人生は競馬と共に

中央競馬の新馬戦・重賞を中心に、競馬について気ままに書いていきます。

2018年金鯱賞、フィリーズレビュー、中山牝馬S 回顧

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こんにちは、umassyです。

先日、オリンピックのカーリングについてすこし触れたかと思いますが、今年デビュー予定の2歳馬で「ソダネー」という馬名が申請されたというのも話題に上っていたかと思います。

記事のタイトルだけ見て、やっぱり来たかぁ、でもこの手の馬名って走っているときには既に旬が終わってしまってたりするんだよなぁ、なんて思っていたのですが。

 

Yahoo!ニュースなのでしばらくしたらリンク切れになってしまうかもしれないのですが、この記事を読むと、馬主の國分純氏はもともとLS北見をチーム創設以来支援してきた、とても縁が深い方だったのですね。
(よくよく調べたら、とらじろさんとYou Tube動画撮影した日に出走していたムテキノオジョウのオーナーさんでもありました。)

『長く活躍してくれれば、カーリング競技のことも忘れずにいてもらえるのでは…という思いはあります』
(出典:上記ニュース記事)

すげー深いぃ話じゃないですか!!!
他の「流行っているから取り敢えずつけとけ」、的な珍名馬と一緒にしてしまってゴメンナサイ。。。
とってもステキなお話でした。他にもカーリング絡みの馬名を申請されているようで、デビューしたら絶対に応援したいと思います。

 

さて、今日は1日開いてしまいましたが、先週末の3重賞を回顧したいと思います。3つあるのでやや簡単な振り返りになりますが、さっそく参りましょう。

 ↓予想記事です。

 

金鯱賞2018 回顧

レース結果

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コメント

まずは日曜日の金鯱賞から。
4歳馬スワーヴリチャードが、単勝1.6倍という圧倒的な支持に応えたレースですが、④サトノノブレスが少頭数のレースを引っ張るという、まるでフォワ賞のような展開に。

個人的には、予想記事で書いたようにこの枠順・メンバー構成なら①ヤマカツエースが逃げてくれるのではと思っていたのですが、ヤマカツにして欲しかった(すると読んでいた)競馬をサトノノブレスにやられてしまったなぁというのが第一印象でした。

 

スタート直後、完全に幸騎手はハナを奪いに行っていましたね。
すぐ内の③ブレスジャーニーがややスタート後手を踏んでしまったのは、自らが躓いたためなのか、サトノノブレスに寄せられたせいなのか。
パトロールビデオを見てもどちらとも取れる感じでしたが、それくらい強引にインに切れ込みながら先手を奪うと、すぐスローに落とします。

 

少し離れた2番手の外に⑥ダッシングブレイズ、インには①ヤマカツエースが付けてコーナーに入っていきますが、この2番手、3番手もあまり積極的に前を追いません。
外枠からやや押して先行していった⑨スワーヴリチャードは、4番手の外辺りで最初のコーナーに入って行きますが、前にカベを作れず、ペースも遅く抑えられないと見るや、ミルコ騎手は向こう正面に出たところで2番手まで押し上げてしまいます。


そのままハナに立つ勢いで、実際このレースのことだけを考えれば行ってしまったほうが良かったのでしょうが、さすがにミルコ騎手も先を考えたか、必死で抑えましたね。
なんとか2番手で宥めると、3コーナー手前でいったんサトノノブレスの後ろに馬を誘導します。

稍重とは言え、前半800mが51.2秒、1000mが63.0秒ですから、これはこれだけのメンバーが揃ったGⅡレースとしては超が2~3個付くスローペース。

3~4コーナーにかけてはあまり後続を引きつけず、坂を下りながら徐々にペースを上げていったサトノノブレスと幸騎手。
少し離されながらこれを追った2番手のスワーヴリチャード、その外から直線入り口にかけて並びかけていったヤマカツエースとダッシングブレイズ、辺りまででしょうか。
それより後ろの馬には基本ノーチャンスの競馬になってしまいまいした。

しぶとく粘り込むサトノノブレスに、外からこれを目標に抜け出しを図るスワーヴリチャード。
2頭の競り合いが300mほど続きましたが、最後はきっちりとスワーヴが交わしてゴール。前半あれだけ折り合いを欠きながら、結局押し切ってしまうのですから非常に強い競馬をしたと評価して良いのではないでしょうか。

そして、最後はズルズルと離されてしまった各馬の中で、ただ1頭違う脚で追い込んできたのが⑤サトノダイヤモンド。
道中は後ろから4番手辺りを追走し、直線では一瞬「伸びないのかな?」と思わせましたが、最後はしっかりと脚を使って3着。

今回、状態面含めて不安要素も多かったなか、ルメール騎手もトライアル仕様の騎乗に徹していたように映りましたし、国内復帰戦としては十分合格点の内容だったのではないでしょうか。
超スローでしたが久々に2000mも使えましたし、大阪杯が楽しみになりましたね。

あとの馬に関しては、ちょっと残念な結果になってしまいました。
変則3連覇がかかっていたヤマカツエースも、最後のコーナーで内から上がってきて、直線は一瞬伸びかけるかなと思うシーンもあったブレスジャーニーも最後は突き放されてしまいましたし、メートルダールも全く見せ場なく後方のまま終わってしまいましたね。

特殊な展開だったこと、開幕週で内の先行馬が残りやすい馬場状態だったことで評価が難しい部分もありますが、特にブレスジャーニーなどは東京のマイル辺りで、もうちょっと楽なメンバーで仕切り直して欲しいところです。

個人的には、フランス遠征中からこの2頭仲良すぎじゃないかなぁ、というのとずっとラビットを努めていたサトノノブレスがやっと思いっきり走れたのか、ついにダイヤモンドに先着できたのが何となく微笑ましくなってしまうような、そんな金鯱賞でした。



大阪杯は、このレースの上位馬にアルアイン、ダンビュライトにウインブライト、ペルシアンアイト、シュヴァルグランなど豪華メンバーが出走を予定しています。
ゴールドアクターには再び吉田隼人騎手がコンビを組むということですし、非常に楽しみな一戦です。

 

フィリーズレビュー2018 回顧

レース結果

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コメント

ここからは結果と簡単なコメントのみで。日曜にもう一つ行われた重賞レースですね。

私が予想記事の中で浜中騎手のことに言及したのが何かのフラグになってしまったのか・・・2年連続やらかしてしまいましたね。
この日はリアルタイムで見られず、後から映像を見たのですが、カラ馬になってからも普通に馬群の中を走っていて、周りの馬は相当気を使ったと思いますし正直結果にも影響が出てしまったかと思います。
まずは事故などが起こらなくて良かったですね。。。

 

レース内容に関しては、金鯱賞とは真逆で超ハイペース。
予想記事でもスプリント寄りのスピードタイプが揃ったとコメントしましたが、特に前半600mが33.7秒とスプリント戦でも速いくらいの流れ。

しかも序盤戦、それを引っ張ったのが1番人気で私も本命に期待していた⑦モルトアレグロなのですから・・・参りました。
読みが浅かったというか、関西圏でどうこう言われながらも田辺騎手そんな酷い競馬しないだろうと高をくくってしまい、これは猛省しなければなりませんね。。。

 

しかし、そんな中勝ったリバティハイツは大きく前と後ろに別れた馬群の中では前のグループにいた組で、人気はありませんでしたが好内容でしたね。
前半はちょうど3着に入った②デルニエオールと並ぶように追走していたのですが、3~4コーナーを回って外に持ち出すのにひと呼吸置けたことと、ちょうどエンジンが掛かったところで外から⑨アンコールプリュが伸びてきて、併せながらもうひと伸びできたことが良かったでしょうか。

2着のアンコールプリュも、レース展開的に忙しすぎるかなと思っていたのですがしっかり対応してきましたね。
前述したカラ馬の存在に影響を受けた1頭でもあったかと思うのですが、阪神外回りコースで、ラッキーライラックやアーモンドアイとどんな競馬をしますか。楽しみです。

3着のデルニエオールも、ハイペースに巻き込まれながら大善戦でしたが、惜しかったのが4着の①アンヴァル。
直線ではなかなか前が開かず、強引にこじ開けるようにして伸びてきましたが本当に僅差の4着。賞金は持っているだけに、この内容でマイルに伸びても行けると判断すれば桜花賞に向かうのでしょうか。
これも展開次第かなとは思いますが、個人的にはちょっとだけ抑えてみたい1頭です。

 

これで、中山のアネモネSを含めて桜花賞トライアルは全て終了。
今週末のフラワーCから向かう馬がいるかどうかですが、やはり中心はラッキーライラックとアーモンドアイになりそうですね。

個人的には、その2頭にリリーノーブル、アンコールプリュ辺りがどこまで迫れるか、というイメージかなと思っていますが、4月8日が楽しみです。

中山牝馬ステークス2018 回顧

レース結果

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コメント

最後に土曜日の中山牝馬S。
このレースは穴狙いで13番人気のブラックオニキスを本命にしましたが・・・惜しかったですね。
やっぱりこのレース、どうしてもハンデ53キロというのが納得行かないんだよなぁ・・・って、しつこいですかね。。。

メンバーの半数以上が前走愛知杯組、要するにレースレベルはほぼ変わらない中で、1・2着馬のハンデが重くなって、他全馬据え置きなのに14着だったこの馬だけ1キロ重くなってるって・・・ホントになんでだったんだろう。

 

このレースに関しては、もうそれが言えれば良いです(笑)。
相変わらず雨が降っても乾いても、中山の芝はイン・前有利な傾向が続いていて、基本的にはそのブラックオニキス含め、4角で前の方にいた馬がそのまま流れ込んだだけのレース。

カワキタエンカらしく、外枠から気分良く飛ばしているように見せて1000mが61.3秒。
荒れた馬場で稍重ではありますが、まぁ平均ペースかやや遅いくらいで、3~4コーナーでは後続を引きつけて、直線突き放す池添騎手の技が上手く掛かったような競馬でしたね。


その中では唯一後方から追い込んで3着に入ったレイホーロマンスが素晴らしかったのと、2番手を追走していた⑦エンジェルフェイスがちょっとだらしなかったかなぁという印象でしょうか。
エンジェルフェイスに関しては、外からハナを叩かれてちょっと折り合いを欠いたのも影響したでしょうか。フラワーC勝ちの舞台でもあり対抗に期待していたのですが、残念でした。

~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆

ということで、3重賞ということでちょっと雑になってしまいましたが、振り返りました。

今週末は怒涛の4重賞にタイムフライヤーが出走を予定している若葉S。
非常に楽しみなラインナップですが、その前に明日は船橋競馬場で交流重賞のダイオライト記念もありますね。

さすがにケイティブレイブは使いすぎだろうって感じですが・・・またブログかtwitterどちらかで予想したいと思います!

 

本日も最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。