人生は競馬と共に

中央競馬の新馬戦・重賞を中心に、競馬について気ままに書いていきます。

【重賞展望】第78回菊花賞② 前走データを中心に。

おはようございます。

昨日、菊花賞の枠順が発表となりましたね。

既にニュース等で言われている通り、「逃げ宣言」のウインガナドルが絶好とも言える②番枠を引き、7分の1の抽選をくぐり抜けたスティッフェリオが内枠③番に。

一方で、ミッキースワロー⑫、キセキ⑬、アルアイン⑯、さらにダンビュライト⑮と、人気馬が軒並み外に行ってしまいました。

ミッキースワローは全体を三等分すればギリギリ「中枠」とも言えますが、それにしても極端な抽選結果となりましたね。

菊花賞は昨日こちらの記事で見たように、圧倒的に内枠の成績が良いレース。

今週は、今週こそは、荒れてくれるのでは。

そんな穴党の期待が高まるような、そんな日曜日になりそうです。

それにしても武豊騎手は昨年に続いて運が無いですね。

個人的に、これでアルアイン本命は無くなって、ウインガナドルやクリンチャー、スティッフェリオの本命というのを真面目に検討しなければいけなくなりました。。。

菊花賞 前走・前々走データ

それでは早速、見て参りましょう。

なんだか秋華賞のときと似ていますね。

まず目立つのが、

「ダービー→休養→神戸新聞杯セントライト記念)」

で、これが王道パターン。

レインボーラインはちょっとイレギュラーな感じなので除外しますが、この組も意外と秋緒戦から仕上げてきていて、前走着順は1、2着というのが条件になってきます。

今年のメンバーもこの組が多いのですが、神戸新聞杯3、4着のサトノアーサー、ダンビュライトはどうでしょう。

勝ったレイデオロ菊花賞に出てきていないので「繰り上がり」でセーフかもしれませんが、上位人気必至なだけに、ちょっと嫌な感じのデータではあります。

あとは、「夏競馬を使って1000万下勝ち負け→神戸新聞杯セントライト記念)」が3頭ですね。

3頭とも1000万下勝ってないのはまぁ偶然でしょう。

過去10年まで広げれば、オウケンブルースリとビッグウィークの2頭が1000万下勝ちからトライアルを経由して菊花賞馬になっています。

今年のメンバーだと意外とこのパターンが少なく、ミッキースワロー(いわき特別3着→セントライト記念1着)、キセキ(信濃川特別1着→神戸新聞杯2着)の人気2頭のみ。

前述のスティッフェリオ(松前特別3着→セントライト記念4着)がそれに準ずる感じでしょうか。

また、昨年も触れたかと思うのですが、1000万下を勝って菊花賞に臨むパターンも結構多いのですが、これは3着止まりとなっています。

今年だと戸崎騎手騎乗と内枠で穴人気しそうなトリコロールブルー、長距離中心に使ってきているマイネルヴンシュ、500万→1000万連勝のクリノヤマトオー、阿賀野川特別を勝ったポポカテペトル

ソコソコ人気しそうな馬もいますが、これらもデータ的には三連系のヒモまでというイメージになります。

◆ 調教後の馬体重

最後に、せっかく(?)更新が遅くなってしまいましたので、調教後の馬体重についても参考までに載せておきましょう。

個人的にはこの数字自体を何か予想に使うことはありませんが、今年は秋初戦で大きく馬体重を増やしていた馬も多かったので、気になるところではありますよね。

前走馬体重を大きく増やしていた馬の中では、クリンチャー、トリコロールブルー、アルアインなど、やはり仕上げてきてそうな雰囲気でしょうか。

また、前走大きく馬体重を減らしていたキセキは、今回もほぼ同じくらいの馬体重で出てきそうな感じですね。

まぁこの「調教後馬体重」は参考までということで良いかと思いますが、「前走馬体重」と菊花賞本番での成績についてはちょっと興味があったので、調べてみました。

勝率・連対率が一番高いのはやはり+10kg台で、イメージとしては前述の「王道パターン」の馬たちかなと思います。

そして、次に成績が良いのは前走プラスマイナス3キロ以下の組。

夏競馬使ってきた組か、休み明けからしっかり仕上げてきてトライアルを使った組というイメージでしょうか。

キセキにとってちょっと気になるのは「前走-10kg以上」のところですよね。

2007年アサクサキングスの1着で辛うじて見れる数字になっていますが、負けた9頭の中には2009年1番人気のリーチザクラウン(5着)、昨年のミッキーロケット(4番人気5着)などもいて、さすがにトライアルで仕上げすぎた反動が気になるところです。

大きな括りだと「前走馬体重減」が最も成績が良いように、前走マイナス体重だったからと言って気にすることは無さそうですが、前走大きく増減していた馬に関しては、中間の調教や当日の馬体重を注意して見たいところですね。

ということで、昨日に引き続き簡単に過去データを眺めて参りました。

冒頭で触れたように、雨馬場に加えて枠順が各馬に与える影響も大きそうな今年の菊花賞

現時点で当たる気が全くしませんが(笑)、当日まで頑張って予想していきましょう。

明日はいつものように、新馬戦を中心に予想記事を上げたいと思います。

本日も最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。