人生は競馬と共に

中央競馬の新馬戦・重賞を中心に、競馬について気ままに書いていきます。

【新馬戦】7/1、7/2の回顧 2歳未勝利戦についてもひと言。

こんにちは。

台風の進路が気になるところですが、今週後半から週末にかけては、福島も名古屋も傘マークが付いていませんね(もちろん、梅雨のない函館も。)。

例年になく、今年は梅雨の影響を受けない夏競馬序盤戦になりそうです。

ということで、今日は先週末の新馬戦を降りかえっていきたいと思います。

前回に続き、各レース上位5頭の結果貼り付けと、簡単なコメントです。

◆ 7/1(土) 函館5R新馬戦 芝1000m

予想記事でも書いたように、とても相性の悪い函館芝1000m戦。というより、よく考えたら函館の芝レース自体、この開催前半1回も当たっていないかもしれません。。。

果たして、このレースでも私は②、⑤、⑥の単勝勝負でしたが、見事かすりもせず。

勝ったのは③キタノユウキ、最終的には3番人気だったのですね。

6月のまとめ記事でも触れましたが、新種牡馬ハードスパン産駒が初勝利を挙げました。しかも芝のレースで。

函館芝の予想が苦手な理由としては、パワータイプが強いとは言ってもダート向きの血統を買えばよいのか、素直に芝向きの血統を買えばよいのか分からなくなってしまうというのがあります。

まあ一言で言えばその辺りのセンスが無いというのにつきるのですが、あと3週間でなんとか切欠を掴みたいところです・・・。

レース展開としては、①ツクバクロオーが立ち遅れたのが非常に大きかったですね。

すぐに行き脚がついてキタノユウキを追いかけましたが、1000mでの出遅れは致命傷。

むしろ、良く首差の2着に頑張ったと思いますし、すぐに勝てるでしょう。

勝ったキタノユウキは好スタートからツクバクロオーの追撃を凌ぎ切って勝ったことは評価できますが、例えば函館2歳Sで狙えるかと聞かれたらちょっと微妙でしょうか。

タイム、内容とも平凡だと思います。

私の想定では(スタートを決めて)逃げるツクバクロオーを直線交わし去ってくれるはずだった②ロイズブラスハートは、4コーナー3番手から前を追うものの反応が今イチ。

インから⑧ココロストライクに交わされて4着に終わりました。

叩かれての変わり身に期待したいと思います。

◆ 7/1(土) 中京5R新馬戦 芝1600m

金曜日辺りの想定では良くて重馬場くらいまでと思っていましたが、やや重まで回復した中京の芝コース。

このレースは②と⑤の単勝を勝っていましたが、その②フロンティアが見事逃げ切り勝ちを収めました。

新馬戦らしいバラバラっとしたスタートから、①、②、③が先行体勢を取りますが、200mほどの地点で競ることもなくフロンティアがハナに、③アクアレーヌが2番手に。

これも新馬戦らしくバタついた①コリーヌヴェルトが中団まで下がっていくと、代わって⑥アドマイヤアルバが3番手に進出。

新馬戦らしく12秒台後半~13秒の遅いラップが並ぶ超スローペースで進みます。

3~4コーナーでもラストから3ハロン目が12.1秒とややペースアップすると、直線に入ってラスト400m、11.1-11.2秒という速いラップでまとめたフロンティアが押し切りました。

アドマイヤアルバは、コーナーで2番手のアクアレーヌの外を回さなければならなかったのが痛かったですかね。あの展開で1/2馬身まで差を詰めたのですから、さすがは福永騎手。

この展開だと強いとか強くないとか評価しにくいですが、これもすぐにチャンスは来るでしょう。

3着に入った、いかにも武豊騎手らしく無理しないレース運びだった⑤シャルルマーニュ、4着の⑧ララロワ辺りまでは次走メンバー次第で買えそうです。

◆ 7/1(土) 福島5R新馬戦 芝1200m

ここは、⑬ヴーディーズピアスが本命でまず負けないだろうと考えていたのですが、「スケベ心で」押さえた⑦と⑩の単勝のうち、⑩ジェッシージェニーの方が運よく引っかかってくれました。

いやぁ、スケベで良かった(なんのこっちゃ)。

レースの方は、スタート直後から④、⑥、⑪、⑫辺りの先行争いが続き、新馬戦としては速いペースで流れていきます。

先手を取り切ったのは⑥セイウンリリシイでしたが、終始促しながら、3~4コーナーでも外から⑪カガスターに追われる厳しい展開でした。

勝ったジェッシージェニーはそれらを見る様に徐々に進出し、4コーナー出口では3番手に。

直線は前を行く2頭の外に持ち出すと力強く抜け出して快勝。

前2頭がハイペースで最後厳しくなったのもあると思いますが、短距離適性は相当高く、この内容なら上のクラスでもチャンスがあるかもしれません。

最後までよく粘った2頭、特にセイウンリリシイは気性的に短距離が良いとのことですが、1400からマイル辺りでも見てみたい感じで、力を見せてくれました。

個人的にちょっと期待外れだったのが4着のヴーディーズピアス。

最後は良く詰めてきていたのですが、追って案外でしたね。距離はこれくらいが良さそうに見えるのですが、次走改めて期待したいと思います。

◆ 7/1(土) 福島6R新馬戦 ダ1150m

福島名物、中途半端な距離のダート1150m。50mくらいどこかで足せなかったのかな、と見るたびに思ってしまいます。

ここは②が来たら仕方ないということで、⑨、⑩、⑫の単勝を少額勝って眺めていましたが・・・

⑥パリモンマルトルが逃げ、⑧、⑩、⑫辺りが2番手追走。②オーヴァーライトが最内の5番手で4コーナーを回って来た時には「お、これはインで詰まってくれるんじゃないか」と一瞬期待(?)しかけましたが、直線に入ってすぐにビバラエポポンがずるずる後退したこともあり、インから難なく抜け出して快勝。

やはり何の不利も無ければ勝ってしまいますね。見たまんま、非常に強かったです。

単勝115.7倍の⑥パリモンマルトルが2着に逃げ粘りあっと言わせましたが、このレースはオーヴァーライトの強さだけですね。

今後も毎レース単勝を買っていくのであれば、単勝1倍台でも確率が高ければ1点で狙うべきか、考えていかなければなりませんね。

でも、やっぱり穴を少額ずつ買っちゃうんですよね・・・スケベ心が(笑)。

◆ 7/2(日) 函館5R新馬戦 芝1200m

このレースも、1番人気のロードカナロア産駒、⑩スズカマンサク以外にも仕上がりの良さそうな馬が複数いたので、オッズ妙味を考えて⑦、⑧、③の単勝を買っていたのですが、そのスズカマンサクが危なげない逃げ切り勝ち。

前半35.8秒 - 後半35.1秒とうまく纏めた感じで、タイムがあまりにも平凡なので函館2歳Sでどうか、と聞かれると難しいところです。

2番手追走から前を追った2着の⑦ドナカデンツァ、好位から外を回しながら3着争い競り勝った⑧トーセンクロノスにやや立ち遅れながら4、5着に頑張った①ハイチーズ、④シホノキラメキあたりは、あくまでメンバー次第でしょうか。

このレースも函館芝コースらしく、好走馬は次走ダートでも狙えそうな感じです。

ちなみに、このレースでは⑨アルトコインがゲート入りを嫌い、結局入らないからという理由で除外になりました。

同馬以外の奇数番各馬は相当長い時間ゲート内で待たされてしまった形で、この影響を受けなかったというのもラッキーでしたね。

確か先日も東京の新馬戦でありましたが、新馬戦ということで仕方のない部分もありますし、安易に関係者を批判するようなこともしたくないですが、⑦を本命にしている身としては勘弁してくれよ、という気持ちでした。。。

◆ 7/2(日) 中京5R新馬戦 芝1600m

予想記事の段階から好メンバーで楽しみと書いていた1戦、ロードカナロア産駒2頭のマッチレースとなりましたね。

⑪と悩んだ末に単勝の勝負馬券を買った⑫トロワゼトワルが、なんとかクビ差凌いで勝ってくれました。

逃げた①エムケイフローラルの2番手につけると、直線早めに抜け出して粘りこむ正攻法の競馬で快勝。

このメンバーで勝ったのですから、中2週で中京2歳Sに出てくるようなら当然注目の1頭ということになりそうです。

2着の⑪レッドシャーロットも、今後を考えれば楽しみな内容。

道中4番手から直線でもスムーズに外に持ち出して前を追いましたが、スパっと切れなかったのは初戦の分でしょう。

次は確勝レベルだと思います。

3着の⑨エムケイフローラルも、上位5頭の中では最も評価が低い5番人気でしたが、力は見せました。

4着と6馬身差をつけているように、こちらも次走注目です。

残念だったのは1番人気の⑥ローズペリル。

(土曜日のレースほどではないものの)スローペースで流れたため、スタートで立ち遅れてしまったのが響いたのは間違いないですが、それにしても見せ場のない9着というのは意外でした。

①ノアダイヤモンドと③バルドーリアは、仕上がりの良さを生かしましたね。

次走でも人気が無いようなら積極的に狙ってみたいところです。

◆ 7/2(日) 福島5R新馬戦 芝1800m

ここは、1番人気に応えたマンハッタンカフェ産駒、②レーツェルが快勝。

種牡馬オルフェーヴル産駒(④マイネルミシシッピ)に目が眩んで単勝を買ってしまった私を嘲笑うかのように(思い込み激しすぎですが。笑)逃げ切りました。

タイムも勝ち方も平凡でしたが、⑤クエントアスールと⑦クリノバルテュスに終始絡まれながらもスローペースを維持して、後半11秒台のラップを連発するなかなか味のある競馬で、ラストも押さえながら11秒8でまとめていますし、見た目以上に強かったと思います。

早め進出から長く脚を使って2、3着に食い込んだ⑭サテラノサトと⑩スカルダイヤモンドも、私はノーマークでしたが好レースでした。

切れ味が求められる新潟コースよりも、ロングスパート戦になりやすい福島の芝ミドルが向くタイプと思われ、7/23の芝1800に出てこれるようなら本命候補と思います。

惜しかったのは4着のクリノバルテュス

終いが甘くなってしまいましたが良いスピードを見せました。展開次第とは思いますが、次走も注意は必要でしょう。

◆ 7/2(日) 中京6R新馬戦 芝1400m

ここは、⑩が来たら仕方ないということで③、⑨、①、②と10頭中4頭の単勝を買う恥知らずな作戦に出ましたが、あっさり⑩が楽勝。

ここでは力が抜けていましたね。

スタートから400mほど、なかなか隊列が落ち着かず2ハロン目に11.2秒のラップがある流れだったのですが、余裕を持って3番手を追走すると、4コーナーでは逃げた⑨アトレヴィードに並びかけ、直線余裕を持って押し切る強い競馬。

メンバー的にどうかという声もあろうかと思いますが、この馬自身は相当強い競馬をしており、どこに出るか未定とのことですが、2歳Sでも中心視可能な逸材と思います。

◆ 7/2(日) 福島5R新馬戦 芝1200m

このレースは、パイロ産駒の2番人気、⑤パッセが3馬身差の快勝。

私は⑤と⑨どちらにしようか考えた末に、明らかなダート血統の⑤を捨てて⑨を選んだわけですが、完敗でしたね。

レースは⑨シャインカメリアがまずまずのペース(前半3F34.5秒)で引っ張っりますが、結局前に行った3頭が1~3着。

ハナ差3着の③サクライザベル含めてこのレースでは上位3頭のスピード能力が抜けていたということでしょう。

パッセは今後どう使うのでしょう。

相当のスピード能力がありますし、パワー型で函館2歳Sなども面白いと思うのですが。

◆ その他(2歳未勝利戦)

また、先週末は函館、中京、福島でそれぞれ2歳未勝利戦が一つずつ行われました。

土曜日の函館1R(芝1200m)は、カシアスが好位から抜け出して好タイムで快勝。

ひと叩きした効果は抜群で、(出るのか分かりませんが)調子が維持できれば函館2歳Sでも期待できそうです。

同じく土曜日の福島1Rは、柴田大知騎手のエイシンフラッシュ産駒、コスモイグナーツが早め先頭から押し切る福島らしいレースで勝利。

記念すべき大知騎手400勝目となりましたね。

エイシンフラッシュ産駒2頭目の勝利で、やはり今年は例年以上に新種牡馬産駒の勝ち上がりが多い印象です。

そして、翌日曜日の中京1Rにはレピアーウィットが登場しましたが、ダイワメジャー産駒のコーディエライトが6馬身差の逃げ切り勝ち。

レピアーウィットは2着を確保するのが精一杯でした。

コーディエライトはいったん放牧に出すそうですが、マイルまで持つようなら今後楽しみな存在です。

それにしてもこれで堀厩舎は3頭新馬を下ろして勝ったのはジナンボーのみ、あとは新馬、未勝利と2着が4回(レピアーウィットとサトノオンリーワン)!

連対率100%は素晴らしいですが、2歳未勝利は騎手含めて使い分けが難しい側面もありますし、ちょっと運がないのでしょうか。

狙ったレースをしっかり取る堀厩舎らしからぬ結果となっています。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

さて、先週は新馬戦が計9鞍。

来週も9レース(函館、中京、福島各3鞍ずつ)予定されていて、本格的な新馬戦シーズン到来ですね。

ここまで5週間の結果は・・・

レース数    32

的中数     11

購入額  92,500円

払戻し 103,400円

的中率   34.4%

回収率   111.8%

2歳単勝5%上乗せに乗っかろうということで、ここまでやってきていますが、まあ凄くもなく悪くもない成績ですね・・・。

ただ、個人的には出来すぎなくらいの結果だと思っていますので、なんとかもうちょっと、プラスを維持したいところです。

次回は週末の予想記事になると思います。

連闘で使ってこない限りは、今週末の勝ち上がりまでで、2歳S(中京・函館)の候補が出揃うはずなので、その辺りにも注目していきたいところですね。

それでは、本日も最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。