こんばんは。仕事で使用するノートPCが新しくなってテンションが上がりまくっているumassyです。
メーカーとしてはDELLからNECに変わったんですが、そもそも5~6年ぶりのPC入れ替えだったので(物理的に)軽いわスペックも上がったので快適だわでもう最高です。
ということで、嬉しすぎて今年度の新馬戦データの記事もあっという間に書き終わってしまいました(笑)。
2回か3回に分けることになりそうですが、まずは騎手データを中心にご紹介したいと思います。
昨年度(2017-18シーズン)のデータは「はてなぶろぐ」移籍後に書いていますので、トレンドの変化等ご確認いただきたい方は↓をご参照ください。
なお、データ集計の対象は2018年6月2日~8月12日の新馬戦全てで芝70レース、ダート10レースの計80レース。
ここまでに計984頭、先週末を含めれば1000頭以上が既にデビューを迎えているわけですね。
データ集計はソフトがやってくれますが、印の入力やデータ抽出は私の手作業ですので、万が一誤りがありましたら申し訳ございません。
ということで、早速参りましょう。
新馬戦騎手データ
ランキング(芝+ダート全レース)
まずは相変わらず私の個人的な趣味から入らせていただきますが(笑)、新馬戦リーディングジョッキー争いから。
早くもデムーロ、ルメール両騎手が抜け出しかけていますが、まだ混戦状態と表現して良いでしょうか。
ミルコ騎手が勝率44.4%で単回値87、ルメール騎手が複勝率66.7%で複回値68と、ターゲット計算間違いしてるんじゃないかと心配になってしまいますが、なんとミルコ騎手の単勝オッズが平均198円、ルメール騎手の複勝オッズが平均117円だそうで・・・
少なくとも単複を買って儲けるのは非常に難しそうですが、新馬戦を予想する上で馬券から外すことはできない2人ですね。
(新馬戦に限った話ではありませんが。。。)
ルメール騎手が人気ほど勝ちきれていない印象ですので、2~3番人気辺りの単勝が美味しいのかもしれないというのは言えますでしょうか。
3位の福永騎手も昨年とほぼ同じ位置ですが、単回値が素晴らしいですね。
アドマイヤジャスタに勝ったブレイキングドーン、ダノンチェイサー・ブラヴァスに勝ったカテドラルなど、「ここで来るのかぁ」という所で存在感を見せている印象です。
昨年までのランキングと比較して注目したいのが、5位の石川裕紀人騎手と11位の戸崎騎手。
石川騎手は予想記事でも再三触れてきているように、今年とにかく活躍が目立ちますよね。
6月4勝2着1回とロケットスタートを決めたあとは実はあまり勝っていなくて、ただ単に6月相沢厩舎が調子良かっただけなんじゃ・・・という説もあったりなかったりしますが、集計範囲外の先週末も2着→1着でしたし、この勢いがどこまで続くのか注目です。
(ちなみに、5勝の内訳は相沢厩舎4勝の手塚厩舎1勝。先週末の1勝も手塚厩舎でこのコンビは【2 1 0 0】なんですね。もっと早く気づくべきだった。。。)
そして、深刻なのが戸崎騎手。
昨年はデムルメ、福永に次ぐ「四天王」的な扱いをしていたかと思うのですが、ちょっと出遅れてしまっています。
ただ、個人的にこれは単純に馬質が下がっているのではないかなぁという気がしなくもないのですよね。
私の印がどこまで信頼できるかは別ですが、戸崎騎手が乗った19頭中、私が本命を打ったのはたったの1頭(7/1 シティーオブスターで結果は3番人気4着)。多分とらじろさんも同じようなものだと思います。
(先週末、戸崎騎手本命で見事勝利されてましたね。)
それでいてジョッキーの名前で買われてしまうのか、平均人気は2.9。
何となくこの流れはしばらく続く気がしますので、人気で飛んでくれることを期待したほうが馬券戦略的には良いかなと思っています。
これについては、2つほど掘り下げたデータをご紹介しますね。
戸崎騎手✕生産者データ(2016-17シーズン以降)
まずはノーザンF生産馬にどの程度乗って、どの程度勝っているか。
ご覧の通り、2016-17シーズンは全10勝のうち6勝をノーザンF生産馬で稼いでいました。
ただ、33頭ものノーザン馬に騎乗していて、勝率18%の単回値57というのはちょっと気になりますよね。
ということで、2017-18シーズンはちょっと乗り鞍自体減ってしまって19鞍。
その中では4勝ということで頑張ったとも言えるのですが。。。
これを受けて・・・今年の結果です。
まだ始まったばかりではあるのですが、今のところノーザンF生産馬で1勝もしていないのですね。
(先週末に勝ったのも非ノーザン。)
現時点で9鞍で数としてはソコソコ乗っているとは思うのですが、(上記表には入れていないのですが)ノーザンにしては平均人気2.6と低いのも気になります。
戸崎騎手✕馬主データ(2016-17シーズン以降)
もしかしたらこちらの方が分かりやすいかもしれませんね。馬主データです。
ノーザン系クラブ法人に注目して見てみると、16-17シーズンはサンデーR、シルクR、キャロットFに結構乗っていた事が分かりますね。
ただ、サンデーRは平均人気2.0、シルクは平均人気3.0、キャッロトに至っては平均人気1.8と軒並み人気を集めながら各1勝、1勝、0勝。。。
やはり単回値が非常に低いです。
すると、17-18シーズンはある変化が。
シルクの馬にはまだ6頭ほど乗っていますが、サンデーレーシング3頭のキャロットファーム1頭ですから、率直に言って全然乗せてもらえていないですね。
(ご存知の通り、いわゆる「マイネル軍団」や社台Fの・ノーザンF系の一口馬主クラブは、騎手選びに相当口を出すと言われています。)
そのシルクも1勝のみですし、11月に乗ったのが最後だったようです。
(それ以降芝のレースが少なくなるのもあるかもしれませんが。。。)
そして、今シーズンです。
まだ2ヶ月余りですが、たまたまの巡り合わせとかでは・・・無いのでしょうね。
これはあくまで新馬戦だけの数字で、戸崎騎手自体は今年も関東リーディング独走中ですし、シルクの馬にも引き続き数多く乗ってはいるのですが、その辺りも含めて今後どうなっていくのか、ちょっと興味深いところです。
何故こんなデータ取ってみたかと言うと明らかな違和感を感じていたからですね。
グロリアーナの新馬戦の時も、こんなコメントをしていました。
ノーザンF、キムテツ厩舎で戸崎騎手ではなく石橋脩騎手が乗るというのはなんとも言えない感慨がありますが、去年から今年にかけて、その辺りの流れも明確に変わりつつありますね。
7/8(日)の新馬戦予想 中京5Rに大・大・大注目です! - 人生は競馬と共に
ちょうど、先週末とらじろさんも予想記事の中でもふとつぶやかれてましたね。
気になる中では戸崎さんの⑦。あれノーザン乗ってないんですね。⑦はトーセンロレンス産駒でほとんど出走がないんですが、動きだけは良い。騎手合わせて切りましたが、人気してないなら押さえてよさそう。
このレース、ノーザンF生産馬が3頭もいて、馬主は④プロスペリティ(石川裕紀人騎手、1番人気1着)がキャロットF、⑧ミリオンスターズ(北村宏司騎手、3番人気2着)がG1レーシング、⑪ラバーブ(内田騎手、5番人気11着)が吉田勝己さん。
他にも白老F生産で外厩ノーザンFしがらきの⑤サルトアトランテ(石橋脩騎手、4番人気3着)の馬主がシルク。
戸崎騎手は⑦トーセンジェードに騎乗して、6人気10着という結果でした。
結果を見てもノーザン育成馬が1~3着ですから、この辺りの馬に乗せてもらえなければ勝ち鞍は減りますよね。。。
まぁこの話題はこの辺で。
ジョッキーの起用に関しては色々と「大人の事情」があるのでしょう。
(おまけ)新馬戦予想印データ
ということで、騎手の話題だけでかなり長くなってしまいましたので今日はこの辺で。
おまけで私めの予想印データをご紹介させてください。
・・・これは単勝勝負企画が失敗するわけですよね。。。
とにかく本命馬が全然勝ってないですね。戸崎騎手の勝率のこととか文句言っている場合ではなかったです(笑)。
複勝率は辛うじて対抗馬より上。
その意味では3連複中心の本来の馬券スタイルに戻した事で収支も上向きましたし、その判断は正しかったのかなと思いますが、それでももっと上げていかなければなりませんね。
予想の精度を上げるのはもちろんですが、当面の対策として◎、○2頭軸フォーメーションの導入なども(オッズ次第では▲も入れた3頭軸も)レースに応じて取り入れてみようかな、なんて考えてもいます。
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そんなわけで、新馬戦データまとめの第1弾、騎手編でした。あまり皆様にとっては役立たないデータなのかもしれませんが。。。
次回データをまとめる時は、「デム・ルメ」を掘り下げてみたりとかも企画しています。もしリクエスト等ありましたら、Twitterかコメント欄まで(笑)。
次は恐らく一般的にもニーズがありそうな種牡馬編で、今週中にはアップ予定ですので、またお読み頂けたら嬉しいです。
それでは、最後までお読み頂き、誠に有難うございました。