人生は競馬と共に

中央競馬の新馬戦・重賞を中心に、競馬について気ままに書いていきます。

【レース展望】第36回ジャパンカップ またまた1枠1番。。。

おはようございます。

 

ジャパンカップの枠順が発表になりましたね。

なんとなんと、キタサンブラックが京都大賞典に続いて1枠1番。

武豊騎手は天皇賞秋でもエイシンヒカリで1枠1番と、「本当に抽選しとるんかい」と突っ込みたくなるような引きの強さです。

 

関東地方は木曜日に雪が降り、ルージュバックや外国馬の追い切りに影響が出たほか、レース当日も現時点では雨予報。

馬場状態がどうなるのか、気になるところです。

 

 

さて、それでは早速、過去5年間の連対馬から見て行きます。

 

 

 

まず言うまでもなく、外国馬はほぼ無視してOKのレースになってしまっています。

競馬雑誌に載っている「ジャパンカップ過去10年の成績」を見ても、ついに馬券圏内の外国馬は2006年3着のウィジャボードのみになってしまいました。

 

よく議論されることですが、日本馬のレベルが上がって、ホームの利がある日本馬が勝てるようになったことが原因なのか、高額賞金だけでは骨のある外国馬が来なくなってしまいましたよね。

JRAも色々努力されているとは思いますが、昔からジャパンカップを見てきている人間からすると、ちょっと寂しい気もします。

ただ、今年に関して個人的には、馬場が(相当)悪化した時のナイトフラワーとイキートス、馬場がよければイラプトについて、押さえは必要と考えています。

 

また、ぱっと見て「意外に荒れてるんだな」ということも言えると思います。

過去5年で上位3番人気以内で決まったのは2012年のみ。

この年に関しては、堅い結果だったことより、最後の直線で「お前らどっちもどっちだな」としか言えないラフな競馬が展開されたことのほうが思い出されます。

個人的には、勝負事ですしあれぐらいの激しさはやむを得ないと思っていますが、マイルCSのように他馬に迷惑をかけるようなのはご勘弁願いたいものです。

 

当然、秋の大一番ということで、有力各馬も万全の仕上げで望んでくる一方、1着賞金3億円を狙って一発を狙う伏兵陣も侮れないレースで、予想も難しいイメージが強いです。

昔、毎年必ず外国馬が勝ち負けしていた時代は、「どの外国馬が来るか」を判断するのが難しかったですし、過去10年の結果を見渡しても、昨年運よくタテ目で取ったのと、ディープの年くらいしか当たった記憶がありません。

今年は何とか頑張って当てたいと思いますが。。。

 

その高額賞金のせいもあるのかどうか、展開面の予想も結構難しい印象です。

2011年、2013年はスローでしたが、ここ2年は前半1000mが59秒台とそれなりに流れていますし、2012年も向こう正面からビートブラックが後ろを引き離していくなど、積極的な競馬をする人馬も出てきます。

今年も、キタサンブラックのマイペース逃げを阻止するためにゴールドアクター陣営がこれを徹底マークして積極的な競馬をする旨のコメントを出しているようですが、どうなりますか。

 

また、枠順に関して。

基本的に東京芝2400mというコースは内枠有利だと思うのですが、JCに限ると、8枠の日本馬がよく来るイメージってありませんか。

シンボリルドルフとか、トウカイテイオーとか(かなり古いですけど・・・)。

昔は、外国馬が多く、展開が読みにくい分、他馬の出方を見ながら進められる大外枠が良いのかなと思っていましたが、外国馬が揃わなくなった近年でも、過去5年で8枠が3頭、7枠が1頭連対しています。

まあ偶然かもしれませんが。。。

 

 

 

次に、前走・前々走のデータです。

 

 

 

 

 

ご覧のとおり、圧倒的に天皇賞・秋からの参戦で10頭中6頭を占めます。

残りは凱旋門賞2頭、秋華賞・エリ女各1頭。

 

ただし、天皇賞組6頭のうち、5頭までが宝塚記念、札幌記念等から間隔を空けて、天皇賞を「叩いて」参戦した馬たちです。

例外はオールカマー⇒天皇賞秋の昨年1着馬、ショウナンパンドラのみ。

 

ただし、今年に関して言えば天皇賞秋組が極端に少なく、2着だったリアルスティールと7着だったルージュバックのみ。

リアルスティールは(結果的に)前者に該当するのでチャンス、ルージュバックは後者で、データ的にはあって3着というところですが、どうなりますか。

 

過去10年まで広げてもこの傾向は変わらず、時々菊花賞から参戦した3歳馬(2006年2着馬ドリームパスポート、2010年1着馬ローズキングダム)、あとはアルゼンチン共和国杯1着からの2008年1着馬、スクリーンヒーローなど。

ちょっと以外だったのは、天皇賞秋をスキップした馬は過去10年の3着以内、30頭中1頭もいませんでした。

 

2015年5番人気サウンズオブアース、2013年2番人気ゴールドシップなどの人気馬も敗れており、今年で言えばキタサンブラック、ゴールドアクター、サウンズオブアースには嫌なデータですね。

 

最後に調教状態について。

全馬ざっと見ましたが、まずキタサンブラックはどうなんでしょう?

私は個人的にちょっとしっくり来なかったのですが。

先週素晴らしい追切を消化していますし、例えば天皇賞春の時なんかも直前の追いきりは軽かったので良いのかもしれませんが。

(そういえばあの時も、1枠1番でしたね・・・。)

 

あとはディーマジェスティ、シュヴァルグラン、ゴールドアクター辺りもも若干気になる動きだった一方、リアルスティール、サウンズオブアース、ビッシュなどが非常に良く見えました。

 

現時点では、キタサンブラック、シュヴァルグラン、リアルスティールの4歳馬3頭が中心と見ていますが、あと2日、天気予報とも睨めっこしながら結論を出していきたいと思います。

 

 

 

本日も、最後までお読み頂きありがとうございました。