人生は競馬と共に

中央競馬の新馬戦・重賞を中心に、競馬について気ままに書いていきます。

【予想】第77回皐月賞 デビュー22年目の悲願に向けた第一歩。

こんにちは。

先週とはうって変わって好天に恵まれ、暖かい日曜日になりました。

やはり心から競馬を楽しむにはこうでなければ。

早速ですが、予想の方に入っていきます。

※展望記事はこちら

第77回皐月賞 人気順

まずは朝10時ごろ時点で取った上位人気のオッズです。

1番人気 ファンディーナ   2.7倍

2番人気 カデナ       6.7倍

3番人気 スワーヴリチャード 7.7倍

4番人気 レイデオロ     9.2倍

5番人気 ペルシアンナイト  9.5倍

6番人気 ウインブライト   12.9倍

「第77回」を気にしすぎでしょうか、スワーヴリチャード「7.7倍」がまず目に飛び込んできました(笑)。

1番人気は相変わらずファンディーナ。

少しカデナとの差は詰まりましたが、このまま1番人気として発走を迎えるのでしょう。

共同通信杯組ということでもう少し人気を集めると思われたスワーヴリチャードが3番人気、以下ご覧のとおりですが、とにかくファンディーナがいなかったらどうなっていたのだろう、と感じざるを得ない大混戦ですね。

ちなみに、7番人気はサトノアレスで約15倍、8番人気はアウトライアーズで約18倍です。

とにかく今年の皐月賞、このファンディーナをどのように考えるかが一番のポイントであることは疑いを挟みません。

年明けデビューでキャリア3戦。

500キロを超える馬格のあるとはいえ、牝馬による非常識とも思える皐月賞挑戦。

仮定の話をしても意味がありませんが、普通にオークストライアル→オークスと駒を進めていれば高確率で連勝していただろうに、敢えて200万円の追加登録料を支払ってまでの挑戦。

陣営の尋常ならざる自信と勝負の度合いが伝わってきますし、その意気と怪物誕生への期待値プレミアムが相当程度乗った1番人気であろうと思います。

今年の皐月賞は、この陣営の「大博打」に乗るか乗らないか。その2択と考えました。

第77回皐月賞 予想

◎ ④カデナ

○ ⑥アウトライアーズ

▲ ⑦ペルシアンナイト

☆ ⑨プラチナヴォイス

△ ③コマノインパルス

  ⑪アルアイン

  ⑬サトノアレス

  ⑮アダムバローズ

  ⑰ウインブライト

そして、これが私の予想です。

ファンディーナに関しては、全能力を発揮すればここでも勝てる力があるのは認めますし、陣営の判断には敬意を表したいと思いますが、いかんせん不確定要素が多すぎて、人気面を加味しても「上手くいかない方」に賭ける方が博打として魅力的に感じます。

恐らく勝つか惨敗でしょうから、中途半端な印は打たずに消しとします。

私の本命は2番人気、牡馬の中では最も人気を集めているカデナです。

今日のタイトル、福永騎手にとって「デビュー22年目の悲願」というのは当然この皐月賞ではなく、日本ダービーを勝つことです。

恐らく全ての競馬関係者にとっての夢であり、目標でもある日本ダービー制覇。

言うまでもなく福永騎手にとってもその想いは強いはずで、2013年、キズナにゴール寸前差された直後にエピファネイアの鞍上で肩を落とす姿は未だ印象深く残っています。

それ以来、個人的に(馬券は置いておいても)彼のダービー挑戦には毎年注目しています。

そして、今年のカデナ。ここ3週続けて自身が調教に跨るなど、その言動の端々から相当の「想い」が伝わってきます。そして、ダービーに続く道としてこの皐月賞で結果を出すことの重要性を強く意識していることも。

今年の皐月賞は、ファンディーナではなく、福永騎手の想いに賭けることにしました。

実際、マイスタイルが粘りこむ超スローの流れをあくまでトライアル仕様の仕上がり状態の中で差し切った弥生賞は世間で評価されている以上に強かったと思います。

1週前の追い切りを見ても、瞬発力に相当磨きがかかっている印象でした。

④番枠ということで、道中はインで脚を溜めると思いますが、開催が進んだ小回り中山コースということで、3~4コーナーはそれなりにばらけるはず。

上手く捌いて直線外に持ち出せれば、一気に差し切れるでしょう。

まずは④の単勝複勝で勝負します。

相手には、皐月賞らしいスピードの持ち主を上位に取りましたが、臨戦過程から2番手は⑥アウトライアーズとしました。

個人的にトライアルの中で最もレベルが高かったのはスプリングSだったと考えていまして、本番に向けての上積みが大きそうなこの馬を対抗に。

課題は折り合い面ですが、これも一度叩いたことと、今回逃げ馬が外枠に入ったことでちょっと速いペースになると予想しており、田辺騎手なら我慢させられると思います。

距離と力関係が微妙なところですが、「皐月賞男」デムーロ騎手の⑦ペルシアンナイトもいかにも皐月賞向き。

アーリントンCからの参戦というところで一つ評価を下げましたが、これも4コーナーで上手く捌けるかどうかでしょう。

末脚の破壊力という点では頭まであって不思議ないと思います。

穴候補☆として、今の馬場が合っていそうな⑨プラチナヴォイス。

スプリングCでも本命に期待しましたが、今回はさらに馬具を工夫して臨むとのことで、しっかり最後まで走れれば、後方の馬たちを尻目にあっと驚かせるシーンがあるかもしれません。

以下、前走だけで評価が下がりすぎな③コマノインパルスにアウトライアーズ同様、叩いた上積みが大きそうな⑬サトノアレス。

ディープインパクト産駒の⑪アルアイン若葉S勝ち馬で池添騎手騎乗の⑮アダムバローズ、スプリングS勝ち馬の⑰ウインブライトまで。

非常に手広くなってしまいましたが、人気薄も取り混ぜて馬連3連単で勝負したいと思います。

3連単は◎-○▲☆-○▲☆△で。

人気どころでは、②スワーヴリチャードは展望記事でも書いたように今年に限っては共同通信杯のレベルに疑問が残ることと、いかにも器用さが無く中山に向かないタイプ、スタートに不安がある馬の②番枠ということで消し。

さすがに年明け初戦の⑤レイデオロも厳しいでしょう。能力だけで昨年のサトノダイヤモンドにように3着には来れる、と思えるほどその「能力」が抜けているとも思えません。

(そもそも、昨年のホープフルSって、レベル的にどうだったのでしょう?)

ということで、カデナと、(切ってしまいましたが)ファンディーナの走りには注目しつつ、レースを楽しみに待ちたいと思います。

とにかく全馬無事で、好レースを。

本日も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。