おはようございます。
今日は、まず重賞レースの予想を、次いで新馬戦の予想をアップしたいと思います。
時間があまりなくて焦っているのですが。。。早速参りましょう!
第12回キーンランドカップ 予想
まずは、札幌芝1200m戦のキーンランドカップから。
昨年の1着馬、ブランボヌールに2着馬シュウジ、4着馬ソルヴェイグ、5着馬ナックビーナスが今年も出走。
(ついでに、9歳になったエポワスも、元気に出走してますね!)
スプリンターズSに向けた重要なステップレースということで、早くも秋のG1を意識せざるを得ない、注目の一戦です。
早速、予想していきたいと思います。
◆ 現時点での単勝オッズ
1番人気 モンドキャンノ 4.8倍
2番人気 ソルヴェイグ 5.0倍
3番人気 シュウジ 8.8倍
4番人気 メイソンジュニア 9.4倍
5番人気 イッテツ 10.3倍
1番人気、2番人気は僅差でモンドキャンノとソルヴェイグが争っていますが、5.0倍前後での争いということで、確固たる中心馬が不在となっています。
なんだか、ここ最近の短距離界全体の縮図といった雰囲気さえある、大混戦のオッズです。
どこまで載せてよいのか分からずに5番人気で切ってしまいましたが、上記の直後、6番人気ブランボヌールが11.3倍ですぐに続き、ブービー人気のフミノムーンでも16.7倍。
実はライトフェアリー(53.7倍)を除く12頭がほとんど差がない人気となっているのですね。
カオスというか何というか、どの馬からでも入れて、どの馬も切りにくい、予想する上では悩ましいメンバー構成と言えます。
最終的にはどうなりますかね。。。
個人的には、未知の魅力に期待したい向きが多いのかなと思いますので、モンドキャンノが1番人気で、もうちょっとオッズも下がった形で落ち着くのではないかと想定しています。
◆ 展開予想
行こうと思えば行ける馬も多いですが、普通に考えれば逃げるのは⑩シュウジでしょうか。
函館SSでは32.2秒で気分良く逃げてバッタリ止まってしまっていただけに、モレイラ騎手がどんなペースで運ぶのか、そもそも逃げるのかどうかにも注目したいところではありますね。
スタートが決まれば⑪ソルヴェイグも前に行くでしょうし、内から③ネロが逃げるなんてケースも十分想定できます。
洋芝は初めてなので何とも言えませんが、57kgを背負っていた重馬場の京阪杯でも逃げて強い競馬を見せていましたし、鞍上中野省吾騎手というのも面白いですよね。
大外なのでどう出るか興味深いですが、⑬メイソンジュニアも当然行ければ行きたいと思っているはずです。
その他、前走を見た感じだと②イッテツや⑫ライトフェアリーも洋芝で前に行くスピードはありそうですが、相対的にこの辺りは好位追走な感じでしょうか。
①ブランボヌールと⑧エポワスも好位には付けたいところでしょう。
残りの各馬、⑤ノボバカラ(この馬も実は読みにくいところではありますが・・・)、⑦フミノムーン、④ヒルノデイバロー(これも、前走はいつになく積極的な競馬でしたから、もしかしたら洋芝なら先行できるのかもしれませんが・・・)、後ろから行きそうなのはこれくらいでしょうか。
単純に考えると、かなり「重心」が前というか、逃げ・先行馬が多く、函館SSをハイペースで逃げたシュウジが引っ張る流れはある程度速くなりそうかな、と思います。
◆ 最終予想・買い目
◎ ⑨モンドキャンノ
○ ⑬メイソンジュニア
▲ ①ブランボヌール
☆ ⑤ノボバカラ
△ ④ヒルノデイバロー
⑦フミノムーン
人気順のところでも触れましたが、とにかく混戦で難しいですね。
私もなかなか絞れず、本命もどれも「帯に短し襷に長し」な感じで、かなり悩みました。。。が、結局「3歳馬の魅力に期待」というありきたりな結論に。
この春は何回かこのブログでも触れていたように、中途半端にスプリングSを使ってみたりして、思ったような結果が出せなかったモンドキャンノですが、決してただの早熟馬ではないと思っています。
むしろ、函館2歳Sの頃は素質だけで走っていたようなところがあったのだと思いますし、斤量面やきっちりとここを目標に仕上げてきた調整過程含め、もう一度期待してみたいと考えました。
対抗も3歳馬のメイソンジュニアで、こちらもここを目標にきっちり仕上がっている印象です。
外枠の分、中途半端な位置取りになってしまいそうな予感もするので押さえに回すことも考えたのですが、敢えて3歳馬中心の予想にしたかったので、対抗としました。
4番人気というのはちょっと人気しすぎな気もしなくはないですが、デムーロ騎手ですしね。恐らく皆さん、考えることは同じなのでしょう。
昨年とは斤量が違うこと、キーンランドカップ後の成績が悪すぎることから嫌われている印象ですが、函館SSを叩いてここが目標なのは明らかで、本命候補にも検討しました。
内枠を上手く捌ければ、復活の勝利があっても驚け無い1頭です。
もう1頭、穴で面白いと思っているのが⑤ノボバカラです。
前走の函館SSでは出遅れてしまいましたが、上がり3Fはメンバー最速だったように、芝の走り自体は問題ないどころか適正十分と感じました。
前述の通り展開面も向きそうで、一発期待したいと思っています。
初コンビとなる田辺騎手とも合いそうな気がするので、手綱捌きにも注目ですね。
あともなかなか絞れず苦労しましたが、展開が向きそうなのと前走で洋芝適正が覗えた④ヒルノデイバローとこれも展開が向きそうな⑦フミノムーンを押さえます。
特に消す理由が見つからなかった⑪ソルヴェイグも。
②イッテツはもともと力不足な上に展開面も不向きで、③ネロは本当に悩みましたが状態が本物ではないと判断して「消し」。
⑩シュウジも今回どんな作戦で来るか興味はありますが、やはり前走を見るとしばらく時間がかかりそうなのかなと思います。「さすがにモレイラ騎手でも」、と思うと持ってこられてしまったりするフラグにも思いますが(笑)、人気との兼ね合いも考えるとこれも「消し」で。
第37回新潟2歳S 予想
次に、新潟2歳S。
確か函館2歳Sの時にも書きましたが、(そして見事にはずしましたが。笑)夏競馬になってからは全ての新馬戦を予想してきていますので、2歳重賞は是非当てたいところです。
新潟2歳Sというと、やはりハープスターにロードクエストと、追い込み馬のイメージが強いですよね。
過去10年のデータを見てみても、4角5番手以内で勝ったのは2007年のエフティマイア(3番手)のみ。
(その時も、2着は4角最後方から追い込んだシャランジュでしたが。)
それ以外、殆どの馬が4角10番手以降から追い込み勝ちしており、変な話「後ろにいなければ勝負にならない」レベルです。
今年は馬場状態がどうなるのか、気になるところではありますが、私は素直に傾向通り、上がり最速で追い込んで来られそうな馬を探す方針で予想を組み立てたいと考えています。
◆ 現時点での単勝オッズ
1番人気 ムスコローソ 3.8倍
2番人気 プレトリア 6.8倍
3番人気 フロンティア 6.9倍
4番人気 テンクウ 9.0倍
5番人気 コーディエライト 9.4倍
6番人気 シンデレラメイク 10.4倍
7番人気 オーデットエール 10.9倍
ご覧の通り、こちらもやや割れてますね。
ただ、1番人気はここに来てムスコローソが頭一つリードしてきましたか。個人的にこれは結構意外です。
また、キーンランドCとは違って、我ながらも「人気どころ」は上の7頭で絞られていると考えていただいて結構です(8番人気はグランデウィーク、25倍)。
過去10年のデータをみていると概ね上位3番人気、4番人気までの馬が勝っているイメージなのですが、今年は7頭どれもチャンスがありそうな雰囲気で、最終的な人気順も、現時点ではまだまだ不透明です。
トップジョッキー達がごっそり抜けて札幌に行ってしまっていることもあり、15頭中11頭が乗り替わりで、その辺りも難しさに拍車をかけている印象ですよね。
ぱっと見、シンデレラメイクはもうちょっと人気があるのかなと思っていたのですが、それ以外はまあこんなものなのかな、という感じでしょうか。
いずれにしても、単勝オッズからは上位数頭の大混戦と言えるでしょう。
◆ 展開予想
いや、だから無理ですよね(笑)。
一応、1200m→1400mと少しずつ距離を伸ばしてきた⑮コーディエライト、過去2戦逃げて結果を残してきた⑭ダンツセイケイの8枠2頭は、外枠に入りましたが前に行く可能性が高いのかなとは思います。
⑧フロンティア、内からは③テンクウ辺りも前に行きたい感じで、あとは本当に分からないですね。
有力どころでは①ムスコローソ、⑤オーデットエール、⑥プレトリア、⑬シンデレラメイクなどは位置取りよりも折り合い重視で進めるのではないかと思います。
外枠の2頭がレースを引っ張るようだと、少し縦長の展開になるかもしれませんが、いずれにしても新潟芝1600mですから、変に前半激しいポジション争いが起きたりすることはないでしょう。
関屋記念のように、競り合い皆無で先行した各馬が逃げ残るような展開も、今年は「上がり最速かつ33秒台」みたいな脚で勝ち上がってきた馬がいませんので、ちょっと警戒したいところです。
◆ 最終予想・買い目
◎ ⑥プレトリア
○ ⑬シンデレラメイク
▲ ⑮コーディエライト
☆ ⑨フィルハーモニー
△ ⑧フロンティア
⑫キボウノダイチ
③テンクウ
このレースは、騎手を重視、もっと言うと騎手のみで買うと言っても良いかもしれません。
週中に想定メンバーを眺めていたときから、前走と同じジョッキーが乗る馬は絶対に切らないと決めていました。
プレトリア、フィルハーモニー、キボウノダイチ、シンデレラメイクですね。
あとは、正直乗り替わりがかなりのマイナスになりそうな組み合わせばかりで(色々失礼に当たりそうなので、個別の話はしないようにしますが・・・)、ただでさえ予想のファクターが少なく、横の比較が難しい2歳Sですから、目に見えるマイナス要素がある馬は軽視してしまいたいと思います。
逆に、上記4頭以外で乗り替わりが大きなマイナスではないのかなと思うのが、川田騎手から岩田騎手へ乗り替わった⑧フロンティアと、和田騎手から津村騎手に乗り替わった⑮コーディエライトかなと思います。
特に津村騎手に関しては、マイネルサイルーンに乗るという選択肢もあったはずと思いますので、有力馬の1頭であるコーディエライト陣営にとって、新潟巧者の津村騎手を確保できた事は非常に大きいのではないでしょうか。
ということで、上位3頭はかなり早い段階で固まっていましたし、割と今回は自信もあります。
(あぁ、また変なフラグが立ってしまったような。笑)
前述の4頭の中では、能力的にプレトリアとシンデレラメイクの2択かなと思うのですが、私が本命にしたのはプレトリア。
現時点で2番人気というのは全くの想定外なので本当に驚いているのですが、まぁ仕方がないですよね。初志貫徹で。
新馬戦では評判馬の1頭、レピアーウィットに勝ったことも評価できますが、その内容が素晴らしいですよね。
フルゲートの東京芝1400mでは圧倒的に不利な外枠、⑰番から出遅れながらも34.2秒台の脚で勝つというのはなかなか出来ない勝ち方で、6月に新馬戦を勝って、ここまでじっくり調整してきたというのも好感が持てます。
1ハロンの距離延長と、果たしてムスコローソやシンデレラメイクに切れ負けしないだろうか、という点だけが心配ではありますが、まあ大丈夫でしょう。
まずはこの馬の単複。
相手筆頭はシンデレラメイクで、これも新馬戦の内容、ここまでの調整過程ともに良いですよね。
中谷騎手にとっては2週連続の重賞制覇チャンス。
是非掴み取ってほしいところで、なんとなく応援しちゃいますね。でも、勝負は勝負なのであくまで2番手評価ということで。
実は枠順発表前までは本命候補で、かなりどうしようか迷った⑮コーディエライトが単穴評価。
1200mから1400mに距離を伸ばしてパフォーマンスを上げてきたこと。
前述の通り津村騎手を確保してきたこと。
これも前述の通り、展開面もハマる可能性があること。
内枠だったら恐らく本命にしていたかと思います。
この馬が例えば1~8番ゲート辺りで、ダンツセイケイが外枠だったら、このコースですから全く脚を使わずにハナに立てていたでしょう。
まぁこればかりは言っても仕方がないので、3番手評価ということで。
☆フィルハーモニーに関しては、思ったより切れなかった前走に不満が残りますが、血統的には芝のマイル戦でも走れるはずで、もう1戦様子を見てみます。
あとは新馬戦は地味ながらここを目標に変わり身がありそうな⑧フロンティア、これも展開面が向きそうなのと田辺騎手が乗れないのは痛いものの北村騎手も合いそうな③テンクウ。
⑫キボウノダイチは騎手が変わらないという理由だけですが、一応押さえます。
①ムスコローソは、最内枠から大野騎手がうまく捌いて追い込んでしまったら仕方ないと諦めます。
馬券は、上位④頭BOXと、◎から△への馬連で。
ということで、またのちほど新馬戦の予想を大急ぎで上げたいと思います。
最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。