人生は競馬と共に

中央競馬の新馬戦・重賞を中心に、競馬について気ままに書いていきます。

【重賞展望】第42回エリザベス女王杯① 7歳馬初の戴冠、なるか。

おはようございます。

ちょうど先週の今頃だったかと思うのですが、当ブログでもお伝えさせていただいた私のツイッター

これを書いている時点でフォロワー様が62名ということで、着実に増えてきており、誠にありがとうございます。

スポナビブログが終わった後どうしよう、ということで始めたツイッターですが、何らかの形でブログの更新をお伝えしたり、ある程度ブログ記事に誘導していくこともできそうでまずは安心しました。

土日の競馬開催中も、ツイッターで繋がっている皆様と一緒に競馬を楽しんでいるような感覚になれて、非常に楽しいです。

効果を高めるためにも、良質な予想や記事をお届けしていく必要があると思いますので、頑張っていかなければなりませんよね。

しつこく宣伝してしまって恐縮ですが、このブログ内にもリンクがありますので、是非フォローの方、よろしく御願いいたします!

さて、本題に入りまして超・超豪華メンバーのエリザベス女王杯

いよいよあと3日に迫りましたね。

今日・明日と2日に分けて過去データ等を見ながら展望してたいと思います。

週末に向けて、気持ちを盛り上げて参りましょう。

エリザベス女王杯過去10年データ

昨年2着、一昨年も3着と2年続けて馬券圏内に入っているルメール騎手ですが、過去10年で8回乗っていて【1-2-1-4】、単回値165の複回値233とさすがの数字。

複回値は去年のシングウィズジョイが効いてますかね。

ヴィブロス本命予定の私にとっては非常に心強いデータです。

ちなみに過去10年データ調べたついでに触れておくと、一番勝っているのはムーア騎手でで4戦2勝。

・・・と言っても10年、11年のスノーフェアリーの2勝のみで、過去2年はラキシス2番人気11着のタッチングスピーチ4番人気8着。

ルージュバックも過剰人気するでしょうが、全く恐るるに足らずです。

(なんとも自己中な見解で申し訳ございません。。。)

あと毎年のように乗っているジョッキーの中で、意外なところでは蛯名騎手が【1-0-2-4】とまずまずの成績ですね。

まぁ10年アパパネ(3着)に昨年のマリアライト(6着)と2回も1番人気馬を飛ばしているので評価も微妙ではありますが・・・

今年はデンコウアンジュに騎乗ということで、なにしろヴィクトリアマイルで穴を開けたコンビですからちょっと注目です。

◆ 脚質・展開

さて、本題に戻ってまずは脚質から見ていきます。

スローペースになった昨年でさえもクイーンズリングが4角7番手から差し切ったように、牝馬GⅠらしい瞬発力勝負になり、差し・追い込み馬が活躍するというのがざっくりとした特徴。

この点についてはやはり過去10年データをご紹介しておきましょう。

個人的には、どうしても昨年の記事でも触れたクィーンスプマンテテイエムプリキュアの年が頭に浮かんでしまうのですが、逃げ馬が馬券になったのは同馬と3歳時のダイワスカーレットだけ。

ものすごい展開利か、ずば抜けた能力がなければダメということで分かりやすいですね。

残りの8年は、ほぼ全て「中団」の馬が1着。

馬群全体を三等分した真ん中のグループということなので、7~12番手くらいでしょうか。

感覚的には、この中でも後ろの10~12番手、「後方」に近いポジションから良く来るイメージなのですが、いずれにしても、頭で狙うなら中団で脚を溜めて差し比べに勝てる馬、2~3着にはいいポジションを取ってしっかり伸びてこれる馬、というイメージですね。

今年のメンバーだと、レースを引っ張るのはクロコスミア辺りでしょうか。

ハイペースは望めそうにありませんので、スローからの瞬発力勝負に強そうな馬をしっかり狙っていきたいところ。

この観点からは、スマートレイアーにディアドラ、あとは当然昨年究極の瞬発力勝負を制したクイーンズリング辺りでしょうか。

ただし、過去の傾向からあまり後方からだと届かないケースも十分考えられ、前走いつもよりも後ろから行って素晴らしい切れ味で快勝したスマートレイアーがどんな位置取りでレースを進めるのか、注目したいところです。

先週の日曜日あたりはやや外差し気味の馬場になってきていましたので、土曜日に馬場の傾向も確認したいですね。

◆ 人気

まずぱっと見、1番人気が勝っていないのが気になりますね。

昨年のシングウィズジョイは置いておいても、6番人気、7番人気の連対も目立ちます。

過去10年データで見てみても、1着馬は1番人気から11番人気まで幅広く、思い切った穴狙いも十分に可能な印象です。

今年は豪華メンバーで人気も相当割れることが予想されますので、人気の盲点になりそうな馬をいかに拾えるかがポイントになるでしょう。

ただし、1着馬こそバラバラですが、1番人気馬の複勝率は【2-4-2-2】で80%、2番人気の複勝率は【1-2-3-4】で60%。

勝ち馬、2着馬とも7頭は4番人気以内と、決して上位人気馬の信頼度が低いわけではない点は強調しておきたいと思います。

◆ 年齢

ここですよね。

上気の表では2012年の勝ち馬レインボーダリアのみが5歳馬で、あとは概ね3歳馬vs4歳馬。

古馬牝馬混合GⅠになった当初はずっと3歳馬が勝てなかったと記憶しているのですが、今や3歳馬を馬券から外すことはできない状況ですよね。

最大目標の秋華賞からそれほど間隔もないのに不思議ですが、これは事実として受け止めるしか無いところ。

ここ2年は4歳馬同士の決着が続いていますが、今年は秋華賞の1~3着馬が揃って参戦してくる上に、7歳馬スマートレイアー京都大賞典、5歳馬ルージュバックオールカマーと牡馬混合のGⅡを勝ってここに駒を進めてきています。

年齢については、過去10年のデータを確認してみましょう。

やはり過去10年まで広げても、3歳馬と4歳馬が中心、次いで5歳馬という構図は変わりませんね。

ただし、その傾向は当然人気にも反映されますので、5歳馬の単回値、6歳馬の複回値が良いのをどう評価するか。

とりわけ、このデータだけ見るとスマートレイアー厳しいのかなぁ、なんて思ってしまいますが、上記5頭は全て二桁人気。

「勝負になりそうな7歳馬」が参戦すること自体が珍しいとしか言いようがないため、年齢だけが理由で人気が下がるようならむしろ狙い目ではないでしょうか。

実は、エリ女古馬GⅠに変わった1996年以降の全データ(京都競馬場のみ)なども調べてみたのですが、やはり7歳馬は一度も馬券になっていませんから、勝つようなことがあればまさに快挙。

なお、3歳馬の取り捨てに関しては今年の最大のポイントと思いますので、ローテーションのところで掘り下げたデータをご紹介します。

◆ 枠順

最後は枠順について。

外回り2200mで、外から差してくる馬も多いためあまり枠順は関係ない(むしろ外が有利?)という印象ですが、上記の表でも内・外いずれも来ていますね。

昨年ぐらいスローになってしまうとやはり内が良いのと、そもそもが内数頭分しか伸びない馬場でしたので、繰り返しになりますが土曜日の傾向は注視したいところです。

ちょっとお天気が気になるんですけどね。。。

枠番に関しても過去10のデータを確認しましたが、8枠の成績がやや目立つくらいで、目立った特徴は見られません。

概ね枠順による有利・不利はないと言って良いでしょう。

ということで、時間の関係でここまでになりますが、ざっとデータを見て参りました。

こうして見てくると、やっぱりスマートレイアーを応援したくなるなぁ。。。

前述の通り、今のところヴィブロス本命の予定なのですが、VMでも本命にした割りと好きな馬ですので、まだ3日間、悩むことになりそうです。

明日はステップレースのデータを中心に、3歳馬のローテーション等についても掘り下げて検討します。

本日も、最後までお読み頂き誠にありがとうございました。