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中央競馬の新馬戦・重賞を中心に、競馬について気ままに書いていきます。

【新馬戦データ】2018年6月~8月12日(日)の新馬戦データまとめ③ 生産者、馬主などごく簡単に。

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こんばんは、umassyです。

この前の記事にも書いたのですが、先週末、日曜日から今週火曜日まで3日間家族旅行に行って参りました。

夏休み前から北海道だ沖縄だと色々プランを立てていたのですが、小さな子供が2人いることと現実的に仕事を休めるのは2日程度という事情もあり、箱根でゆっくり過ごすだけという形に。
2日目丸一日ユネッサンで過ごしたり、小田原で鰻を食べたり、かまぼこ工場で子供たちと体験プログラムを楽しんだりと、大いにリフレッシュすることが出来ました。

特に鈴廣さんのかまぼこ工場はお子様連れで箱根方面に行かれる方には本当におすすめなので、機会がありましたら是非ご検討ください(笑)。

 

ということで、今週末に向けて「短期放牧」効果を発揮すべく頑張りたいところですが、中途半端で終わっていた新馬戦データ記事の続きだけアップしておきたいと思います。

正直、今日の項目はあまり予想に役立たない個人的な趣味というか、与太話に近いテーマですので軽くお読みいただけますと幸いです。

 

それでは参りましょう。

新馬戦生産者別データ

ランキング

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この項目はただの確認作業ですね。
ノーザンFが圧倒的に強い。
さすがに今年はベタ買いでプラスという所までは行っていませんが、それでも全馬買って勝率24.2%の単回値83というのは凄い数字です。

ノーザンに関しては(外厩や育成関連も含めて)とらじろさんが折に触れ詳しくご紹介されていますので、私の方はこんなところで。

それ以外、この段階だと色々な生産者がランクインしてきて面白いですね。
個人牧場っぽい名前もチラホラ見受けられますが、Shall Farmが2戦2勝と素晴らしいです(ファンタジスト2番人気1着にビッグピクチャー1番人気1着)。
ちなみに日高の(たぶん)小規模な生産者で、マル外ではありません。

いつも名前があるところでは、社台がヤバいですね。単回値8って(笑)。
白老Fも昨年は非常に好調だったのですが全然です。

ビッグレッドFが24戦して3着1回のみで完全にランキング外というのも、後で出てくる馬主ランキングとも絡みますが今年の特徴ですね。


新馬戦馬主別データ

ランキング

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続いて、馬主別のランキングをご紹介します。
昨年も同じような形で色分けしていたのですが、説明を付けました。ぱっと見てお分かりの通り、ノーザンF系の一口クラブ法人が非常に強いです。
こりゃ人気出るわけですね。。。

3位の吉田勝己さんの所有馬も当然のことながらすべてノーザンF生産馬ですから、もう何と言ったらよいのか・・・唯一対抗できるとしたら金子真人さんということで、現在の競馬界の縮図をみるような新馬戦データです(笑)。

さて、ここで言いたいメッセージはただ一つで、
「マイネル軍団」、とりわけラフィアンが絶不調
ということです(先週末まででも【0-3-1-33】、複回値44)。

このあと、少し詳しいデータをお見せしますが、これは本当にどうしちゃったのでしょう・・・
かなり広く、総帥名義やコスモヴューFやラフィアン名義、果ては(「マイネル軍団」とは全く関係ありませんが兄弟ってことで)岡田牧雄さんやノルマンディー、岡田スタッド名義まで入れてもウインの1勝のみ。


ずいぶん長いこと競馬を見てきていますが、もしも今週末も勝てず、夏競馬終了時点でラフィアンが未勝利となるとちょっとした事件と呼んでも差し支えないのではないでしょうか。

 

ラフィアン月別成績

ということで、ラフィアンの月別データを3年分ほど抽出してみました。
targetには「夏競馬・秋競馬・春競馬」という便利な項目分けがあるので、その部分を抜粋したのがこちら。

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「春競馬」イコール3歳戦ですね。

御覧の通り、夏競馬がラフィアンの稼ぎ場で、単回値・複回値が優秀なことから分かる通り、素質的にはやや見劣りする馬でもとにかく良く走るのがこの時期の特徴。
これだけ見ても、今年の状況がかなり特殊というのはお分かり頂けるかと思いますし、この「夏のラフィアンを狙う」という定石ともいえる馬券戦術が全くヒットしなかったのは馬券を買ううえでも苦しかったですね。

 

上記は3年分だけですが、直近だと、と言っても7年ほど遡るのですが、2011-12シーズンが実は結構危なくて、夏競馬トータルが【1-6-1-33】と辛うじて1勝のみ。ただしこの時も複回値は139ですから今年とは全然中身が違います。

そのほか、結構遡って調べましたが、夏競馬終了時点で1勝しかしていない年はいくつかあるものの、もしこのまま0勝となると恐らく初めて、もしくはそれに近いのではないでしょうか。

一口馬主については近いうちにまとまった記事を書く予定ですが、とにかくこのクラブは岡田総帥の相馬眼と育成段階からガンガン育てて早い段階から新馬戦・2歳戦で稼ぎまくるという明確な方針に支えられている法人と理解しています。
(一口クラブの分類としては、自前で生産する馬と買ってきた馬とのバランス型とか折衷型とか表現されることが多いです。)

大手生産者が外厩を含む育成施設への投資を強化して、年々期待馬の使い出しが早くなっている風潮に鑑みると、そしてあまり考えたくないですが総帥も永遠にお元気なわけではないことを考えると、マイネル軍団の「コア・コンピタンス」が失われていく流れは致し方ないのかもしれないなぁ、なんて勝手に感傷的になってしまったり。。。

 

いずれにせよ、今週末(確か5頭ほど出るはずの)ラフィアンが新馬戦で勝てるのかどうか。たぶん日本中で私くらいのものと思いますが(笑)、大いに注目しながら見たいと思います。

 

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ということで、生産者別データと馬主別データを見てまいりました。
もう少し新馬戦が進んだタイミングでノーザン関係は深堀りしたいと思いますが、今回はデータのご紹介のみで。

新馬戦の回顧がたまってしまっていますが、ちょっと明日の更新は厳しそうですので、次は土曜日の新馬戦予想記事になるかと思います。

また、お読みいただけたら嬉しいです。

本日も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。