人生は競馬と共に

中央競馬の新馬戦・重賞を中心に、競馬について気ままに書いていきます。

京都記念2018 回顧 火曜日の注目馬も。

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こんばんは、umassyです。

明日もスライドになった小倉開催があるので錯覚しそうになりますが、冷静に考えるともうフェブラリーS週の月曜日が終わってしまったんですね。

ということで、オリンピックを観ながら1レースでも回顧をしておきたく、内容もテレビに気を取られながらなので薄くなってしまいますが(笑)、まずは日曜日の京都記念から。

(今、最後にこの前書きを書いてますが、高梨選手の2回目を待っているところです。今日は日本選手のメダルが続いていて良い流れですが、どうなりますか。)

 

2018年京都記念 回顧

レース結果・全馬着順

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コメント

豪華メンバーで注目された今年の京都記念。
単勝1.6倍と圧倒的な人気を集めた昨年のダービー馬、レイデオロは3着に敗れてしまいましたが、それでも上位3頭は4歳の牡馬が占めました。

↑の予想記事では、枠の並び的にプリメラアスール→クロコスミアの隊列になるかなと書いたのですが、スタートダッシュで勝ったのは⑦クロコスミアでしたね。
出ムチを入れるも虚しく、①プリメラアスールは2番手に。

その後ろ、外に⑨ミッキーロケット、内④クリンチャーとほぼ想定通りで、この日は⑩アルアインが積極的な競馬でその後ろ。
1コーナーに入るときには行きたがるのを川田騎手が必死に押さえ込む程でしたが、ミッキーロケットの後ろで何とか折り合いを付けながら向こう正面に。

その後ろ、ちょうど真ん中あたりに⑧レイデオロで、後ろから4頭目のインに③ディアドラ。⑤モズカッチャンはそのさらに後ろということで、思ったよりも後ろからの競馬を選択しました。

 

ハナに立った岩田騎手は、行きたがるクロコスミアを抑えながらペースをスローに落とします。800m通過が50.3秒の1000m通過が63秒ちょうど。
前日の雨が残り、重で時計が掛かる馬場だったとは言え、これは遅い・・・と、ここで「事件」が起こります。
中団にいたレイデオロが、掛かり気味に外から進出を開始し、ミッキーロケットの外に並びかける位置まで上がっていったのです。

パトロールビデオで見ると、スローで終始前にカベを作れないポジションに馬を置いてしまったことから終始若干かかり気味で、それでも問題のシーンでミッキーロケットの後ろに馬を誘導する選択肢もありそうに見えたのですが、ダービーの「ルメール・スペシャル」を真似しようとして失敗したとか・・・まさか・・・ねぇ(汗)。

まぁ後から見直すとそこまで「掛かりまくっている」というほどではないのですが、なんか馬を御せていない感が満載と言うか、前日の騎乗ぶりも含めて、完全にバルジュー騎手の印象が悪くなってしまいましたね。。。

 

ただ、どうにかこうにかバルジュー騎手が押さえながら3番手のまま直線を迎えると、馬場の良い外に。
これをマークするようにアルアインはそのさらに外、クリンチャーはコーナーでは内々で脚を溜め、直線は逃げたクロコスミア・ミッキーロケットとレイデオロの真ん中からスパートを掛けます。

 

そして、ミルコ騎手はモズカッチャンの荒れ馬場適性に賭けたのか、直線入り口で内ラチ沿いに馬を誘導して前を追います。

 

直線では内外に大きく広がった見応えある追い比べが長く続きますが、ラスト200m地点から力強くひと伸びしたクリンチャーが堂々先頭ゴール。

2着は外から恐らく目標にしていたであろうレイデオロを交わしたアルアインで、際どくなった3着争いは一度は先頭に立つシーンもあったモズカッチャンをハナ差交わしたレイデオロ。圧倒的1番人気としてはギリギリ最低限の仕事を果たした感じでしょうか。

 

勝ったクリンチャーにとっては、天皇賞(春)に向けて、最高の滑り出しとなりましたね。
菊花賞に続いて瞬発力よりも根性、スタミナ比べの展開になった(重馬場とは言え、上がり最速がモズカッチャンの35.9秒)ことも味方しましたし、私個人的にも菊花賞、京都記念と本命にしてきて、特別な馬になりつつあるなぁと感じています。

予想記事でも、そして確か菊花賞の振り返りでも書いたかと思うのですが、とにかくこの馬に関しては藤岡佑介騎手とのコンビで大きなレースを獲って欲しい気持ちが強く、春の大目標に向けて順調に(、そして理不尽な乗り替わりなく・・・)行ってほしいです。

 

そして、2着のアルアインも収穫の多いレースだったのではないでしょうか。
正直、スタミナ比べになったらやや見劣りするのかなという印象を持っていたのですが、調教の素晴らしさがそのまま出たというか、行きっぷりも良かったですし川田騎手も自身を持って強気に乗っていたように映りました。


まぁ、レイデオロにとっては別に悲観することはないでしょう。
予想記事でも書いたように、ドバイを控えて無理をする必要も無いレースでしたし、ルメール騎手に戻れば大丈夫、と信じたいです・・・。

 

レイデオロが4着になっていたらちょっとした事件でしたが、モズカッチャンを含め、人気上位に支持された4歳馬が人気に応えて結果を出してくれた、そんな京都記念だったのではないでしょうか。

 

2/13(火)小倉競馬の注目馬

最後に、せっかくなので明日の注目馬を何頭か。

 

<第1レース 3歳未勝利 ダ1700m>

⑥ザミーフォーリア
多分大穴ですね。もともとダートで調教していたくらいでダート向きなのですが、調教は相変わらず走っていて、この条件替わりで一変しても不思議ありません。
ワイドで⑥-②⑨⑩⑫⑭が明日の朝イチ運試しの予定です。

 

<第2レース 4歳以上500万下 ダ1000m>

③ウインクルチェリー

菜七子騎手。以上(笑)
このレースと最終レースは、先手を取れればチャンスあると思いますので、頑張って欲しいですね。

 

<第4レース 3歳未勝利>

⑥サンティーニ
⑦アイネバーフェイル

ここは人気どころですが、また注目馬が4枠に同居しましたね。
オッズが分からないのですが、枠連4-4、4-6、まだ買えるようなら4-5、1-4辺りで。 

 

<第11レース 門司ステークス>

⑭キーグラウンド
水曜日の栗東坂路1番時計を出した馬ですね。
もともと調教走る馬とは言え、開門直後でもなく調教助手を背にして、「13.3-12.1-12.2-12.3」の49.9秒。ネロじゃないんだからって感じですね(笑)。

ちょっと話が逸れてしまいますが、実は木曜の1番時計がネロ・・・ではなく何とレッツゴードンキ、2番手がネロでしたので、情報までに。

あまりダッシュが速い馬ではないので、外目の偶数番ゲートでコーナーまで距離のある小倉1700mも良さそうです。

 

それでは、雪の影響もあり関係者の方は本当に大変だと思いますが、まさか明日も中止とかありえるのでしょうか。
天気予報だと大丈夫そうだなと思っていたのですが、今日も前日発売が中止になっているようで・・・大変ですが、とにかく全馬無事で。

 

最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。