こんばんは、umassyです。
週末の競馬が明けて、かったるい(失礼…)仕事始めの月曜日。
普段のルーティンだと先週末の競馬を復習して、新馬戦については回顧記事を今日・明日でアップするはずなのですが。。。
先週末、というか昨日の日曜日ですね。
余りにも色々な事が起きてお腹いっぱいというか、いまだに消化不良と言うか。
なんとなく、気持ちを整理しつつ雑談記事を書きたくなってしまいました。
(以前ちょっと書いた、「競馬ファンの1週間」的なお話しも最後にしましょうか。)
やらかしたぁ😱
— umassy (@umassy723) 2019年12月8日
菜七子応援してたら香港スプリント買い忘れた💦
あれ、阪神JF終わってるのか😅
— umassy (@umassy723) 2019年12月8日
リアアメリアが飛んだことだけTLで知りました。。。
まぁ勝手に好きな競馬をやってるだけなので文句とかではないのですが・・・ちょっとGⅠ含む2重賞と香港のGⅠ4つというのは忙しすぎましたね(苦笑)。
色々やらかしてしまいましたが、中身に入って参りましょう。
阪神JFについて。
まずはJRAの2歳牝馬によるGⅠ、阪神JFについて振り返りたいと思いますが、これはあっと驚く圧勝劇というか・・・
2歳レコードが出たことも含めて記録づくめの一戦になったわけですが、これ本当に変なレースだったんですよね。
ちょうどレースが終わった後、とらじろさんとも「ラップを分析してもいったい何が起きたのか・・・意味が分からないレースですね」みたいな話をしていたのですが、本当に、、、説明するのが非常に難しいレース。
どこが変だったかというと、
1. 結構ハイペースなのに縦長にならなかった
まずはこれですよね。
前半3Fが33.7秒で4Fが45.5秒。比較のために過去3年間のラップを併記すると、
2018年:12.2 - 10.7 - 11.9 - 12.2 - 12.1 - 11.0 - 11.8 - 12.2(3F34.8 - 4F47.0)
2017年:12.4 - 11.3 - 11.6 - 12.4 - 12.2 - 11.9 - 11.0 - 11.5(3F35.3 - 4F47.7)
2016年:12.4 - 11.0 - 11.3 - 12.0 - 12.1 - 11.5 - 11.5 - 12.2(3F34.7 - 4F46.7)
一番速かったのがソウルスターリングが勝った3年前ですが、それでも3Fで1秒遅く、明らかに例年の傾向とは異なるペースを逃げたレシステンシアが作り出した形です。
・・・にも関わらず、ちょうど3F地点ですが意外と団子状態なのですよね。
リアルタイムでレースをご覧になられていた方は、まずこのラップ表示で違和感を覚えたのではないでしょうか。
あれだけ折り合い不安だったリアアメリアが普通に走れていたのもこのペースが理由でしょう。
全体的にハイペースに付き合わされる形で、どの馬も脚が溜まりにくい流れだった。これが第1のポイントかなと思います。
2. ハイペースで引っ張った逃げ馬が上がり最速をマークした
そして、特に驚かされたのはこれですよね。
ドスローで各馬の上がりに差が付かないケースは別として、逃げ馬が上がり最速をマークするのは非常に珍しい事ですが、このレースはレシステンシアが上がり最速。
2位のクラヴァシュドール(35.5秒)、3位のリアアメリア(35.7秒)に明確な差を付ける35.2秒の上りを繰り出されては、他馬には為す術がありませんでした。
どれだけ珍しいか。
targetを使って、「全重賞、芝、良馬場、逃げた馬、上がり1位」で過去10年間調べた結果・・・レシステンシアただ1頭でした。
もう少し遡ると、
・2007年朝日杯FSのゴスホークケン
・2004年小倉大賞典のメイショウバトラー
・2004年シンザン記念のグレイトジャーニー
・2003年京都大賞典のタップダンスシチー
・2000年府中牝馬Sのトゥザヴィクトリー
と出てきますが、それでも2000年に入って6頭目ですし、ゴスホークケン以外は超スローの競馬です。
良く「逃げて差した」と表現されるサイレンススズカのあの金鯱賞でさえ、上がりは3位タイ。
さあ、これをどう評価すれば良いのか。
数字上はハイペースだけど馬群は縦長にならず、上がり最速をマークしたのは逃げ馬で、結局1・2着馬の4角通過順は1番手→3番手。
レコード決着になったように、地力が無ければ上位に来れないレースで、私の予想印、人気順どちらを見てもノーマークだったのはカワキタアジンくらい。
私は今のところ、レシステンシアが想定外に強すぎた一方で、「3強」が揃って初めて経験するハイペースの競馬に戸惑って能力を発揮できなかったことによってこの圧勝劇が生まれたものと整理していますが、いずれにしても。
レシステンシアがこのレースに関してメチャクチャ強かったのは間違いなく、なんとなくキタサンブラックの3~4歳時のように勝っても勝っても1番人気にならないキャラな気もしますので、強さを認めるなら今のうちなのかな・・・なんて考えたりしています。
カペラSと香港国際競争について。
もう、この時点で想定していたより1000文字くらい多いですね。。。
余りダラダラ書いてもという事で簡潔に。
カペラSでは、藤田菜七子騎手が東京盃に続いてJRAの重賞も勝利しましたね。
カペラS、菜七子騎手応援でちょっとだけ
— umassy (@umassy723) 2019年12月8日
3連単2頭軸マルチで④⑦-⑨⑫⑬⑭⑮
コパノ頭を厚めで😎
ゴールドクイーンがあそこまでだらしないとは予測できず・・・これは買い方ミスりましたが、完勝でしたね。
もともと馬の力は抜けていて、昨年は柴田大知騎手がお世辞にも好騎乗とは言えないレース内容で勝ちましたので、まぁ勝つだろうなと思って見ていましたが、このコンビを見ていると「馬が騎手を育てる」という言葉を実感しますね。
今回も自分でゴールドクイーンに鈴を付けに行くつもりだったようで、流れを見て控えましたが(その判断も速く、的確でしたね)、強く印象に残っているのがJBCスプリントでの強気な騎乗。
私があの時ノブワイルド本命にしたのは、誰もあの馬に競りかけて行かないだろうと高を括っていたから。
1200mに比べるとやや距離に不安があるコパノキッキングで、枠もかなり外でしたので正直彼女が「出していく」選択をするとは夢にも思っていませんでした。
それを、スタート後から押していき、結局武豊騎手のファンタジストが番手を主張したのでさらに外の3番手になってしまいましたが、コメントでは2番手を取りに行こうと思っていたと聞いて、本当に素晴らしいジョッキーになったと感じさせられました。
決して出していって好位で折り合わせるのが簡単な馬ではないと思うのですが、コパさんが仰るように、手が合うということもあるのでしょう。
レース後のコパさんのコメントからは、来年以降のコンビ継続もあり得るのかなという印象も受けました。
若手ジョッキーにとって、これだけの、それこそGⅠを狙える馬で経験を積めるというのは何物にも代えがたい貴重なチャンスですので、できれば来年以降もこのコンビを応援したいところです。
香港の方は・・・もう本当に軽くだけ。
モレイラ騎手の変幻自在な騎乗も松岡騎手とウインブライトのコンビも素晴らしかったですが、何と言ってもアドマイヤマーズが勝った香港マイル。
もう、言葉にならないというかあんなこと本当にあるんですね。。。
近藤利一オーナーが今回の香港遠征のために新調されたスーツに身を包んだ友道調教師と関係者が号泣する姿を見られただけでも、本当に良い日曜日になったなぁと思いましたね。
競馬ファンの1週間について
最後にこのテーマについて、簡単に。
まぁ大して書くことは無いのですが、皆様1週間どんなルーティンで競馬を楽しまれているのかなと思いまして。
学生なのか、社会人なのか、主婦なのか。
仕事は土日休みなのか、平日休みなのか。
未婚なのか既婚なのか、子供はいるのかいないのか。
人によって様々かなとは思うのですが、例えば私の場合。
1. 月曜・火曜 先週末の復習と今週末の重賞等のチェック
多くの会社員が土日休みであるように、競馬界って記者さんたちを含めて基本月・火休みなのですよね。
特に東西トレセンは月曜日が基本「全休日」で、翌日もいきなり強い追い切りはかけませんから、調教に関する情報も一切上がって来ません。
・・・ぶっちゃけ、競馬ファンにとっては大きなニュースもなくつまらない(笑)。
なので、この2日間は「競馬お休みなんだ」と割り切って、先週末の復習などはここで済ませてしまうのが理想的なサイクルです。
狙い馬がどんな競馬をしたのか、自分が予想した新馬戦の結果、次走狙える馬はいるのか。
それ以外のレースでも、展開や馬場を考えれば次走狙えそうな馬はいたのか。
私の場合はnetkeibaさんのマイホース(お気に入り?)機能を使ってコメントを残すようにしています。
あとは、私は東京に住んでいて月曜日の夕方にはギャロップを買えるので、週末の登録馬とか週中の地方重賞については軽く眺めて狙えそうな馬、楽しみなレースをチェックして。
・・・月曜、火曜はこんなものでしょうか。
2.水曜・木曜 週末の予想(の準備)
週末の競馬に向けた動きが出てくるのはこの辺りから、でしょうかね。
水曜のお昼休みにはターゲットで坂路調教をチェックできますし、夕方には想定が出てきますので、予想に取り掛かるという方も中にはいらっしゃるかもしれませんね。
ただ私の場合、この段階ではあまりがっつり予想せず、木曜日の夜からスタートすることが多いです。
この時点ではジョッキーも含めた出馬表が確定していますので、よほど枠順の有利不利が激しいコースでない限り、月曜・火曜に目を付けていた注目レースはここで予想まで終えてしまうのが理想。
週末のブログについても、下書きと言うか大枠と注目レースの予想コメントくらいをここで書けると、週末がだいぶ楽になります。
3.金曜~日曜 予想→(ブログアップ)→競馬→予想…
金曜日は仕事の帳尻合わせだったり会食だったりで忙しいことも多いのですが、夜はある程度(2時間程度でしょうか)時間を取って、翌日の新馬戦を予想。
(もれなくお酒が入っているので、予想しながら寝落ちすることもしばしば・・・)
早めに時間が取れた時は前日夜ですが、通常はオッズも見ながら決めたいので当日朝にブログの予想記事をアップして。
自分の予想に責任を持つという意味もあり、普段の土日はガッツリ競馬をできるわけではないので買い忘れ防止もあって、この時点で一緒に馬券も買ってしまいます。
土曜日は家族と過ごして、日曜日はオフィスで仕事をして。。。という事が多いので、日中は合間にレースを観たりtwitterしたりもしつつ、土曜の夜から日曜の朝にかけてはまた同じことの繰り返し。
・・・こうして見ると呆れるくらい、競馬の事ばっかり考えてますね。。。
昔から、競馬をやっていると1年があっという間に終わるなんて良く聞く話ですが、むべなるかな。
まぁこの点はきっと、どんな趣味を持たれていても一緒なのでしょうね。
このサイクルも今年はあとたったの2回(2.5回?)。
あと3週間余りで2020年を迎えてしまうわけですが(マジで怖い、歳取るのが怖い・・・)皆様はどんな1週間を過ごされていますでしょうか。
ということで、やっぱりダラダラ書き始めるとダメですね。
競馬も文章を書くのも大好きなのでついつい長くなってしまいますが、ここまでお付き合い頂いた方、本当に有難うございます。
明日は普通に新馬戦の回顧記事をアップしますが、もうめぼしい馬も出てこないと思いますので、かなり簡略化してしまおうかなと考えております。
それでは、改めて。
最後までお読み頂き、誠に有難うございました。