人生は競馬と共に

中央競馬の新馬戦・重賞を中心に、競馬について気ままに書いていきます。

【新馬戦回顧】10/6週の振り返り お腹いっぱいな3日間でした。

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こんにちは、umassyです。

昨日、少しtwitterでも呟きましたが、モレイラ騎手結局落ちてしまいましたね。


なんだかこの記事を読んでいると切なくなってしまいますが、当初の話(今回落ちても、何度でもチャレンジしたい云々)よりトーンダウンしているので、何となく他の国に活躍の場を求めてしまいそうな雰囲気ですね。
もしもトーンダウンの原因がご家族の問題であるならば、仮に合格していても日本でずっと乗るのは難しかったのかもしれませんが・・・いずれにしても、非常に残念なニュースでした。


朝の時点では「受験番号7」の1名のみが合格ということでしたが、地方競馬の騎手やモレイラ騎手、バルジュー騎手に今回合格した藤井勘一郎騎手といった海外のジョッキーなど、意外と沢山受験しているのだなということが今回分かりましたね。

藤井騎手もなんと6回目のチャレンジでようやく合格ということで、恐らく仕事しながら勉強して受かるのは非常に難しいテストなのでしょう。
現状の制度の中でモレイラ騎手が不合格になったこと自体は仕方がないと思いますし、そもそも受験の話自体かなり唐突な印象を受けましたので、まぁそんなに甘くはないよね、という感じです。

ただ、そのことは大前提として(今回、現状の枠組みの中で「忖度して」合格させればよかったという話ではなく)、これだけのジョッキーに何の優遇措置もない今の制度そのものは、さすがに見直すべきではないかなぁとも感じてしまいます。


この辺りについては様々な意見があるようで、特に外国人騎手がどんどん来ると日本人ジョッキー、特に若手のチャンスが無くなってしまうとか、競馬がつまらなくなるのでは、といった意見も多いようですね。
正解も無く、なかなか難しい問題ではありますが、個人的にはこんなに閉鎖的で、能力が劣る騎手や調教師でもなんとか食べていける「村社会」的な制度の方が違和感あるのですけどね。
(先日、石橋脩騎手の落馬の原因を作った某騎手の免許を取り上げてモレイラ騎手にあげてくれよ、という考えは余りも乱暴なのでしょうか・・・)

外国人ジョッキーがいてもいなくても、一部のトップジョッキーが大手有力馬主の馬を独占する状況は同じだと思うので、競馬がつまらなくなる云々というのはちょっと論点がずれているのでは、とも思います。
(人気馬が常に好走してしまうと馬券的につまらないので、ちょっとくらい騎乗ミスで結果が狂うくらいの方が面白みがある→きっちり能力通り持ってきてしまう外国人騎手のレースはつまらない、という論法なら頷ける部分もありますけどね。笑)


単純に、世界的なトップジョッキーの騎乗を通年で見られるのはファンにとっても競馬界全体にとっても良いことと思うのですが、皆様は如何お考えになられますでしょうか。

 

さて、前置きが長くなってしまいましたが、先週末の新馬戦の振り返りですね。
ただ、3日間で10鞍と非常に数も多いため、ごく簡単に、いつものレース結果の貼り付けと、勝ち馬の評価、次走に向けた注目馬ピックアップだけの簡易版とさせていただきたいと思います。

 

3重賞に海外では凱旋門賞、地方ではマイルチャンピオンシップ南部杯と、本当に盛りだくさんな三連休でしたが、さすがにちょっと3日間開催はお腹いっぱいですかね・・・

個人的に、1週間かけて週末の予想をあれこれと楽しむ時間も競馬開催日と同じくらい好きなので、競馬開催の合間が4日間しかないというのはちょっとせわしないような。。。

なんだか今日は愚痴っぽくなってしまいましたね…(汗)
ただでさえ10鞍と多いので、さっさと参りましょう。 

 

↓予想記事です。本当に盛りだくさんな3日間でした。。。

 

10/6(土)京都4R ダ1400m

レース結果

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勝った②スマートモリガンは、インで脚を溜めて直線でも先に抜け出していた③クインズローズの内を掬う岩田騎手らしい好レース。
内枠で砂を被りながら勝ったわけですから高く評価せざるを得ませんね。

<次走注目馬>
③クインズローズ(2番人気2着)
3着は離していますし、当然次走注目でしょう。調教ひと息に映ったのですが、「調教ではチップが良くなかったのかな」という福永騎手のコメント。そんなことあるのですね・・・
⑫ケイティグレース(3番人気6着)
先行力は見せましたし、4角出たところでは勝ちパターンかと思ったくらい。
直線失速した原因が距離なのか仕上がり不足なのか、懸念していたダート適性の部分なのか。
分かりませんが、次走人気を落とすようなら買いたいですね。


10/6(土)京都5R 芝1600m

レース結果

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典型的な上り3ハロンの瞬発力比べで、上位2頭はなかなかしぶとい脚を見せましたね。
ディープらしくスパッと切れる脚ではありませんでしたが、⑥ランブリングアレーは好メンバーの一戦を制しましたので自己条件なら引き続き注目できるのではないでしょうか。

<次走注目馬>
⑧アルポルト(4番人気2着)
本命に期待していたのですが、惜しかったですね。ダート未勝利ならそれこそ確勝級と思いますが、この走りができるなら芝でも問題なさそうです。

③サトノアクシス(1番人気4着)
勿体ない競馬でしたが、位置取りが悪くなってしまいましたので、この結果も致し方ないところでしょうか。。。
京都内回りでは時々こういうケースがあるんですよね。末脚は上位のものを見せてくれましたので、次走改めて。

10/6(土)東京4R 芝1400m

レース結果

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やや立ち遅れた1~3番人気馬が1~3着ということで、それ以上何も言うことは無いレースですね。
直線入り口で、⑫ココナツクラッシュとその外の⑮ゴールデンゾーンとの間を強引に割ろうとしたモレイラ騎手に対して、藤田菜七子騎手がかなり厳しく蓋をしに行っていてなかなか見応えがありました。

新馬戦でこれだけの馬に乗せてもらえるだけでも感慨深い、と予想記事にも書きましたが、最近の好成績が自信にも繋がっているのでしょう。
本当に堂々とした騎乗振りでしたね。

いずれにせよ、あのロスがあって勝ったのですから⑱ブーザーの力が抜ていました。
当然、2・3着馬は次走注目です。

10/7(日)京都4R 芝2000m

レース結果

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オルフェ→ワークフォース→オルフェですか・・・
「オルフェだけどこのメンバーなら」と本命にした③エングレーバーが勝ちましたね。
スタート一息で道中は中団馬群の中で競馬する形になってしまいましたが、直線スムーズに外に出してパワフルに差し切り。浜中騎手も好騎乗でしたが、上のクラスで即勝ち負けは難しいのではないでしょうか。

注目馬は特になし、です。

10/7(日)東京4R ダ1600m

レース結果

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このレースはとにかく勝った⑩メイクハッピーが強かったですね。
吉田和子さん名義のマル外で、適性が分からず 様子見の△だったのですが・・・(この辺りはとらじろさんの記事をご参照ください。。。)、ハイペースと見るや、4番手に控えて直線馬なりで進出。
軽く追っただけで最後は完全に流していましたが10馬身差ですから、これは相当ですね。
連闘でプラタナス賞使っても好勝負できたのではないかというレベルで、先々まで楽しみな馬が出てきました。

<次走注目馬>
⑮ホウオウモントレー(1番人気2着)
モレイラ騎手人気と外枠もあり1番人気でしたが、速いペースで引っ張って2着に頑張っていますので、これも勝ち馬の陰に隠れてしまいましたがなかなかの好内容です。
未勝利ならすぐ勝てるでしょう。

③キービジュアル(3番人気5着)
内枠でやや立ち遅れてしまいましたから、正直厳しかったですね。
終始鞍上の手が動いていたように、東京じゃないと厳しいかもしれないですが、叩いてもうちょっと素軽さが出てきて、かつ外枠に替われば。

 

10/7(日)東京5R 芝2000m

レース結果

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またまたモレイラ騎手ですが、④ダノンラスターが完璧な立ち回りで快勝しましたね。
好位のインでじっと脚を溜めて、ディープ産駒らしくラスト3ハロン勝負できっちり脚を使って後続を突き放しました。
上のクラスではレースセンスの良さでどこまでやれるか、といったところでしょうか。

<次走注目馬>
⑦シャドウディーヴァ(4番人気2着)
本命に期待していた馬でしたが、ちょっと位置取りが後ろになってしまいましたね。
勝ち馬に好位から33秒台の脚を使われてはノーチャンスでしたが、33.0の脚で2着まで上がったのですから、次走は当然注目です。

⑨キタノインパクト(1番人気4着)
こちらも位置取りが後ろ過ぎましたね。
正直、名前に反してあまりインパクトのあるデビュー戦ではありませんでしたが、叩かれてピリッとした脚が使えるようになれば。
 

10/8(月)京都3R 芝1400m

レース結果

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3着馬は名前で買うしかないだろという感じでしたが(笑)・・・荒れましたね。
勝ち馬の⑫レッドベレーザは小柄な牝馬らしいキレ味。
新馬戦としてはやや流れて上りの掛かる競馬でしたが、京都の下りで勢いをつけて、コース適性も高そうでしたね。

このレースに関しては、次走注目馬は特にいないかなと思います。

10/8(月)京都5R 芝1800m

レース結果

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これは・・・タンタラス、どうしちゃいましたかねぇ。。。
きょうだいが走っていても、仕上がりが良く映ってもこんなこともある(断トツの1番人気で9着)ということで、難しさを実感しますね。

勝ち馬の①クリノガウディーも好仕上がりを見せていた1頭でしたが、ラスト200mで素晴らしい切れ味を見せましたね。
レースラップ(ラスト3F12.3-11.1-11.4)を見ても前が止まったことで伸びたように見えたとかいう事でもなさそうなので、これは次走フロック視されるようでしたら狙ってみたいですね。

好メンバーが揃っていた1戦でタンタラス以外の人気馬はまずまずの初戦でしたので、2~4着馬の3頭は全て次走注目したいと思います。

10/8(月)東京4R ダ1300m

レース結果

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このレースは、本命に期待していた ③ビューティーコパが出遅れ。
やはりこのコースで出遅れると(しかも内枠)、その瞬間に終了してしまいますね。
勝ち馬の⑨ナランフレグは、スタート上手く決めて好位追走から直線も余裕をもって抜け出し、最後までしっかり伸びて強い勝ち方でしたね。

<次走注目馬>
⑤サリーバランセ(3番人気3着)
前に行って、良く粘っての3着で内容的には申し分ないデビュー戦でした。次走、外枠でも引ければ。

10/8(月)東京5R 芝1600m

レース結果

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フルゲートのマイル戦でもう少し流れるかなと思ったのですが・・・
1000m63.5秒という芝ミドルでもスローというラップで、そりゃディープ2頭で決まりますよね。。。
正直、このレースは勝ち時計も平凡で評価しづらく、次走様子見ですかね。

 

~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~

 

ということで、ざっと見て参りました。
もう金曜日の夕方になってしまいましたが、明日も朝には新馬戦と未勝利戦の予想記事をアップする予定ですので、またお読みいただけると嬉しいです。

御覧の通り、予想の調子は今一つですので・・・何とか頑張りたいところです。。。

それでは、土日休みの方は1週間お疲れ様でした。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。