人生は競馬と共に

中央競馬の新馬戦・重賞を中心に、競馬について気ままに書いていきます。

【重賞予想】第22回ファンタジーS JBC3競争もおまけで。

こんばんは。

先週と同じパターンで、夜の間に重賞予想→朝にオッズも見ながら新馬戦予想、という流れにしたいと思います。

先月に続いて3連休3日間連続開催、しかも金曜日はJBCデーでもあるんですね。

しかも、大井はナイターと思いきや、1つ目のJBCレディスクラシックが東京メインの10分後、という3場開催みたいなスケジュール(笑)。

どっちがぶつけたのか知りませんが、なんでこんなに慌ただしくしちゃったんでしょう。

(あえて重なるように調整したのだとしたら、「センスが悪いですね」としか言い様が無い。。。)

トップジョッキーがごっそり大井に遠征していますので、その辺りも今日のポイントになって来そうです。

まぁ文句を言いながらJBCもガッツリ買うわけですが(笑)、ファンタジーSの予想⇒JBC3競争の予想、という流れで参りたいと思います。

第22回ファンタジーS 予想

今週末はGⅠシリーズが一休み。

その代わりに4重賞が組まれていて非常に豪華なのですが、まずは2歳牝馬限定のGⅢ、ファンタジーS

昨年は1着ミスエルテに3着ディアドラでしたから、今年もこの13頭から来年のクラシック・3冠レースを賑わす馬が出てくるかもしれません。

・・・などと煽っておいて何なのですが、今年は能力は高いものの、比較的短距離志向のメンバーが揃った印象ですね。

1200mしか経験のない馬も多く、レベルの高いスピード比べが見られそうです。

◆ 現時点での人気順(1:30現在)

まずは、まだ参考程度になってしまうかとは思いますが、上位人気のオッズを見てみましょう。

1番人気 ペイシャルアス    5.4倍

1番人気 アマルフィコースト  5.4倍

3番人気 コーディエライト   6.0倍

4番人気 スズカフェラリー   7.7倍

5番人気 モズスーパーフレア  8.3倍

6番人気 アルモニカ      8.5倍

7番人気 ベルーガ       8.7倍

ほぼ前日の状態とはいえ、めっちゃ割れてますね。

7番人気まで10倍以下です。

この後ろがアーデルワイゼ20.5倍なので、7頭にチャンスのある大・大混戦です。

となると、定石通り「上位数頭のBOX買い」が有効に映るのですが、ここから3~4頭選ぶのも難しそうですね・・・

さすがに7頭BOXだと全然儲からないのかしら(笑)

◆ 展開

非常に難しい、というか真面目に予想しても仕方がないのかもしれないのですが・・・

過去のファンタジーSデータを見てみると、圧倒的に逃げ・先行馬(特に先行馬)が有利なので、その意味では非常に展開の読みが重要です。

(昨年は前述したミスエルテとディアドラが追い込んで馬券圏内に入ったのであまり説得力がないのですが。)

形として前走逃げているのは⑦トンボイと⑧コーディエライトなのですが、後者はそれほど速いペースで引っ張るタイプでもなく、新馬戦も2~3番手から抜け出すレースを見せていますので、今回はハナには行かないでしょう。

⑦トンボイにしてもあくまで新馬戦のペースで好スタートから先手を取っただけなので、どうでしょう。

本来、スピードの違いで③モズスーパーフレアが引っ張っても全くおかしくないのですが、距離を考えてふわっと出していきたいようなコメントも出ていたと思いますので、やっぱりトンボイですかね。

内枠に入った①ペイシャルアス、②レグルドール、前述の③レグルドールに1頭飛ばして⑤アルモニカまで、実はどれも同じようなタイプなんですよね。

このあたりの中で、うまく2~3列目のポケットで脚を溜めた馬が有利なのではないでしょうか。

京都競馬場の芝は今週からようやくBコースということですが、JRAのHPで写真を見る限りはそれでも内1~2頭分は状態が悪そうです。

ただでさえインが膨らむ傾向にある京都芝外回りコースですから、コーナーをうまく捌けそうな内枠各馬が穴で面白そうに映ります。

⑧スズカフェラリーは前走思いっきり脚を余したので恐らく中団の外々を追走する形で、⑩アマルフィコーストと⑪アーデルワイゼ、⑬ボウルズ辺りもこの枠の並びで前も忙しくなりそうなメンバー構成なら、前半は無理せず追走する形でしょう。

一方で難しいのが、⑨ベルーガですよね。

新馬戦ではまさかの出遅れから直線余裕で差し切り勝利だったわけですが、本来はスピードを活かして前で競馬をするタイプ、ですよね。

前走であれだけの切れを見せてしまったので逆に悩むかもしれませんが、1400mですしある程度好位に付けて抜け出したいところだと思うのですが。

その意味では、すぐ内に逃げ馬候補2頭がいるこの枠の並びは非常に競馬しやすそうです。

ペースとしては、トンボイやコーディエライトが注文を付けて行くような展開になればやや速めのミドル、内枠からモズスーパーフレア辺りがじわっと先手を取るようならミドルからややスローまであると見ています。

いずれにしてもある程度馬場も荒れたままでしょうし、切れ味勝負の馬よりも前目で競馬ができる馬が有利と予想します。

◆ 予想・買い目

◎ ⑨ベルーガ

○ ⑧コーディエライト

▲ ③モズスーパーフレア

☆ ⑥スズカフェラリー

△ ②レグルドール

  ④スノーガーデン

  ⑪アーデルワイゼ

  ⑬ボウルズ

単勝複勝 ⑨ベルーガ

馬連 ③⑥⑧⑨ BOX

   ⑨ - ②④⑪⑬ 流し

三連複 ⑨ - ③⑥⑧ - 印の各馬 (15点)

色々読みにくく難しい一戦ですが、本命は直感を信じで⑨ベルーガにしました。

最初にお断りしておくと、実はこのファンタジーS、過去10年のデータを見ると前走新馬戦、条件戦の馬はあまり成績が良くないんですね。

(一番良いのは前走重賞組、次いで未勝利。新馬戦、条件戦、オープン特別は同じくらいで良くないです。)

ただ、やはり新馬戦をこれだけずっと追いかけてきて、新馬戦のインパクトだけならこのベルーガが1番だと思うんですね。

普通に逃げて勝っただけなら「相手が弱かった」で済まされていたのでしょうが、相手云々ではない、感覚的な「強さ」を感じるレース振りでした。

(ちなみに、個人的には次点が僅差でモズスーパーフレア、次いでスズカフェラリー辺りでしょうか。)

展開予想のところで書いたように、今回はある程度好位に付けてくれるでしょうし、札幌であれだけのパフォーマンスですから荒れた馬場も問題なし。

前に行く馬の外から馬場の良いところを選んで通れそうな枠順も最高ですし、クリスチャン・デムーロ騎手というのも勿論良いですよね。

唯一心配なのが、千二であれだけの切れ味でしたので、1ハロンの距離延長がどう出るか、という点だけ。

私は問題ないと見ました。

もっと人気すると思っていたのですが、意外と人気が無さそうなので、まずはこの馬の単複を。

相手は重い印を打った3頭でほぼ大丈夫と見ているのですが、対抗には最も安定感がありそうなコーディエライト。

未勝利戦のパフォーマンスを見ると1400mがベストっぽいですし、新潟2歳Sの内容も良く、和田騎手に戻るのも当然◎。

前走重賞レースというのもデータ的に買い要素で、普段の私ならこちらを馬連・三連複の軸として本命にしていたと思います。

そして、3番手が③モズスーパーフレア

この馬も距離延長がカギになりますが、今でもスプリンターとしての能力は現時点では世代トップクラスと信じている馬です。

この枠で、うまく脚を溜められれば押し切りがあっても驚けません。

余談になりますが、この馬の調教VTR、(たまにそういうことがあると思うのですが、)馬が多すぎて最初どれがモズスーパーフレアなのか分かりませんでした(笑)

馬群(?)を縫うように好度計をマークしていて、非常に実践的な最終追いきりが出来たのではないでしょうか、なんて。

そして、4番手が⑥スズカフェラリー。

最終的にはこの馬が1番人気(悪くても2番人気)と思っていたのですが、わからないものです。

何となく、前走を「教訓」に必要以上に外を回して振られてしまい、差し届かず、みたいなシーンが脳裏をよぎるので、ちょっと評価を落としました。

そのうちダートでも見てみたい馬で、いずれにしても決め手不足でずっと悩みそうなキャラに映ります。

あとは、心情的に応援したくなるレグルドールと、荒れ馬場で追い込んできそうな④スノーガーデンに⑬ボウルズを穴で押さえます。

ルメール騎手→荻野極騎手のアーデルワイゼは消しにしようか迷ったのですが、前走出遅れてダノンスマッシュの2着ですから、やはり押さえは必要ですかね。

デムーロ騎手への乗り替わりは確かに怖すぎるものの過剰人気にしか見えない①ペイシャルアス、このメンバーに入るとちょっとスピード不足に映る休み明けの⑩アマルフィコーストは妙味がないので消してしまいました。

頑張れ、デムーロ弟。

JBCデー3競争 予想

最後に、危うく忘れるところでしたがせっかくなのでJBCも。

昨年は確か、中央競馬の開催日を避けていましたよね。。。しつこいですか(笑)

JBCレディスクラシック

◎ ⑤ホワイトフーガ

○ ⑦アンジュデジール

△ ③、⑨、⑪、⑬、⑭、⑮

クイーンマンボの回避には驚きましたが、これで⑤ホワイトフーガと⑦アンジュデジールの2頭で堅そうですね。

2頭軸の三連複で、オッズを見ながら妙味がありそうなところに流す感じではないでしょうか。

流石に久々で不安な①ワンミリオンスと人気面で妙味がない⑧ララベルを外して、オッズ次第ですが③プリンシアコメータ、⑬キンショーユキヒメ、⑭タガノヴェローナ辺りかなと思います。

あとは、地方馬の穴っぽいところで⑨タッチスプリント、⑪ラインハート、⑮シルキークィーン辺りも。

JBCスプリント

◎ ⑫コーリンベリー

○ ⑤ノボバカラ

▲ ⑩コパノリッキー

このレースは何が面白いって、ノボバカラに御神本騎手、コパノリッキーに森泰斗騎手、ネロに中野省吾騎手が乗って、逆にブルドッグボスに内田騎手が乗るんですね。

ここは、⑤ノボバカラと迷ったのですが、人気の盲点になりそうで、一昨年このレースを勝った⑫コーリンベリーを本命にします。

相手は地方の騎手が騎乗する2頭ですが、その⑤ノボバカラが対抗、単穴が⑩コパノリッキー

コパノリッキーは人気するようなら消しでも構わないかなと思ったのですが、このメンバーで外目の枠ならやはり上位でしょうか。

あまり手を広げても仕方無さそうなので、コーリンベリーから馬連2点で。

JBCクラシック

◎ ⑫ケイティブレイブ

○ ⑧サウンドトゥルー

▲ ⑩アポロケンタッキー

△ ①アウォーディー

この路線は、毎度同じようなメンバーで実質4~5頭立てになるので馬券の買い方が非常に難しいですよね。

ローテーションからは⑧サウンドトゥルー、⑩アポロケンタッキー、⑫ケイティブレイブの3頭が上位と思うのですが、私の本命は⑫ケイティブレイブ

帝王賞ではまさかの出遅れから追い込み勝ちで、これはとんだ怪我の功名だったのかな、と思いきや前走は普通に先行したわけですが。。。

恐らく大井なら、そしてこの並びなら、ある程度後ろから言ってくれるはず。

と言っても、地方馬とはスピードが全く違うので出遅れなければ好位追走になるとは思うのですが、サウンドトゥルーとの差し比べを制して1着ゴールするようなイメージです。

大井競馬場との相性が抜群に良い可能性もありますし、割りと自信のある本命です。

アウォーディーは、やはり久々のここを叩いて、昨年勝てなかったチャンピオンズC、東京大賞典が狙い目でしょう。

限りなく無印に近い△です。

まぁ馬券の買い方が難しいわけですが・・・

ケイティブレイブを1着に固定して、

⑫ → ⑧⑩ → ①⑧⑩ (大本線)

⑫ → ① → ⑧⑩ (押さえ)

みたいな感じでしょうか。

ということで、本当に盛り沢山だなぁという印象ですが、GⅠ3レースというのは冷静に考えて、もの凄いことです。

中央競馬でもこんな感じの「お祭り」を作っても良いと思うんですけどね。

昔みたいにJCを同じ週に、とかでも良いですし、2歳戦をまとめてやっちゃうとかでも良いと思います。

(来年はJBC京都競馬場で、ということですが、どんな感じになるのでしょう。なんか変な感じですが、楽しみですね。)

東西がアンバランスになるんなら隔年で競馬場変えても良いでしょうし、その辺はチマチマと短期的な売上に拘らず、柔軟に考えて頂けないものでしょうか。

・・・なんて話はさておき。

競馬ファンにとっては長い3連休のスタート、かなり長い1日になりそうです。

どうか全馬無事で、好レースを。

そして、皆様良い3連休を。

最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。