人生は競馬と共に

中央競馬の新馬戦・重賞を中心に、競馬について気ままに書いていきます。

【新馬戦データ】夏競馬6~8月新馬戦データ<種牡馬編>

こんにちは。

 

今週ずっと触れてきているワグネリアン。

先週、併せ馬で「胸を借りた」形のアドマイヤミヤビの屈腱炎発症という、とてもショッキングなニュースが入ってきましたね。

今後のことなどはまだ何も決まっていないようですが、不完全燃焼だった春GⅠからの巻き返しを期待していた1頭なだけに、本当に残念です。

さあ、ミヤビがいなくなったことで馬券はどうなるんだろう、と無意識に考えてしまうのが悲しいところですが・・・ハイレベルな3歳牝馬の中でもトップクラスの素質馬であることは間違いなく、復帰を目指すようなら、無事戻ってこれることを祈りたいと思います。

 

そして、ワグネリアン。

やはり予想通り、今週は坂路で軽めの追い切りだったようですね。

 

55.1-40.4-26.5-12.8ですから、一週前、当週とも新馬戦のときとほぼ同じ。

「変わり身が乏しい」のではなく、「変わりなく、今回も力を出せる。順調。」と信じたいところです。

 

まだ動画は見られないみたいなのですが、あと2日。

天気予報を気にしつつ、楽しみに待ちたいと思います。

 

 

さて、本題ですが、ちょっと間が空いてしまいましたが夏競馬終了時点での新馬戦データ第2弾。

今日は種牡馬ランキングをご紹介したいと思います。

前回同様、「6~8月」と言いながらも、9/3(日)開催、ちょうど夏競馬終了時までの99レースを対象としています。

 

 

◆ 夏競馬終了時点 新馬戦種牡馬ランキング

 

 

 

オレンジっぽい色がついているところが新種牡馬です。

 

なんだ、結局ディープとダイワメジャーか。

そんな声が聞こえてきそうなランキングですね。

先週末もディープインパクト産駒のシルヴァンシャーが勝ちましたので、ディープ独走態勢を築きつつあります。

 

7月末からの変動で見ると、キンシャサノキセキ、ルーラーシップ、オルフェーヴル辺りが順位をあげた一方で、7月好調だったヨハネスブルグはひと休み。

新種牡馬で言うと、ロードカナロア、ノヴェリストも勝ち星を上げることが出来ずちょっと停滞していますね。

エイシンフラッシュは個人的に東京なら買えるんじゃないかと思っているのですが、まぁ厳しいですね。

 

個人的には、ローズキングダムは意外と悪くないんじゃないかと思っているのと、ヘニーヒューズやハードスパンは、やはりこれからダートの新馬戦が増えてきてどうなるのか、注視したいと考えています。

 

期待していたロードカナロアに関しては前述したようにちょっと伸び悩みという感じで、産駒数が多いので仕方ない部分もありますが、単回値、複回値とも低くなっています。

平均人気もダイワメジャーより高くなっているように、まずは「種牡馬人気」しがちであることを頭に入れた上で、いくつかロードカナロア産駒に絞ったデータも見てみたいと思います。

 

※ 現時点ではサンプル数がかなり少なく、ロードカナロア産駒の新馬戦における特徴を分析するのに十分とはとても言えない状況ですので、あくまで参考程度にして頂ければと思います。

 

 

 

 

 

まずは人気別。

産駒の新馬勝ち4鞍の内訳は1番人気2勝に2番人気2勝。

1番人気での勝率25%をどう見るかは微妙なところですが、8頭中7頭が馬券になっていますので、信頼度はまずまずと言えるのではないでしょうか。

2番人馬の単回値が100を超えています。

 

3番人気以下の場合も特別注意が必要という感じではなく、1、2番人気になっている時のみ、動きをみて取捨を判断していくのが現時点は無難なのかなという印象です。

 

ちなみに、比べては可哀想なのかもしれませんが、ディープ産駒でも同じデータを取ってみましょうか。

 

 

 

やっぱり比べたら可哀想ですね(笑)

やはり勝っているのは1番人気、2番人気だけではありますが、ほとんど出てくるだけで人気になってしまう状況の中、しっかり勝ちきれていますし、2着にも来ています。

生産牧場とかさらに深掘りしたくなってしまいそうなのでこの辺で終わりにしましょう・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

次に、距離・コースも見てみます。

これこそ、まだ3ヶ月だけで走ったことのある競馬場も限られているので参考にもならないのかもしれませんが・・・

 

まず、距離に関しては割りとはっきりとした傾向が出ましたね。

簡単に言えば「マイル専用」という感じでしょうか。

 

ロードカナロア自身が1200mで強かったので、どうしてもそのイメージを持ってしまいますが、13頭中勝ったのはスズカマンサクのみで2着もなし。

今のところ種牡馬としては、マイルから短くても1400mに良績が集中しています。

 

新馬戦ではないですが、ステルヴィオがコスモス賞を勝っているように、逆に1800mから2000mくらいはこなせそうな感じで、カナロア自身の印象とはちょっと切り離して考えたほうが良さそうです。

 

コースについても面白い結果になっていて、偶然かもしれませんが4勝中3勝が左回りになっていますね。

東京、中京とも単回値、複回値が100を超えているのですが、新潟は全然ダメ。

この辺はたまたまかもしれませんし、セレクトセールやクラブ馬募集に向けて、仕上がりの早い馬を東京・中京開催で使っていただけなのかもしれませんので、引き続きウォッチしていきましょう。

 

ただ、札幌・函館に関して8頭下ろして勝ったのが先程のスズカマンサクのみということで、洋芝適正は若干疑問かもしれません。

(2歳戦全部に範囲を拡げても、やはり札幌・函館の数字はあまり良くありません。)

また来年の夏になったら、注視してみましょう。

 

その他、馬体重とか生産者とか馬主とか出してみたのですが、あまり特徴はなかったので、こんなところで。

東京・中京のマイルか1400m以外はあまり積極的に狙わないほうが良いかもしれない、というまとめになりますでしょうか。

 

 

さて、最後にダートだけに絞ったランキングも一応お出ししておきましょう。

8月も相変わらずダートのレース数は少なかったので、参考程度というかたちになろうかとは思いますが。

 

 

 

シニスターミニスター、ヘニーヒューズ辺りは出走自体この1ヶ月はありませんでしたかね。

サウスヴィグラスが出てきたのと、集計範囲外ですが先週末にスマートファルコン産駒が勝ちましたので、この辺りは来月のランキングでは上位に入ってくるでしょう。

 

しつこいようですが、ハードスパン産駒やエスポワール産駒ももうちょっと出てきてくれると良いなぁと思います。

 

 

さて、簡単にデータをいくつか貼ってコメントするだけなので、これなら明日もう一つ行けそうです。

明日は生産牧場と、あと馬体重やらおまけデータで今日よりさらに軽めではありますが。。。さすがに今週で片付けてしまいたいですね。

 

少しでも何かご参考にして頂けたら嬉しいです。

 

それでは、本日も最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。