人生は競馬と共に

中央競馬の新馬戦・重賞を中心に、競馬について気ままに書いていきます。

【新馬戦データ】2018年12月末データ② 種牡馬別データを中心に。

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こんにちは。
お正月休み中にようやく録り溜めてたロッキン観終わったumassyです。

家で録ったものは家でしか見れない以上、小さな子供が2人いる環境下では永遠に録画が溜まり続けるシステムになってしまうのは致し方ないとはいえ、ずいぶん時間がかかりましたね・・・
昨日「おっさんずラブ」一挙放送やってることに気付いてまた録画してしまったのですが、全部観終わるのはいつになることやら。。。
(そもそも、一度アマゾンプライムで見てるんですけどね。笑)

さて、そんなしょうもない話はさておき、新馬戦データの第2弾ですね。
12月からちょっとずつダート新馬戦も増えてきましたので、芝・ダート別に今シーズンの傾向を眺めつつ、いくつか掘り下げたデータもご紹介したいと思います。

また、ちょうど2018年の競馬が終わったタイミングでもありますので、世間的には良く聞くランキングである2歳リーディングサイアー(新種牡馬版&全体版)もおまけ的に紹介しています。

それでは早速参りましょう・・・の前に。
今回、この記事を書くにあたって過去の記事を読み返してたら見つけなければ良いものを見つけてしまいました。。。

最後に、昨シーズンの新種牡馬の中ではストロングリターンが掘り出し物でしたね。
単回値が高いのはジェッシージェニー(単勝3150円)が大きいのだと思いますが、ローカル開催で今年も狙ってみたい1頭です。
個人的にはツヅミモンの全弟に期待しています。

www.umassy.com

赤字部分は今回引用するに当たって強調しているものなのですが・・・
おいおい、12月15日にその馬、ベンガラグンジョウという名前でデビューして、9番人気2着と穴を開けたのに・・・
思い切り無印じゃん(ノД`)・゜・。

本当にもう、バカなのか・・・バカなのですね。。。
「仕方ないよね、にんげんだもの」と笑えるほど人間が出来ていないのでかなりショックが大きいです(笑)。

ということで、思いついたことは必ずnetkeiba等のメモ機能を使って残しておこうと固く心に誓ったところで、気を取り直して参りましょう。。。

2018年6~12月新馬戦種牡馬データ

種牡馬ランキング(芝レースのみ)

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種牡馬名で色が付いているのは新種牡馬(あくまでumassy調べですが・・・)です。

前回データをまとめた時と同じで、やはりフェーズが進むにつれてディープとそれ以外との差が広がって来ますね。

今回、ディープについては詳細なデータをお出ししませんが、今シーズンは社台F生産馬が意外と頑張っている印象です。
というか、ノーザン&ディープはどうしても人気してしまうので取り扱いが難しいですよね・・・
いつもご覧いただいている方はお気付きかもしれませんが、個人的にもノーザンF生産のディープインパクト産駒にはあまり本命の印を打っていないと思います。

あと、2位のロードカナロア産駒についてはとらじろさんの記事が参考になると思います。

www.torajiro-keiba.com

1・2番人気とそれ以下との差が激しいので、まず人気馬だけを検討するのと、過剰人気しやすいのでその部分の見極めも難しいですよね。


新種牡馬については・・・もうはっきり「不作」と言い切ってしまって差し支えないですかね。
最初ジャスタウェイが好調だったのは、世代の中で仕上がり早く期待できそうな馬を早めに(セレクトセール目標に)仕上げた結果だったのでしょう。
9月以降未勝利で、10月20日を最後に連対馬すら出ていませんので、よほどでなければ新馬戦では狙うべきではない雰囲気になってしまいました。。。

ヴィクトワールピサも、最初ほどの勢いでは無いですが勝ち鞍を積み上げていて、今シーズンは本当に良いですね。
本当はこの種牡馬について掘り下げたデータをご紹介したかったのですが、あまり面白いのがなかったので5位のルーラーシップについて少しだけ掘り下げたいと思います。

ルーラーシップ産駒条件別データ

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まず、この種牡馬に関しては結構取捨が難しいというか、新馬戦だと狙いにくい印象を持たれている方も多いかもしれませんがそんなことないですよ、というデータを。
3世代目で大分サンプル数も増えてきたので、ここからは今シーズンに絞らず過去3世代分全てのデータを対象としていますのでご了承ください。
また、ルーラーシップはダートの未勝利戦でも買える種牡馬ですが、新馬戦に限ると芝だけ見ればOKですので、芝のみ抽出しています。


サンプル数が少ない新馬戦では単回値・複回値はあまり重視しなくて良いとは思うのですが、概ね勝率10%、連対率20%、複勝率30%辺り以上をキープしていて(個人的に基準として考えているラインです)、少なくとも新馬戦で買えない種牡馬だなんてことは全くないです。

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人気別データです。
1番人気馬の成績が今イチですが、偶然なのか2・3番人気の成績がやけに素晴らしいですね。
私は個人的にこの辺りの人気を三連複の軸にすることが多いのでルーラーシップ産駒に良いイメージを持っているのかもしれません。

4~7番人気辺りも結構買える数字なので、やや人気薄を狙った方が妙味がある一方で1番人気馬は疑ってかかっても良いかもしれませんね(そもそもあまり1番人気になる種牡馬では無いですが)。

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結局あらゆる新馬戦データはここに行きついてしまうわけですが・・・ノーザンF生産馬に関してはベタ買いでもOKというデータになっていますね。

血統的にキンカメの種付け頭数が減少する中、サンデー系牝馬に付ける機会が多いのは当然で、良質なサンデー系牝馬が多いノーザンFの成績が良くなるのは当たり前ではあるのですが。

今後、ドゥラメンテ辺りが出てきた時にどうなるかが興味深いところではありますが、少なくともカナロアよりは妙味があるのかなというのが個人的な印象です。

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最後に母父馬のランキングです。
単純に着別度数の上位にしましたが、5頭以上で複勝率上位とかにしてもそれほど変わりありません。

抽出条件は同じで、色分けされていた方が分かりやすいかなと思い画面をそのまま。
見事にサンデー系ばかりですが、クロフネ・フレンチデピュティのヴァイスリージェント系との相性も良いのですね(これは知らなかったです・・・)。

逆に、キセキやダンビュライトの印象が強くて勘違いしてましたが、サンデーサイレンス牝馬やディープインパクト牝馬は数字的にそこまででもない様です。
(これも気を付けなければ・・・。)

 

種牡馬ランキング(ダートレースのみ)

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12月1日に勝ったテンブン(単勝8,020円、複勝1,480円)のせいで、タイキシャトルが凄い数字になってますね。

こちらも、前回データ取った時と傾向は似ていますね。
今シーズンはとにかくゴールドアリュールの信頼性が抜群。何年振りかで1位の座をハードスパンに明け渡してしまった昨シーズンの分を取り返さんとばかりに独走中。
次いでヘニーヒューズということで、この2頭についてはちょこっとだけ掘り下げたデータを後でご紹介します。


クロフネはアベレージだとかなり微妙になってきたのと、サウスヴィグラスも普段通りの数字に落ち着いてきましたかね。
キンシャサノキセキとかヨハネスブルグは今シーズンやや不調なのでしょうか。

新種牡馬も相変わらずで、ベルシャザールもダンカークもダメ。
Dunkirkは良かったのになぁ・・・本当難しいものです。
去年良かったシニスターミニスターもランク外(0-2-0-15)でダメですね。

あとは・・・散々痛い目に合ってきましたが人気のロードカナロアは買わなきゃダメですね。
芝の新馬戦が少なくなってきた時期ならともかく、むしろ芝ばかりの時期にわざわざダートで下ろすというのを深読みしすぎてしまったというか・・・普通に成算があって使ってきているものと考えて逆らわない方が良さそうです。

ゴールドアリュール&ヘニーヒューズ条件別データ

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まずは、以前もご紹介したデータですが、ゴールドリュールについては今年もやはり中山・阪神の方が好成績ですね。
平均人気もこの2場の方が良くて、一般的に浸透している情報でもあるのかもしれないのですが、それでもなお単回値・複回値ともプラスです。

京都開催が始まるタイミングで大変申し訳ないデータなのですが(笑)、中山の方は続きますので・・・ちなみに、意外と思われるかもしれませんが中山だと1200mでも全く問題ありません。

そもそもゴールドアリュール産駒全体で考えると東京1600mとかのイメージが強いので、新馬戦限定だとこの辺りも面白いなぁと思いますよね。

あとゴールドアリュールに関しては牡馬牝馬でも比較的はっきり成績が分かれていて、12勝中11勝が牡馬です。
連対馬7頭中5頭が牝馬のサウスヴィグラスとは真逆の傾向ですね。
ちなみに、ヘニーヒューズは牡牝の差がほとんど見られません。

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あともう1つ、これも以前ご紹介したデータなのですが、両馬のクラス別データ。
ゴールドアリュールについては未勝利戦より新馬戦が、ヘニーヒューズについては新馬戦より未勝利戦が良いのですが、今シーズンもその通りの結果となっていますね。

ヘニーヒューズ産駒は皆様未勝利戦で狙われると思うのですが、新馬戦で勝ち切れていないゴールドアリュール産駒に関しては、未勝利であまり追いかけない方が得策かもしれません。

(おまけ)2歳戦種牡馬リーディング

2歳リーディングサイアー

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こちらは本当に参考までに。
新馬戦勝ちなしのダンカークが13勝もしていたりと、新馬戦のランキングと見比べるのも良いですよね。
(ダンカークに関しては当初の予想に反して芝でも結構走っているどころか若干芝の方が良いくらいで、シークレットランなどは芝の重賞戦線でも期待できそうな雰囲気ですね。)

1点お断りしておきますと、JRAのホームページで見られるランキング表では今シーズン目立つゴドルフィン等の「逆輸入」馬(父がJust a WayとかHeart's CryとかDaiwa Majorとか)もカタカナ表記に混ぜて集計しているようで、ダイワメジャーが29勝になっていたりと、私が使っているtargetの集計結果とは異なりますのでご注意ください。
 

新種牡馬のみ

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「トップ10」のトゥザグローリーすら勝ち上がり馬ゼロということで・・・新種牡馬にとっては本当に厳しいシーズンとなりましたね。

グランプリボスなど、サクラバクシンオー産駒で日本競馬にとって非常に貴重な血統と思うのですが、延べ94頭走って未勝利と(上記ランキング外の11位)、2歳戦ではなんとも厳しい結果に。
3歳以降でどうなるのか、応援しつつ見守りたいと思うのですが。。。

 

ということで、新馬戦の種牡馬データを中心にざっと見て参りました。 

あっというまにお正月休みも終わり、今日から仕事始めという方も多いかと思いますが(私もそうです)、明日には東西金杯から2019年の競馬が始まってしまいます。

なんとなく、もう少しのんびり正月気分を楽しんでいたいような気もしますが、仕事も競馬も、(学生の方は学業も)頑張って参りましょう。

それでは、本日も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。