人生は競馬と共に

中央競馬の新馬戦・重賞を中心に、競馬について気ままに書いていきます。

2017-18シーズン新馬戦総括③ 種牡馬別成績について。

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こんにちは。
新馬戦シーズンが始まった途端、露骨にGⅠに興味がなくなってしまったumassyです。

この土日は色々と作業しなければならない仕事も多く、最悪新馬戦のみ記事にするか、おまけ扱いでGⅠの予想も載せるか・・・そんな感じになりそうですので予めご了承下さいませ。

実際、新馬戦開幕週から結構な期待馬がスタンバイしていて非常に楽しみなわけですが、そんな新馬戦の予想にもきっと役立つ(?)、昨シーズンの新馬戦データ総括。

結局ここまでしかできませんでしたが、生産者別データや馬主別データ等のその他まとめも来週書きたいと思っています。。。

(第1弾はこちら↓)

(第2弾はこちら↓)

 

2017-18新馬戦 種牡馬ランキング(芝)

ということで、まずは芝の方から。
トップ20と主な新種牡馬ということで、新種牡馬の中で5レース以上と勝ち星を上げたものをピックアップしています。

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1位のディープについては、もう良いですね。
何だかんだダービーも勝ちましたし、POGの指名馬を見ても、(私も含めて)ほぼほぼノーザンF生産のディープがズラッと並びますよね。

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ディープを付けられるような生産者はある程度限定されるので当然といえば当然なのですが、39勝のうち20勝がノーザンF、6勝が社台F、3勝が下河辺牧場、2勝がケイアイFであとはその他。
勝ち星を見ると一応社台Fが2番手なのですが、勝率・複勝率や単回値を見ると、ノーザンF>日高の大手牧場>>社台Fというイメージ。
白老Fも勝ち星こそありませんでしたが、5頭中4頭が2着と好調でしたよね。

あと、ダービーを勝ったワグネリアンや残念ながら屈腱炎になってしまったキタノコマンドールなど、「ディープ×キンカメ」の活躍も目立ちましたね(7頭いて【5 1 1 0】と恐ろしい数字!)。
恐らく多くの方が狙われる、母父Storm Catの【3 1 1 4】よりも好成績でした。

もう一つ、これも当ブログで注目してきたように、特に牡馬でワグネリアンのような割と小柄なディープが活躍したのも昨シーズンのトレンドでした。
今までは「馬格のあるディープを狙う」というのがPOGでも定番だったのですが・・・

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これは牡馬・牝馬併せたデータなのですが、最も勝率高いのが440~450キロ台。
普通は馬体重が重くなるに従って数字が良くなっていくはずなので、480~490キロ台よりも420~430キロ台の方が優秀というのはかなり違和感のある結果ですね。

ワグネリアンの馬体重の推移など見ていると、ディープ自身とほぼ同じだったりするのですが、今後は今までの定石とは逆に、お父さんに似たタイプを狙ったほうが良いのかもしれません。


そして、何と言っても2位のロードカナロアですよね。
お父さんのキンカメ自身がだいぶ頭数を抑えているのもありますが、距離適性的にキンカメと棲み分け可能なのも大きく、サンデー系の良い繁殖牝馬にとっては第一候補に挙げられる種牡馬です。
初年度からアーモンドアイというスターホースが出てきたのも大きく、2019年以降の産駒も含めて今後ずっと注目すべき種牡馬であることは間違いありません。
(ミーハーな私は、ソルドラードを牡馬1巡目指名してしまいました。笑)

逆にダイワメジャーは厳しいと言わざるを得ず、今年の2歳馬リストなどを見ていても、この差はますます広がってしまいそうな気がしています。

新種牡馬が豊作だった世代という印象が強い2017-18デビュー組ですが、トップ10に入ってきたノヴェリスト、オルフェーヴルは新馬戦では狙い方がちょっとむずかしい印象ですね。。。

オルフェも初年度からラッキーライラック、エポカドーロとGⅠ馬を出して大成功と言えなくもないのでしょうが・・・いかんせん当たり外れが大きすぎる(笑)。


夏競馬に勝ち鞍が集中していたのはセレクトセール対策もあったのでしょうし、とにかくいくら激走馬を分析してもこれと言った傾向は見つからず、新馬戦では何も考えず全消しというのが当ブログの結論。
これは多分今シーズンも変えずに行くと思います。

(初年度産駒以降で傾向が変わることも多いのですが、まだ産駒を見ずに種付けしている2年目はそれほど変わらないかなと思っていますので。)

ノヴェリストに関しては、とにかく繁殖牝馬次第ですね。
3番人気以内、単勝オッズ4倍台以下でかなり信頼できる種牡馬なので、もっとはっきり言ってしまえばノーザンF、社台Fのサンデー系牝馬との組み合わせ、かつ人気馬以外は全消しでも戦略的には問題ないでしょう。

 

あとは、まぁ大体そんな感じかなぁという印象でしたが、ヨハネスブルグはずいぶん芝で勝ちましたね。
ほぼ6~7月限定で、かつ新馬戦のみ買えば良い種牡馬の典型ですが、今年も夏競馬で単勝勝負する際には注目してみたいと思います。



最後に、昨シーズンの新種牡馬の中ではストロングリターンが掘り出し物でしたね。
単回値が高いのはジェッシージェニー(単勝3150円)が大きいのだと思いますが、ローカル開催で今年も狙ってみたい1頭です。
個人的にはツヅミモンの全弟に期待しています。

 

 

2017-18新馬戦 種牡馬ランキング(ダート)

続きまして、ダート。
トップ15と主な新種牡馬ということで、新種牡馬の抽出条件は同じです。

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これはちょっとした事件が起きましたね。
私の記憶の限りここ数年ずっと1位だったゴールドアリュールを新種牡馬のハードスパンが上回ってしまいました。

個人的に、昨シーズンが「新種牡馬の当たり年」と言われている大きな要因は、このハードスパン&ヘニーヒューズの印象が大きいと思っています。

ハードスパンはマル外や持ち込みで実績があったにしても本当に優秀で、道悪で狙えるのはとらじろさんのブログでもお馴染みですが、不良馬場だと【3 0 2 0】と100%馬券圏内!

ちょっと人には教えたくないくらいのデータです。

ただ、本当に残念ながら日本での共用は2014年の1年限りだったんですよねぇ・・・
2016年産駒の登録は無いようですし、これからは極端に頭数が少なくなると思うので、実は(新馬戦では)あまり使う機会無いです(笑)。

ハードスパンに1位の座を譲ってしまったゴールドアリュールですが、中山・阪神での安定感はさすがでしたね。

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まぁイメージ通りで、もっと細かく見ると距離は意外と1400mとか1200mでも走りますが、いずれにしても1年分のダートだけの数字でサンプル超少ないので、ご参考程度で。

産駒はあと2世代くらいは走るんでしたっけ?
今のところはゴールドドリームが後継の大本命だと思いますが、個人的に頑張ってほしいエルポワールシチーもまぁソコソコという成績でまずは一安心です(笑)。

ちなみに、5位のシニスターミニスターは逆に京都で狙いたいイメージです。
12月以降ちょっと勢いが落ちてしまいましたが、それでもシーズン通して単回値108。
この世代はまさに当たり年で、単勝オッズ10.0~14.9倍が3頭いて【2 1 0 0】と、「シニミニってだけで買ったらホントに来ちゃったよ・・・」というレースも結構ありました。今年はどうなりますか。

あと、12月時点からの動きで言うと、クロフネとサウスヴィグラスが伸びましたね。
両馬とも、1~3月に穴を開けまくったことで単回値・複回値とも跳ね上がった形ですが、この辺りもサンプルが少ない中のことですので、「おぉ、クロフネとサウスヴィグラスの単勝ベタ買いすればプラスになるのか」ってなわけには行かないと思います。。。
「へぇ、そんな結果だったんだぁ」程度で。

ただ、特に今年3月に亡くなったサウスヴィグラス産駒については、ブログの中でも少し気にしてみようかなと思っています。

 

まぁダートはPOGにも関係ないですしあまり皆様興味のないところだと思いますのでこの辺りで締めたいと思いますが、ハードスパンがいない今年はやはりダンカークに期待でしょうか。
初年度産駒も115頭と揃っていますし、何しろDunkirkとしての新馬戦成績は芝【0 1 0 0】にダート【2 1 0 0】と連対率100%!

もちろん、肌馬の質も全然違うでしょうし、様子を見ながらではありますが、新馬戦ならマイルくらいまでギリギリ持つでしょうし、芝も走れるので夏の函館開催なんてピッタリじゃないでしょうか。

 

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ということで、やや駆け足でしたが種牡馬別の成績を見て参りました。
これも本当は新馬戦の無い2ヶ月間を利用してもっと深掘りしながら進める予定だったのですが、大変申し訳ございません・・・

予想する中でも出来る限りデータ関係には触れていきたいと思いますので、明日からの予想記事をお読み頂ければと思います。
(さり気なくアピール。笑)

 それでは、最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。