人生は競馬と共に

中央競馬の新馬戦・重賞を中心に、競馬について気ままに書いていきます。

【重賞予想】第156回天皇賞(秋) 初志貫徹で。ヤマカツエース。

こんばんは。

日曜は色々と所用があるため、いつもより早い時間ですが、オッズがある程度読みやすい天皇賞(秋)から、予想をアップして参りたいと思います。

それにしても、スポナビブログ閉鎖ということで、ブログ全体がなんだか変な盛り上がりを見せているような・・・。

そんな中で、ありがたいことに金曜日の展望記事がアクセスランキング1位となっていたようです。

まぁこの時期、天皇賞の記事がアクセスを集めるのは分かりきったことで、他の素晴らしい記事を差し置いて1位になれたのは微妙なタイミング等の運が良かったのだと思いますが、最後に良い思い出が出来ましたかね(笑)。

それにしても、その金曜の記事が62316PVで、当ブログもいつの間にか500万PVを超えましたか。

改めてスポナビブログの集客力は半端ないなぁ、無くなっちゃうの残念だなぁ、としみじみ思いますね。。。

さて、そんなどうでも良い話はさて置き、先週に引き続き道悪競馬なることが濃厚な今年の天皇賞(秋)

本当に残念でたまらないわけですが・・・早速予想していきましょう。

◆ 展開

大阪杯の時と違ってマルターズアポジーがいませんので、逃げるのはまず間違いなく⑪ロードヴァンドールかなと思います。

しっかりリフレッシュした(と信じたい)キタサンブラックはいつものように好スタートから、外のロードヴァンドールを行かせて、内のサトノクラウンネオリアリズムディサイファ辺りの様子を見ながらじわっと先行していける好枠を引きました。

2番手で後続を引き連れるようなポジションを取れるかどうかは流れ次第ですが、流れ次第では3、4番手でも。その辺りは名手・武豊騎手が上手くエスコートしてくれるでしょう。

約半年ぶりのネオリアリズムが掛からずにキタサンブラックの内で我慢できるのかどうか、というのも序盤の展開を左右しそうな予感がします。

毎日王冠では①番枠から逃げる形になってしまった⑨ソウルスターリングですが、調教の様子を見ていると今回も先行策を取りそうな雰囲気ですね。

恐らく土曜日7勝を挙げたルメール騎手が武豊騎手をガッチリとマークするポジションを取るのではないでしょうか。

リアルスティールも最初のコーナーでごちゃつきたくはないので、ある程度好位を狙い、⑤ヤマカツエースは枠なりに3~4列目のインで脚を溜める形。

逆にロードヴァンドールより外側の各馬で好位を取りたいタイプはあまりいないと思いますので、⑫ステファノス、⑬グレーターロンドン、⑭サトノアラジンなどは中団から後方にかけて外々を追走。

昨年のJCや今年の大阪杯と同様、キタサンブラックは残り800m~600m辺りからロングスパートに入って後続に脚を使わせる作戦に出ると思いますので、ここで有力各馬がどう動くか。

ソウルスターリングリアルスティールサトノクラウン辺りが強気にこれを追いかけるようだと、それらよりも後ろで待機している組に展開の利が出てきそうな気もするのですが、どうなりますか。

◆ 現時点での人気・オッズ(2時半頃時点)

1番人気 キタサンブラック   3.1倍

2番人気 サトノクラウン    4.8倍

3番人気 リアルスティール   7.4倍

4番人気 ソウルスターリング  8.0倍

5番人気 サトノアラジン   12.7倍

6番人気 グレーターロンドン 14.2倍

この後ろはネオリアリズム14.2倍、ヤマカツエース19.1倍です。

キタサンブラックは、今年の大阪杯以上に不安な1番人気という感じですね。

ちょっと話は逸れますが、とらじろさんからのコメントで思い出したのですが昔は天皇賞(秋)って1番人気が全く勝てないレースでしたよね。

オグリの呪いやら府中の魔物やら、秋天の日の競馬番組は必ずそのネタから入って今年こそは勝てるのか?みたいな話題で盛り上がっていたのを思い出しました。

懐かしいなぁ・・・

話を戻すと、キタサンブラックの人気の話ですね。

このまま雨が降り続けば、キタサンブラックサトノクラウンとの差はますます小さくなるでしょう。

宝塚記念の時がキタサンブラック1.4倍にサトノクラウン9.0倍でしたから、ずいぶんと立場が変わったものです。

この2頭がオッズの上では「2強」という感じで、少し離れてリアルスティールソウルスターリング

良馬場ならリアルスティールがもっと支持を集めて「3強」を形成したのかな、とは思いますが、ソウルスターリングもやはり人気を持った馬ですね。

まぁ人気としてはこんなものなのかもしれませんが、宝塚記念以来の2頭が「2強」、仕上げすぎた感がある毎日王冠は快勝でしたが、テン乗りのシュミノー騎手騎乗のリアルスティールに前走惨敗で馬場も明らかに合わないソウルスターリング、距離が不安で馬場も微妙なサトノアラジンとグレーターロンドンが続くという。

重か不良でのレースを前提に考えると、上記の馬が全て馬券圏外に消えても何ら不思議無いような気がしてきてしまいますが、さてどうなりますか。

◆ 予想・買い目

◎ ⑤ヤマカツエース

○ ⑦キタサンブラック

▲ ②サトノクラウン

☆ ⑫ステファノス

△ ①サクラアンプルール

  ④リアルスティール

  ⑭サトノアラジン

  ⑰ワンアンドオンリー

単勝複勝 ⑤ヤマカツエース

馬連 ②⑤⑦⑫ BOX

   ⑤ - ①④⑭⑰ 流し

三連複 ⑤ - ②⑦⑫ - ①②④⑦⑫⑭⑰ (15点)

今週もかなり馬場が悪くなりそう、ということで週中の予想から大きく変えました。

すでにタイトルで明かしてしまっていますが、本命はヤマカツエース

「何が初志貫徹?」と思われるかと思いますが、この馬、上半期終わったくらいのときに自分で勝手に考えていた「中長期GⅠ予想」で、天皇賞(秋)の本命候補だったんですね。

(ちなみにJCはシュヴァルグラン、有馬はシャケトラです。この長期予想とかも、年末年始辺りにコラムっぽい感じで記事にする予定だったのですが、、、こういうことを考え出すと「今後どうしよう問題」で頭が一杯になってしまうので一旦忘れましょう。笑)

それくらい、この秋の飛躍に期待していた馬だったのですが、やはり札幌記念のレース内容がちょっと物足りなかったのは事実です。

池添騎手もこの馬の成長を実感していたからこそ、初めて重賞で正攻法の競馬を試みたのかなと思いますが、結果3着。

ただ、道悪は歓迎のクチで、色気を出さなければ中団のインで「死んだふり」が出来る最高のゲート。

言うまでもなく金鯱賞を変則連覇しているように「左回り、長い直線、芝2000m」はベストの条件。

雨が降らなければ3~4番手評価まで落とす予定でしたが、人気も何故か全く無いですし、思い切って本命にします。

そして、良馬場なら本命の予定だったキタサンブラックを対抗に。

この馬に関してはもう説明不要ですよね。

そして、以前から何度も触れているように、私とにかくこの馬が好きなのですね。

ただ、本命にするなら秋天かなと思っていたので、これで引退まで本命を打たないと思います。

恐らく自分で勝手に身体を作るタイプで、休み明け走るというのは周知の事実ですが、なんででしょう。

大阪杯の時に比べるとずいぶん不安な気がしています。

・・・「ムード」、のようなものでしょうか。

天皇賞(春)の反動という敗因があったとはいえ、宝塚記念での惨敗に加え、道悪になってしまったことが各ジョッキーに与える心理的な影響も無視できないほど大きいようにも思うのですよね。

もはや、誰もが認めるスーパーホースとしてレース全体を支配するような立場では無くなってしまっているのではないか。

上手く言えないのですが、何となくそんな予感がしてなりません。

そして、3番手に②サトノクラウン

実は良馬場なら消す予定でした(笑)。

走るか走らないか難しい馬で、個人的に全く相性が良くない同馬なのですが、この馬場なら仕方ないですね。

同じ宝塚記念以来のキタサンブラックを重視しておいてこちらを蹴るというのもよく考えたらおかしな話ですし、2年連続二桁着順の天皇賞(秋)ですが、今年は例年と違ってスピード比べにはなりませんので、可能性はあるのではないでしょうか。

デムーロ騎手が続けて乗れるのも良いですね。

4番手には⑫ステファノス

正直オールカマーからのローテも鞍上も不安なのですが、もうこれは藤原師の腕と、戸崎騎手の意地を信じたいと思います。

普通に考えて、国内でGⅠを取るラストチャンスである可能性が高いわけで、ここは狙いすました挑戦であって決して香港への叩き台ではない・・・と信じたいところです。

戸崎騎手にしても、自分がファンからどんな風に言われているかは分かっているでしょう。ここで奮起して「漢」を見せて欲しいと思います。

それにしても、現時点でマカヒキより単勝が売れてないなんて・・・

以下、印のとおりではあるのですが、

①サクラアンプルールは、一瞬の切れを活かせる中山向きであること、そのキレを活かせる馬場状態ではないことは間違いないものの、それにしても人気なさすぎでしょう。

リアルスティールも、消しまで考えたのですが、もしかしたら調子の良さで押し切れるかなと思い、一応押さえます。

サトノアラジンは、良馬場なら対抗にする予定だった馬。6歳の今がピークなのではないかというほどの充実ぶりで、今回も外をシンプルに回せる好枠を引きました。

道悪も距離もそこまで悪いとは思いませんが、良いとも思えず。押さえに回しました。

ワンアンドオンリーは省略します(笑)。引退するまで買い続けるという変な縛りを課し続けています。

一方で、さすがにいきなりは無理だろうと思われるネオリアリズム、巻き返しに期待していたのですが桜花賞の敗因を馬場に求めていた程で、この馬場が良かろうはずがないソウルスターリング、もともと距離不安な上に切れ味が削がれてしまうグレーターロンドンは消しとしました。

それにしても。

↓は大阪杯の時の私の予想なのですが、

◎ ⑤キタサンブラック

○ ⑬ヤマカツエース

▲ ⑦サトノクラウン

☆ ④ステファノス

・・・全く一緒ですよ(笑)

この馬場でソウルスターリングは本当に残念ですが、4歳世代が元気ないというのが大きいですね。

マイラーが活躍できそうな馬場でもないですし、春と勢力図は全く変わっていない、という見立てになりました。

さて、ざっと予想して参りましたが、正直全くもって自信はないです。

終わってみたら「なんだよ、やっぱりキタサンブラック強いじゃんかよ。」

となっているかもしれませんし(心のどこかでそれを切望しているところはありますが)。

道悪で有力馬が全然来ない、みたいな結果になるかもしれません。

レースの時間はリアルタイムで観戦できる予定なので、楽しみに待ちたいと思います。

それでは、思いの外台風の接近が早く、京都は風も強くなるのではないかと思います。

馬も騎手もお客さんも、安全第一で。

最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。