人生は競馬と共に

中央競馬の新馬戦・重賞を中心に、競馬について気ままに書いていきます。

【新馬戦データ】2018-2019新馬戦総括③ 種牡馬データ・ダート編

f:id:umassy:20180809064631j:plain

こんばんは、umassyです。


新馬戦5鞍を含む今週末の出馬表が確定した木曜日の夜。
何と言っても注目は土曜日阪神マイルのリアアメリア、日曜東京マイルのアブソルティスモの2頭でしょうか。

個人的に、その2頭ともPOGドラフトで取ることが出来なかったので非常に複雑な気持ちなのですが・・・
それ以外にも結構な素質馬が出てきますので楽しみですね。


さて、昨日の芝編に続いて種牡馬データのダート編という事で、今日は私の個人的な都合もあり軽い内容になりますが、早速参りましょう。

 

新馬戦種牡馬別成績【ダート】

まずはランキング表から。

f:id:umassy:20190530164410p:plain

ダート新馬戦で一番勝った種牡馬は2年ぶりの返り咲きとなります、ゴールドアリュールでした。
新種牡馬の「当たり年」だった前シーズンはハードスパンに負けてしまったわけですが、恐らくハードスパンがいても12勝なら1位だったでしょうね。


4位のサウスヴィグラスも南関競馬を見ていると凄い種牡馬だなぁといつも思うのですが、本当に物凄い種牡馬ですよね。
両馬とも産駒を新馬戦で見られるのも来シーズンまで(ゴールドアリュールの方は実質今シーズンですかね)ということで寂しい限りです。


ちなみに、4位のサウスヴィグラスですが、基本的にはあまり新馬戦で狙いたい種牡馬ではありません。
「亡くなった種牡馬の仔は走る」という都市伝説の効果か、2018-19シーズンはかなり好調だったのですが、それでも単回値・複回値とも御覧の通りです。

ただ、じつはこれ、あることをするだけでランキング2位、複回値106と(単回値は51ですが)跳ね上がります。

f:id:umassy:20190530172015p:plain

何をすれば良いのかは・・・秘密にしようかと思いましたが、確か以前この話は書いてしまっていましたね。
ただ単に牝馬に絞っただけで、パイロも同じ傾向でしょうか。

逆にゴールドアリュールは牝馬だと酷いですが、まぁ昨シーズン1年分だけの成績ですのでご参考程度に。


ダートの場合は新馬戦の数が91レースと、芝(197レース)に比べてサンプルが少なくなってしまうのでそこまで細かく数字を見ても仕方が無いのかもしれませんが、ヘニーヒューズが初年度の4位(5勝)から数字を伸ばして2位に。

55頭ベタ買いしても単回値・複回値とも御覧の通りということですから、何回か触れていたかと思いますが好調でしたね。

この1位・2位については後ほど競馬場別の成績などを掘り下げてみましょう。


そして、個人的に驚いたのが3位のロードカナロアで、これはいくらお父さんがキンカメとはいえ、ダメだろうと逆らって何度痛い思いをしたことか・・・
人気も関係なく走っている印象で、特に芝スタートの1400mではベタ買いでもOKというくらいの成績でした。

 

そして、ここでも芝と同じコメントをしなければならないわけですが・・・新種牡馬はダート路線でも不作でしたね。
Dunkirk時代は良かったダンカークにはかなり期待していたのですが、とらじろさんの不安が的中した形で結局新馬戦は未勝利。


ちょっとおまけデータでキモンノカシワとSpeightstownを挙げていますが、これは1年度分だけのデータでお話しするのも何ですので、後程掘り下げデータを。

ゴールドアリュール・シニスターミニスターの競馬場別データ

あまりコース別とか競馬場別の話をしてしまうと新馬戦ブログの趣旨から外れてしまう気もするのですが。。。
ぶっちゃけ今日はあまり書くネタも無いので少しでも皆様のお役に立ちたいので、ダート新馬戦リーディング1位・2位の両馬についてコース別の成績もご紹介したいと思います。

f:id:umassy:20190530175123p:plain

3年分で取ってもあまりサンプルが増えなかったので、5年分で。
それなりに母数が揃う中央場所のみを表示していますが、如何でしょう。
パワー型でいかにもダート馬という産駒が多いゴールドアリュール産駒らしく、「中山・阪神>>東京・京都」という想定で出してみたのですが、、、そうでもないでしょうか。。。


まぁ勝率・複勝率をご覧いただければ概ねそんなイメージになっているかなと思うのですが、東京が思いのほか良いですね。
こうしてみても、本当に素晴らしい種牡馬です。

 

f:id:umassy:20190530175943p:plain

こちらは2年分しかないのでどうしてもサンプル数が少ないですが、基本的にはゴールドアリュールの逆ということで・・・概ね想定通りでしょうか。
東京の複勝率が意外と冴えないので「京都>>東京>中山・阪神」という感じになっていますね。

いずれにしても、直線は急坂が無いコースでスピードを活かす競馬が持ち味で、サンプルは超少ないのですがローカルにも強いです。

 

おまけデータ

最後に、先ほど触れたおまけデータを。
これも過去5年度分で抽出しています。

f:id:umassy:20190530181102p:plain

まずはみんな大好きSpeightstownで、これはもう説明不要ですよね。
たった1頭だけ新馬戦で3着以下に敗れてしまった馬がいるのですが(2016年1月17日中京ダート1400、トゥルーリーウィル3番人気8着)、それ以降マテラスカイ(実はデビュー戦負けていて4番人気2着)から6連続連対中。
走ることがバレた17年以降はほぼほぼ1番人気になってしまっていますが、いつも言っているように出馬表で見たらどんなに被っていても10秒で本命馬が決まるので楽ちんです。


そして、もう1頭どうしてもご紹介したかった種牡馬がキモンノカシワ。
コパさんが持っていたディープインパクト産駒で、この世代が種牡馬入りして3世代目になるそうです。

ちょうどこのシーズン、キモンボーイ(5番人気2着)ペガサス(9番人気1着)と立て続けに穴を開けたという事で個人的には何か応援したくなってしまう種牡馬です。
確か、ペガサスの時は穴馬に期待していてワイドだけですが取らせて頂いたのですよね。

ただ・・・調べたところ、次に産駒がデビューするのは2021-22シーズンということで。。。その時まで、是非覚えておいていただきたいと思います。




ということで、本来は昨日の芝編と一緒にアップする予定だった内容なので非常に薄くなってしまい申し訳ないのですが、本日はこんなところで。

あとは生産者別データや馬主別データ(これ、結構お話ししたいことがあるんです)などあまり需要は無いかもしれない雑多なランキングになってしまうのですが、多分明日、またアップできると思います。

 

それでは、最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。