人生は競馬と共に

中央競馬の新馬戦・重賞を中心に、競馬について気ままに書いていきます。

【新馬戦回顧】6/8週の新馬戦 この週はワーケアでしょうか。

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こんばんは、umassyです。

先週から梅雨入りした東京地方。
確か先週の回顧記事では蒸し暑い蒸し暑い、と喚いていた記憶があるのですが今日はまさに「梅雨冷え」。

実は明日・明後日と東京よりも暖かい(?)北海道某所に弾丸出張なので、早く東京を脱出したくてたまらない今日この頃でございます。


さて、今日は新馬戦の回顧記事という事で、月曜日中に上げられて何よりですね。
いつか「競馬ファンの1週間」的なテーマもどこかで取り上げたいなぁと思っているのですが、月曜日・火曜日は競馬の世界にとっては一般人の土日と同じで基本お休み。

変則開催日を除いて月曜日はトレセンも「全休日」ですし、トラックマンも休まれる方が多いので大きなニュース等も出てこないのですよね。

理想としては、この間に先週末の復習、狙い馬の整理等を終えておいて。
追い切りの情報が入ってきたり週末の想定メンバーが出てきたりする水曜夜から出走馬が確定する木曜日にかけて注目レース・注目馬に目を付けて。

金曜日の午後までには重い仕事を片付けて、飲み会も断って週末の予想に勤しむというのがベストでしょうか。
まぁ仕事の都合だったり家庭の事情だったりでそんな上手くは行かないものですが、皆様は1週間の中でどんなルーチンをお持ちなのかな、なんて結構気になってしまいます。


前書きが長くなってしまいましたが、先週末は土日各2鞍ずつで、レベル的にも開幕週よりは控えめな感じだったでしょうか。
振り返って参りましょう。



↓予想記事です。今のところ前日の夜にアップできてますね。

 

6/8(土)阪神5R 芝1200m

結果・ひとことコメント

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予想記事では「3強」というような表現をしてしまったのですが、実際には「4強」ムードでしたね。

勝ったのは4番人気⑦トリプルエース。
坂路で好調教は見せていたものの、とらじろさんも指摘されてましたがシャマーダル産駒でちょっと軽視してしまい・・・これは私の見る目が無かったとしか言いようがないですね。。。

稍重とはいえ、スタートから12.8-12.3-12.6(3F37.7秒)というおよそ1200m戦とは思えないスローペースで、上がり34.8秒と2.9秒もの後傾ラップ。
西村騎手が騎乗していた人気薄の④レジェーロにとっては「してやったり」という展開だったと思いますが、この流れを前半掛かりながら5番手追走。

3~4コーナーも終始馬群の中に入れながら徐々にポジションを上げると直線入り口で3番手から最後坂を登り切ってからもうひと伸びで差し切り勝ち。
稍重とはいえ、1.12.5というのはちょっと見たことが無いような遅い時計ですが・・・この流れで勝ち切ったこと自体は立派でしたね。
 

次走以降狙い馬

特になし


強いて挙げれば5着の②メイショウユリシス、距離伸びればという所ですが根本的に足が遅そうなので・・・「特になし」で。 

 

6/8(土)東京5R 芝1400m

結果・ひとことコメント

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まずこのレース、クビ差もありましたかね?アタマ差、海外風に言えば「短首」とかなら分かるんですが・・・としょうも無い事が気になってしまいましたが、ゴール前は見応えある接戦でしたね。


この新馬戦もスローからの上がり3F戦になったのですが、まず序盤ペースを握ったのは内から好スタートを決めた②インザムービー 。
ただ、結果を見ても痛かったのがペースが落ち着いたところで外から掛かってしまった⑧ニジュッケンドーロにハナを奪われてしまったところ。

⑪ファートゥア辺りも連れて上っていき、インザムービーはイン3でじっくり脚を溜めて直線開いた内からキレイに抜け出して突き放し、セーフティーリードを取ったかに見えたのですが・・・
終始インザムービーをマークするような位置で進めた③グランチェイサーがしぶとく伸びて、最後の最後に差し切り勝ち。


ペースが上がって一瞬突き放す脚はインザムービーが上でしたが、最後まで長く脚を使ってなかなか味のある勝ち方。
恐らく苦手な瞬発力勝負で勝ち切った点は評価できますし、クラスが上がってペースが速くなった方が競馬もしやすそうですので今後も楽しみです。

 

このレースは2歳単勝チャレンジしてました。
パドックで見てもグランチェイサーはしっかり歩けているように映ったので、スタートも大丈夫だろうということで・・・最後ギリギリ差してくれて良かったです。

本命馬が勝ちそうなのに「差せー!」と叫ばなければならないのも非常に複雑でしたが(笑)、この単勝12.3倍は本当に美味しかったと思います。
 

次走以降狙い馬

⑧ニジュッケンドーロ(4番人気8着)

本命に期待していた2着馬も当然次も買いますが、覚えておきたいのはこちら。

何となくのイメージで、「ダイワメジャー産駒=パワフルで道悪もなんのその」というのがあると思うのですが、この馬はちょっとイメージ違いましたね。

もうパドックで見た瞬間に「うわー」と声が出てしまったほどの「寝つなぎ」でこの日の馬場では厳しいのが目に見えていましたし、入れ込み気味で発汗も目立ちました。

レース内容としても前述の通り掛かって先頭に立ってしまって最後失速という最悪に近い内容でしたし、キムテツ厩舎ですし恐らくいったん外厩に出すと思うのですが、422キロの馬体が少しでもパワーアップして帰ってきてくれれば。
スピードがあることは分かったので、先々、改めて狙えると思います。

 

6/9(日)阪神5R 芝1600m

結果・ひとことコメント

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 馬場入り後に人気の一角(2番人気?)アドマイヤヴェラが出走取消というなかなかショッキングな出来事がありましたが、勝ったのは新種牡馬・キズナ産駒の①ルーチェデラヴィタでした。

これでキズナ産駒は4頭デビューして、レジェーロが6番人気2着したのに続いてこの馬が3番人気1着と、上々の滑り出しですね。


このレースも、800m51.1秒、1000m63.8秒の超スローペースからの上がり3F戦というテンプレ新馬戦。
前半やや行きたがっていたと思うのですが、逃げた②ヒシタイザンの「イン3」で我慢すると開いた内をスパッと伸びて快勝。

綺麗なフットワークですし、個人的にはかなり期待できるのではないかと思います。

 


2歳単勝チャレンジに私情を挟んでしまった失敗例ですね・・・
去年も一昨年も同じような事をしてた気もしますが、ワグネリアンみたいに勝った時の喜びが倍増するのでついついやってしまうんですよねぇ。。。

先週末は2戦1勝のトータル4戦2勝ということで、今シーズンはこの調子を維持できるように頑張りたいところです。
(月ごとの振り返りをできる月には、収支もお出しする予定です。)

次走以降狙い馬

②ヒシタイザン(2番人気2着)

見方によっては逃げて粘りこんだだけとも取れるのですが、調教時計から期待していたこの馬を次走注目馬に。
 
直線インを大きく開けてしまったのは「左に張るところがある」とコメントにあった点が出てしまったものなのか。
最後までノーステッキでしたし、まだまだ幼いというか、課題がある馬なのでしょう。

首が高いフォームでまだまだ伸びしろもありそうですし、調教時計からも秋以降成長すれば未勝利にいるような馬では無いと思います。

 

6/9(日)東京5R 芝1800m

結果・ひとことコメント

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このレースは堅かったですね。
圧倒的1番人気のワーケアが上がり33.2秒の切れで圧勝しました。

内から①アピテソーロが逃げて、4F51.9秒の5F64.9秒。そのまま12.6秒とペースが上がらず、上がり11.1-11.0-11.4と極端な上がり3F戦。
・・・もう今日だけで何回書いたか分かりませんが、典型的なテンプレ新馬戦ですね。

2~3番手から抜け出しを図った私の本命馬⑦ウインカーネリアンが最高に上手く乗ったと思ったのですが・・・
道中6~7番手から直線大外に持ち出して、こんな究極の瞬発力比べのレースでラスト200m手前辺り、坂を登り切ってから一気に突き放して2馬身半差圧勝。


前で楽をしていた2着馬より0.7秒も速い上がりで、この土日では一番のインパクトだったのではないでしょうか。
馬主の落合幸弘さんは土曜日のグランチェイサーに続いて新馬戦連勝ということで・・・これまた素晴らしいですね。

 

次走以降狙い馬

⑥コロンドール(9番人気4着)

全くノーマークだったのですが、「あっ」と言わせる好レースを見せましたね。
スタートはそれほど良くなかったのですが、向こう正面で積極的に動いていった田辺騎手の好騎乗が光りました。

最後までしっかり伸びていましたし、 操縦性の高さも含めて調教や血統では見て取れなかった良さがありそうですので、次走注目して見たいと思います。

 

~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~

 
ということで、ざっと回顧して参りました。

タイトルにも書いた通り、この週はまずワーケア、次いでルーチェデラヴィタが印象に残りましたし、この2レースで好走した馬は次走も素直に狙って良いと思います。

逆に、土曜日の2レースで好走した組に関しては、次走着順で人気するようなら(もちろん相手関係もありますが・・・)嫌ってみたいかなと思います。

 

 

それでは、最後までお読みいただき誠にありがとうございました。