人生は競馬と共に

中央競馬の新馬戦・重賞を中心に、競馬について気ままに書いていきます。

【新馬戦回顧】9/29週の振り返り 武豊騎手の3999勝目も。

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お早うございます、umassyです。

先週に続いて台風が接近する日本列島ですが、今回はそれほどお天気に影響ないようですね、、、と書こうと思っていたら、朝から結構雨降ってますね。。。

火曜日に競馬があったということもあり、もう明日から競馬なのかぁ、と不思議な感じですが、明日東京・京都開催が始まりいよいよ秋競馬本番。
三連休三日間連続開催で毎日重賞がありますし、月曜日にはルヴァンスレーヴ、ゴールドドリームにノンコノユメなど豪華メンバーが揃う南部杯も。

おまけに日曜の夜には凱旋門賞もあって競馬ファンにはたまらない3連休となりそうですが、その前に先週末の新馬戦だけ回顧してしまいたいと思います。
(思わぬ形で10月に1レースだけかかってしまいましたが、データまとめ上は火曜日のレースまでを9月末までの新馬戦として取り扱います。)

それでは早速参りましょう。 

 

↓予想記事です。外れた白山大賞典の予想は見ないでね(笑)

 

9/29(土)阪神5R 芝1800m

結果

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800m 49.3秒 1000m 62.2秒
(Mペース)レース上がり:36.0秒
勝ち馬4角位置:7~8番手外

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このレースは、何と言っても武豊騎手ですよね。
1番人気⑦サトノルークス、2番人気⑪アールジオール、3番人気②ヴァリアント、さらには4番人気③サラミスと仕上がりの良さそうな素質馬が揃っていたこともあり、あとキーファーズ&武豊騎手のコンビということもあって(ゴメンナサイ・・・)無印にしてしまっていましたが、4000勝へのカウントダウンに入ったユタカさんの気合を甘く見ていました。。。

この馬自体、新馬戦としてはやや速い流れの中外枠も利して中団の外目をスムーズに追走し、3~4コーナーも外から良い感じで進出、直線しっかり伸びて素晴らしい勝利ではあったのですが、それにしても。

先日、「武豊騎手は新馬戦でできるかぎりステッキを使わない(馬が競馬を嫌いになっちゃわないように)」という話をブログかtwitterで書いたばかりだったのですが、まぁ気合の左ムチがビシビシ飛ぶこと(笑)。

坂下で1発。さらに前を射程に捉えてから2発、3発・・・はい、計10発ほど確認いたしました。。。
いや、本当に気迫を感じる好騎乗、好レースでございました。
これでついに3,999勝。「タケメーター」を「1」として偉業達成に繋げた訳です。

結果的に重の巧拙も出てしまった印象ですが、思いのほか頑張ったのが3着⑧マイネルウィルトスですね。
前に行った組で一番粘っていましたし、血統のイメージ通り長くしぶとい脚を使うタイプですので、ロンスパ合戦になりやすいローカルの芝ミドルなどで狙ってみたいところです。

有力どころだと2着馬⑦サトノルークスが上々のデビュー戦でしたので、次できっちり決めたいところ。
後の2頭は良馬場で改めて見てみたいなという感じでしょうか。

9/29(土)阪神6R ダ1800m

結果

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800m 50.3秒 1000m 63.4秒
(Sペース)レース上がり:37.5
勝ち馬4角位置:5~6番手外

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もう、ダメな日はこんなものなのかな、という・・・1番人気で私も本命だった⑪ノーヴァレンダがまさかの競争中止。。。
幸い大事には至らず、放牧にも出さずに2戦目を目指すということでその点では安心しましたが。
(いくら動きが良くても、この厩舎を新馬戦で本命にした私のセンスが無さ過ぎました・・・泣)

そして、皮肉なことに捻って相手に抜擢した⑥キンゲンが1着。
ショーグンネタをとらじろさんも書かれていて笑ってしまいましたが、スタート出遅れた以外は非常に優等生なレース内容で完勝でした。

最初のコーナーまでに中団まで押し上げると、スローペースも幸いしてそのまま好位でいったん脚を溜めながら追走することが出来ましたし、3~4コーナーで外から押し上げて前を射程に捉えると、直線力強く伸びて3馬身差の圧勝。

前述したノーヴァレンダの中止と⑦モズダッシュスターの思わぬ凡走で、正直なところ相手がいなくなってしまったのもあろうかと思いますが、見事な新馬勝ちでしたね。

このレースは以上ということで。。。

9/29(土)中山5R 芝1600m

結果

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600m 36.7秒 800m 49.1秒
(Sペース)レース上がり:35.1
勝ち馬4角位置:先頭

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このレースは、何とも評価しづらいですねぇ・・・
御覧の通り荒れたレースで、内容としては新馬戦らしく、スローペースからラスト3Fの上り勝負となり、逃げた⑥オトナノジジョウが最後までしっかり粘り切って勝ちました、以上という感じ。

スローだからと言ってどんな馬でも逃げ切り勝ち出来るわけではないですから、まず勝ち馬は褒めなければなりませんが、それ以上に脚を使える馬がいなかったというのも確かなところ。
人気馬2頭(ノーザンの⑤サトノルミナスと⑬パルスレート)が微妙だから、ということで伏兵(だと思っていた)⑫ワディアルヒタンを本命にしたところ、まさかの2番人気(9着の⑤とハナ差で仲良く10着…)だったわけですが、その辺りの人気馬が揃って馬券圏外。

一応1~3着馬全て△は打っていましたので、2着馬①ココフィーユ辺りを本命にしていれば取れなくはなかったのでしょうが・・・最内ですし多分どう予想してもこのレースは無理でしたね。
同馬は岩田騎手らしい、インから伸びて勝ち馬に詰め寄る好内容でした。

このレースに関しては現時点で次走に向けてどうこうという馬はいないかなと思います。。。

9/30(日)中山4R 芝1200m

結果

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600m 35.1秒 800m 46.9秒
(Mペース)レース上がり:35.2
勝ち馬4角位置:5~6番手中

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この週の的中はこの超堅いレース だけですか・・・
まぁ人気2頭の決着だったわけですが、2頭とも強かったですね。

スタートが揃いにくい新馬戦としてもバラバラにも程があるスタートで、1200m戦ですから一瞬で約半数がフルイにかけられてしまった感がありましたが、人気2頭は先行馬群のやや後方からの追走。

新馬戦としては比較的ペースが流れたこともあり、4角で前4頭ほど広がった直後の馬群にいた⑨フィルムフェストが、直線大外に出すと一気の瞬発力で先頭に躍り出て、そのまま押し切り勝ち。

いかにも中山や中京の芝1200mが向くタイプで、重馬場の新馬戦で1.10.3はかなり優秀なタイム。
2歳~3歳の間はマイルくらいまで挑戦の幅を広げるのだと思いますが、最終的にはスプリンターとしての資質を磨いてほしい1頭ですね。

2着の⑯ヴァッシュモンは、大外じゃなければ結構危なかったかもしれませんね・・・伸びてこないのではないかとヒヤヒヤしながら見ていましたが(複コロ2頭目だったので。笑)、川田騎手が上手くフィルムフェストの後ろを追うように進路を取り、最後は余裕で2着。

勝ち馬が強すぎただけで普通なら勝てていた内容でしたし、こちらは明らかにエンジンのかかりが遅くて東京向いてそうな雰囲気ですし、距離延長も問題なさそう。
在厩しているようですし、重馬場で走った疲れさえ残らなければまず次走確勝でしょう。

個人的には、馬券が馬連だったのでどちらでも良いと言えば良いのですが、▲だった人気薄の⑦テンノウザンが③着に入ってくれると気分が良かったですかね。
ただ、これは粘った⑤パリテソーロを褒めるべきでしょう。

こちらは東京どうかなぁという感じで・・・と思ったらやはり放牧ですね。
12月の中山できっちり仕上げて出てこれれば、これも注目したいところです。 

9/30(日)中山5R 芝1800m

結果

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800m 49.7秒 1000m 62.0秒
(Sペース)レース上がり:35.4
勝ち馬4角位置:4~5番手外

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好素質だけど仕上がり微妙な馬が揃ってたレースで、私はヴァイスカイザーからノーザン以外を相手に買っていましたが、結局ノーザン4頭が上位独占&ヴァイスカイザーは(その中では)最下位という。。。

⑨エアジーンは、いかにもモレイラ騎手らしいというか、中団でじっくり脚を溜めて、コーナーから加速しつつ外に出して豪快に弾ける快勝でしたね。
ハービンジャー産駒なので、重馬場が味方したのは確かかなと思いますが、それにしても強い内容でした。
在厩のようなのですが、どこ使うんですかね?
堀厩舎ですし、重馬場で走った疲れがなければ、そして引き続きモレイラ騎手が乗れるようなら、次も注目でしょう。

2着馬、3着馬も中団から鋭い脚を使ってきていて新馬戦っぽくないゴール前でしたが、特に②エクリリストワールはオルフェでデビュー戦これだけ走れば十分でしょう。
エアジーンのさらに後ろからで勝つまでは難しかったですが、直線の脚は素晴らしく、これも東京の未勝利戦なら勝ち負けの期待が持てる1頭です。

 

個人的に、ここは1番人気ヴァイスカイザーで行けると思ったのですが・・・予想記事でも触れていた懸念点が出てしまいましたね。
大きく出遅れて最後方からの追走で、3コーナーでも後ろから3~4頭目辺り。

スローで流れてラスト800m辺りから徐々にペースが上がるレース展開の中、大外回して最後良く伸びてきましたが、3着とハナ差の4着が精いっぱい。
奇しくもアルミレーナと同じ結果(1番人気4着)となってしまいましたが、やはり器用さを求められるコースよりも大箱・ワンターン向きという印象ですね。

ラスト坂を上りながらもパワフルに追い込んできた脚力には見所がありましたので、次走は大丈夫でしょう。
今は厩舎にいないようですが、短期放牧だと思いますので、出来れば東京開催の間に使って欲しいですね。

10/2(火)阪神5R 芝1200m

結果

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600m 35.9秒 800m 47.5秒
(Sペース)レース上がり:35.2
勝ち馬4角位置:先頭

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予想記事にも書いた通り、メンバーレベルが微妙で非常に難解だった新馬戦。
ただ、レース内容は1番人気に支持されていた(といっても4.2倍ですが・・・)④メイショウケイメイが好スタートから逃げ切り勝ちでワンサイドゲームでしたね。
本命に期待した⑦スズカルージュは出遅れて良いところなしでした。。。

逆に言えば、マイペースで逃げている勝ち馬を差せるような脚を持った馬はいなかったということですかね。
強いて言えば 、スズカルージュよりも出遅れて上り最速タイで7着まで押し上げた⑪イエローアイが次走注目かなと思いますが、よっぽどメンバーに恵まれるか、よっぽど変わり身を見せていたら、というところでしょうか。

 

~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~

と、いうことでざっと振り返って参りました。
翌週に東京・京都開催を控えた最終週ということもあり、また悪天候に代替開催と、難しい週だったなぁというのが率直な印象です。

その中でも、もうすこしやりようがあったのではと反省しつつ、また明日から競馬が始まります。開幕週からかなりの期待馬が多数スタンバイしていて非常に楽しみですよね。

いつも通り、少なくとも新馬戦・2歳未勝利戦については3日とも予想記事を上げたいと思っていますので、またお読みいただけたら嬉しいです。

 

それでは、最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。