人生は競馬と共に

中央競馬の新馬戦・重賞を中心に、競馬について気ままに書いていきます。

【新馬戦回顧】7/15、7/16の新馬戦 良いレースが見れました。

おはようございます。

本当は昨日のお昼までに書く予定だったのですが、出張からの戻りなどあってバタバタしてしまい、遅くなってしまいました。

今週末の函館2歳Sに向けては一切参考にならない新馬戦回顧ですし、まあサクッと・・・と思ったら土曜日に勝ったサンダベンポートが登録しているのですね。

出走するんでしょうか。

・・・ということで、早速そのレースから回顧していきたいと思います。

※土曜日の新馬戦予想はこちら

※日曜日の新馬戦予想はこちら

◆ 7/15(土) 函館5R新馬戦 芝1200m

人気は①スズカワークシップと⑥ダンツコンフォート。「2択」の中から私は2番人気のキングヘイロー産駒、ダンツコンフォートとスピードのありそうな⑦サンダベンポートの単勝を買っていました。

7頭立ての小頭数でしたが、そのサンダベンポートがロケットスタート

以前も書いたかもしれませんが、新馬戦の場合ほとんどの馬が「良くても」ごく普通のスタートなので、好スタートを決められると、それだけでかなりのアドバンテージになりますね。

果たして、サンダベンポートは最もペースが上がる2ハロン目を11.9秒、そこから12.0秒-12.1秒とスローペースに持ち込むと、上がりの速いレースで最後まで好スタートのアドバンテージを活かしきって逃げ切り勝ちを収めました。

⑦とは逆にスタート一息だったダンツコンフォートがハナ差の惜しい2着で、スズカワークシップは外から終始フタをされる展開も厳しかったか、力を出し切れなかった印象の4着。

ただでさえ小粒なメンバー構成と感じていて、実際逃げた馬がスローに落として平凡なタイムで逃げ残るというなんとも微妙なレースでした。

ただ、この流れで後方からハナ差の2着に追い込んだダンツコンフォートはなかなか内容のある競馬で、次走もメンバー次第では勝ち負けでしょう。

スタートの速さは大きな武器ですが、2レース目、3レース目になると他の馬もスタートが速くなってくると思いますし、さすがにサンダベンポートは今週末2歳Sに出てきても印は回らないかなという印象です。

◆ 7/15(土) 中京5R新馬戦 芝1600m

⑤スワーヴポルトス、⑧ガゼボ、⑫クアトレフォイルの3頭に人気が集中したこのレース。

私はこの中から⑫を選び、穴候補で⑥、⑦の単勝も押さえました。

なんだか「ガルボっぽい名前だな」と思っていた⑧ですが、よくよく考えたら濁点3文字の馬って珍しいですよね。

今までいたのでしょうか。

2文字とか3文字の馬名ってもの凄くセンスが出ると思うのですが、これも以前ちょっと触れた「キズナ」、かなり昔ですが、牝馬で「ナギサ」なんてのもいましたよね。

シンプルで素敵な名前の馬が多くて、当たり前だけど冠名が付いていないのもポイントです。

ガゼボの隣の枠に入っていたアルジも嫌いじゃないです。)

・・・新馬戦の話に戻します。

新馬戦らしいバラバラっとしたスタートになりましたが、最内の①、大外の⑫、そして3文字馬名の2頭が出遅れ、一方で④ロワデベットと勝ったスワーヴポルトスが好スタート。

この時点でこの1戦の勝ち負けだけ考えると勝負あったという感じでしたでしょうか。

中京の新馬戦はこんな流れが多いですが、600m37.2秒、800m49.7秒の超スローペースで進み、スワーヴポルトスは2番手から直線馬場の良い外目に出して早め先頭。

まあ母父ディープ×クロフネがこの展開になれば負けませんよね。

ただ、後方から末脚勝負に賭けたクアトレフォイルも勝ち馬を上回る切れ味でよくマッチレースまでもって行きました。

勝ち馬はまだ並ばれれば伸びる雰囲気だったのでこのレースだけで見れば勝ちようが無かったと思いますが、友道厩舎ですしもう少し距離伸びて良さそうな雰囲気で、将来性は十分だと思います。

母父ディープ(もしくは他のサンデー系)×ルーラーシップというのも、切れ味勝負に強いですしそのうち大物を出しそうですよね。

クロフネより距離適正が長いのも良いです。

いい加減しつこいと言われそうですが、エアグルーヴが大好きだった私としては土曜日に勝ったキセキ(これも3文字馬名ですね。笑)など、まぁこの辺りの血統は肩入れしてしまいます。

(とか言いながら、ダンビュライトは新馬戦含めて一度も本命にしてなかったりするんですが・・・)

人気3頭のうち2頭のマッチレースになったわけですが、ガゼボは出遅れた上に、ダイワメジャー産駒の同馬には不向きな流れになってしまったということでしょう。

この結果で次走人気を落とすようなら、これもメンバー次第ですが、積極的に買ってみたいと思います。

◆ 7/15(土) 福島5R新馬戦 芝1200m

このレースも上位3頭の人気が抜けていましたが、そのうちの2頭のマッチレースになりました。

私は1番人気の⑧マドモアゼル1点にすることができずに②と③の単勝を小額ずつ買って眺めるレースでしたが、この2頭は強かったですね。

勝った⑤オジョーノキセキは好スタートからマイペースに持ち込むと、直線でも全く危なげなく後続を完封。

こっちの方が、連闘で函館2歳S使ってもチャンスあるんじゃないかと思うくらいです。

キンシャサノキセキ産駒で馬格のある牝馬ですし、この先もチャンスがありそう。

マドモアゼルもスピードは見せましたし、舌をブラブラさせながらも好走で、チャンスはすぐに来るでしょう。

私が買った2頭は仲良く4、5着と人気どおりでしたが、この2頭では③コトブキは出遅れながらの4着で、まずまずの初戦でした。

◆ 7/15(土) 福島6R新馬戦 ダ1150m

このレースは荒れましたね。

全体的に低調なメンバーだなとは思っていて、比較的穴狙いで⑧、③、⑦の単勝を買っていたのですが、それらも全く引っかからず。

予想的には正直ノーマークな馬ばかり来てしまってお手上げでした。。。

レース内容としては、勝った⑬ココロノイコロの完勝でした。

好スタートから好位キープで進め、直線も手応え抜群に逃げた⑤スガノインディに並びかけると、危なげなく押し切って勝利。

逃げたスガノインディも、最終的には6着となりましたが、なかなか良いスピードを持っています。

ダート短距離ももちろんなのですが、新潟芝1000mの未勝利戦(確かありましたよね。)なんかも面白そうですが。

◆ 7/16(日) 函館5R新馬戦 芝1800m

ここは芝1800m戦ということで、9頭立てと小頭数ながらなかなかのメンバーが揃いました。

中でも勝った1番人気の④ディロスの強さが光るレースでしたね。

好スタートから無理せず2~3番手に控えますが、スタート直後のホームストレッチ、1コーナー手前で⑥が急に外に膨らんだ際も即座にやや外に持ち出すなど、さすがはルメール騎手だなと思わされました。

道中も1000m通過が1.05.2という超スローのなかしっかり3番手で折り合って、4コーナーから直線入り口では早めに先頭に立ち、しっかり伸びてかなり余裕を持った快勝。

「テン良し、中良し、しまい良し。」素晴らしかったです。

まぁこの馬が最終的に1.7倍つくなら、美味しかったということになるのでしょうね。。。

私が期待したゴールドシップの下、⑦ゴールドフラッグはやや行き脚がつかず中団からじりじり伸びるも4着止まり。

もっと早く雨が降っていればもう少しやれたかもしれませんが、ちょっと力不足だったでしょうか。

それよりも、勝ち馬と一緒に進出して最後までよく頑張っていた⑥ユニオンローズの内容が非常に良く、この馬自身も3着馬を2馬身離しているように、すぐ勝ちあがれそうです。

◆ 7/16(日) 中京5R新馬戦 芝2000m

そして何といってもこのレースですね。

大物との呼び声が高かった1番人気②ヘンリーバローズと、2番人気の⑧ワグネリアン

火の出るような2頭のマッチレースをわずかに外のワグネリアンが制しました。

このレース、実は一番スタートダッシュが良かったのはヘンリーバローズ。

ただ、川田騎手は全く逃げる気無かったですね。2頭を前に行かせて、折り合いに専念。

一方、ワグネリアンはこれをマークするように、同じく折り合いに専念。

見ながら、お、これは超スローだな、ディープ産駒2頭に有利な展開だなと思っていたのですが、それにしても。

3ハロン目になんと14.2秒のラップで、他も軒並み13秒台で1000m通過が1分7秒!

芝の良馬場でこんな遅いラップもなかなかお目にかかれないと思うのですが、勝ったワグネリアンのラスト3ハロンは32.6秒と、こちらは古馬を含めた中京芝コースで最も速い上がりだったとか。

残り200m辺りからでしょうか。競り合う中、一瞬で後続馬を置き去りにしてしまった印象でした。

たまたま今回勝ったのはワグネリアンでしたが、この2頭はまたこの先、重賞レース等で争ったりすることでしょう。

(個人的に、netkeiba.comさんのPOGで2頭とも指名しているので、むしろそうなって欲しいです。笑)

土日の全新馬戦通じて、馬券的にはこの写真判定に救われた形でした。

◆ 7/16(日) 福島5R新馬戦 芝1800m

超スローの中京とは打って変わって、こちらは1000m59.9秒と新馬戦としては速いペースで流れました。

内からポンと好スタートを切った2番人気の②ヘッドストリームと、これを番手でぴったりマークする3番人気の④ノームコアとが3番手以下を大きく離しながらレースを作っていきます。

向こう正面に入るところから、3コーナー辺りまでずっと、後続に5馬身ほどの差があったでしょうか。

3~4コーナーに入り、残り600m~400mのところで12.6秒とラップが緩み、先行馬群が一気に固まってきたところで最後の直線に。

これは逃げた2頭が飲み込まれてしまうのかな、やはりペースがきつかったのかな、と思って見ていましたが、ノームコアの方はここからさらにスパートをかけます。

数字だけ見ると、ラスト200mにかけて12.2秒とそれほど速いわけでは無いのですが、ハイペースで飛ばす2頭を追いかけたことで後ろも脚を使わされていたのでしょう。

残り200mの地点では2~3馬身程のセーフティーリードを取り、ラスト若干登るところも12.2秒とまとめて鮮やかな勝利。

逃げた2番人気のヘッドストリームが9着に敗れているのですから、これは強い競馬だったと評価して良いのではないでしょうか。

1番人気の⑨ムーランナヴァンは、後ろからのレースになりそうで、取りこぼしがあるのではと予想した通りでしたね。

それでも中団からしっかり伸びてきてはいて、ラストさらに後ろから来た⑫マイティテソーロに交わされた辺りは展開面かなと思いますので、次走は期待できるでしょう。

予想の段階では9.9倍付いていたノームコアの単勝ですが、最終的には5.9倍。

本来上位人気が予想されていた馬でしたので、ある程度下がることは想定しておかなければいけなかったかなというのが馬券的には反省点でした。

◆ 7/16(日) 中京6R新馬戦 芝1200m

①、⑤、⑥、⑧の4頭が人気を集め、私も勝ち馬はこの中から出るのではないかと予想していたこのレースですが、勝ったのは6番人気の③テイエムスグレモン。

好スタートからハナを切る勢いでしたが、3~4コーナーでいったんは④アイランドクイーンと⑧リリープリンセスに交わされて3番手に下げますが、最後の直線でもういちど盛り返して1着ゴール。

減量騎手の効果もあったか、最後までイーブンペースで伸びることができたような印象でした。

2着のリリープリンセスは、直線に入ったところでは福永騎手の2連勝かなと思いましたが、残念でしたね。

レースセンス良く、内容も上々だったのではないでしょうか。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

さて、ダービー翌週から始まった2歳単勝5%上乗せですが、9月3日までということで、新馬戦の日程的にはここでちょうど折り返しです。

レース数   49

的中数    20

購入額  140,500円

払戻額  196,300円

的中率    40.8%

回収率   139.7%

先週末は的中率も回収率も、下げてしまいましたかね。

ただ、引き続きプラスということで好調ですので、このまま頑張りたいと思います。

それでは、もし余裕があれば週中に、できなければ土曜日にでも、函館2歳Sの展望もしたいと思っています。

既に今日が水曜日ですから、週末の競馬まであと少しですね。

本日も最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。