おはようございます。
昨日は記事をアップすることができませんでしたが、東西で障害含む3重賞。
今日もGⅠエリザベス女王杯と福島記念の2重賞が組まれています。
エリザベス女王杯 予想
まずは前日発売時点での人気の状況です。
1番人気 ②マリアライト 3.4倍
2番人気 ①ミッキークイーン 4.0倍
3番人気 ③クイーンズリング 6.0倍
4番人気 ⑧タッチングスピーチ 7.1倍
5番人気 ⑮パールコード 8.7倍
この後はシュンドルボン18.6倍ですから、上位5頭が以下を引き離した混戦模様。
もっとミッキークイーンとマリアライトの一騎打ちムードになるかと思っていたので、正直ちょっと驚いています。
1、2番人気馬にそれぞれ不安要素があり、こちらの展望記事でも書いたように、やはり皆さん迷われているようですね。
「トランプサプライズ」にちなんだサイン馬券云々が巷間やたらと囁かれておりお腹一杯感があるのですが、私が今回枠順発表後に思ったのが、「3連単①-②-③ありえるんじゃないか」ということ。
実現すれば15×14×13=2,730分の1の確率(考え方合ってますよね?)。
馬券的妙味が無い上に自分の予想と合っているわけでもないですが、ちょっとだけ買っておこうかと思っています。
さて、散々迷った挙句の私の予想です。
◎ ①ミッキークイーン
○ ③クイーンズリング
▲ ⑩シュンドルボン
☆ ⑭シャルール
△ ②マリアライト、⑧タッチングスピーチ、④ヒルノマテーラ、⑦マキシマムドパリ
「何を基準に予想するか?」と聞かれたとき、私は必ず「最後は勘です。」と答える様にしています。
様々なファクターが存在する中で、何を重視するのか、理屈ではない「ひらめき」のようなものを大切に考えて予想していて、今回はまさにそれ。
常識的に考えれば、能力上位の2頭でどちらを取るかと言われれば、マリアライトでしょう。
ミッキークイーンに関していえば、
・まずもってVM以来の休み明け
・本来叩き良化型
・出遅れの心配がある馬の最内枠
・捻挫の影響を考慮して中間は過去とパターンを変え、坂路調教のみの調整
(しかも調教師は「これで瞬発力がついてるかも」という冗談ともとれるコメント・・・)
・インコースが伸びる今の京都芝コースの馬場特性
・春2戦2着止まり、しかも共にマイル戦からの距離延長
と、「消し」の(あるいは評価を落とす)理由ならいくらでも探せる状況です。
ただ、それらに目をつぶっても、「このメンバーでは能力が抜けているはず、このオッズなら頭から狙うべき」と頭ではなく身体が感じている感じで、今回は自分の感覚を信じました。
一方で、マリアライトはやはり今回スローからの瞬発力比べになることは避けられそうになく、この馬の勝ちパターンには嵌らないだろうということで、評価を下げました。
能力的に大崩れはないでしょうが、勝ち負けまでは厳しいと見て△評価。
③クイーンズリングは、この枠が非常に魅力的で、本命にも迷いました。
ちょっと人気しすぎな気もしますが、前に行く⑬プリメラアスール、⑭シャルール辺りの直後、内々の3~4番手のポジションを楽に取れる好枠に入り、インがしぶとく伸びる今の京都の馬場特性を考えても、今回はチャンスでしょう。
明らかに距離は長いですが、スタミナが問われる流れにはならないように思います。
3番手、4番手には牝馬戦が得意なイメージの強いジョッキーが騎乗する⑩シュンドルボン、⑭シャルールを取り上げました。
シュンドルボンは、今回も流れが向かない恐れはありますが、スローの瞬発力比べには強いタイプで、余裕残しだった府中牝馬Sの内容が良く、ここまで人気がないなら狙ってみます。
その府中牝馬Sで本命にしたシャルールですが、あのレースでは外差し馬場で逃げの戦法を取った横山典騎手の謎騎乗が敗因の全てと考えています。
(個人的には今回こそ、典騎手で大逃げでもしてほしかったなぁと思うのですが。)
調教師のコメントを聞くと、今回はある程度抑える意向のようですが、少なくとも4~5番手辺りで流れに乗って欲しいものです。
あとは3着候補として、ムーア騎手の⑧タッチングスピーチ、これも牝馬強いイメージの四位騎手の④ヒルノマテーラ、展開記事でも触れた⑦マキシマムドパリ。
タッチングスピーチは非常に怖いのですが、さすがにこれは人気しすぎなのでは、と考え来たら仕方ないのスタンスで。
意表を突いて好位のインとか取って来そうで本当に怖いですが、休み明けですし(ミッキークイーンを本命にしながら説得力皆無ですね・・・)。
展望記事で、3歳馬の活躍が目立つレースだと書いたのですが、今年は厳しいかなと思っています。
来るなら⑮パールコードでしょうが、今年の秋華賞はシンハライトの離脱やジュエラーの不調の中、上手くレースを運んだ馬が1、2着したレースとの評価が妥当で、パールコードがエリ女まで目標に入れていたとも思えないこと、今の馬場特性では大外も不安ということで、消しました。
最後に、簡単ながら福島記念の予想と、印だけになりますが東京・京都の新馬戦を予想します。
<第52回福島記念 GⅢ>
◎ ⑬ゼーヴィント
○ ⑩マイネルハニー
▲ ⑪プロフェット
☆ ⑭アドマイヤフライト
△ ①ダイワドレッサー、③マルターズアポジー、⑥マーティンボロ、⑨ファントムライト、⑫ダイワリベラル、⑯クランモンタナ
ここは3歳馬3頭にチャンスありと見ています。
マルターズアポジーとマイネルハニーの兼ね合いが難しいですが、いずれにしてもある程度のハイペースが見込まれ、ラジオNIKKEI賞に近い展開を予想します。
ほぼ人気通りになってしまいますが、このハンデ差ならマイネルハニーがぎりぎり粘る所をゼーヴィントが捉えるようなイメージで、同じ3歳のプロフェット、追い切りが絶好のアドマイヤフライト辺りを中心に。
<東京5R 新馬戦 芝1600m>
◎ ⑨ハーツブライト
○ ⑧ワイルドグラス
▲ ④ディアチャイブ
△ ①ニシノキャプテン、⑦ベッキー、⑩レディカママル、⑪カカアコ
<東京6R 新馬戦 芝1400m>
◎ ③フィネス
○ ①ジャッキー
▲ ⑨トリリオネア
△ ④エズ、ブラストビート、⑥ブランメジェール、⑧コロンコロンカフェ
<京都4R 新馬戦 芝1600m>
◎ ⑦アロンザモナ
○ ⑭メイズオブオナー
▲ ⑪エレクトロニカ
△ ⑨アイアンラスティー、⑫テイエムワンダフル、⑮ルエヴェルロール、⑯ミヤジマミー、⑱ストロベリームーン
<京都5R 新馬戦 芝1800m>
◎ ⑨ステイオンザトップ
○ ⑭ブラックスピーチ
▲ ⑦グローブシアター
△ ②ナムラクッキー、④ミッキーロイヤル、⑬トルネードアレイ、⑯メイショウラプター
東京6R、京都5Rはなかなか好素質場が揃っており、楽しみです。
それでは、今週も全馬無事で、好レースを。
最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。