こんにちは。
いよいよクラシック第1弾、桜花賞の日を迎えました。
心配された馬場状態ですが、朝の段階で阪神競馬場の芝は重。この後は基本的に晴れ予報ですので、メインレースはやや重くらいには回復するかもしれませんね。
昨日の阪神牝馬Sでも、ミッキークイーンが強い競馬で快勝。内外の差もあまり無さそうでしたし、そこまで重の巧拙に神経質にならずに能力重視の予想でも良いでしょう。
(これだけ開催が進み、雨が降っても外差し一辺倒にならない馬場って、素晴らしいなと素直に思います。)
昨日は予想がちょっとずつずれているというか、どうにも上手くいかない1日でしたが、気を取り直して頑張りたいと思います。
(中山12R、ティアップサンダーの末脚には一瞬夢を見ましたが。涙)
桜花賞 予想
ということで、桜花賞です。
既に散々報じられていることですが、昨日お昼前くらいでしょうか?ソウルスターリングに超大口投票が入った余波で、とんでもない単勝オッズになっていますね。
(3,000万とか、4,200万とか、複数回に分けて1億とか・・・)
昨日、11:50頃思わず保存してしまったオッズです。
1番人気 ソウルスターリング 1.1倍
2番人気 アドマイヤミヤビ 28.4倍
3番人気 ミスパンテール 48.3倍
4番人気 ミスエルテ 54.2倍
5番人気 リスグラシュー 58.3倍
6番人気 カラクレナイ 87.2倍
そして、朝11:30のオッズがこんな感じです。
1番人気 ソウルスターリング 1.5倍
2番人気 アドマイヤミヤビ 5.6倍
3番人気 リスグラシュー 11.5倍
4番人気 ミスエルテ 13.8倍
5番人気 ミスパンテール 14.5倍
6番人気 カラクレナイ 21.9倍
7番人気 アエロリット 23.8倍
「ソウルスターリング1.5倍もつくのか」と感じてしまうから不思議ですね(笑)。
個人的には、この時期の3歳牝馬戦にそこまでのリスクを負える人が信じられず、正直予想も馬体重をチェックしてから公表しいたいくらいなのですが、いやはやなんとも。
とはいえ、私ももともとここはソウルスターリングで仕方ないだろう、と思っていました。
もっと言うと、「桜花賞はソウルスターリング、オークスはアドマイヤミヤビから買うから、桜花賞ではアドマイヤ3~4着に負けてくれないかな」なんてことも考えていました。
ただ、こちらの展望記事を書いて、考えを改めました。
クイーンCを快勝して、「オークスが本当の勝負で、桜花賞はひと叩き」なんて考えている馬は、本番(オークス)でも勝負にならない、逆に言えば「オークスで勝ち負けするためには、桜花賞でも当然勝ち負けできなければならない」ということです。
そんな観点から改めてアドマイヤミヤビのレースを見直し、調教過程を確認し、関係者のコメントを読み直して、気づいたことがあります。
アドマイヤミヤビ陣営は、本気で桜花賞を勝ちに来ていると思います。
そんなの当たり前ですよね。。。改めて自分はなんて短絡的な予想をしようとしていたんだろう、と反省しました。データはデータでもちろん重要ですが、問題なのは今年のこのメンバーで、どの馬が今日のレースで良いパフォーマンスを発揮できるのか、です。
・・・ということで、私の予想です。
◎ ⑮アドマイヤミヤビ
○ ⑭ソウルスターリング
▲ ⑥リスグラシュー
☆ ②ライジングリーズン
△ ①ミスエルテ
⑯ミスパンテール
本命は⑮アドマイヤミヤビです。
牡馬牝馬含め、常にこの世代のトップレベルの馬達と戦い、連勝を重ねてきたこの馬こそ、クラシック1冠目を手にするのに相応しいと思います。
非常にハイレベルということで、昨年の牡馬クラシック戦線との比較で論じられることも多い今年の3歳牝馬ですが、重賞が終わるたびに新しい「怪物」候補が次々と現れた昨年の牡馬路線とはちょっと違っているかなと思います。
基本的には阪神JF時点での勢力図、そのトップのソウルスターリングを脅かす存在が出てきておらず、ファンディーナが出て来たと思ったら皐月賞に挑戦、距離伸びれば逆転しそうなアドマイヤミヤビもクイーンC以来だしなぁ、ということでこのオッズになっているのでしょう。
私もそう思っていたのは前述のとおりなのですが、ここに来てアドマイヤミヤビ陣営の「本気度」に賭けてみたくなりました。
奇しくも先行するソウルスターリングをぴったりマークできる枠の並びに、特に重馬場で最後まで馬を動かす技術にも長けているデムーロ騎手というのも何か期待させてくれます。まずはアドマイヤミヤビの単勝で勝負。
対抗はまあ⑭ソウルスターリングで仕方ありませんね。
逆にこちらに関しては特にコメント要らないでしょう(笑)。
チューリップ賞に続いての輸送、血統的に大丈夫だろうとは言われていますがフットワークの大きな馬に道悪競馬と言われているよりは不安要素もあるとは思うのですが、他馬との比較において問題にならないレベルです。
3番手評価は⑥リスグラシュー。
昨日の競馬を見ていて、意外と内枠もマイナスにはならないというか、むしろ大外を回しての追い込みの方が厳しいように思いました。
「本気度」で言えば、チューリップ賞を叩いた上積みも相当あるはずですが、それでも上位2頭には及ばないですかね。この辺は昨年の牡馬クラシックと重なるのですが、「例年なら勝ち負けできるのに」という感じで、エアスピネルのように3~5着に留まるような気もして、心情的には応援したくなります。
穴候補☆としては、②ライジングリーズンでしょうか。
これも内枠でちょっとどうかなと思ったのですが、どうしても捨てきれませんでした。関東馬ということで割引は必要ですが、もしかしたらの期待は感じさせる馬で、力の要る中山の芝で連勝してきたように、時計がかかるのも好材料でしょう。
以下、1番枠は割引ですがこれも可能性はあると見ている①ミスエルテ、無視されがちなフィリーズレビュー組ですが、不利がありながら4着に頑張った④ジューヌエコール、どうしてもあきらめきれない⑬ヴゼットジョリー、一応の押さえは必要かなということで⑯ミスパンテールまで。
ミスパンテールは正直悩みました。一度はこれを本命にしてもいいんじゃないかとさえ思ったのですが、感覚的に危ない穴人気な気がして、一応の押さえに留めました。
また、アドマイヤミヤビに喰らいついて一緒に伸びたレース振りが素晴らしかったアエロリットについても迷ったのですが、アドマイヤミヤビとは逆に、どうしてもこのレースに向けての「本気度」が感じられませんでした。思い切って消しで。
馬券は、どうしましょう・・・
5%上乗せされたところで影響無いような14-15の馬連で勝負する気には到底なれないので、
◎○ - ◎○▲☆ - ◎○▲☆△ の三連単(36点)とかですかね。
あ、あとは最低1.5倍つくアドマイヤミヤビの複勝を、先週まで転がっている約3万円。
(PATの残高も出たり入ったりしているので、どうしても「コロガシ」って感覚にならないのが困ったところですが。。。)
展開的にも、重馬場に加え比較的前に行きたい馬が揃い、意外とスタミナが問われる流れになるのではないかと思っているのですが、どうなりますか。
距離が短いと思われていたアドマイヤミヤビが快勝、ソウルスターリングが必至に粘る所を何かが差し込んできて・・・なんて展開を夢想しながら、レースを待ちたいと思います。
時間の関係で、今日は桜花賞1本で行きたいと思います。
桜はまだ満開まであと一息のようですが、好天のなか、全馬無事で、好レースを!
本日も、最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。