おはようございます。
東京・京都に開催が替わり、3連休3日間連続開催。
あっという間に過ぎ去っていきました。
個人的には昨日の京都12R、馬連万馬券を当てた喜びよりも3連複48万円馬券を締め切りで取り損ねたショックの方が大きく、未だに頭がクラクラしてます。。。
まあ、競馬を長年やってればこんな事もありますよね。
そんな(皆様にとって)どうでも良い話は置いておいて、今週も記憶がフレッシュなうちに重賞を回顧したいと思います。
毎日王冠(GⅡ) 回顧
※予想記事はこちら
全馬の着順・結果です。
タイム、着順等はJRA公式発表を参照しています(今回も画像データ貼り付けで対応してます…スマホだと小さくて見ずらいかも知れず、申し訳ございません)。
はい。ご覧の通り予想としては惨敗です。
正直、午後の芝レースを見ていてことごとく外差し競馬だったのを見ていたので、この結果は覚悟しながら見ていました。何しろ予想記事でこんなことを書いてました↓
恐らく逃げるのはマイネルミラノで、ロゴタイプ、ウインフルブルームが続き、それらを見るようにクラレントとディサイファというイメージでしょうか。アンビシャスはルメール騎手ならある程度後ろと思いますが、もしかしたら行ってしまうかもしれません。
非常に短絡的ながら、これらより後ろの切れ味勝負の馬には勝ち負けまでは厳しい流れになると予想しました。
展開の読みがほぼ当たっている一方で、外差し馬場なのに前残り予想してるんですから、当たりっこありません。午前中の雨の降り方を見ていたら、芝がやや重まで回復して46秒台の時計が出るレースになるなんて想像つかなかったんです。
展開面で誤算だったのは、まず⑤ディサイファが絶好のスタートを切ってしまったこと。もともと出し気味のスタートだったところにポンと好スタートを切ってしまったことから、武豊騎手がもしかしたら逃げようとしてる?様にも見えました。その後外から来た⑥マイネルミラノを行かせるときに明らかに折り合いを欠いてましたし、ポジション的にもロゴタイプの内で3番手と、この日の馬場特性を考えるとちょっと前過ぎたと思います。これが誤算のひとつめ。
さらに誤算だったのは、武豊騎手もコメントしていたように、直線全く外に出せず、かつ前をロゴタイプとダノンシャークに立て続けにカットされ、進路を確保できなかったことでしょう。ステファノスも内で同じような状況に陥ってましたね。ただ、どちらにしても外に出せなかった時点で真っ直ぐ追えていても3着か4着が精一杯だったと思います。
これはもう推測でしかないですが、本当は先行勢を見ながら4コーナーは外に出す形が理想と考えていて、内を突かかざるを得ない、言い換えればプランBを選択せざるを得ない時点でディサイファには厳しいレースだったということではないでしょうか。
一方、このレースを制したのは、エプソムCで久々の勝利を挙げた勢いそのままに⑩ルージュバックでした。正直、この馬が1番人気というのはどう考えてもピンと来なかったのですが、後方2番手から進めて⑦アンビシャスを抑えての勝利ですから、これは素直に評価せざるを得ません。この後は天皇賞に挑戦する流れだと思いますが、さらなる上積みも見込めそうで一気に有力馬に浮上したと言えるでしょう。
2着は⑦アンビシャス。最終的に3番人気だったんですね。予想記事で書いたように、ここでは本来1番人気にならなければいけない馬。宝塚記念の惨敗が一過性のものだったこと、やはりルメール騎手とのコンビであれば能力を発揮できることが確認できたのは良かったです。
道中最後方だった①ヒストリカルが3着、同じく後方待機から外を回した④ロンギングダンサーが4着だったのは、要するにそうゆうレースだったということ。不利がありながら5、6着した②ステファノス、⑤ディサイファはある程度の地力を見せたということで、着差から分かるように、1・2着馬の素晴らしいパフォーマンスだけが印象に残るレースでした。
京都大賞典(GⅡ) 回顧
※予想記事はこちら
まずは全馬の着順・結果です。
ガチガチの1番人気を本命にしておいて言うのもアレなんですが、ようやく本命馬が勝ってくれました。
ただ、このレースで一番のピンチはスタート時だったかもしれません。
JRAの公式HPで見れる動画だとカットされてしまっていて確かめようが無いのですが、①キタサンブラック、態勢完了後しばらく横を向いたりして危なかったように見えました。断然の1番人気ということもあり、恐らくは彼が正面を向くまでスターターもギリギリまで我慢してくれていたような印象を受けました(あくまで私が受けた印象です)。
さて、どうにか無事キタサンブラックが好スタートを決めた後の展開ですが、予想記事ではこんな風に書いていました↓
レース展開としては、①キタサンブラックが絶好の1番枠に入りましたが、恐らく主戦場を芝に戻してからは全てのレースで逃げている⑥ヤマカツライデンがハナを主張し、キタサンブラックはそれを見ながら2番手で進めるのではないかと思います。実はキタサンの方も昨年の有馬記念以降全てのレースで逃げており、ここでスムーズにレースに入れるかどうかが序盤の一番のポイントです。
2頭に続くのは内に③アドマイヤデウス、外に⑤タマモベストプレイ、それらを見るように④ラストインパクト、⑧サウンズオブアース、⑩ラブリーデイという隊列で、ペース的にはヤマカツライデンが控えでもしない限りはそれなりに流れると予想します。
実際ほぼ予想通り、1コーナーに向かう長い直線で⑥ヤマカツライデンが無理なくハナに立ち、キタサンブラックは2番手を確保。ただし予想外だったのはその後ろ、⑤タマモベストプレイが取ると思われたポジションに⑩ラブリーデイが付けたことです。(タマモはスタート直後必死に押すも行き脚がつかかない感じでした。)これが作戦だったのかどうか分かりませんが、結果を見てもこれは昨日に続いてルメール騎手の好騎乗だったのではないでしょうか。まあ1コーナー入るときは掛かりまくってましたが。
後はほぼ予想通りの隊列で向こう正面に入りますが、強いて言えば⑧サウンズオブアースはもう一列前、⑨ヒットザターゲットのポジションを取って欲しかったところです。スタート直後デムーロ騎手がインに入れることよりも折り合いをつけることに専念している間に、小牧騎手に先に行かれてしまった感じでした。
そのままレースはややスローで流れ、8ハロン目が13.0秒とかなり息の入る展開から、坂の下り、残り800m辺りで一気にペースアップします。
直線に入るときにはキタサンブラックが先頭に並びかけ、ラスト3ハロン(レースラップ)が 11.1 - 11.1 - 11.5という非常に上がりの速い競馬を、58キロを背負いながら長く良い脚を使ってしのぎ切りました。
2着に入った③アドマイヤデウスは、やはり京都のこの距離は走りますね。最後2着争いから伸びてきたのは、直線一度キタサンブラックに締められてブレーキをかけた分、逆にタメが出来て良かったのかも知れません。私はなにしろラブリーデイを切ってしまっていましたので、ゴール前は思わず大きな声が出てしまいました(笑)。最後キタサンブラックに詰め寄ったように見えましたが、武豊騎手がコメントしていたように、並びかけられればもう一度伸びるだけの余裕はあったと思います。
3着のラブリーデイは上述したように、ルメール騎手の好騎乗でしょう。3着に負けたレースでこんな風に言うのもおかしいかもしれませんが、今のラブリーデイは善戦が精一杯なように感じます。逆に4着に敗れたサウンズオブアースは、レースの上がりがこれだけ速いとさすがに届きません。自身推定33.0秒で上がっているだけに、ちょっと勿体無かったですが、秋初戦としては悪くない内容だったと言えるでしょう。◎-○-▲と◎-▲-○の3連単に結構突っ込んでたので、直線猛然と追い込んできた時は一瞬夢を見ましたが(笑)。
馬券的には、何もラブリーデイ切らなくても良かったかな、馬連はともかく、3連単の3着候補として入れておけば良かったなというのが大きな反省点でした。
さて、今週末からはまた秋のGⅠシリーズ再開です!4日我慢すれば土日というのも嬉しいですね。
週中には展望記事もアップする予定です。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。