人生は競馬と共に

中央競馬の新馬戦・重賞を中心に、競馬について気ままに書いていきます。

【新馬戦回顧】9月15日週の振り返り この週はクリソベリルですね。

f:id:umassy:20180809064631j:plain

こんにちは、umassyです。


ついこの間まで暑い暑いと文句を言っていた気がするのですが、もはや(スーツの)上着がないと風邪ひいちゃうくらいの寒さですね・・・

明日以降また少し気温が上がる予報にはなっているのですが、台風もまた近づいてきているようで。。。開催最終日&秋のGⅠシーズン開幕週は東西とも道悪競馬が避けられそうもなく、ちょっと残念ですね。

 

さて、先々週末の新馬戦回顧ということで、3連休3日間連続開催の振り返りですね。
ビーチサンバ、ルモンド、クリソベリルなどの素質馬が無事に初戦をクリアした一方で波乱も目立った3日間でしたが、早速見て参りましょう。


↓予想記事です。3日間開催は長い・・・

9/15(土)阪神5R 芝1600m

レース結果

f:id:umassy:20180927085722p:plainSペース 600m37.3秒-800m50.4秒 レース上り33.5
勝ち馬4角位置:3番手外

コメント

非常に堅い決着となったレースですが、ここは圧倒的な人気を集めた2頭、とりわけ⑨ビーチサンバの能力が抜けていましたね。 
「スケベ心」で本命にした⑤ナムラマッチェリも逃げて3着と健闘しましたが、「2強」には敵わなかったということで、負けて悔いなしだと思いますし個人的な予想としても、馬券は外れましたがこれで間違っていなかったと思います。

前半は6番手でじっくり進め、3~4コーナーで進出すると4角では前の馬に並びかけてそのまま押し切り。
オーロトラジェも外からこれを追いますが差は縮まらずで、本当に力通りの結果だったと思います。

勝ったビーチサンバは当然500万なら主役級で、オーロトラジェも未勝利なら当然注目馬になりますが、内枠に入った場合にはちょっと嫌いたいかもしれません。

4角で先頭に並びかけるシーンがあった⑩メイショウラッシュも、叩いた効果とダート替わりで狙いたい1頭です。

9/15(土)中山5R 芝1600m

レース結果

f:id:umassy:20180924104534p:plain

Sペース 600m37.5秒-800m49.6秒 レース上り35.4
勝ち馬4角位置:先頭

コメント

前半4Fは阪神5Rとほぼ同じなのですが、レースの上りを見れば分かる通り、そこからが全く別でしたね。
外から⑬ブルーグローブが一気に捲って先頭を奪い、逃げていた私の本命馬⑧カワイイスイーパーも抵抗して付いていったことで一気にロンスパ合戦に。

下り坂で勢いがついて、外から掛かり気味に行く馬が出るとこういう流れになりやすいのですよね。
新馬戦としては逃げ馬に厳しい流れになってしまったのは事実ですが、このまま押し切ってしまったブルーグローブは想像以上の強さだったというか、持ち味を活かした戸崎騎手の好騎乗だったと言うべきなのでしょうか。

渋った馬場に時計も上りもかかる展開がハマッたのは確かですが、内から⑤ショートボブに迫られてもうひと伸びした脚はなかなかのもので、暮れの中山あたりで改めて買ってみたいですね。

あとは流れも特殊でメンバーレベルも微妙でしたから特に注目馬はいませんが、強いて言えばこれが良い経験になればという意味で8着に敗れたカワイイスイーパーでしょうか。
 

9/15(土)中山6R ダ1200m

レース結果

f:id:umassy:20180924104748p:plain

Hペース 600m34.4秒-800m47.1秒 レース上り37.9
勝ち馬4角位置:先頭

コメント

レースが終わった瞬間に twitterでも呟きましたが、藤田菜七子騎手の記念すべき新馬戦初勝利ですね。
果敢に逃げて、脚抜きが良いダートとはいえ前半34.4秒のハイペース。

この馬の上りがそのままレースの上りでもあるわけですが、後半37.9秒の超前傾ラップを何とか凌いでの勝利。稍重とはいえ新馬戦で勝ちタイム1分12秒3って凄いですね。
結果的に、4コーナー出口で一気に後続との差を拡げてしまったのも奏功しましたか。

スタート勘の良さと減量の恩恵をフルに活かした勝利で、本当にお見事でした。

これを先行集団から早めに2番手に上がって追っていった本命馬⑬サニーストームも普通なら勝てていた競馬で、次走はよほど強い馬が出ていない限りチャンスでしょう。

4着馬⑩セイウンコービーは今週末の中山に出走を予定しているようで、中1週で再度の輸送さえクリアできれば面白そうですね。

 

9/16(日)阪神5R 芝1800m

レース結果

f:id:umassy:20180924110702p:plain

Sペース 800m49.8秒-1000m62.9秒 レース上り35.0
勝ち馬4角位置:3番手外

コメント

「2強」ムードかなと思っていた新馬戦ですが、最終的には1.8倍の圧倒的人気に支持された⑨ルモンドがきっちり勝ち切った、という印象のレースでしたね。
レース自体はスローからのラスト3F上り勝負、好位からきっちり抜け出したルモンドのレースセンスの良さと末脚の確かさが光った印象でそれほどのインパクトはありませんでしたが、川田騎手のコメントにあったとおり、まずは1勝できたということで良かったのでしょう。

⑦ヒロシゲヨッシーはさすがジャスウェイ産駒という感じで健闘しましたし、前述の②フランクリンと3着馬④ハリスホークも前に行った2頭を交わしていますから上々のデビュー戦でしょう。

フランクリンは予想記事でもコメントしたように、仕上がりがまだまだに映っただけにこれから良くなるでしょうし、ハリスホークは調教通りのフットワークで、芝も全く問題なさそうですね。
この2頭はしばらく追いかけたいと思います。

9/16(日)中山5R 芝1800m

レース結果

f:id:umassy:20180924110907p:plain

Sペース 800m51.4秒-1000m64.1秒 レース上り34.8
勝ち馬4角位置:3番手イン

コメント

これは・・・大荒れでしたね。。。
内の2頭が非常に上手く先行して①マジックパフォームがハナの③サルウェーテが2番手で1コーナーに入る前で隊列が決まってしまい、外から先行していく馬が1頭もいませんでした。

新馬戦では非常に珍しい流れで(超スロー自体は全く珍しくも何ともありませんが。)、②サルウェーテも内から前2頭を追いかけて3番手のポジションを取って向こう正面に。
特に捲ったり積極的に動いていく馬も出てこず、ラスト3Fの上り勝負になって前3頭での決着。

前に行った3頭がしっかり脚を使えたのも確かですし、後ろから差し切るだけの脚を持っていなかったのも確かですが、レース上りが34.8秒で、上り最速の34.1秒を使った⑨インテンスライトでも2馬身半差の3着ですから、後ろの馬たちには何もできない流れでしたね。。。

本命に期待した⑫フォーコーナーズはもしかして距離かなぁと思いきや、次走は東京2000mとか。そうなのですか・・・
あとは7着に敗れてしまいましたが、対抗に期待していた⑪フォーエロは3~4コーナーで上がっていった脚に見どころがありましたので、これも気長に見ていきたいところですね。

9/17(月)阪神5R 芝1400m

レース結果

f:id:umassy:20180924111215p:plain

Hペース 600m34.0秒-800m45.6秒 レース上り36.3
勝ち馬4角位置:3番手外

コメント

このレースは圧倒的1番人気だった⑥レッドルゼルで堅いだろうと考えていたのですが・・・まさかの暴走→自滅。。。

内からポンと好スタートを切った①メイショウオニテを追いかけて、2番手で我慢することはどうしても出来なかったのですかね・・・1200mでもハイペースかなと思う様な流れで、これは暴走という表現を使っても差し支えないでしょう。
今年の北村友一騎手は本当に良い馬に乗っていて、結果も出しているのですが、、、個人的に、なんとも相性が悪いです。。。

まぁ私の馬券の話は置いておいてもこれは全くのノーカンで良いと思いますし、メイショウオニテは9着に沈んでいますから能力は示してくれたと思います。

ただ、展開に恵まれたとはいえ上位2頭はなかなか強かったですね。
勝ったニホンピロヘンソンは伏兵で私もノーマークでしたが、好位のインから直線抜けてくるセンスの良さが光りましたし、2着のクオンタムシフトも直線は(置かれていた2頭は除いて)最後方から追い込んでよく2着に入りました。

9/17(月)阪神6R ダ1800m

レース結果

f:id:umassy:20180924111406p:plain

Mペース 800m51.2秒-1000m64.2秒 レース上り38.2
勝ち馬4角位置:先頭

コメント

予想記事でもコメントした通り、実質3頭立ての競馬で、結果も予想印の通りで入りましたが、とにかく⑨クリソベリルの強さが際立ちました。

スタートやや立ち遅れましたが慌てず騒がず中団待機。
3~4コーナーから楽にひと捲りするとそのまま圧勝。予想記事にも書きましたが、調教を見た印象通り、積んでいるエンジンが他馬とはまるで違う印象でしたね。
とにかくこれから先楽しみな馬で、このレースは以上で良いでしょう。

9/17(月)中山5R 芝1200m

レース結果

f:id:umassy:20180924111728p:plain

Hペース 600m33.9秒-800m45.6秒 レース上り35.9
勝ち馬4角位置:4~5番手外

コメント

ようやく最後のレースですが、ここは人気に応えて田辺騎手の⑤ケンデュークがきっちり勝ち切りましたね。

新馬戦としては結構なハイペースでしたが、前半置かれながらも先団の直後で追走し、3~4コーナーにかけて外から上がっていくと、ギリギリまで粘った①バカラクイーンをゴール前で捉えました。

この展開でよく粘ったバカラクイーンが次走注目馬でしょうか。前日に続いて蛯名騎手が内枠を上手に捌いた印象でした。

3・4着馬はもう・・・展開のアヤとしか言いようがないですが、荒れましたね。

 

 ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆

ということで、やっぱり3日間開催は長いですよね。。。

たぶん、自分が学生だったり、独身でしっかり三連休休める仕事に就いていたり、とかだったら大歓迎だったと思うのですが・・・個人的にはどうなのかなぁという感じです。

競馬関係者にも負担でしょうし、売り上げのためにそこまでするのもなぁと思うのですが、皆様は如何でしたでしょうか。

 

予定通り、今週はあと1記事、先週末の新馬戦回顧記事も明日アップできそうですので、またお読みいただけたら嬉しいです。

 

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。