人生は競馬と共に

中央競馬の新馬戦・重賞を中心に、競馬について気ままに書いていきます。

【新馬戦回顧】9/21週の振り返り ダートも芝も期待馬が続々と。

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 こんばんば、umassyです。

 2週続けての3連休という事で、今回中央競馬は通常通りの土日開催だったのですが、PAT口座もロックされているということで、日本テレビ盃で締めくくられた方も多かったのではないでしょうか。


個人的には残念ながら予想的中とは行きませんでしたが、クリソベリルはもう強い、強すぎる競馬で楽勝でしたね。
今後はJBCに見向きもせず、ルヴァンスレーヴ同様チャンピオンズCに向かうという事で、ローテ的にも却って有利かもしれず、非常に楽しみですね。

その他、馬券的には土曜日は出資馬ロードベイリーフが狙い通りの3着好走、日曜日は勝負レースの芙蓉S的中ということで悪くない結果でしたし、ラグビーワールドカップでは日本が快勝、プロ野球は原巨人が5年ぶりのリーグ優勝ということで、考え得る限り最高の週末に。
(本当に個人的で申し訳ございません・・・。)


この調子で来週も、ということでまずは私にとって全ての基礎となる新馬戦。
その回顧をして参りましょう。

 

 

↓予想記事です。2日連続祝杯で良い週末でした^^

9/21(土)中山3R新馬戦 ダ1800m 

結果・ひとことコメント

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土日とも午前中はダートの新馬戦でしたが、このレースは⑩ロンゴノットがノーステッキで9馬身差を付ける圧勝。
強い馬が楽に先手を取って、前半1000mの入りが64.5秒。
そこから上がり50.8秒、38.4秒で押し切られては後続は抵抗のしようがありませんでした。

自分でレースを作っての55秒3というのはなかなかの好タイムで、パイロ産駒なので距離はどこまで持つのか・・・
大井の2000mならこなせるだろうか、芝スタートの東京ダート1600mはどうなんだろう、と気になってしまいますね。
間違いなくこの世代のダート重賞路線での活躍が見込める1頭ですし、全日本2歳優駿に出てくるようなら有力候補と思います。

人気の⑩ロンゴノットの強さは認めつつ、穴っぽいところで本命にした⑪ドノスティアが3着、2番人気の⑮ボントンルレを危険な人気馬として消し(9着)。
上位印3頭の3連複が4310円ということで、馬券的には会心のレースでしたね。

次走以降狙い馬

⑧アフィラトゥーラ(4番人気4着)

仕上がり今イチだと思っていたのですが、4番人気に支持されていたのですね。
ちょっと馬群の中で走りにくそうにしていたシーンもありましたし、勢いよく追い上げてきた3~4コーナーで勢い余って大きく外に膨れてしまうロスも。
最後は2・3着馬にかなり際どく迫っていましたので、叩いて良くなれば。

 

9/21(土)阪神5R新馬戦 芝1600m 

結果・ひとことコメント

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予想記事でも「非常に楽しみ」と注目しまくっていた新馬戦。
1番人気に応えた⑦ロータスランドが快勝したわけですが、これは想像していた以上の強さでしたね。

好スタートから逃げる④ハローグッバイの外2番手をがっちりキープすると、レースの前半800m50.0秒の1000m63.1秒。
4・5F目が12.9-13.1と緩んでラスト3Fの上り勝負というこのコースらしい流れに。

直線入り口では先頭に並びかける感じだったので最後2ハロンはほぼ自身のラップだと思うのですが、レースの上がりが11.8-10.9-11.4。
マル外ポイントオブエントリー産駒がこんな上がり勝負に対応できるとは露ほども想像しておらず、これはお見事でしたとしか言いようがないですね。


レースの勝ち時計そのものは平凡ですが、素質馬が揃って3~4角では外から勝ち馬にプレッシャーをかけていくような締まったレースでしたので、前評判通りこのレースの上位馬は未勝利戦で注目していくべきでしょう。

次走以降狙い馬

⑨サトノジヴェルニー(5番人気4着)

本命に期待していた⑬パンサラッサ(4番人気6着)はじめ、どのみちこの新馬戦組は注目していくことになるのですが、1頭選ぶならこの馬。

スタート直後、北村友一騎手が3番手の外でガマンさせようと必死に抑えていたようですが、かなり力んだ走りになってしまって・・・その分、直線でのあと一伸びも効かなかった印象です。
仕上がりも「4強」に比べれば下だったと思いますので、叩かれた上積みも大きいでしょう。

9/21(土)中山5R新馬戦 芝2000m 

結果・ひとことコメント

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このレースは、伏兵③エバービクトリアスがギリギリ残して逃げ切り勝ちということで、新人ジョッキー菅原明良騎手はこれが嬉しい新馬戦初勝利ですね。
(先日、ダート戦で亀田はーと騎手が勝っていたのを失念していて世代初勝利かなと思ってしまいましたが、違いましたね…)

減量騎手、特に新人ジョッキーがなかなか新馬戦勝てないという話はよく予想記事で触れていると思うのですが、過去遡って調べてみたら結構勝ってましたね。。。
2つ上の代になりますが、武藤雅騎手が芝で4勝という素晴らしい数字を残していたり、その1つ上の代では木幡巧也騎手が芝で4勝、ダートで1勝というこれまた素晴らしい数字。
昨年度デビュー組があまりにもな代だったので錯覚してしまっていましたが、それでもなかなか勝てないのは事実。

今の時計が出る中山芝コースとしてはスローにしても平凡な勝ち時計で相手にも恵まれた印象ですが、意外と逃げ切りが難しい中山芝2000m、見事な逃げ切り勝ちでした。

次走以降狙い馬

特になし

前残りのレースでラスト良い脚を使った2、4、6着馬は相手関係次第で狙ってみても良いですが、特になしで。

 

9/22(日)阪神3R新馬戦 ダ1400m 

結果・ひとことコメント

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土曜日の中山ダート1800mに続いて、粒ぞろいのメンバーの中で勝ったのは武豊騎手騎乗の⑨タマモツワモノ。

先手を取ったのは⑧ゴーゴーチアフルと岩田騎手で、3F35.4秒の4F48.1秒とやや速めのミドルペースといったところでしょうか。
レースの上がりが3F38.4秒の4F51.1秒という我慢比べになりましたが、終始楽な手応えで先に抜け出しを図った3番人気馬⑦グラナリーをマークするように抜け出すと、外から追ってきた1番人気馬②ヴェーラも全く寄せ付けず。

最後まで余裕たっぷりという印象の押し切り勝ちで、距離もマイルまではこなせるでしょうから今後が楽しみですね。 
馬券的には、本命馬が沈むも枠順最悪なヴェーラの2着付け馬単を押さえられていて、私にしては上手だったのかなと思います。

次走以降狙い馬

⑪グラナリー(3番人気5着)

不利な枠から地力を見せてくれた2着馬②ヴェーラに、鋭い脚で「3強」に割って入った3、4着馬ももちろん期待ですが、ここでは本命に期待したこの馬を。

松山騎手らしい早め早めのレース運びで、直線までは決して悪い内容では無かったのですが…
スピードが勝ったタイプで、もしかしたら距離が長かったのか、まだ体力が付ききっていなくて踏ん張りがきかなかったのか、その両方か。

勝ちに行っての5着という着順自体は評価を下げるものでは無いと思いますので、次走もう一度改めて。 

 

9/22(日)阪神5R新馬戦 芝2000m 

結果・ひとことコメント

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またまた武豊騎手ですか・・・先週末は2着→1着→1着ということで、データ記事でも取り上げましたがノーザン系馬主ゼロで物凄い1着率です。

予想記事の中で、(普通なら中心に検討する)ノーザンF生産馬がキンシャサノキセキ産駒の⑥と仕上がり微妙な⑩、と書いたのですが、終わってみればその2頭のワンツーというのも何とも言えないですが、勝った⑥チュウワノキセキは文句なしの強さでしたね。

逃げたのは⑨ダイシンマルスと太宰騎手でしたが、1000m通過が61.7秒で次の1Fが13.3秒。
ここでいったん緩んで、ラスト4F戦になるという内回り2000mらしい流れでしたが、それにしても後半のラップは速かったですね。

レースの上がりが12.5-11.7-11.1-11.6という流れを、後方からラスト3F、2F地点で一気に外を通って詰めてきていますので、かなり良い脚を長く使っていますよね。
勝ち時計も速いですし、このコース取りで上がり33.9秒というのも驚異的という他なく、正直種牡馬だけで軽く見てしまっていましたが強かったです。

ちなみに、予想記事で「今後芝ミドル新馬戦でこの産駒を買う事はないと思います」と書いてしまってちょっと言い過ぎたかなとも思っていたAmerican Pharoah産駒③サトノファラオはやはり4番人気10着。
まだ2頭だけとは言え、あれだけ調教動いていたアブルハウルもダメでしたので、今後可能性があるのは短距離かダートという事で良いでしょう。

次走以降狙い馬

特になし

レースそのものは悪くなかったと思うのですが、何と言うか・・・勝ち馬以外で特に次走狙いたいと思える馬がいなかったです。

 

9/22(日)中山5R新馬戦 芝1600m 

結果・ひとことコメント

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ここは圧倒的1番人気の⑬アヌラーダプラがきっちり快勝。
「三浦皇成騎手が惚れ込んでいるらしい」なんていう噂レベルの情報を根拠にしてしまっていたので不安もあったのですが、強かったですね。

このレースで際立つのは上がりの速さで、逃げた④アエレオと木幡育也騎手が63.2秒とかなり遅いペースだったこともあり、レースの上がりが12.0-11.3-11.3。
ラスト1Fに急坂がある中山で、坂の入り口でやや仕掛ける程度のほぼ馬なりで、ラップを落とさず押し切るのですから、、、情報通りのとんでもない強さでした。

東京マイル重賞のように前半から脚を使わされる流れに対応できるかどうかは分かりませんが、中山や阪神のマイルならかなり期待できるのではないでしょうか。
今年の牝馬マイル路線は相当なタレント揃いなので何とも言えないですが・・・
無事に駒を進められれば、お姉さんディーパワンサの成績(阪神JF4着)以上を期待できそうです。

次走以降狙い馬

③ダイワミラクル(3番人気2着)

勝ち馬が強すぎただけで、この馬もなかなかの走りを見せています。
出遅れからのリカバリーは比較的すぐにできましたが、それでもこのスローペースを3角7番手。

勝負所でも外々を回ってかなり脚を使わされていましたから、3着馬以下とは明確な力差があった印象。
人気にもなるでしょうが、当然次こそは。

~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~

ということで、先週末は土日各3鞍と少なかったですが、開催の後半に入っても強い馬が続々デビューしていて、さすがは中央場所ですね。

今週はあと「フェーズ1」の新馬戦データ(種牡馬データを中心に)も明日辺りアップ予定ですので、またお読みいただけたら嬉しいです。


最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。