人生は競馬と共に

中央競馬の新馬戦・重賞を中心に、競馬について気ままに書いていきます。

2018年皐月賞の展望 2年ぶりに「共同通信杯勝ち馬」&「関東馬」の皐月賞制覇、なるか。

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おはようございます。
昨日辺り、競馬ニュースを色々見ていて「お、アーモンドアイにダービー挑戦の話が出てるの?」と思いきや・・・
「なぁんだ、東スポか」とがっかりしたumassyです。

先日もとらじろさんとtwitter上でやり取りしてましたが、クラブ法人(シルク)の馬なので現実には難しいのでしょうが、ダービー挑戦とか凱旋門賞挑戦とか、ついつい夢を見てしまうような、それくらい桜花賞のパフォーマンスにはインパクトがあったということですね。

もしこれが実現して、ダノンプレミアムが順調に回復してダービーに駒を進めたりしたらお祭り状態になりそうです。

 

さて、最近は表だけ作りかけて終わってしまう事が多かったGⅠの展望記事ですが、久し振りにアップすることが出来ました。

(レース展望のアイキャッチ画像もようやく日の目を見ることが出来ました。笑)

昨日発表された枠番とともに、簡単に展望しつつ、週末に向けて気持ちを盛り上げて参りましょう。

皐月賞2018 展望

出走馬・枠順

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今年は16頭立てとフルゲート割れしている皐月賞ですが、これは登録段階でダノンプレミアムに恐れをなしてしまったのか・・・非常に珍しいですよね。

昨日枠順も発表されたわけですが、皆様どんな印象を持たれましたでしょうか。
私はどうしてもワグネリアン中心に考えてしまうのですが、「うわぁ、競馬しにくそうな枠を引いちゃったなぁ・・・」というのが第一印象で、反対にステルヴィオは(ひとつ外のジュンヴァルロは若干気になりますが)、逃げ・先行各馬の出方を窺いながら非常に競馬しやすそう。

ジャンダルムもコース適性とレースの巧さを活かせそうで、上位人気3頭の中では圧倒的にワグネリアンの印象が悪い・・・
(ちなみに、普通に考えたら上位人気はこの3頭ですよね??
マスコミの取り上げ方を見ているとキタノコマンドールが3番人気になりそうな雰囲気を醸し出しているんですが、いくらミルコ騎手でも、さすがにすみれS馬が皐月賞で上位人気というのは違和感があるのですが。。。)

なお、せっかくなので過去10年の枠順別データも参考までにお出ししていますが、見事なまでにフラットな傾向ですね。(平均人気7.5と3枠(7.3)に次いで良い1枠が一番連対率低い点はやはり気になりますが。)
ただ、2014年の馬場改修後は内枠有利な傾向となっているようで、詳しくはとらじろさんブログの記事をご参照下さい。

今年は雨予報になっていてその辺りの影響も気になるところではあるのですが・・・これは良い材料です(ワグネリアン目線で。笑)。


過去5年連対馬データ

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ロゴタイプの皐月賞レコード(当時)は馬場改修前だったわけですが、その後もディーマジェスティ、アルアインとレースレコードが2度マークされるなど、速い時計の決着が目立ちます。

今年も逃げ・先行馬が揃っていて良馬場なら好タイムが期待できそうなのですが、日曜日の雨予報がどうなるか、ですね。

コーナー通過順を見ていても昨年のペルシアンナイトは神がかってたなぁ、と思いますが、そりゃキタノコマンドールが人気するわけですね。。。


末脚が強烈だったという印象が強いディーマジェスティでさえも4角7番手まで押し上げていて、馬場改修後はそれ以外全て4角5番手以内。
弥生賞でコーナーでの加速に課題を残してしまったワグネリアンには不安が残るんだよなぁ、やっぱり・・・。

ただ、今年は逃げ宣言をしているアイトーンを始めとして、エポカドーロ、ケイティクレバーにエポカドーロ、ジェネラーレウーノにジュンバルロと、逃げ・先行馬が非常に多いのも特徴です。
もしかしたら、今年に限っては馬場状態含めて差し・追い込み馬に有利な皐月賞になるのでは・・・とこれは希望も入っていますかね(笑)。



表中でジョッキーの名前がかなり偏っている(松山騎手を除くとミルコ・蛯名・福永・川田各騎手のみ)のも特徴的で、これは昨年も触れたのですがルメール騎手が振るわないんですよね。
過去3年がサトノクラウン(1人気6着)→サトノダイヤモンド(1人気3着)→レイデオロ(5人気5着)。レイデオロ5番人気だったんでしたっけ。

今年も1番人気か2番人気が予想されますステルヴィオにとっては嫌なデータですが、どうなりますか。

 

それにしても、昨年の皐月賞は今にして思うと好メンバーでしたね。
1着アルアイン、2着ペルシアンナイト、3着ダンビュライト、4着クリンチャー、5着レイデオロ、6着スワーヴリチャード、7着ファンディーナ、8着ウインブライト。

現4歳世代が昨秋以降大活躍している訳ですが、本当に凄いメンバーです。
こうして見ると、勝ち味に遅いタイプなのかディープ産駒ということで成長力が今ひとつなのか、アルアインがその後未勝利なのはちょっと気になりますね。

あと、ファンディーナは改めて素晴らしい素質を持っていたんだなぁというのも。
かなり深刻な怪我だったようなのでこのまま無理せず繁殖に上がっても・・・とは思いますが、復帰を目指しているとのことで頑張って欲しいです。

過去5年前走・前々走データ

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昨年もご紹介したデータですが、黄色く塗った共同通信杯組が活躍している、というのが最近のトレンド。
2012年も共同通信杯1着以来の出走だったゴールドシップが勝っています。

昨年はスワーヴリチャードが2番人気6着と人気を裏切ってしまいましたが、オウケンムーンはどうでしょう。
イスラボニータからディーマジェスティまでは関東馬だったので、国枝厩舎のオウケンムーンは大丈夫かもしれませんが、オウケンブルースリ産駒が皐月賞を勝ったら凄いことですね。
前走時の人気がほぼほぼ1番人気、悪くても2番人気の中でディーマジェスティだけが6番人気と、この点でも共同通信杯6番人気1着だったオウケンムーンと重なります。

 

あとは皐月賞・スプリングSの両トライアルで1・2番人気だった馬が来ている印象で、ステップレースという観点からは昨年は明らかに特殊でしたね。
特に今年は、牝馬のチューリップ賞同様、既に賞金を持っていて「叩き台」に徹することが出来る上位人気3頭がそのまま1~3着した弥生賞組がかなり抜けていると見ていますので、ダノンプレミアムが抜けましたが、ワグネリアンとジャンダルムをまずは本命候補にすべきかな、と考えています。

ちなみに、過去10年まで遡っても前走すみれS組は【0-0-0-6】、前走京成杯組は【0-0-1-2】です。
その意味ではキタノコマンドール、ジェネラーレウーノが有力馬の1頭に挙げられている今年は注目ですかね。
両馬とも相手は弱かったものの強さを感じる勝ち方だったことと、ジェネラーレウーノに関しては天栄で調整されてきている点からも先週のアーモンドアイと重なる部分がありますよね。


ということで色々と見てまいりましたが、何と言っても今年の皐月賞はダノンプレミアムという確たる中心馬が不在の一戦。

ここを勝つことでようやく「怪物」への挑戦権を獲得できるのかなぁ、という気がしますが、当日の天気や展開等、直前まで悩むことになりそうです。

今日の記事では触れませんでしたが、ワグネリアンに関してはいつもと調整パターンを変えてきたりしていてそこも不安なのですが・・・あと少し、悩みたいと思います。

皐月賞の前日、中山GJとアーリントンCも楽しみですね。
また明日の朝には予想記事をアップする予定ですので、お読み頂けたら嬉しいです。

 

 それでは、最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。