人生は競馬と共に

中央競馬の新馬戦・重賞を中心に、競馬について気ままに書いていきます。

【展望】第84回 日本ダービー① 過去10年連対馬データを中心に。

おはようございます。

待ちに待った日本ダービーまで、あと3日です。

我々競馬ファンにとっては特別な1週間ですが、仕事は普通にあるわけで・・・今週もまとまった時間が取れなかったため、2日に分けて展望記事をアップしたいと思います。

それでは早速ですが、過去の連対馬データから見て行きたいと思います。

有馬記念天皇賞(春)に続いて、10年分バージョンです。

まず人気を見てみると、2010年のエイシンフラッシュ(7番人気)を除き、勝ち馬は3番人気以内から出ていますね。

やはり世代の頂点を決める大舞台。無理な穴狙いは避けたほうが良さそうです。

ただ。。。今年は「空前の」と形容されることも多いほどの大混戦。

恐らくは青葉賞を勝った「怪物」アドミラブル、先週と同じ藤沢厩舎&ルメール騎手コンビのホープフルSレイデオロ皐月賞をレースレコードで快勝したアルアイン、もしくは毎日杯2着以来となる池江厩舎のサトノアーサー。

この辺りが3番人気以内の候補でしょうか。

一方、2着馬を見てみると、特に2007年~2011年辺りは人気薄が目立ちますね。

ただし、ここ5年は全連対馬が5番人気以内となっていて、傾向としては平穏な流れでしょうか。

私などは、だからこそ「そろそろ今年は荒れるんじゃないか」なんて考えてしまったりするのですが、さてどうなりますか。

あと、「人気馬」という括りの中でも、1、3、5番人気が妙に目立つような気もしませんか?

1番人気【4,1,2,3】 5連対(3着2回)

3番人気【4,1,1,4】 5連対(3着1回)

5番人気【0,4,0,6】 4連対(3着なし)

に対して、

2番人気【1,1,0,8】 2連対(3着なし)

4番人気【0,0,1,9】 連対なし(3着1回)

調べてみたら、こんな感じでした。まあ偶然、ですよね・・・。

ドゥラメンテの2.23.2がダービーレコードというのは先週の展望記事でも触れましたが、今週末ちょっと気になるのは馬場状態。

今日と明日、わずかですが雨の予報になっています。

(私は今東京にいないのですが、小雨が降っていると聞いています。)

大した雨量ではないようですし、土日は晴れ予報になっているので2009年や2011年のような道悪競馬にはならないと思いますが、晴れ舞台ですから、やはり少しでも良い馬場状態で迎えて欲しいものです。

(予想もそのほうが絶対しやすいですし。)

その2015年はキタサンブラック、スピリッツミノルなど行きたい馬が外枠に入り、それらを制して横山典騎手のミュゼエイリアンがハナを叩いてハイペースの逃げを打ったことも影響したと思いますが、今年も皐月賞ではレースレコードでしたし、先週のオークスもレースレコードが出ました。

1番人気候補のアドミラブルが青葉賞でマークしたタイムも2.23.6。

馬場状態さえ良ければ、記録の方も大いに期待できそうですね。

ていうか、アドミラブルのタイムは過去10年の優勝タイムに入っても2番目なんですね。。。これは人気になるわけです。

脚質的には、オークスと比べると追い込みより、好位から差して来る馬が優勢ですね。

2011年、2013年などは追い込みの競馬になっているように一概には言えませんが、ある程度のポジションで脚を溜めつつ、直線しっかり伸びてくるソツの無いタイプが勝つイメージでしょうか。

また、追い込んで好走した馬は総じて内枠(2008年ディープスカイ1枠1番、2010年エイシンフラッシュ1枠1番、2011年オルフェーブル3枠5番、同ウインバリアシオン1枠1番、2013年キズナ1枠1番)ですね。

去年のダービー、直線でのマカヒキの進路取りについてこちらの記事でも触れましたが、フルゲート18頭の競馬、かつ各馬が死力を振り絞った究極の争いですから、ロス無く運べて直線も上手く捌けなければ勝ち負けまでは難しいのでしょう。

(ディープとかブライアンとか、世代の中で突出した馬であれば別でしょうが・・・。)

アドミラブルも、さすがに青葉賞のような大味な競馬だと本番のメンバーでは厳しいでしょう。

他にもレイデオロなど末脚にかけるタイプにとっては、枠順や展開も重要なファクターとなります。

その枠順ですが、オークス同様、やはり内枠が欲しいところですね。

過去10年間、1枠・2枠のいずれかが必ず連対しており、とりわけ1枠1番の6連対というのは異常とも言える数字です。

その中には7番人気のエイシンフラッシュ、10番人気のウインバリアシオンなども含まれており、人気問わず押さえておかなければならないかなと思うくらいです。

最後に、このレースに関しては勝利騎手にも注目しなければならないでしょう。

ダービージョッキー」という特別な称号を与えられる現役ジョッキーは、ちょうどこの表に載っている8人だけです。

四位騎手が2年連続、横山典騎手も2回勝っていますね。

今年の有力馬に騎乗するジョッキーでは、何と言ってもルメール騎手。

2週連続GⅠ勝利中なのを勢いに乗っていると見るか、運を中途半端に使ってしまったと見るか。

そして、松山騎手。

皐月賞を勝ち、平成生まれのGⅠジョッキー自体が初めてということでしたが、ダービーでそのまま乗せてもらえるだけでも素晴らしいですよね。

馬券はさて置き、頑張って欲しいところです。

あとは伏兵馬に乗っている中では戸崎騎手、福永騎手、北村騎手辺りですかね。

やはり日本ダービーの有力馬たちは、ダービージョッキーをしっかり確保してきている印象です。

・・・ということで、もうすぐ枠順が発表されますね。

楽しみです。

明日もステップレース等、展望記事の続きをアップしたいと思います。

簡単になってしまい恐縮ですが、最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。