人生は競馬と共に

中央競馬の新馬戦・重賞を中心に、競馬について気ままに書いていきます。

【新馬戦回顧】6/22週の振り返り ブルトガングと「レッド」2頭が印象に残りました。

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こんばんは、umassyです。

昨日は上半期のJRAを締めくくるGⅠ・宝塚記念でしたが、リスグラシューが驚きの強さを見せてくれましたね。
予想記事でも懸念していたように、掛かり気味に先行していった時には前に壁を作れない大外枠がアダになったかと観念しかけましたが・・・

あのマーフィー騎手でさえ後ろからのレースを選択した同馬を、嘘のように番手で折り合わせて。
直線に入ってキセキを置き去りにすると、あとは後続を引き離す一方の圧勝劇。

キセキとスワーヴリチャードの安定感も光りましたが、とにかくリスグラシューの強さだけが強烈に残った今年の宝塚記念でした。
特にキセキにとっては・・・JCの時のアーモンドアイと全く同じパターンで、完璧なレース運びをしながら強い馬にやられてしまった印象。
ここまでくると、いつかGⅠ2勝目を挙げて欲しいと心から応援したくなりますね。

 

個人的にも、三連複は外しましたが馬連(馬単は買わず・・・)◎-○の本線で的中。
巨人は負けるわ新馬戦は当たらないわで最悪だった日曜日を、ちょっとだけ明るい気持ちで終えることが出来ました。
水曜日には今度こそ上半期の競馬を締めくくる交流GⅠ帝王賞が行われますので、改めて有終の美を飾りたいものですね。

 

さて、本題に入りますが、先週末の新馬戦回顧ですね。
馬券的にはあまり思い出したくない2日間ではございましたが・・・楽しみな馬は続々と出てきていますので、早速振り返って参りましょう。

 

↓予想記事です。誰も気にしてないでしょうが、日曜サムネ間違えてますね。

6/22(土)函館5R 芝1200m

結果・ひとことコメント

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好調教馬が揃って楽しみな一戦とコメントしましたが、降り始めた雨の中、5番人気の⑥パフェムリが10秒2の好タイムで勝ちましたね。

内からダッシュを利かせて逃げた③ダウンタウンスピカが引っ張り、レースラップは前半34.8秒の後半35.4秒ですから、新馬戦としてはなかなか締まった前傾ラップ。

この流れを追いかけた⑨エクスチェンジに⑩フィロスがキツくなってしまう中、「イン4」と表現するべきなのか、逃げ馬の後ろで脚を溜めていた勝ち馬は直線逃げ馬の外に持ち出すと力強く抜け出しました。


菱田騎手の判断も見事でしたが、これは相当強い勝ち方でしたので、函館2歳Sに出てくるようならかなり有力な1頭になるでしょう。


「前評判」通りに出負けから3着まで猛然と追い込んできた1番人気①ダンツシルビアも流石と思わせる末脚でしたし、これを凌いで2着を守った2着馬も、ペースを考えればかなり頑張ったと言えるでしょう。
 

 

これは、ダンツシルビアが頭は無さそうという狙いは正しく、レースの選択自体は完璧でしたので▲の⑥パフェムリを買えなかったのは下手くそ以外の何物でもないですね・・・

次走以降注目馬

⑩フィロス(7番人気6着)

上述したように2着馬・3着馬も好内容で、このレースに関しては1~3着馬全てmy注目馬として登録しました。
ただ、ここで取り上げたいのは6着のフィロス。

ただでさえ逃げ馬よりも付いていった馬がきつくなる展開、かつ欲しかったであろう番手のポジションを⑨エクスチェンジの亀田騎手に取られてしまい、さらには3~4角でも早めに前を捕まえに行く構えを見せていました。

そのエクスチェンジがヨレたせいなのか、直線入り口で一度ポジションを悪くしてしまいますが、最後もう一度しぶとく詰めての6着。
悪くない内容ですし、次走改めて注目したいと思います。

6/22(土)阪神5R 芝1200m

結果・ひとことコメント

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このレースは人気の⑦ラウダシオンが快勝ということで・・・特に言うことは無いですかね。

能力も抜けていたと思いますし、好スタートから2~3番手外目を確保。
きっちり折り合って直線前を捉える教科書通りの勝ち方で、福永騎手が乗って勝つと大体センスが良い馬に見えるのですが、これはジョッキーが上手なだけなのでしょうね。

シルクが今シーズン6戦6勝というのも凄いですが、福永騎手も6戦して3勝2着2回と絶好調です。

 

ちなみに、このレースを見て思わずこんなツイートをしてしまったのですが、今年ここまでの成績がこんな感じ。

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カヴァスの印象があまり良くないですが、それ以外すべて掲示板に載っているようになかなか好調。

私の予想印を見て頂ければ分かるように、基本新馬戦では印を割り引くくらい買えないジョッキーという印象が強いのですが、今年は評価をワンランク、上げた方が良さそうですね。
そのカヴァス以外、全て4角5番手以内のポジションをキープできているというのが何より素晴らしいと思います。


次走以降注目馬

特になし

レベルも微妙な新馬戦でしたし、該当なしで。 

 

6/22(土)東京5R 芝1800m

結果・ひとことコメント

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今日のタイトルにも入れましたが、土曜日だとこのレース。
後にGⅠを取るような馬がコロっと負けてしまうのも新馬戦の面白さですが(アーモンドアイのように・・・)、こうして評判馬が来年の春に夢が膨らむようなデビューを飾ってくれるのもまた、新馬戦の醍醐味ですよね。

レース自体は⑦シェクロエがペースを握って1000m62.4秒、次の1Fも12.9秒と緩んで、ラスト3F勝負というテンプレ新馬戦。

勝ったブルトガングは決してスタートは速くなく、しかも道中は馬群の中でやや追っ付けながらの追走。
これは結構「やらかしちゃった」パターンなのかも、なんて思いながら見ていたのですが・・・直線に入って外に出してからは素晴らしい伸びで、終わってみれば4馬身差を付けての完勝。

上がり3F33.9秒は3位のリングアベルより1.2秒、レースの上がりより0.9秒速かったということで、まさに力が違いましたね。
予想記事でも書いたように、お姉さんとは全く違うタイプで距離伸びてさらに良さそうですから、ダービー路線に乗ってくるようなら非常に楽しみな1頭と言えるでしょう。

馬券的には・・・本線で三連複9940円なので会心の的中ではあるのですが、②ヨシタカが残っていれば4万馬券だっただけに。。。ちょっとだけ悔しいような、複雑な気分でした。 

次走以降注目馬

⑤コスモタイシ(6番人気3着)

 先程勝ち馬の上りを3位のリングアベルと比較しましたが、その意味では上がり2位だったコスモタイシのラスト3F34.4秒というのもかなり目立つ末脚でしたね。
仕上がりの差で食い込んできた印象も拭えませんが、このメンバーでこれだけの脚を使えたわけですから、当然未勝利なら上位と思います。

 

6/22(土)函館6R ダ1000m

結果・ひとことコメント

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ここも菱田騎手ということで、2番人気馬とは言え、1番人気の②コパノフィーリングが1.7倍と断然の人気を集めていましたので続けての好騎乗。

スタートから12.7-11.5-12.3(3F36.5秒)と、稍重のダート1000mとしてはかなり遅いペースの中、楽に逃げた④ハヤブサペコムスメを4角2番手から良くかわして勝ち切りましたね。

圧倒的1番人気のコパノが行き脚付かず、一番外から追い上げざるを得なかったのに対して、外からさっと好位を取れたアドバンテージを最後まで活かした形で、このコース不利な外枠でもありましたし、悪くない勝ち上がりだと思います。

次走以降注目馬

②コパノフィーリング(1番人気2着)

ごく当たり前の注目馬になってしまうのですが、上述の通りドスローの中、出遅れて3~4角外々を回す最悪の乗り方でしたので・・・これで楽逃げした3着馬を交わして勝ち馬に迫ったのですから、人気通りこのメンバーでは能力上位でしたね。

1週伸びたのも微妙に影響はしたでしょうし、次走改めて。

 

6/23(日)函館5R 芝1200m

結果・ひとことコメント

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前日の牝馬戦でも雨の中10秒2の好タイムが出ていましたが、なんとこのレースでは稍重発表にも関わらず2頭が9秒8ですか!

函館芝1200m新馬戦での9秒台というのは非常に珍しく、一昨年開幕週のナンヨーイザヨイ(1分9秒4)以来ですが、ここ2年は皆様ご存知の通りの超高速馬場。
今年は雨の影響もあってそこまで速い印象もありませんし、素直に評価して良い時計ではないでしょうか。

3着に5馬身を付けていたように素晴らしいマッチレースでしたが、例のトラブルで1週伸ばされた⑧レッドヴェイパーは本当に素晴らしかったですね。

逃げた①ニシノストームのペースが3F33.9秒と飛ばして、レースの上がりが35.9秒ですから、2.0秒もの後傾ラップ。
当然、新馬戦としては厳しい流れだったわけですが、これを番手追走から直線も早め先頭から押し切る強すぎる内容。


最後詰め寄られましたが、②ケープゴッドの吉田隼人騎手は「イン3」から直線外に持ち出して迫る、まさにパーフェクトな騎乗でしたから、これを凌いだのは価値があります。

個人的にはこの2着馬も未勝利戦使わずに函館2歳Sを目指して欲しいくらいですが。。。
去年、ちょうど同じ新馬戦を勝ったアスターペガサスの勝ち時計が10秒0、本番は9秒4で勝っていますので、2頭とも狙えそうですよね。

毎年こんなことを言いながら結局そんなに有力馬が揃わない函館2歳Sなのですが、今年はもし出てきたら買いたいというような馬がすでに4~5頭と、かなり気が早いですが楽しみですね。

次走以降注目馬

①ニシノストーム(6番人気4着)

この馬が3着に粘ってくれていれば、日曜唯一の的中だったのですが・・・まぁそんなことはさておき、素晴らしいスピードでしたね。
短縮で使えるレースがあれば鉄板なのでしょうが、いずれにしても楽しみです。

 

6/23(日)東京5R 芝1600m

結果・ひとことコメント

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このレースは超人気薄、11番人気80倍の③サナチャンが穴を開けましたね。

馬場状態の評価が難しいですが、「重馬場」の発表ほど時計が掛かっていない印象でしたので、1000m61.3秒でそこから11.7-11.6-12.0の上がり勝負になったということで、ペースはやや遅かったと考えて良いのでしょう。

外枠勢が上位に来る中で荒れたインから伸びてきたように、展開も適性も意外とハマったということなのでしょうが・・・これは事前に予想するのは難しい勝ち馬でしたね。

松岡騎手のコメントだけで過剰人気している気がして軽視してしまった⑮ウイングレイテストともども、予想としては全然ダメでしたね。

次走以降注目馬

特になし


2・3着馬は先々含めて期待できそうですが、馬場状態も含めて評価が難しいレースで、注目馬は見送りです。 

 

6/23(日)阪神5R 芝1800m

結果・ひとことコメント

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私が消してしまった⑨レッドベルジュールと、穴に期待していた②メイショウボサツのマッチレースとなりましたが、勝ったのは人気の1角レッドベルジュールでした。

800m51.4秒、1000m64.7秒の超スローペースから、12.1秒とややペースアップして、ラスト3Fは11.4-10.8-11.7と究極の瞬発力勝負。
斉藤新騎手は・・・本当に新人なんですかね、彼。。。

完璧なレースを作ったと思うのですが、レッドベルジュールが底力で捻じ伏せた形で、あの不安説は何だったのだろうと思うような快勝でしたね。
一番速いスタートを切って、さすがに序盤は行きたがっていましたが、何とか番手で折り合いをつけると、直線は外から力強いフットワークで競り勝ちました。

本当に、福永騎手は新馬戦だけ見ていると神様みたいなジョッキーなのですが、世間からあんなに嫌われているのは何故なのか(笑)。

この週末は「レッド」の2頭がそれぞれ接戦をものにして勝ち上がりましたが、両馬とも将来性も高そうで出資者が羨ましい今後が楽しみですね。
 


今年は大事な6月デビュー組のPOG馬が全然ダメですね・・・
次の中京開催から、改めて巻き返しを期待したいと思います!

次走以降注目馬

④シルヴェリオ(1番人気 4着)

期待が大きかっただけにショックもかなりの物でしたが・・・お父さんがディープからハーツに替わりましたので、これも想定の範囲内と言えなくもないような気がしないことも無い・・・でしょうか。

これ位の結果から2戦目以降巻き返すのは良くあることですし、大切なのは一度使った次、きっちり変わり身を見せられるかどうかですね。

正直、リメンバーメモリーに関してはそういうレベルでは無いというか、時間がかなりかかりそうな印象を受けましたので、この馬だけでも・・・頑張って欲しいところです。

 

~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~

ということで、ざっと振り返って参りました。
土日合わせて7レース中、本命馬が馬券圏内を外したのは2レースだけなのですが・・・的中が僅か1レースというのは猛省しなければなりませんね。

私の馬券下手は皆様ご存知だと思うので買い目は誰も気にしていないかもしれませんが。。。当たらないと私自身が困るので(笑)。
予想自体は皆様のご参考にして頂けるものが出せていると思っているのですが。。。


最近、復習はできる限りその日のうちにできる所までするようにしているので、回顧記事も早くアップ出来ていて良い傾向ですね。

結果的に、この方が残りの平日仕事にも集中できて好循環なのですが、今週は帝王賞がありますので、もちろん予想記事は書く予定です。

正直、ルヴァンスレーヴが出ないのは個人的に残念で仕方が無いのですが、それでも楽しみなメンバー、楽しみな一戦であることに変わりはありませんから、気合を入れて予想したいと思っています。


それでは、最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。