人生は競馬と共に

中央競馬の新馬戦・重賞を中心に、競馬について気ままに書いていきます。

【展望】 第78回オークス② やはり桜花賞組中心?

おはようございます。

 

昨日も冒頭、日本ダービーの話題に触れましたが、昨日発売の雑誌、Numberのダービー特集を帰宅後読み耽っていて完全に寝不足です。

やっぱりオークス終わるまで買うんじゃなかった(笑)。

今日1日頑張れば楽しい週末が待っている金曜日、頑張ります。

 

 

ということで、ダービーまであと9日、の前にオークスまであと2日です。

昨日の記事で「2、5、7枠に注目」と書きましたが、7枠には何とレーヌミノルとリスグラシューという桜花賞1・2着馬が入りました。

アドマイヤミヤビは8枠を引いてしまいましたが、ソウルスターリングも1枠②番と好枠をゲットし、好レースの予感が高まってきましたね。

 

昨日に続いてオークスの展望ということで、まずは過去5年の前走・前々走データを見て行きたいと思います。

 

 

 

 

 

 

ここ5年間では、桜花賞組が4勝7連対、忘れな草賞組が1勝、フローラS組が2着2回。

忘れな草賞は桜花賞と同じ日に行われますから、勝ち馬はこのローテーションからしか産まれていませんね。

これは過去10年まで遡っても同じです(桜花賞組8勝、忘れな草賞組2勝)。

 

今年も、忘れな草賞をアタマ差ながらインパクトのある勝ち方をしてきたハローユニコーンが穴人気しそうですが、内の偶数番を引いてきましたので、注意が必要です。

 

忘れな草賞の着順は当然1着ですが、フローラS組の着順はどうでしょうか。

2013年の2着馬エバーブロッサムが2番人気2着、昨年の2着馬チェッキーノが3番人気1着。

この表には載っていませんが、2011年には3番人気3着だったピュアブリーゼが2着していますから、権利を取ってきた馬であれば勝ちにこだわる必要は無いかもしれませんね。

 

ちょっと変わったところで言えば、昨年フローラSで1番人気5着だったビッシュが3着していたりもします。

権利取りに失敗しながら本番でチャンスをもらえるラッキーを活かした形ですね。

個人的に、出てこれれば絶対に買いたいと思っていたレッドコルディス(フローラS5着馬)が、なんと6分の1の抽選を潜り抜けて出走に漕ぎ付けましたので、これは私だけでしょうが、勝手に注目したいと思います。

 

そして、前走桜花賞組の桜花賞での着順ですが、これは意外とバラバラですね。

まあ連勝したら2冠馬ということで簡単じゃないのは当然なのですが、この表の中だけでも、桜花賞10着(4番人気)→オークス1着の2013年メイショウマンボ、桜花賞9着(1番人気)→オークス2着のルージュバックの2頭が大敗から巻き返しています。

桜花賞で人気を裏切って大敗した馬の巻き返し、ということになると当然アドマイヤミヤビ(2番人気12着)が頭に浮かびますが。。。状態がかなり疑問なんですよね・・・(後述します)。

 

ちなみに、過去10年まで遡って1~3着馬のデータを調べてみましたが、

オークス1着馬の前走桜花賞着順⇒【3,1,1,3】

オークス2着馬の前走桜花賞着順⇒【1,3,0,1】

オークス3着馬の前走桜花賞着順⇒【1,2,1,0】

 

こうして見ると、やはり桜花賞連対馬が高い確率で馬券に絡んでいますが、過去10年間のオークス優勝馬に限れば、4頭は桜花賞で連に絡んでいない点は覚えておきたいです。

2番枠に入ったことで1番人気濃厚なソウルスターリングはもちろんですが、最速の上がりで6着に入ったディアドラなども、ローテーションはかなり厳しいですがちょっと気になっています。

 

上掲の表でも、「前々走」欄が桜花賞なんて馬は1頭もいませんものね・・・。

(一応、2007年の3着馬ラブカーナが忘れな草賞2着→スイートピーS2着→オークス3着と似たようなローテーションで馬券になってはおりますが。)

 

そうゆう意味では、「クイーンC→桜花賞→オークス」という余裕のある、かつ東京コース狙い撃ちローテが気になるところですが、これが思ったほど来ていないんですよね。

桜花賞の時にも出した表を再掲します。

 

 

 

 

これは過去10年だけのデータなのですが、オークスを勝ったクイーンC勝ち馬は無いばかりか、桜花賞よりも着順を上げた馬すら存在しません。

クイーンC2着、桜花賞は除外で忘れな草賞に回ったミッキークイーンが一昨年勝っている点が悩ましいですが、この時点でアドマイヤミヤビはかなり割引です。

 

最後に、天皇賞の時も出しましたが、枠順と調教後の馬体重をまとめてみました。

 

 

 

私自身は全く気にしないのですが、過去10年間のいわゆる「出目」も。3番枠が目立って好結果ですね。モズカッチャンとアドマイヤミヤビの馬番が「死に目」になっています。

気にされる方はご参考までに。(2010年に1着同着が、3番枠と16番枠に取消し・除外が1件ずつあります。)

 

調教後馬体重もあくまで参考程度に見たいと思うのですが、気になるのはアドマイヤミヤビ。

一週前追い、今週の本追い切りともに、桜花賞よりかなりセーブした内容になっていて心配していたのですが、調教後馬体重が前走時より-2kg。

桜花賞でもクイーンCより6kg減だったのですが、輸送を考えるとこれはちょっと心配です。。。

当然陣営は悪いコメントを出さないでしょうが、普通に考えると体調面に不安があるとしか思えないのですが、如何でしょうか。

桜花賞後にやや反動があった旨のコメントも出されていましたし、期待していた馬だけに残念ですが、枠順含めてかなりの割引が必要と思っています(よほど何か明るい材料が出てこない限り、予想の上では「消し」の予定です。)

 

あと、注目していたのはリスグラシュー。

直前の追い切りを坂路からCWコースに変えてきていて、動きが悪いとは思わなかったのですが、どうして?とやや勘ぐってしまいます・・・。

馬体重は、桜花賞より減るようなら嫌だなと思っていたのですが、今のところ良さそう。

こればかりは陣営がオークスに照準を合わせた上で、考えがあってやっていることですから信じるしかないですかね。

 

その他追い切りを見た感じでは、ソウルスターリングとレーヌミノルは順調そうで、前走フローラS組も良さそうでした。

フローラSのレース振りにやや不満の残ったフローレスマジックもここに来てだいぶ調子を上げてきた感じでしたし、何より驚いたのはヤマカツグレース。

 

1週前に6F81.0の猛時計を出していて今週は流す程度かと思いきや、またも6F83.9、4F51.5、1F11.8の好時計。

ジョッキー(松山騎手)が乗っているとはいえ、ここまで攻めて疲れが残ったら、私が馬主なら調教師を訴えるレベルです(笑)。

距離やローテーションを考えて、本番ではいらないかなと思っていたのですが・・・これは考え直さざるを得ません。

 

 

 

ということで、あと2日間悩みたいと思いますが、今回は馬場状態も大きなポイントになりそうです。

土曜日の競馬に大いに注目して見てみたいと思います。

 

本日も、最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。