こんばんは、umassyです。
先日からやるやる言いながら中々書けていなかったのですが、新馬戦のデータ等まとめ記事。
これから新馬戦が再開するまでにちょっとずつシリーズ的に書いていこうと思っているのですが、第1回は「私の予想印別成績の振り返り」です。
はい。恐らく皆様全く興味のないテーマかと思います(笑)。
・・・が、個人的に一度まとめておきたかったのと、以前も少し触れた「時期による新馬戦の傾向と対策」(『対策』はほとんど無いですが。。。)も交えて書いていますので、息抜きにでもお読み頂けましたら嬉しいです。
それでは、さっそく参りましょう。
はじめに~シーズンごとの新馬戦傾向について
ダービーの翌週から始まり、春のGⅠシリーズ開幕の前週に終わる新馬戦。
以前もどこかに書いたと思うのですが、私は大きく3つの「フェーズ」に分けて考えています。
① 第1フェーズ:夏競馬終了まで
今シーズンで言うと、昨年の6/3(土)~9/3(日)ですね。
レース数としては、芝87レースのダート12レース、計99レース。
この期間の特徴としては、とにかく仕上がり勝負。
最近では後述するワグネリアン・ヘンリーバローズのようにクラシック戦線で活躍するような素質馬を早く新馬戦に下ろすケースも増えましたが、それでも例外的かなと思います。
いわゆる「マイネル軍団」が仕上がりの早さを武器に新馬戦で稼ぎまくる期間でもありますので、その点は頭に入れておきましょう。
また、レース数の内訳をご覧いただけると分かるように、ほとんどが芝のレース。
「仕上がりが早いけど適正はダート」という馬が仕方なしに芝の新馬戦を使うことも多いので、そんな馬がダートの未勝利戦を使ってきたときには当然狙い目ということになります。
この頃は、毎週のように初ダート馬を狙い馬で取り上げたりしていましたよね。
② 第2フェーズ:秋の東京開催終了まで
今シーズンで言うと、昨年の9/9(土)~11/26(日)ですね。
レース数としては、芝70レースのダート28レース、計98レース。
ここについては、2歳新馬戦の残りをすべて入れても良いのですが、それだとレース数のバランスが悪くなるのと、わたしの感覚だとここから先は「冬競馬」になるイメージなんですよね。
(JRAの区分上は12月末まで「秋競馬」で、翌1月からは「春競馬」。)
翌年のクラシックを賑わすような素質馬の多くはこの時期デビューしますので、ある意味新馬戦をやっていて一番楽しい時期かもしれませんね。
素質馬がしっかり仕上げて出てくるので、個人的にも、結構予想しやすいイメージを持っています。
③ 第3フェーズ:それ以降
今シーズンで言うと、昨年の12/2(土)~今年の3/18(日)ですね。
レース数としては、芝40レースのダート50レース、計90レース。
以前の記事では「カオスフェーズ」みたいに名付けたんでしたっけ。
とにかく何でもありと言うか、予想するのが無理な難しい時期でございますね。
ここに来てダートのレース数が上回りますが、いわゆる「除外ラッシュ」が一番酷くなるのは関東のダート短距離でした。
まぁこんな分け方してもしなくても良いのでしょうが、今日はこの「3フェーズ」に分けた上で、個人的な振り返りをして参りたいと思います。
フェーズ1(6/3~9/3)
レース数 | 99 | |
的中数 | 36 | |
購入 | ¥262,000 | |
払戻し | ¥276,300 | |
的中率 | 36.4% | |
回収率 | 105.5% |
このフェーズでは、JRAの「夏の2歳単勝」キャンペーンに乗っかる形で、全レース単勝馬券のみを購入して、収支も付けてみたんですよね。
結果は上記の通り、何とも微妙なプラス(・_・;)・・・
確か、終盤8月に入った辺りから急に当たらなくなって苦しくなったんですよね。
来年も多分同じ企画をやると思いますので、対策を練らなければ。
ただ、以前も書いたのですが、夏の間新馬戦で単勝だけを買い続けたことは本当に良い経験になったというか。
個人的に、今まで好きな馬や穴っぽい本命馬の単複を買うことはあっても、単勝「だけ」で馬券を組み立てることは無かったんですね。
特に新馬戦の場合、単勝1倍台の良血馬など、血統とか金額とかだけで極端に人気してしまうケースが結構多いため、人気はないけど仕上がりは上々な馬や、それこそ「マイネル軍団」の馬の単勝をパラパラと買うような馬券戦術も全然ありなんだな、とこの歳になって改めて勉強になりました。
この時期よく私がやっていた買い方は、
- 1番人気が堅そうで、かつある程度(2.5倍とか)付く場合→1番人気の単勝1点勝負
- 2~3番人気を狙いたい場合→本命馬の単勝厚め+穴馬2頭ほど押さえ(通称「スケベ枠」)
- 人気馬がアテにならなそうな場合→穴馬中心に3~4頭パラパラ小額買って様子見
こんな感じでしたかね。
これはたまたま今シーズンだけハマったのかもしれませんが、この期間中の人気別成績はこんな感じでした。
後で他のフェーズでも同様のデータをお出ししますが、上位人気馬5頭の成績を見ると、2・3・4番人気辺りの単回値が非常に高いんですよね。
分かりやすい例で言うと、ワグネリアンとヘンリーバローズが出た7月16日の中京芝2000m。
このレース、単勝1番人気はヘンリーバローズ1.7倍で、ワグネリアンは2番人気ながら4.0倍と少し差がありました。
(ちなみに、4.3倍3番人気だった3着馬スヴァルナは、その後も未勝利戦で2・3着続きで未だ未勝利。。。難しいものです。)
このレース、私はワグネリアンの単勝を3,000円と、スケベ枠2頭の単勝500円ずつで勝負。4,000円投資の12,000円回収ですね。
結果的には2頭の一騎打ちになったので、ワグネリアンがハナ差勝ったのは運の要素が大きかったとは思いますが、このように単勝1倍台が敗れると、2~3番人気でもオッズ的には非常に美味しくなるんですね。
この時期は新馬戦が1日4~5レースはありますから、1週間で新馬戦に2万円も3万円も使って・・・スポナビブログを読まれていた方は「変な奴だなぁ」と思われてたでしょうね(笑)。
フェーズ2(9/9~11/26)
このフェーズからは、単勝勝負縛りをやめて、普通に印を打つスタンスに変えています。
一応「秋の2歳単勝」というキャンペーンもあったのですが、さすがに飽きてしまって(笑)・・・。
いつも載せている「買い目」通りに買った場合の的中率や回収率までは調べていないのですが(今からデータを入力するのは厳しいので・・・今後検討してみようかなと思ってます)、予想印をターゲットに入力して集計してみたのが上記の表になります。
自分で言うのもちょっと気恥ずかしいのですが、やはりこの時期の新馬戦は結構よく当たってましたよね(笑)。
概ねキレイに◎>○>▲>△>無印という信頼度になっていますし、本命馬の勝率が4割弱、複勝率が6割強で単回値・複回値とも100を超えています。
勝率の割に単回値はそこまででもないような気もするので、あまり変な荒れ方はしないというか、比較的堅く収まるレースが多いという事でしょう。
この時期の新馬戦は、ちゃんと予想すればとっても当てやすい・・・ということで、とらじろさんの仰るように「新馬戦を買わないなんてもったいない!」訳です(笑)。
実際、上記の通り1番人気馬の勝率46.9%、複勝率74.5%に単回値100というのは3フェーズ通して最も優秀なデータとなっています。
頭数も夏競馬よりは増えてきて、馬連の平均配当が3,520円、3連複の平均配当が13,956円と配当は結構期待できますので、信頼できる軸馬を見極めて、仕上がりの良い穴馬を絡めた馬券の組み立てが良さそうですね。
フェーズ3(12/2~3/18)
そして・・・酷いのがこの第3フェーズですね。
これは以前から再三書いてきているように、この時期は本当に当てるのが難しいです。
ダート戦が増えたり、除外ラッシュがあったりというのも踏まえて色々試みてはみたのですが上手く行かず、悔しい気持ちが大きいですね。。。
12月に◎ウイングセクション(単勝4,360円)と☆ベルガド(単勝4,780円)があって酷さが分かりにくい(笑)ですが、この2頭がいなければ単回値は◎が65くらい、☆は0ですから、とにかく厳しかったです。
まず第一に、「この時期の新馬戦は難しい=金額は抑える(もしくは「ケン」する)べき」というのを認識することが必要と思いますが、当ブログは新馬戦予想がメインコンテンツです。
来シーズンこそは難しい冬競馬・3歳新馬戦を克服できるように、試行錯誤しながら頑張っていきたいと思います。
この時期の1~5番人気データです。
勝率で10ポイントほど、複勝率では15ポイントほど1番人気の成績が落ちていて、平均着順も3フェーズで一番悪いですね。
ということで、今回は私の個人的なまとめになってしまい申し訳ございませんでした。
次回以降、騎手別成績や種牡馬別成績から生産者、馬体重まで、色々な切り口でデータを振り返っていく予定です。
また、枠順が決まり次第、桜花賞の展望記事もアップしたいですね。
それでは、本日も最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。