外れ。

やはり、単勝1倍台の時は2、3着固定の三連単に妙味がありますね。

まぁ私情を挟みまくった予想になってしまうのは私の個性ということで(笑)。。。

◆ 9/9(土) 中山5R新馬戦 芝2000m

9頭立てながらなかなか粒ぞろいで難しい混戦模様だったこのレース。

私は⑦バレリオ、④ハービーナ、⑨ウサギノダンス、②ウインセイラーの4頭に絞って応援していましたが、勝ったのは1番人気に応える形となったバレリオ。

スタートで出遅れながら、逃げた⑥ニシノマメフクが作った1000m66.8秒という超ドスローの流れの中、お見事でしたね。

このレースはとにかく、さすがは田辺騎手というか何と言うか、このペースに尽きると思います。

当然、残り800m辺りから徐々にペースが上がり、ラスト600mは11秒台のラップが続くわけですが、勝ったバレリオは3コーナーから4コーナーにかけて外を一気に捲くっていき。4コーナーでは先頭に並びかけます。

直線に入った時には内からニシノマメフク、⑧パワフルテソーロ、⑨ウサギノダンスの4頭横並びだったのですが、2着は内から伸び返したニシノマメフクだったように、ここから一気に押し切るというのは力が無いと出来ないことです。

直線入り口ではこの4頭の後ろにつけていたハービーナもラスト、外からなかなか良い脚をで追い込んできましたが、こちらは結局3着。

ハービンジャー産駒ですが、なかなかスローで良い脚を使えるタイプだったということで、2戦目でペースが上がった時にもこの脚が使えるかどうか分からないという難しさはありますが、素質は見せてくれました。

一瞬取れたかな、と思ったのですが田辺騎手にやられた、そんなレースでした。

このレースに関しては、結果はあまり気にせず、上位人気馬の次走に注目してみてもよいのではないでしょうか。

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ということで、本命馬の成績はまずまずながらも馬券が全く当たらないという土曜日でした。

最近単勝勝負ばかりしてきたので、何となく感覚がつかめないままに終わってしまいましたかね。

もしかしたら明日の夜になってしまうかもしれませんが、日曜日の4R分は次の記事で回顧したいと思います。

本日も最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。