人生は競馬と共に

中央競馬の新馬戦・重賞を中心に、競馬について気ままに書いていきます。

【新馬戦回顧】8/13(日)の新馬戦 「先輩」エピカリスに続けるか、ルヴァンスレーヴ圧巻のデビュー勝ちでした。

こんにちは。

今週末、札幌記念よりも日曜日の札幌芝1800m新馬戦の方が楽しみだったりしますが、まずは先週の回顧を終えてしまわなければいけませんね。

お盆明けで思いのほかバタバタしてしまい、あっという間に木曜日になってしまいました。。。

とか言いながら書いてしまうのですが、今週末の新馬戦。

リシュブールが先週から(多分)福永騎手の復帰に合わせてスライドしたことによって、日曜日の札幌芝1800mがヤバいという話は先週も触れましたが、その影響もあるのか、土曜日の芝1500mもなかなか面白そうです。

弟が5億8000万円で落札されたことで注目されている堀厩舎のイルーシヴグレイスがモレイラ騎手の来日に合わせて下ろされ、これは予定通りかと思うのですが、メンバー的なこととジョッキー確保の都合からか、ミスエルテの妹、ミカリーニョもこちらに回ってきたのですね。

騎手はルメール騎手を予定しているということで間違いなさそうなのですが、netkeiba.comさんの出走想定だと藤沢厩舎のトラヴィアータもルメール騎手になっていて、どうなんでしょう。

まあ今日の夕方には分かることですし、そもそも登録15頭でこのままだと1頭除外になってしまうのですが、国枝厩舎のダノングレースもなかなか走りそうで、今週末は土日とも札幌の新馬戦に大注目です。

さて、日曜日は全部で4鞍あった新馬戦。

札幌5Rではフラットレー、新潟6Rではルヴァンスレーヴが印象に残る勝ち方をしましたが、振り返って行きたいと思います。

※日曜日の予想記事は→こちら

◆ 8/13(日) 札幌5R新馬戦 芝1800m

そのフラットレーが評判どおりの強さで快勝したこのレース。

チェルヴァ、マツカゼとなかなか良い馬もいて、単勝オッズは私が買った時点で1.5倍、最終的にも1.4倍と頭数の割には付いたので、これを小額だけ買って「見る」レースと割り切っていましたが、やはり強かったですね。

一番スタートが良かったのは⑧マツカゼで、そのまま出を窺いますが、内から④ブラックイメルと①デルマサイドカーが主張してこの2頭が先頭で1コーナーへ。

⑦レインボーナンバーや⑩アドマイヤツルギなども先行していって、序盤は稍重の芝1800m新馬戦としては速めのペースで入ります。

注目の⑨フラットレーは五分のスタートから一瞬ポジションを取りに行きかけますが、すぐに控えて中団外目、前にカベを作れるポジションに馬を誘導します。

⑤チェルヴァはスタートがあまり良くなく、リカバリーを試みたもののポケットも外目のポジションも取れずにちょうど馬群の真ん中、フラットレーとポジション的には同じような位置での追走。

デルマサイドカーとブラックイメルが終始併走したままでレースを引っ張るというちょっと変わった形で進みますが、ペースは中盤一気に緩んで1000mが1.02.9、その次の1ハロンも12.8秒と結局はゆったりした流れに落ち着き、3~4コーナーでは10頭ほどが一団になって直線に向かいます。

そんな中、フラットレーは気にせず大外を回しながら軽く加速すると一気に先頭に並びかけるような態勢で直線へ。

団子状態になっている中での大外ですから、かなりの距離ロスなのですが、全く関係なしでしたね。

レイエンダのレースをちょっと思い出すような反応の良さを見せるとそのまま先頭でゴール。

好位からスムーズな競馬をした実力馬、マツカゼがある程度抵抗していた分直線半ばまでしっかり追えたのも、ちょうど良い「調教」になったのではないかなんて考えてしまうくらい。

ノーステッキで大物感十分な快勝でした。

これで藤沢厩舎×ルメール騎手のコンビは新馬戦3戦3勝。

そのうちの1頭、タワーオブロンドンが今週クローバー賞に出る予定ですが、どんなに人気でもこのコンビには逆らいづらいですね。

フラットレーは本当に強かったですが、前述のとおりマツカゼも普通のメンバーなら勝てるだけの実力を示しましたし、ルメール騎手騎乗予定だった前日の牝馬限定1500m戦を除外されて、このレースでも馬群の中で動きにくい状況だった4着のチェルヴァも、この着順で次走人気を落とすようなら全力で買いたい一頭だと思います。

フラットレーは一休みして秋の東京で復帰予定とのことで、レイエンダの分まで頑張ってほしいと思います(そしてPOGで指名している私のためにも、笑)。

◆ 8/13(日) 小倉5R新馬戦 芝1200m

札幌とは対照的に、やや小粒なメンバー同士の大混戦で何が勝つのか想像も付かなかったこのレースでしたが、勝ったのはスーサンドン。

何と4頭しかいないフサイチセブン産駒、一応今年の新種牡馬だったのですが、まさか勝つとは。

好スタートからダッシュ良く先行すると、③チャームリングとの先行争いを制してハナに。

4コーナーから直線に入ったところで一気にスパートして後続を突き放すと、そのまま2 1/2馬身差をつけて余裕のゴール。

動きもそれほど良く見えず、フサイチセブン産駒というのもイメージすら持てないので個人的には謎人気な1頭だったのですが、完勝と言えるレースでしたね。

メンバーレベル、勝ち時計ともに正直疑問ではありますが、フサイチセブン産駒という特徴もあるのでちょっと今後も注目してみたいところです。

フサイチセブン、確か関口さんが最後差し押さえられた馬ですよね。

ほぼ、林オーナーの自家生産用と思いますが、たった4頭の産駒の1頭がこの時期に中央競馬新馬戦で勝つというのはなかなかの確率かなと思いますし、将来的にはダートで見てみたいところですね。

◆ 8/13(日) 新潟5R新馬戦 芝1600m

こちらは中々のメンバーが揃った混戦という感じでしたが、勝ったのは7番人気の伏兵、⑩クレバーバードでしたね。

新馬戦らしいバラバラっとしたスタートで、人気どころだと私も買っていましたが⑬ククルカンが出遅れたりした一方、一番良いスタートから行き脚も付いたのがこのクレバーバード。

内からハナを主張して行った⑦アイスフェアリーを行かせると、これをマークする形の2番手を確保します。

その後ろ、インで2列目ポケットのポジションに入ったのが3着馬⑥マイネルテンプスで、外目の4番手につけたのが2着馬⑭ブラックジルベルトと、このレースに関してはポジション取りが全てでしたね。

最終的に1番人気だった⑯パクスアメリカーナは中団、7~8番手の外目を追走、2番人気の⑫モンツァはその1列後ろ、9~10番手辺りの外を追走します。

800m通過が50.7秒、1000m通過が1.03.3ですから、良馬場に回復したばかりでまだ時計のかかる芝、しかも新馬戦ということを加味しても、マイル戦としては超スローペースだったと見て良いでしょう。

(外回りマイル戦の1000m通過地点は既に直線に入っていますので。。。)

そこからヨーイドンで11.4-10.6-11.7ですから、新馬戦とはいえ後方からではなかなか届きません。

逃げたアイスフェアリーこそ12着でしたが(これも仕上がりは悪くない馬だったのですが、距離が合わなかったでしょうか)、直線に入ったところで2、3番手のポジションいた3頭が1~3着ということで、あまり面白みは無いレースになってしまいましたね。

勝ったクレバーバードは、とにかくレースセンスが抜群でした。

好スタートから超スローの2番手でがっちり折り合い、最後まで良く脚を使って、凌ぎ切りました。

また、2着のブラックジルベルトも同じようなことが言え、1着馬との差は枠順と位置取りのちょっとした部分だけでしょう。

最後の最後はクレバーバードを上回る脚色でこれに迫っていましたから、本当に惜しい2着でしたね。

この展開の中で、4~6着に入ったパクスアメリカーナ、モンツァ、ククルカンの人気各馬も、やはり力があるところを見せました。

特に6着ククルカンは出遅れもありましたし、今後の上積みという観点では最も期待できるのではないでしょうか。

◆ 8/13(日) 新潟6R新馬戦 ダ1800m

日曜日最後の新馬戦はダート1800m。

予想記事でも触れたようにダート適正の高そうな馬が揃って、レベルの高い混戦かなと思っていたのですが。。。ルヴァンスレーヴ、圧勝でしたね。

人気どころでは③アシャカデッシュ、④ラジオタイソウ辺りが好スタートから先行態勢を取る一方で、1番人気の⑨ルヴァンスレーヴ、私が期待した⑪ゴライアスは出遅れて後方からのスタートに。

ある程度先行しなければ厳しい新潟ダート1800mだけに、どうなるのかなという雰囲気で1~2コーナーを回って向こう正面へ。

ここで、3ハロン目が13.5秒、4ハロン目が13.7秒とペースが落ち着くと、すかさずルヴァンスレーヴが大外から押し上げ、一気に先頭に。

逃げていたラジオタイソウも内から抵抗し、4番手辺りにいた⑧ビッグスモーキーもこれを追いかけるなどレースが動き、1000mまでの1ハロンは12.5秒。

出遅れたゴライアスも、残り800m辺りからスパートを開始し、馬群の外から先頭をめがけて押し上げて行きます。

3~4コーナーにかけて、必死に内からハナを奪い返して頑張ったラジオタイソウがついに力尽きると、ルヴァンスレーヴが先頭に立ち、外からゴライアスが、さらに後ろから一度は置かれ加減だったビッグスモーキーが盛り返すようにしてこれを追う展開に。

直線に入ったところではルヴァンスレーヴとゴライアスのマッチレースになるのかな、という雰囲気もあったのですが、ここからの加速が素晴らしかった。

ラスト2ハロン12.6秒-13.0秒でしっかり伸びるとみるみるうちに後続との差を拡げ、7馬身差をつけての大楽勝。

2着は最後の最後でゴライアスを交わしたビッグスモーキーで、その後ろも10馬身離されていましたから、相当インパクトがある勝ち方だったと言えるでしょう。

今日のタイトルにも入れたように、昨年同厩舎のエピカリスが同じく圧勝したレースで、偉大な先輩に続くことができるか、大・大注目です。

これも予想記事の中で触れましたが、それなりにメンバーが揃った中でのこのパフォーマンスですから、この世代のダート戦線で大いに期待できる一頭であることは間違いありません。

個人的には、相手関係が疑問だったハヤブサマカオーよりも上なのではないかなという印象を受けました。

そして、2、3着の頭も普通のダート戦なら楽に勝てていたレベルでしょう。

勝ち馬が強すぎただけに最後苦しくなってしまったゴライアスも、ダート馬らしく平均的にそこそこの脚を長く使ってきたビッグスモーキーも、次に希望が持てる内容だったのではないでしょうか。

秋の中山開催からはダート1800mの未勝利戦も増えますので、(まぁ人気になるでしょうが・・・)出てくれば絶対に狙いたいと思います。

勝ち馬に早めに潰される形になってしまったラジオタイソウ、だいぶ離されましたが前に行く脚を見せた4着のアシャカデッシュ等も含めて、このレースに出ていた馬たちは今後もマークしていきたいところです。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

さて、そんな感じででこの3場開催になって本当に調子が悪いですね・・・

2歳新馬戦トータルの成績は下記のとおりとなっています。

レース数     80

的中数      29

購入額   214,500円

払戻額   239,750円

的中率     36.3%

回収率    111.8%

いやぁ、ついにお尻に火がついて参りました。。。

「夏の2歳単勝5%上乗せ」キャンペーン期間を最初のゴールに設定しているわけですが、残り3週。

目標が低いですが・・・何とかプラス収支だけは確保したいところ。頑張りたいと思います。

(今週末のリシュブールにも頑張ってもらいましょう。笑)

それでは、昨日から仕事を再開された方も、私と同様、溜まりまくったた仕事にうんざりしている方も多いと思います。

また週末の競馬を楽しみに、今日明日と頑張って乗り切っていきましょう。

本日も最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。