人生は競馬と共に

中央競馬の新馬戦・重賞を中心に、競馬について気ままに書いていきます。

【重賞展望】第42回エリザベス女王杯② 悩ましい乗り替わり問題についても。

おはようございます。

昨日に続いて、エリザベス女王杯の展望記事その2なのですが、その前に武豊騎手乗り替わり問題。

調教中のケガで今週末の騎乗ができなくったというニュースにはビックリしましたね。

個人的にはデイリー杯のジャンダルムの方が痛いのですが(ここで2着入らないと、さすがに朝日杯は厳しいですよね・・・アッゼニ騎手頑張れ。)、ただでさえ難しいエリザベス女王杯の予想が余計に難しくなってしまいました。

スマートレイアーに関しては、川田騎手よく空いてたなぁというのが率直な感想ですが、さすがに追い切りにも乗れないテン乗りでGⅠ、というのは厳しすぎますよね。

私は「運命」とか「流れ」とか割りと信じてしまう方なので、やっぱりスマートレイアーはGⅠを勝てない星の下に産まれてきてしまったのかなぁ、なんて感じてしまいました。

予想記事で触れる予定だった話題なのですが、せっかく乗り替わりについてお話したので、その辺りもちょっと。

今年の秋競馬では、GⅠレースにおける有力馬の乗り替わりに関するニュースが非常に目立ちますよね。

エリ女だけ見ても、

ルージュバック   (北村宏→ムーア)

スマートレイアー  (武豊→川田)

・ディアドラ     (ルメール→岩田)

リスグラシュー   (武豊→福永)

クイーンズリング  (Mデムーロ→Cデムーロ

・クロコスミア    (岩田→和田)

netkeiba.comさんの予想人気で上位10頭だけピックアップしましたが、過半数が乗り替わりです。

スマートレイアーは仕方ないにしても、玉突き事故のような形で乗り替わりが発生している印象もあり、「デムルメ」に馬が集まる傾向が強まれば強まるほど、GⅠレースでは今後も避けられない問題ですね。

中でも気になる乗り替わりと言えば、クイーンズリングではないでしょうか。

見た目上はミルコがクイーンズリングよりもモズカッチャンを選んだ形になりますが、さすがにこれはピンとこないですよね。。。

ずっと乗ってきていて昨年も勝ったクイーンズリングよりも、3歳馬の中でも最有力とは言えないモズカッチャンの方に乗りたがるとは、普通には考えにくいです。

本当のところは我々には分からないですが、あんな形でモズカッチャンを奪ってしまった以上は簡単に乗り替わりにくかったこと、クリスチャンならピンポイントでの代役として何ら問題はないこと。

これらから今回のような形に落ち着いたのではないかなぁ、と私は想像しています。

この兄弟の乗り替わりに関しては、来週も有力馬のレッドファルクスで発生しますね。

こちらは見た目上、スプリンターズSを連覇したコンビを解消してまでペルシアンナイトを選んだってことで今週以上に訳分からないですよね・・・。

どこまでジョッキーの以降が反映されるものなのかさえ分かりませんが、兄弟愛強すぎだろっていう(笑)。

まぁ、大金が動く競馬だからこそ、思惑は色々あるに決まっていて、こうゆうあれこれを妄想しながら馬券を買うのも競馬の楽しみの一つですよね。

(もしかしたら和田さんのところにもモズカッチャン騎乗が打診されてて、さすがに断られてたりするのかも、とか止まらないです。笑)

結果としてどのような形になるのかは非常に興味深いところで、ひとつ注目して見てみたいと思います。

エリザベス女王杯 前走・前々走データ

さて、前置きがあまりにも長くなりすぎました。

時間もなくなってきてしまった上に、飽きて読むのやめられちゃってないか心配ですが(汗)、さっさと参りましょう。

シングウィズジョイ府中牝馬S組だったのですね。

一昨年はオールカマー組のワン・ツーで昨年は府中牝馬S組同士ということで、結構バラバラです。

3歳馬は概ねローズS秋華賞で、この組は秋華賞で連対した勢いのままにここでも好走した印象ですが、2013年のラキシスは1000万下勝ったばかりだったのですね。

ちなみに、過去10年、3着馬まで広げても前走条件戦というのは同馬と2012年の3着馬ピクシープリンセス(5番人気3着)だけ。

個人的に、前走の内容が良かったジュールポレールなども穴で押さえようかなと考えているのですが、データ上は厳しいですね。

なお、過去10年データ調べたついでにお伝えしておくと、一番勝っているのはやはり秋華賞組で3勝2着2回。

牡馬を相手にGⅡを戦ってきたオールカマー組【2-1-0-2】、京都大賞典組【1-2-0-8】も好成績で、府中牝馬S組はGⅡ昇格後目に見えて成績が良くなり、2勝2着1回。

前走が海外GⅠのスノーフェアリーを含め、勝ち馬は全てGⅡを一叩きしたかGⅠからの転戦です。

3歳馬 レース間隔等

さて、今週はちょっとおまけで3歳馬のデータを掘り下げたいと思います。

ここ2年は連対がない3歳馬ですが、何と言っても今年は「ハイレベル」と謳われた世代。

その秋華賞1~3着馬が揃って出てきたわけですから、当然無視は出来ませんよね。

まず、過去10年の3歳馬全頭の成績は【4-4-3-36】。

4勝の中には3歳時のスノーフェアリーも含まれています。

そして、下記はレース間隔(叩き何走目か)のデータです。

「明け2戦」で勝ったのは08年のリトルアマポーラで、ぶっつけの秋華賞を叩いた後、エリ女が叩き2戦目。

それ以外はやはり休み明け3戦目が有力ですね。

(明け6戦以上のところはスノーフェアリーなのでいったん無視して考えましょう。)

そうなるとちょっと気になるのはディアドラのローテーション。

HTB賞→紫苑S秋華賞と既に休み明けを3戦しているというのは若干不安です。

連戦しながら馬体重を増やしてきているように充実一途の今なら勢いで乗り切ってしまいそうな気もしますが、どうなりますか。

さらに悩ましいことに、「前走秋華賞1着馬」5頭の成績は【2-1-1-1】とほぼ馬券になっていますので、状態面を含めて同馬の取捨には頭を悩ませる事になりそうです。

個人的にはヴィブロスから3歳馬中心に買う予定なので、慎重に判断したいと思います。

ということで、乗り替わり問題含めて取りとめもなく書いてきてしまいましたが、余計に迷ってしまう材料を増やしただけな気が・・・

あと2日ありますから、存分に悩む時間を楽しんで参りましょう。

今日1日頑張れば、土日の2日間、3場開催でジャンプ重賞を含めた5重賞が組まれている贅沢な週末が待っています。

本日も最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。