人生は競馬と共に

中央競馬の新馬戦・重賞を中心に、競馬について気ままに書いていきます。

【新馬戦回顧】8月4日週の振り返り この週はヴェロックスですね。

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こんにちは、umassyです。

お盆休みを過ぎて、ずいぶん涼しく(・・・という表現で合っているのか分かりませんが)なってきた東京地方。

今朝、朝イチでオフィスから徒歩15分程度の病院に行ってきたのですが、2~3週間前ならタクシー一択のところ、歩いて往復してしまいました。
ちょっと記憶の限り経験したことがないくらい暑い今年の夏でしたが、もう行き先も見ずに目の前に来たバスに飛び乗って「これ、どこかの駅に止まりますか?」と聞かなくても大丈夫かもしれませんね(実話です。笑)

さて、昨日に続いて新馬戦の回顧記事をアップすることが出来ました。
先々週末、 ドナアトラエンテやヴェロックスが勝った週ですね。 

早速参りましょう。

 

↓予想記事です。ソルドラード・・・(´;ω;`)

 

8/4(土) 札幌5R 芝1200m

レース結果

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このレース、調教が抜群で抜けた1・2番人気だった③ファムファタル、⑨アドレがそれぞれトゥザグローリー、ヒルノダムールの産駒。
何とも悩ましかったのですが、勝ったのは2番人気のアドレ。

これは調教どおり、素晴らしい走りでしたね。
 横山典騎手も余程自身があったのか、道中はかなり後方から進めると3~4コーナーはインを通って先団に取り付き、直線は大外に持ち出すと余裕を持ってノーステッキの差し切り勝ち。
今週末、日曜日のクローバー賞に出走予定ですが、叩いて調教の動きもさらに素軽くなっているようですし、スプリント戦の競馬は全くしていませんから、距離延長も問題ないでしょう。

ここはアドレとアカネサス2頭軸で道営馬に流して・・・って気が早すぎですかね(笑)

2着も横山武史騎手で親子ワンツーでしたが、このレースは勝ち馬だけで良いと思います。

8/4(土) 新潟5R 芝1600m

レース結果

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この日一番楽しみにしていたレースだったのですが・・・ソルドラード、負けてしまいましたね。
レイデオロ、レイエンダの下で種牡馬はロードカナロアに変わって。
単勝1.1倍はさすがにやりすぎだろう、と予想記事でも書きましたが、調教の動き、仕上がり状態に素質面を比較してこのメンバーでこんな取りこぼし方をするというのは意外でしたね。

負け方も、スタート立ち遅れて後方からの競馬になったのはまだ仕方ないとしても、勝負どころからの反応もあまり良くなく、直線もなかなか伸びず。
まぁ1000m62.8秒のスローペースで、この馬自身上がり33.1秒の脚は使っていますので致し方ないとも思えますし、ラスト200m、ようやくエンジンが掛かって鋭く追い込んだ点は評価できますが、現時点でお兄さんたちと比べるのは可哀相な感じでしょうか。。。

勝った②サムシングジャストもなかなかの素質を感じていた馬でしたが、好スタートからインポケットを追走。
こちらも速い上がりのレースに持ち込んでしぶとく粘っていた逃げ馬をなかなか交わすことができませんでしたが、ラスト200m、狭い内ラチ沿い狭いところを抜ける根性も見せましたし、良い勝ち方でしたね。
距離はもう少し短い方が良いと思いますが、なにしろソルドラードに勝ったわけですから、注目して見て行きましょう。 
 

8/4(土) 小倉5R 芝1200m

レース結果

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このレース、勝ったのは最終オッズは2倍台に落ち着きましたが圧倒的な1番人気に支持されていた⑫ミヤジシルフィード。

②ブルベアイリーデが引っ張ったペースは新馬戦としてはかなり速い600m34.1秒。
それを外目の4番手で追走すると4コーナー手前で早くも先頭に並びかけ、ラスト100m辺りで粘る逃げ馬を完全に振り切って外から追い込んできた③アールグランツも抑えて快勝と言って良いでしょう。

タイム的にも2~4着馬は次走も注目だと思いますが、最終的に4着だったブルベアイリーデが今週末ダート1000mの未勝利戦に出るようですね。
ダート替わりがどうかですが、あれだけのスピードですから1000mも問題ないでしょうし、ラスト1ハロンまでは粘っていましたから距離短縮でより良さが出そうです。

 

8/5(日) 札幌5R 芝1800m

レース結果

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新馬戦らしく、かなりバラバラっとしたスタートでしたが、ただ1頭まともに出た⑥ラギッドがハナを切るとスローペースに落とします。
800m51.9秒、1000m64.7秒ですからクラージュゲリエの新馬戦ほどではないですがこれもかなりのスロー。

実際、ラスト3ハロン11秒台のラップが続く典型的なヨーイドンの競馬になり、 4角先頭のラギッドとインポケットからこれに付いていった①アドマイヤリープラが2着、3着に流れ込んだだけのレースだったのですが、これらを後方から差し切ったのはまたしてもモレイラ騎手の1番人気馬⑩モンテアーサー。

この馬は無理やり抑え込む感じではなく、出遅れて後方からゆったりマイペースで進めると、残り3F辺りから徐々に進出を開始し、やはり400m辺りでスパートすると、大外を回しながら直線に入り、最後まで豪快に伸び切ってゴール。
ゼンノロブロイ✕シンボリクリスエスという血統の馬にスローの新馬戦でこんな追い込みを見せられてしまうともう何を信じてよいのか分からなくなってしまいますが。。。さすがモレイラ騎手という一言に付きますね。

実は私の本命馬⑨カッシーニも同じような位置から4コーナーは勝ち馬と一緒に上がっていって直線でも一瞬伸びかけたのですが最後パタッと止まってしまい6着。
こちらはルーラーシップ産駒ですし叩きながら、かつダート替わりで狙いたい印象。

予想記事でも書いたように札幌芝1800mにしては小粒なメンバー構成でしたので、注目馬も現時点では特にいないかなと思います。 

8/5(日) 新潟5R 芝1800m

レース結果

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いやぁ、毎年話題になる血統ですが、これは③ドナアトラエンテが結構強いレースをしましたね。
ドナブリーニとディープインパクトの牝馬ということで、ジェンティルドンナの全妹にあたるわけですが、圧倒的1番人気に応えて見事な勝利でした。

新馬戦らしい1000m64.6秒のスローペースを中団で追走すると、直線なかなか抜け出せずにヒヤヒヤしましたが、ラスト200m辺りできっちり抜け出して快勝。
今後も重賞戦線を賑わして欲しい良血馬ですし、兄弟を見ていると新馬戦勝ってもその後順調さを欠いてしまう印象の血統ですので、怪我なく順調に行ってほしいですね。

2着が同着ということでしたが、①スマイルスターは好スタートからインポケットでじっとしていた福永騎手らしい好騎乗。
②マイディアライフはまたまたジャスタウェイ産駒ですね。
叩いて良くなりそうですし、次は確実に・・・と思ったら放牧出してしまったんですね。

4着⑤ブラックアイドタフは向う正面で早目に動いた分末が甘くなってしまった印象で、田辺騎手らしい積極的な騎乗が裏目に出ましたかね。
ただ、人気よりは走っていますし、これも好走したと評価して良いでしょう。

 

8/5(日) 新潟6R 芝1400m

レース結果

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このレースは⑪ベルスールが持ったままの圧勝でしたね。
 好スタートからハナは⑬ニシノドレッシーに譲りましたが、2番手でがっちりこれをマークすると、終始引っ張りきれないほどの手応えで追走。

直線では少し手綱を緩めた程度だったと思いますが、あっという間に逃げ馬を交わしさり、後続に影も踏ませぬままの大楽勝。
お姉さんのヴゼットジョリーは新潟2歳Sを勝ちましたが、これだけ前進気勢が強いとマイルはさすがに厳しいですかねぇ・・・使い方が難しそう、と思っていたらいったん放牧に出されたようですね。

現時点でもタレント揃いな2歳牝馬路線ですが、距離がマイルまでこなせるようなら、この馬も重賞で面白い存在になりそうです。

私が本命に期待した⑰ユナカイトは、内回り1400mですからポジションが後ろ過ぎましたかね。。。
逃げ粘るニシノドレッシーを交わすのが精一杯という感じでした。

逃げたニシノドレッシーも早々に交わされた後も最後までよく粘っていて頑張りましたね。
個人的には、4着の⑩シゲルアコヤガイ(単勝万馬券)を抑えられるんならこっちも買っておけよ、と反省です。。。

8/5(日) 小倉5R 芝1800m

レース結果

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今日のタイトルにも書きましたが、とにかくこのレースですね。
中・長距離で時計はあまり気にしなくて良いとは思うのですが、それにしても小倉で、しかも1000m61.9秒とそこまでのハイペースでは無い流れで1.48.7は速いですね。

コースが違うので単純な比較はできませんが、函館で61.3秒のペースを自ら刻んで1.48.3で逃げ切り勝ちしたウィクトーリアや先週新潟で1.48.4(1000mのレースラップは61.9秒)で勝ったホウオウサーベルと、少なくとも同じくらいの評価ができるのではないでしょうか。

スタートから好位に付けられるスピード、そこでの折り合い、勝負どころでの反応にコーナーワーク、直線でのダイナミックな走り。さらに時計の裏付け。
現時点で求められる資質は全てクリアしており(これだけ強いと馬込みで競馬する経験とかしばらく必要は無いでしょう・・・)、とりあえず2歳GⅠはこの馬で仕方ないと思えるほどのインパクトを、個人的には受けました。

ジャスタウェイ産駒で中内田厩舎、金子真人さんというだけでも2歳GⅠやクラシックへ向けて期待が高まってしまうわけですが、次走は引き続き浜中騎手で野路菊Sの予定だとか。

ちょっと気が早すぎるかもしれませんが、この馬が順当に勝ち進んでクラシックでも上位人気に支持されるようであれば、今年のダノンプレミアムでの経験が中内田厩舎にとってもプラスに働くのではないかという気がします。
この馬に関してもまずは怪我なく、順調に大レースに駒を進めて欲しいと思います。

逃げ・先行タイプの勝ち馬が強すぎるとヒモが狂うという典型的なパターンではありましたが、2着の⑯プラネットアースはそもそも人気がなさすぎた感じでしょうか。
大外枠ですし、ダイワメジャー産駒で仕上がりも悪くなく、手許の「競馬エイト」だと単勝15.6倍想定の馬なのですが・・・
軽視していた人気馬⑤サトノバリオスが3着に入って3連複を外してしまったため、ソコソコ付く馬単が来てくれたのが馬券的にもありがたかったです。

その軽視していたディープ産駒のサトノバリオスですが、ラストは素質馬らしい能力の一端を感じさせる末脚でしたね。
2着は確保したかったというのが本音でしょうが、まだ幼いところがあるようなので成長すれば楽しみです。

 2着以下の評価がちょっと難しいですが、とにかくヴェロックスは楽しみです。

 

8/5(日) 小倉6R 芝1200m

レース結果

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いきなりの落差ですが、このレースは2頭だけに印を打って、◎→○の順番で入りましたのでまぁ良かったのではないでしょうか、というそれ以上のコメントは出てこないですね(笑)。

勝ち馬は9秒2というなかなかの勝ちタイムで2着もほぼ相手は1頭だと思っていた⑧グレーフインソニアが入りましたが、ちょっと意外だったのは3着の①トシエ。

正直全くのノーマークでしたが、あわや2着があるかというような好走で、オルフェの買いどころは本当に分からないなぁという感じですね。
この馬と追い切りで併せていたジャスパーエイトが先週末未勝利戦で3着に敗れてしまいましたが、あの馬はなんとか勝ち上がってほしいなぁ。。。

 

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ということで、今週は2週分振り返ることが出来ました。

昨日の記事でも触れましたが、この開催になって全体的に楽しみな馬が増えてきましたね。
新馬戦の予想・回顧を今後の2歳未勝利戦、オープン、重賞等の予想に少しでも役立てて参りたいと思います。

 

それでは、今週末は妻の実家に(ようやく・・・)行く予定なのでブログのアップは最小限になってしまうかと思いますが、明日・明後日とまた楽しみな週末がやって来ます。

 

最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。