人生は競馬と共に

中央競馬の新馬戦・重賞を中心に、競馬について気ままに書いていきます。

【新馬戦データ】2019年6~8月総括② 種牡馬データを中心に。

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こんばんは、インフルエンザのお陰でダイエットに成功した(多分違う)umassyです。 

いやぁ・・・それにしても参りましたね。

火曜日の朝までは「なんか咳が出るなぁ」くらいで熱も無く元気だったのですが。。。

実は長男の方が1日早く発熱してまして、そちらは風邪という診断で帰されてしまっていたんですね。
なので、私も同じ風邪かなと思いつつ、体調崩した時はすぐに信頼できるお医者さんに懸かって薬を貰い、無理せず休んで早めに治してしまうようにしている習慣に救われました。

 

慌てて長男も再度医者診てもらい、やはりインフルA型。
翌日夜には次男も発熱してしまい・・・以下同文という事で、まさかのumassy家パンデミック状態に。。。 
妻だけは一瞬発熱しただけですぐ下がったので免れたかと思いきや・・・今日念のために受診したらやっぱり陽性ということで、9月にして一家全員インフルに感染という非常に珍しい年になりました。


もうすっかり熱も下がって元気なのですが、何しろ今週の平日ほぼ丸々潰れてしまったのが痛く・・・
週末の競馬も最低限になってしまうかと思いますが、途中まで書きかけていて中途半端だったこの記事だけは完成させてしまいました。

夏競馬終了時点での新馬戦データ記事第2弾、種牡馬データ編でございます。
個人的に血統は専門外なので深い話などはできないのですが、軽くお読みいただければ幸いです。

 

↓「3フェーズ」について説明した2年前の記事です。

↓第1弾の騎手データです。

種牡馬データ【芝のみ】(2019/6/1~9/1)

まずはランキングを。

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この期間の対象レースは芝:88レースのダ:12レースということで、今回は芝のみのデータ中心で。
騎手データ同様、昨シーズンの最終ランキングを併記して、順位の変動を調子グラフのような矢印で表現しています。


このフェーズはそこまで頭数が出ない傾向のディープインパクト産駒が早くも1位と流石の安定感の一方で、ロードカナロア産駒は9位と苦戦していますね。
ただ、これは種牡馬3年目としては当然と言えば当然の傾向。間違いなく来年度以降は再び伸びて来るでしょう。

その意味で面白いのがオルフェーヴルで、初年度の10位から2年度目の8位、そして今年はこの時点で5位と、むしろ順位を上げていて複勝率や複回値を考えると今やすっかり「新馬戦で買える種牡馬」に。
とらじろさんが良く仰っているように、これは1にも2にもノーザンFの育成力という事だと思うのですが、気の悪さを出さないように育成してデビュー戦からきっちり能力を出せるようにするノウハウが蓄積してきているのだと思います。


初年度産駒で「当たればデカイけど当たり外れも大きい」という印象が強かっただけに来年度いきなり爆発するかどうかは分かりませんが、種牡馬としてもこの先長い間個性派として競馬ファンを楽しませてくれそうですね。

新種牡馬の当たり年?

よく耳にするフレーズだと思いますが、昨年度が不作だったこともあって今年は新種牡馬の活躍が目立つ印象ですよね。
さすがにセレクトセール前の勢いは無くなりつつありますが、それでも2位のエピファネイアを始めとして3頭がベスト10圏内は立派ですし、札幌2歳Sをゴールドシップ産駒がワンツーするなど話題性も抜群。

それにしても・・・エピファネイア産駒がこんなに活躍するとは恥ずかしながら全く想像していませんでした。
ゴールドシップは苦戦するだろうと思っていましたが、キズナやリアルインパクトの方が計算はできそうなのかなと想像していたのですが。。。このフェーズ強いダイワメジャーを押さえての2位とは恐れ入りました。

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まだこれだけのデータだと何とも言えませんが、洋芝に強いのか、小回り平坦に強いのか、雨が多かった今年の夏が「たまたま」エピファネイア産駒にフィットしてしまったのか・・・うーんどうなんでしょ。

その他、マジェスティックウォリアーなどはダートでも上位が期待できそうですし、ワールドエース産駒もこのフェーズの新馬戦では良く穴を開けてくれていました。

ディープ・キンカメの素質馬が多数出てくる秋競馬以降が本当の勝負にはなりますが、今後も新種牡馬には注目ですね。


活躍が目立った種牡馬&成績が下がってしまった種牡馬

まず、一目見て大きくジャンプアップしたのがタートルボウルとマツリダゴッホですよね。
両馬とも昨年は1着ゼロだったのですが、これについては特段理由も無いと思いますので・・・頭の片隅にでも。

そう言えば、東サラでやけに募集価格が高いタートルボウル産駒がいましたよね。
調べてみたら「レッドマリアベール」という名前で、ゲート合格後しがらきに戻って絶賛育成中のようです。仕上がり自体は進んでいるようですので、そのうち新馬戦で出てきたら注目して見るのも良いかもしれません。


一方で、大きく順位を落としているのがノヴェリストとハービンジャーで、これはある程度理由がありそうな気が。

まずノヴェリストについては、初年度から繁殖の質が良かったことが好成績に結びついていた面が強く、やはり「3年目の壁」。
ぶっちゃけ、現時点での産駒成績だと今後先細りになるのか再び上昇に転じるのか、かなり微妙なラインという気もしますね。。。

そして、ちょっと心配なのがハービンジャーですね。
もともと2歳戦・新馬戦から大活躍する種牡馬では無かったものの、ここまで未勝利とは。

もともとサンデー・タキオンを始めとしたサンデー系牝馬に付けるために連れてこられた部分もあったと思うのですが、その意味ではライバルも増えましたし、サンデーの血が入った種牡馬も孫やひ孫の世代に入ってきて、例えばモーリス辺りだとサンデーの3×4だったら全然OKという感じで今後ますます苦しくなってくるかもしれません。
(もっとも、「どうやらサンデークロスにはあまり良いことが無さそうだ」というムードも漂いつつありますので、その辺は今後どのような方向に進むのか、純粋に興味深いところではありますね。)

 

種牡馬データ【ダのみ・参考】(2019/6/1~9/1)

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こちらは本当にご参考まで、ダート戦のみの数字ですね。
上述の通り、ダート戦はたったの12鞍ですからほとんどデータとして意味をなさないと思います。
マジェスッティックウォリアーはある程度期待できそうだな(回収率低いですが)、サウスヴィグラスは昨年に引き継続き調子良さそうだな(なんででしょうねー?)、程度にご覧いただければ。

その他おまけデータいろいろ

生産者ランキング

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ここからはおまけデータということで、まずは生産者ランキングですね。

例年通りとも言えるのですが、素質馬の使いだしが年々早まる傾向が加速する中、ノーザンFの1着占有率がまた上がりました。
(昨年同時期は33勝、勝率23.4%、単回値80)。

平均人気2.7というのも(芝ミドルで複数出るケースもあることを考えると)凄いですが、それでいて単回値102というのも素晴らしいですね。

今まで幾度となく触れてきましたが、昔と違って2歳馬の仕上がりが早く進むようになり、育成段階からリードを大きく取れるノーザンF生産馬の1番人気馬は信頼度が高くなっています。

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妙味を考えたら4、5番人気が美味しいですが、とりあえず1~5番人気はベタ買いでも大丈夫そうです。

その他、牡馬と牝馬で分けたらどうなるのか、ノーザン系外厩の違いは出ているのか、非ノーザンF生産馬のノーザン系外厩馬(いわゆる『隠れノーザン』ですね)の成績はどうなのか・・・
この辺りはご興味おありの方は是非調べてみてください。
(どれもざっくり「良い」で済まされてしまうのでつまらないです。笑)
 

馬主ランキング

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こちらもお馴染みの名前がずらりと・・・もう社台RHとかが上位に顔を出す時代は来ないのでしょうか。
新馬戦開始当初、シルクが7連勝しててヤバいというのが話題になっていましたが、その後失速気味もトップをキープ。

これは3クラブの人気が過熱するわけですよね・・・私もキャロットに何頭かダメもとで申し込みましたが当然全部新規抽選にすらならず。
4頭申し込んだ1.5次募集で1頭でも出資できればまだ来年以降戦えるのですが・・・出資するだけでも本当に厳しい戦いです。


あとはこれもすでに予想記事で触れてきていますが、(新馬戦のみならず2歳戦全体に言えますが)今年はゴドルフィンが好調なのと、ラフィアンも今年は頑張りました。

一方で金子さんがまだ新馬勝ち1頭だけというのがやや気になりますが、これからポタジェなどまだまだ出てきますので、巻き返しに期待ですね。

~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~

ということで、ざっと見て参りました。
いつものように馬体重別とか枠順別とか色々出しては見たのですが、まだサンプル数が少ないこともあってあまり面白いデータは得られませんでしたので、その辺はまたフェーズ2以降で。


今週末の予想記事は多分印+α程度の簡易版になってしまうかと思いますが、ご了承いただければ幸いです。


それでは、最後までお読みいただき誠にありがとうございました。