人生は競馬と共に

中央競馬の新馬戦・重賞を中心に、競馬について気ままに書いていきます。

【予想】 第68阪神JF、香港国際競争 等 今年は堅い?

おはようございます。

今日は2歳牝馬のGⅠ、阪神JF以外にも中山競馬場で短距離ダートGⅢのカペラS、香港国際競争4レースと盛りだくさんの1日。

ちょっと慌しすぎるくらいですが、せっかくのお祭りですから、楽しみたいと思います。

第68回阪神JF予想

それでは、早速阪神JFの予想からです。

※展望記事はこちら

前日発売時点での人気順は以下のとおりです。

1番人気 ソウルスターリング 3.0倍

2番人気 リスグラシュー   3.5倍

3番人気 レーヌミノル    6.6倍

4番人気 ジューヌエコール  7.6倍

5番人気 ディーパワンサ   11.1倍

6番人気 ヴゼットジョリー  15.8倍

以下、7番人気はアリンナで38.4倍。

やはり予想通り、上位4頭に人気が集中していて、わずかにチャンスなのがディーパワンサとウゼットジョリー辺りまで、というのが大方の見方です。

展望記事でも触れたように、今年はなかなかレベルの高い混戦という感じで、私もこの中から1・2着馬が出る可能性が高いと見ています。

(まあ、牡馬がまだぱっとしないだけなのか、牝馬のレベルが高いのかはちょっと分からない部分はありますが。。。)

本来、何が起こるか分からない2歳牝馬のGⅠ。

歴史を見れば明らかなように人気薄から適当に流して遊ぶのが得策と分かってはいるのですが、今年に関しては大波乱は無いと考えました。

私の予想です。

◎ ②ソウルスターリング

○ ⑭リスグラシュー

▲ ①ディーパワンサ

☆ ⑰ヴゼットジョリー

△ ④レーヌミノル、⑥ショーウェイ、⑦ブラックオニキス、⑧サトノアリシア、⑫アリンナ

散々迷ったのですが、結局ソウルスターリングに落ち着きました。

決め手は「乗り替わり」です。

香港に日本馬が大挙参戦すること自体は喜ばしいことで、日本の騎手がそのまま乗るのも望ましいことではあるのですが、一応GⅠレースなのにここまで有力馬に乗り替りが出てしまうと。。。

そんな中で、ルメール騎手が引き続き騎乗できるというのは非常に大きなアドバンテージでは無いでしょうか。

マイルの忙しい流れに戸惑ってしまわないかどうか、内枠でごちゃついた時にどうか、比較的馬格あるとは言え輸送がどうか、等不安はありますが、総合的に見て連軸には相応しいかなと。

今年はこの条件得意なディープインパクト参駒が0、次いで得意なダイワメジャー参駒がレーヌミノル1頭ということを考えても、フランケル産駒のこの馬の走りには注目です。

相手も人気で申し訳ないような気分ですが、素直に⑱リスグラシューを。

近年好走が続いているアルテミスS上位組であること、そのアルテミスSでは輸送をものともせずに着差以上の余裕を感じさせる強い勝ち方を見せたこと。

さらに今回は関西に戻って未勝利戦をレコード勝ちした阪神競馬場でのレース。有利な外枠。良いことずくめです。

武豊騎手に引き続き乗ってもらいたかったというのが正直なところでしょうが、戸崎騎手ならピンチヒッターとしては申し分ないでしょう。

正直、今年はこの上位2頭が揃って消えるイメージは沸きませんでした。

単穴には金曜日時点では本命だった①ディーパワンサ。

評価を落とした理由はやはり乗り替わりです。

立ち遅れ気味に出る馬だけに、最内枠もプラスな訳がなく、ハマれば来るかも、という意味で▲。

ただ、休み明けだったデイリー杯での最後の脚は際立っていて、あのレース勝ったジューヌエコールよりも、こちらの方が魅力的であることは間違いありません。

これ位の人気なら。

4番手には、新潟2歳S以来の⑰ヴゼットジョリー

あのレースは正直に言ってレベルがどうだったんだろう?とは思いますが、それを差し引いても最後の切れ味とラスト余力を残しながらゴールしたレース振りには大物感が漂っていました。

調教内容も抜群で、これもこの人気なら楽しみの方が大きいです。

難しいのは④レーヌミノル

モンドキャンノには最後屈したものの後ろは3馬身ちぎった京王杯2歳Sを見ても分かるように、この馬は相当強く、一介の短距離馬では無いと思います。

追い切りも非常に素晴らしかった(恐らく全馬の中で一番の動きでした)が、あの鬼気迫る走りに、逆に危うさも感じてしまいます。

この馬もやはり、大一番での乗り替わりというのが余りにも痛い。

勝ち負けという意味では、ここまでかなと思います。

あとは、何だかんだ言っても2歳牝馬のGⅠですから、ノーマークで逃げる可能性がある⑥ショーウェイと⑫アリンナ、札幌ではトラストと勝ち負けしていた⑦ブラックオニキスコスモス賞を勝っている⑧サトノアリシアファンタジーSでの最後の末脚は目立っていた⑩クインズサリナまで、手広く抑えたいと思います。

オッズ的に買っても仕方ない⑪ジューヌエコールは消しで。

第9回カペラS 予想

こちらも、ごくごく簡単にだけ、予想したいと思います。

◎ ⑪ニシケンモノノフ

○ ⑥ゴーイングパワー

▲ ⑫カジキ

△ ①ノボバカラ、⑦ダノングッド、⑨タールタン、⑬キタサンミカヅキ、⑮エイシンブルズアイ

地方馬の参戦や、JRA馬でも地方交流重賞を中心に使ってきた組が目立ち、展開の予想が全くつかないというのが正直なところですが。。。

例年だと乱ペースから最後は差し・追い込みが台頭するイメージですが、今年はそれほど速くならないのではないかと思っています。

ということで、本命は1200でも1400でも好位からしっかりとした末脚を繰り出すことの出来る⑪ニシケンモノノフにしました。

相手はこれも好位からレースを進められそうな⑥ゴーイングパワー。

昨年のこのレースで正攻法の競馬から最後まで良く粘って2着に入った⑫カジキを単穴評価で。

以下印のとおりですが、中山ダート1200で最内に入ってしまったノボバカラ、休み明けに実績の無い58キログレープブランデー、芝スタートが不安なコーリンベリー辺りは評価を落としました。

香港国際競争について

さて、今日はもうひとつ、いや四つと言うべきでしょうか、香港国際競争の4レース全てに日本馬が出走します。

これは、とりもなおさず4レース全ての馬券を購入することが出来るということです。

ただ、こんなことを言っては身も蓋もないですが、あまり肩肘を張って予想しても仕方ないかな、と思います。

先週実際にシャティン競馬場に行ってみて改めて感じましたが、やはり我々が普段見ている日本の競馬と同じように予想したり、楽しんだりするのは難しいです。

国際競馬の難しさは、毎年のように日本馬が挑戦している凱旋門賞や、かつてのジャパンカップで身にしみて分かっていること。

基本は日本の馬を応援しながら観戦しつつ、馬券も当てられたらラッキーくらいのスタンスで考えています。

香港と日本で良いなと思うのは、時差が1時間しかないため、ほぼリアルタイムで観戦できることですね。

かなり古い話ですが、2001年の香港ヴァーズステイゴールドが制した時、確か後楽園WINSのモニターで応援していたのを覚えています。

今とレース順は微妙に違ったのかもしれませんが(メインレース終了後?)、当然馬券発売なんてしていない海外のレースを見るために多くの競馬ファンがモニターの前で声援を送り、最後の直線では「差せ!差せ!」と一生懸命に応援したものです。

逆に、昨年の高松宮記念の日、私はシャティン競馬場でその模様を見ていました。

理由は香港馬が出走していたから。

そう。勝ち馬エアロヴェロシティのお陰で、日本のGⅠレースをリアルタイムで観戦する事が出来たのです。

日本の場合はI-PAT会員のみ海外競馬の馬券を購入できますが、香港では競馬場でも普通に買えてしまいいます。

当然、日本のオッズとは異なり、エアロヴェロシティが断然の1番人気。

最後の直線、エアロヴェロシティが上がってきた時の声援の大きさと、勝利した瞬間の地響きのような歓声は未だに耳に残っているような気がします。

本当に凄まじい盛り上がりでした。

出走順だとまずは4R、香港ヴァーズからですかね。

ここは大方の予想通り、ムーア騎手のハイランドリール中心というのは異論が無いところでしょう。

ただ、相手はちょっと難しいですね。

昔のJCでも良くやっていたのですが、人気薄の欧州調教馬・日本馬と、地元香港の有力馬を相手に選びたい感じです。

5Rの香港スプリントは、正直日本や欧州の馬には厳しいと思います。

8歳になっても元気一杯なエアロヴェロシティが好枠を引いて応援したい気持ちはありますが、普通に考えればノットリスニンゥーミーとラッキーバブルズの一騎打ちでしょうか。

展開次第で、1番枠のペニアフォビアやモレイラ騎手のアメージングキッズにもチャンスはあると思います。

3連複のボックスやフォーメーションで勝負したいところです。

一つ空いて、7Rが香港マイル

昨年はモーリスが勝ちましたが、今年はカップに回り、昨年の2着馬エイブルフレンドが1番人気でしょうか。

ただ、近走の状況や大外枠を考えるとさすがに厳しいのでは。

個人的にはムーア騎手のネオリアリズムで勝負になると思っています。

問題はマイルCS香港マイルのローテーションがどうか、という点だけですが、そこさえクリアできれば洋芝実績もあり、何よりムーア騎手が引き続き乗ってくれるのは非常に魅力。

それほど人気も無いでしょうから、単複と馬連総流しで。

最後が大注目の8R、香港カップ

ここは何と言ってもモーリスの走りに注目です。

(なんで馬番②番なんだろうと思ったら、国際レーティングはエイシンヒカリの方が上だったんですね。)

ちょっとここのところの負け方が気になりますが、エイシンヒカリも昨年のような走りが出来れば当然上位、それ以外にもスミヨン騎乗のステファノスや充実期を迎えたクイーンズリング辺りにも2・3着のチャンスは十分。

本当に楽しみです。

香港馬の中では、先週の記事でも登場したカラン騎手のブレイジングスピード、前哨戦快勝のシークレットウェポン、ガンピット辺りに注目しています。

新馬戦予想

最後に、今週も印だけになりますが、中山・阪神新馬戦を予想します。

<中山5R 新馬 芝1800m>

◎ ③ゴールドスミス

○ ⑤ホッコーライデン

▲ ⑪スカーレットラバー

△ ②エンジェルナンバー、⑥ヒドゥンパラメータ、⑦ワイルドマックス、⑧ブラウンスビト

<中山6R 新馬 ダ1200m>

◎ ⑧アベストルース

○ ⑦ジュンアイルランド

▲ ⑮エニグマ

☆ ④タマモパレード

△ ⑨イエスマイハニー、⑩アースミステリー、⑪ディアヴイーバル、⑫グレームーン

阪神5R 新馬 芝1800m>

◎ ④キセキ

○ ⑥パールズシャイン

▲ ⑧グラニーズチップス

△ ⑤オウケンヴィクトリ

阪神6R 新馬 ダ1200m>

◎ ⑦スターカットダイヤ

○ ④ヤマカツバーバラ

▲ ⑨クライフォーローズ

△ ①フォックステイル、⑥テイエムガリバー、⑧フジノアカネ

注目は阪神5R。

少頭数でもあり、人気も相当この上位3頭に集中すると思いますが、いずれ劣らぬ素質と仕上がり状態で、甲乙丙付け難いです(笑)。

それでは、わずか2時間半の間に日本と香港とで5つのGⅠレースを観られるという夢のような1日、全馬無事で、好レースを!

そして頑張れ日本馬(と私の本命馬)!!